
ノルウェー旅行記の第19回です。
いよいよ欧州最北端の駅ナルヴィクに向かう夜行列車、ノールランストーグ号に乗車します。
ストックホルムを出発し、夕闇の中を北上しました。
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■ 5日目 2015年8月11日 火曜日

ストックホルムの観光を終え、ストックホルム中央駅に戻ってきました。
これから夜行列車ノールランストーグ号に乗ってスウェーデンを北上し、ヨーロッパ最北端の駅ナルヴィク駅を目指します。

ノールランストーグ号はスウェーデンを代表する夜行列車です。
夕方にスウェーデンの首都ストックホルムを出発しスカンジナビア半島を北上。
北極圏に入りキルナの鉄鉱石鉱山を経由し、ノルウェー北部のナルヴィクまでの1600キロを走ります。
ほとんどがスウェーデン国内を走りますが、終点のナルヴィク付近の40キロがノルウェー国内を走ります。
ナルヴィクはヨーロッパ最北端の駅で、キルナ鉱山の鉄鉱石を港から積み出すために作られた駅です。
ナルヴィクはノルウェー国鉄の路線とつながっておらず、スウェーデン国鉄の飛び地のようになっています。

ノールランストーグ号はストックホルムを17:55に出発し、終点のナルヴィクには翌日の16:06に到着。約22時間の長旅です。
子供のころに宮脇俊三氏の著書『汽車旅は地球の果てへ』でこの列車の乗車記を読んで以来ずっと乗りたいと思っていました。ようやく悲願がかない、私の心は高鳴りっぱなしです。
ナルヴィクまでの切符はスウェーデン国鉄のホームページで購入しました。
奮発して1人用個室寝台で、料金は1498スウェーデンクローナ。約18000円です。距離を考えると日本より安いかもしれません。
ただ、スウェーデン国鉄のホームページでは日本のクレジットカードが使えないため、ペイパルを使って支払っています。

駅のフードコートでハンバーガーを食べて時間をつぶし、いよいよ乗車ホームへ。
黒い機関車が出迎えてくれました。

黒一色の客車とシルバーの客車が10両連なっています。
私が乗る10号車はどうやら先頭です。

後方から座席車1両、6人用個室のクシェット車が2両。食堂車、3人用シャワーなし個室車が2両、2人用シャワー付き個室が1両、1人用個室車が2両です。
後ろの車両はナルヴィクではなくボスニア湾のルーレオという港町に行く客車でした。途中のボーデン駅で切り離しをするのでしょう。

先頭の電気機関車。ゴツイ風貌です。

先頭のナルヴィク行き個室寝台車です。さあ、乗りましょう。

これがノールランストーグ号の1等個室寝台車です。
2段ベッドの下段のみ使用。部屋は狭くスーツケースを広げるには下段のベッドを持ち上げる必要があります。

室内にはトイレと洗面台とシャワーがあります。これは豪華!

個室寝台車の通路。結構狭いです。

時間通りに出発しました。22時間の長旅です。海外の夜行列車に乗るのはいつも心が躍ります。

ストックホルムの都市圏を抜け、北極圏まで北上します。

だんだんと日が暮れてきました。今は夏ですから、完全に日が暮れるのは22時過ぎです。

列車は森の中を走ります。

白樺でしょうか。

綺麗な夕焼けですね。

小さな駅に停車しました。

ホームに美女が2人。白と黒。絵になる光景です。

21時になろうとしていますが、まだ明るいです。
隣に止まっているのは通勤電車でしょう。

最近のヨーロッパはどこの国も普通列車のデザインはこんな感じで代わり映えしません。
古い車両が無くなるまでにいろいろ乗っておいた方がよさそうですね。

駅を出発。ちょっとした町のようです。

そろそろ陽が沈みます。

素晴らしい景色です。

急激に気温が下がったせいか霧が発生しています。

幻想的な景色です。

夕焼けに包まれた家。

夕霧の牧場。

何もないところで列車が停車しました。列車の行き違いがあるようです。

対向列車がやってきました。

貨物列車です。

ずいぶん長い貨物列車ですね。

再び夕霧の中を走りだします。

踏切を渡ります。ちょっとした集落がありました。

夕暮れを映す湖。鏡のような湖面です。

夜22時。美しい夕焼けですね。明日はどんな景色が見られるでしょうか。

暗くなったので車内を探検してみましょう。

食堂車にやってきました。満席で座れません。
メニューはレンジでチンするレトルト物ばかり。これなら部屋でお菓子でも食べていた方がよさそうですね。

座席車の様子。前後の間隔は広いですが、これで一晩はきついです。

海が見えます。ボスニア湾です。

路線バスが止まっています。

ヨットハーバーです。

22時過ぎてもこれだけ明るいのはやはり北欧ですね。
今日は5時前に起きてオスロから移動してきましたから疲れています。
22時過ぎにシャワーを浴び、ベッドに入って眠りにつきました。

列車が止まった気配で目覚めました。時刻は深夜2時半です。

ウーメオという港町の駅でした。1時間ほど停車し、3:40に出発しました。
明日はボーデン駅を経由しキルナ駅に到着します。
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ストックホルムの観光を終え、ストックホルム中央駅に戻ってきました。
これから夜行列車ノールランストーグ号に乗ってスウェーデンを北上し、ヨーロッパ最北端の駅ナルヴィク駅を目指します。

ノールランストーグ号はスウェーデンを代表する夜行列車です。
夕方にスウェーデンの首都ストックホルムを出発しスカンジナビア半島を北上。
北極圏に入りキルナの鉄鉱石鉱山を経由し、ノルウェー北部のナルヴィクまでの1600キロを走ります。
ほとんどがスウェーデン国内を走りますが、終点のナルヴィク付近の40キロがノルウェー国内を走ります。
ナルヴィクはヨーロッパ最北端の駅で、キルナ鉱山の鉄鉱石を港から積み出すために作られた駅です。
ナルヴィクはノルウェー国鉄の路線とつながっておらず、スウェーデン国鉄の飛び地のようになっています。

ノールランストーグ号はストックホルムを17:55に出発し、終点のナルヴィクには翌日の16:06に到着。約22時間の長旅です。
子供のころに宮脇俊三氏の著書『汽車旅は地球の果てへ』でこの列車の乗車記を読んで以来ずっと乗りたいと思っていました。ようやく悲願がかない、私の心は高鳴りっぱなしです。
ナルヴィクまでの切符はスウェーデン国鉄のホームページで購入しました。
奮発して1人用個室寝台で、料金は1498スウェーデンクローナ。約18000円です。距離を考えると日本より安いかもしれません。
ただ、スウェーデン国鉄のホームページでは日本のクレジットカードが使えないため、ペイパルを使って支払っています。

駅のフードコートでハンバーガーを食べて時間をつぶし、いよいよ乗車ホームへ。
黒い機関車が出迎えてくれました。

黒一色の客車とシルバーの客車が10両連なっています。
私が乗る10号車はどうやら先頭です。

後方から座席車1両、6人用個室のクシェット車が2両。食堂車、3人用シャワーなし個室車が2両、2人用シャワー付き個室が1両、1人用個室車が2両です。
後ろの車両はナルヴィクではなくボスニア湾のルーレオという港町に行く客車でした。途中のボーデン駅で切り離しをするのでしょう。

先頭の電気機関車。ゴツイ風貌です。

先頭のナルヴィク行き個室寝台車です。さあ、乗りましょう。

これがノールランストーグ号の1等個室寝台車です。
2段ベッドの下段のみ使用。部屋は狭くスーツケースを広げるには下段のベッドを持ち上げる必要があります。

室内にはトイレと洗面台とシャワーがあります。これは豪華!

個室寝台車の通路。結構狭いです。

時間通りに出発しました。22時間の長旅です。海外の夜行列車に乗るのはいつも心が躍ります。

ストックホルムの都市圏を抜け、北極圏まで北上します。

だんだんと日が暮れてきました。今は夏ですから、完全に日が暮れるのは22時過ぎです。

列車は森の中を走ります。

白樺でしょうか。

綺麗な夕焼けですね。

小さな駅に停車しました。

ホームに美女が2人。白と黒。絵になる光景です。

21時になろうとしていますが、まだ明るいです。
隣に止まっているのは通勤電車でしょう。

最近のヨーロッパはどこの国も普通列車のデザインはこんな感じで代わり映えしません。
古い車両が無くなるまでにいろいろ乗っておいた方がよさそうですね。

駅を出発。ちょっとした町のようです。

そろそろ陽が沈みます。

素晴らしい景色です。

急激に気温が下がったせいか霧が発生しています。

幻想的な景色です。

夕焼けに包まれた家。

夕霧の牧場。

何もないところで列車が停車しました。列車の行き違いがあるようです。

対向列車がやってきました。

貨物列車です。

ずいぶん長い貨物列車ですね。

再び夕霧の中を走りだします。

踏切を渡ります。ちょっとした集落がありました。

夕暮れを映す湖。鏡のような湖面です。

夜22時。美しい夕焼けですね。明日はどんな景色が見られるでしょうか。

暗くなったので車内を探検してみましょう。

食堂車にやってきました。満席で座れません。
メニューはレンジでチンするレトルト物ばかり。これなら部屋でお菓子でも食べていた方がよさそうですね。

座席車の様子。前後の間隔は広いですが、これで一晩はきついです。

海が見えます。ボスニア湾です。

路線バスが止まっています。

ヨットハーバーです。

22時過ぎてもこれだけ明るいのはやはり北欧ですね。
今日は5時前に起きてオスロから移動してきましたから疲れています。
22時過ぎにシャワーを浴び、ベッドに入って眠りにつきました。

列車が止まった気配で目覚めました。時刻は深夜2時半です。

ウーメオという港町の駅でした。1時間ほど停車し、3:40に出発しました。
明日はボーデン駅を経由しキルナ駅に到着します。
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