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ノルウェー旅行記の第22回です。
ノールランストーグ号に乗車しストックホルムから欧州最北端の駅ナルヴィクへ。
ノルウェー国内に入った列車はフィヨルドを左手に臨みつつ西へ。ついに終点ナルヴィクに到着しました。

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■ 6日目 2015年8月12日 水曜日

cizu

ストックホルムから夜行列車ノールランストーグ号に乗りスカンジナビア半島を北上。北極圏に西に向かい、いよいよスウェーデンからノルウェーに入りました。終点であるヨーロッパ最北端の駅ナルヴィクまであと少しです。

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スウェーデン側最後の駅リックスグレンセン駅駅を出発し、山の中を7分ほど走り、トンネルを抜けると駅に停車しました。
ノルウェー側の最初の駅ビヨルンフェル駅に到着しました。ホームは1面だけですが線路は3線。貨物列車とすれ違います。
貨物列車とは30分に1回はすれ違いますからかなりの運行頻度です。土地は余っているのですから伏線にすればいいと思うのですが、なぜか単線のままです。

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しばらく停車し、ビヨルンフェル駅を発車。立派な交換設備以外何もない駅です。

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と思った駅舎の前に人がいました。自転車に乗ってどこかに行くようです。

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ノルウェー側に入ると天気が悪くなってきました。今にも降りそうな雲です。

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列車は複雑な地形に寄り添うように、曲がりくねりながら進みます。車窓からはこれから渡るであろう、急峻な谷間に架かる橋が見えています。

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切り立った崖ですね。

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少しだけ晴れ間がのぞいてきました。

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スケールが大きすぎて表現のしようがありません。

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小さな川が見えます。

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池。ここはもう山の上です。

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この急流が太平洋に流れ落ちていきます。

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駅に停車。周りに家などありませんが、それでも駅があります。

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谷間が広がってきました。

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虹が見えます。

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まるで何かに削り取られたかのような地形。
長い年月をかけて氷河に削られてこの急峻な地形が出来上がりました。

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振り返れば今まで走ってきた線路が見えています。よくこんなところに線路を通しましたね。

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崖の上から流れ落ちる滝。

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谷底には急流。

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谷底を流れる川は緑の中を曲がりくねっています。

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急に水が広がりました。これがフィヨルドです。

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なんという荒々しい景色でしょう。フィヨルドが織りなす大自然の迫力に圧倒されます。

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フィヨルドに沿って走る夜行列車。海が見えているということは、終点が近づいてきたことを意味します。

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大きな橋が見えてきました。フィヨルドを横断する吊り橋です。

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これから走る線路。工事中です。

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フィヨルドを横目に西へ。

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日立の重機です。日本の重機を見ると嬉しくなります。

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崖の上の駅。

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一人降りました。

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線路の更新作業をしているようです。貨物の大動脈ですからメンテナンスもしっかりやらなければなりません。

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雄大なフィヨルドを見下ろします。

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先ほどの吊り橋が眼下にあります。

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空があかるくなってきました。

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立派な吊り橋ですね。

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鉄鉱石の貨物列車とすれ違います。

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雲がずいぶん低いです。北の果ての北極圏だからでしょうか。

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建設中の吊り橋です。

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フィヨルドの交通はフェリーが主体でしたが、各地で橋をかけているようです。

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フィヨルドが広がりました。間もなく大西洋です。

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16:28。ストックホルムから22時間半。
20分ほど遅れて終点のナルヴィクに到着しました。
ヨーロッパ最北端の駅です。

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私が乗ってきた客車です。

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ホームに建つ石碑。

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私が乗っていた客車は最後尾なので、駅舎に向かって歩きます。

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蒸気機関車が展示されていました。

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ナルヴィクの駅舎です。

次回はヨーロッパ最北端の駅があるナルヴィクを散策します。


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