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ノルウェー旅行記の第2回です。
3日目はノルウェーのフィヨルド観光の玄関口となる港町、ベルゲンを観光します。
まずはオランダのスキポール空港からベルゲンへと飛びました。

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■ 3日目 2015年8月9日 日曜日

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朝5時半に起床。今日はオランダのスキポール空港7:50発のKLM1185便に乗ってノルウェーのベルゲンへと向かいます。ベルゲンはノルウェー西部のフィヨルド地方にある港町で、人口24万。ノルウェー第2の都市です。
中世より海洋貿易で栄え、ハンザ同盟の主要都市として発展したという歴史を持っています。

6時にホテルを出発。私が泊まったシチズンMホテルはスキポール空港第3ターミナルの隣にありますから空港直結と言えるのですが、これから乗るKLMのベルゲン行の出発は第1ターミナル。搭乗ゲートまでかなり歩きました。
出国時の荷物検査ではリュックの中のものを全部出されました。テロの影響か、最近厳しくなってきましたね。
ベルゲン行きの飛行機はフォッカー80というオランダ製の小型機で、日本では見ないタイプです。
通路を挟んで2人掛けと3人掛けの席が並んでいました。

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7:50に出発し、朝食のサンドイッチを食べ、9:30にノルウェーのベルゲンに到着しました。
ベルゲンはノルウェーのフィヨルド観光の拠点となる町なので、観光客が多いです。
通貨の両替が自動化されており、両替機に日本円を投入して希望の通過を押せば両替できる仕組みになっています。
ノルウェーの通過はクローネ。日本円よりもユーロから両替した方が得だと聞いていたので、ユーロを持ってきました。
250ユーロを2143クローネに両替です。
なお、2015年当時のレートでは1ユーロが8.77クローネ。日本円から直接両替する場合は1クローネが約17円でした。

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ノルウェーのベルゲンの空港にあったトイレのマーク。
男性も女性もトイレを我慢している仕草になっているのが面白いです。

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朝から観光客でにぎわうベルゲンの空港。ベルゲンの中心部まではバスでの移動となります。

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クレジットカード式の券売機で街の中心部までのバスの切符を購入。90クローネで約1500円です。
空港の外に出ると8月とは思えない寒さですね。18度ほどしかありません。

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10時に出発。ベルゲンの空港からは現在バスしか公共交通機関がありませんが、現在中心部からのトラムの延伸工事が進んでいます。おそらく2017年中に開業するでしょう。トラムがあれば中心部までダイレクトで安く行けるので便利になります。

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山道を抜けるとベルゲンの港町が見えてきました。

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10:20、空港から20分ほどでベルゲン駅に隣接したバスターミナルに到着しました。
バスは市内中心部まで行き、ホテルの近くまで行くのですが、駅からホテルまでの距離を歩いて知りたかったので駅で降りることにしました。

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駅前。日曜日でお店がほとんど閉まっているため、人通りがあまりありません。

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歩道なのに噴水があります。気づかず通ると足が濡れますね。

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これが先ほどのトラムです。数年前にできた新しいトラムで、現在ベルゲン中心部から郊外までを結んでいます。空港までの開通は2017年になりそうです。

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立派なベルゲン駅。

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中に入ってみました。オスロ行きの列車が発着するターミナルですが、本数はあまり多くありません。
オスロまでは夜行列車を入れて1日4本。途中のミュルダールまでのローカル列車が1時間に1本程度となっています。

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ミュルダール行の普通列車が入線してきました。
武骨な作りですね。

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明日はこの駅から鉄道とバスと船でフィヨルド観光。楽しみです。

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さて、ホテルへと向かいましょう。ホテルは駅から1キロ以上離れており、20分近くかかりそうです。
時刻は10:35。スーツケースを引きずりながら歩きだしました。

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駅からの道。洒落たお店が並んでいますが、日曜日なのでどの店もやる気です。
品のいい老夫婦から「日本人ですか?」と英語で尋ねられ、立ち止まるとキリスト教の勧誘が始まりました。
「アイムブッディスト、アイキャントスピーグイングリッシュ」と言ってそそくさと立ち去ります。

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青い壁のお洒落なお店。

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この道を歩けばベルゲンの港に出られるはずです。石畳の雰囲気ある道ですが、スーツケースを引きずって歩くのは大変です。

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ちょっとした広場に出ました。歴史ありげな建物が並んでいます。

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海が見えてきました。


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水色と白い窓枠が印象的な建物です。

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港周辺はバザーが行われており、いろいろなお店があります。

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おもちゃやお土産が売られています。あの気持ち悪い人形は何でしょう。

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毛糸の帽子や、使い道に困りそうな服が売られています。

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ベルゲンの海沿いは町の中心部です。

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偉い人の銅像。

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港周辺は魚市場です。

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取れたてのカニやエビが売られています。あとでじっくり歩きましょう。

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このあたりは観光客でにぎわっています。

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ベルゲンの主要観光地は港の東側にありますが、私が泊まるホテル「コンフォート ホテル ホルベルク」は港の西側。港からさらに歩きます。

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東側の山の上には展望台に登るケーブルカーがあります。今日は天気が良くありませんし、登ってもあまりいい景色は期待できません。

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ベルゲンは山に囲まれて平地が狭く、家並みが山肌に張り付くように建っています。

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港の中心部。古めかしい建物が並んでいます。

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カラフルな木造建築群が世界遺産のブリッゲン。

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ブリッゲンは中世の港の雰囲気を残しています。荷物を置いたら見学に行きましょう。

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結構な距離を歩いています、駅で降りず、バスでここまで来ればよかったと後悔しました。

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この辺りは近代的なビルやホテルが並んでいます。

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港を望むお城。見学できます。

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のんびり歩いていたら駅から30分もかかりました。
今日宿泊するコンフォート ホテル ホルベルクです。1泊1万円ですが、物価が高いノルウェーではこれでも安いのです。
安いだけあって対応はあまり良くありません。フロントにはスタッフが1人しかおらず、しかも延々と電話しており荷物が預けられません。
10分待たされてようやくスタッフに話しかけるとまだチェックインできないから荷物を預かるとのこと。
しかし保管所となっている会議室の鍵を渡され、自分で持って行くように言われました。
同じタイミングでやってきた別の宿泊客と一緒にホテルのロビーの奥にある会議室まで荷物を置きに行き、フロントに鍵を返して一休み。スタッフが足りないのでしょうか。自分でやれとは驚きです。
幸いコーヒーと紅茶が無料なので、温かい紅茶を2杯飲み、11時半にホテルを出ました。
次回はベルゲン観光です。

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