
ノルウェー旅行記の第25回です。
ヨーロッパ最北端の駅ナルヴィクからノルウェー国鉄のファウスケ駅まで路線バスで南下します。
太古の昔に氷河に削られることによって出来上がったフィヨルドの複雑な地形に沿って走りました。
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■ 7日目 2015年8月13日 木曜日

ヨーロッパ最北端の駅があるナルヴィクから路線バスに乗ってフィヨルドを南下。ノルウェーの首都オスロからの北上する鉄道のファウスケ駅に向かっています。
ナルヴィクからファウスケへのルート。R6という幹線道路を通りますが、非常に複雑な地形であることが分かります。総延長248キロ。バスで5時間近くかかります。

バスを乗り換え、ファウスケに向けてひたすら南下します。

かつて氷河に削られてできた急峻な岩山です。

太古の自然が残っている、そんな景色です。

フィヨルドに面したコテージ。日本の国旗を見ると嬉しくなります。

フィヨルドの海が見えます。晴れたり曇ったり。天気が目まぐるしく変わります。

バス停がありました。ミニバンが止まっています。

9:37に到着。バス停で客を乗せました。どうやらミニバンは地域のミニバスで、乗ってきた客はミニバスからファウスケ・ボーデ行きのこのバスに乗り換える客のようです。

大きなミニバンです。

出発。上り坂に差し掛かると先ほどのフィヨルドが良く見えます。

電柱や余計なものが一切ない、雄大な景色です。

森と水の国、という言葉がぴったり来ますね。

道路に羊の群れが休んでいました。

晴れてきました。緑の森がどこまでも広がっています。

9:50.山の中のバス停に停車。ここでもローカルバスのミニバスが止まっており、乗り換え客を乗せました。

ファウスケはまだまだ先です。

北国特有の針葉樹林です。

道路工事をしています。

片側相互通行になっていました。「Follow Me」と書かれた赤い車に先導され、ゆっくりと進みます。

10:15にInnhavetというバス停に到着。ホテルとカフェがあり、ここで5分間のトイレ休憩となりました。

立派なバスターミナルのような敷地ですが、やってくるバスは1日2往復しかありません。
私はトイレへ。運転手さんは始発のナルヴィクで積み込んだ新聞などをホテルに届けているようです。

トイレから戻ると運転手さんから「君はいっぱい写真を撮っているね。ここならバスを正面から撮れるよ」と声をかけられました。

トイレを済ませ出発。海沿いを進みます。

また雲が増えてきました。海の水が鉛色になります。

静かな入り江。小さな船が浮いています。

フィヨルド地帯は起伏が激しく、山道になりました。北極圏ですから8月でも雪山です。

突然海が見えたかと思うと、ごつごつした岩のある川を渡ります。ミニ鬼押し出しのような地形です。

ここのバス停では家族連れが乗り込んできました。

長い年月をかけて氷河に削られこのような地形になったのでしょうか。

バスはフィヨルドに沿って進みます。途中ドライブインがあり、運転手さんがナルヴィクで積んだ新聞を届けに行きました。

白い雲が垂れ込めています。8月とは思えない、寒々とした景色です。

何もないところでバスが停車しました。道端に緑色の台があり、手紙などが入ったクリアケースと荷物を入れる箱が置かれています。運転手さんはバスを降り、これらの荷物をバスに詰め込みました。周りには誰もいませんが、田舎なので盗む人もいないのでしょう。
北欧の北の果てでは路線バスが郵便屋と宅配便の代わりを務めているのですね。日本でも過疎地の路線バスが宅配便の荷物を運ぶサービスが始まっていますが、北欧でも同様のサービスがすでに行われていました。

相変わらず雲が低く垂れこめています。フィヨルドの複雑な地形はどれだけ見ても飽きません。

山道に入り、小川を渡ります。

また道路工事です。

バスは工事個所を徐行しながら進みます。

霧が出てきました。

山を下るとまたフィヨルドの入り江です。

バスはホテルの駐車場で止まりました。運転手さんが「ポストマンをやってきます」と言ってバスを降り、新聞を届けに行きました。

バスが来るのか不安になりそうなバス停。こんなバス停でも人が乗ってきます。

道が狭くなりました。この辺りは険しい山道です。

山道かと思えば入り江があるし、本当に目まぐるしく景色が変わります。

大きな橋が見えています。

だいぶ南に来たせいか、景色が穏やかになってきた気がします。

海沿いに工場が見えました。家が増えてきましたし、ファウスケまではもうすぐです。

また雨が降ってきました。

バスは主要道を外れ、住宅地に入りました。バス停で客を乗せ、ファウスケを目指します。

入り江のバス停で客を乗せ、座席がほとんど埋まりました。

穏やかな入り江です。

入り江をまたぐ橋を渡りファウスケへ。この辺りにはオートキャンプ場があります。

町中に入りました。いよいよファウスケ駅に到着です。

12:11。ほぼ定刻通りにファウスケ駅に到着しました。たくさんの客が降り、たくさんの客が乗車しました。
バスはここからさらに大西洋沿いの港町ボーデまで向かいますが、私は鉄道駅のあるここファウスケで下車します。
トロンヘイム行きの列車は13:11発で1時間ほどありますから、ここで昼ご飯にしましょう。
次回は列車に乗って南下します。
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ヨーロッパ最北端の駅があるナルヴィクから路線バスに乗ってフィヨルドを南下。ノルウェーの首都オスロからの北上する鉄道のファウスケ駅に向かっています。
ナルヴィクからファウスケへのルート。R6という幹線道路を通りますが、非常に複雑な地形であることが分かります。総延長248キロ。バスで5時間近くかかります。

バスを乗り換え、ファウスケに向けてひたすら南下します。

かつて氷河に削られてできた急峻な岩山です。

太古の自然が残っている、そんな景色です。

フィヨルドに面したコテージ。日本の国旗を見ると嬉しくなります。

フィヨルドの海が見えます。晴れたり曇ったり。天気が目まぐるしく変わります。

バス停がありました。ミニバンが止まっています。

9:37に到着。バス停で客を乗せました。どうやらミニバンは地域のミニバスで、乗ってきた客はミニバスからファウスケ・ボーデ行きのこのバスに乗り換える客のようです。

大きなミニバンです。

出発。上り坂に差し掛かると先ほどのフィヨルドが良く見えます。

電柱や余計なものが一切ない、雄大な景色です。

森と水の国、という言葉がぴったり来ますね。

道路に羊の群れが休んでいました。

晴れてきました。緑の森がどこまでも広がっています。

9:50.山の中のバス停に停車。ここでもローカルバスのミニバスが止まっており、乗り換え客を乗せました。

ファウスケはまだまだ先です。

北国特有の針葉樹林です。

道路工事をしています。

片側相互通行になっていました。「Follow Me」と書かれた赤い車に先導され、ゆっくりと進みます。

10:15にInnhavetというバス停に到着。ホテルとカフェがあり、ここで5分間のトイレ休憩となりました。

立派なバスターミナルのような敷地ですが、やってくるバスは1日2往復しかありません。
私はトイレへ。運転手さんは始発のナルヴィクで積み込んだ新聞などをホテルに届けているようです。

トイレから戻ると運転手さんから「君はいっぱい写真を撮っているね。ここならバスを正面から撮れるよ」と声をかけられました。

トイレを済ませ出発。海沿いを進みます。

また雲が増えてきました。海の水が鉛色になります。

静かな入り江。小さな船が浮いています。

フィヨルド地帯は起伏が激しく、山道になりました。北極圏ですから8月でも雪山です。

突然海が見えたかと思うと、ごつごつした岩のある川を渡ります。ミニ鬼押し出しのような地形です。

ここのバス停では家族連れが乗り込んできました。

長い年月をかけて氷河に削られこのような地形になったのでしょうか。

バスはフィヨルドに沿って進みます。途中ドライブインがあり、運転手さんがナルヴィクで積んだ新聞を届けに行きました。

白い雲が垂れ込めています。8月とは思えない、寒々とした景色です。

何もないところでバスが停車しました。道端に緑色の台があり、手紙などが入ったクリアケースと荷物を入れる箱が置かれています。運転手さんはバスを降り、これらの荷物をバスに詰め込みました。周りには誰もいませんが、田舎なので盗む人もいないのでしょう。
北欧の北の果てでは路線バスが郵便屋と宅配便の代わりを務めているのですね。日本でも過疎地の路線バスが宅配便の荷物を運ぶサービスが始まっていますが、北欧でも同様のサービスがすでに行われていました。

相変わらず雲が低く垂れこめています。フィヨルドの複雑な地形はどれだけ見ても飽きません。

山道に入り、小川を渡ります。

また道路工事です。

バスは工事個所を徐行しながら進みます。

霧が出てきました。

山を下るとまたフィヨルドの入り江です。

バスはホテルの駐車場で止まりました。運転手さんが「ポストマンをやってきます」と言ってバスを降り、新聞を届けに行きました。

バスが来るのか不安になりそうなバス停。こんなバス停でも人が乗ってきます。

道が狭くなりました。この辺りは険しい山道です。

山道かと思えば入り江があるし、本当に目まぐるしく景色が変わります。

大きな橋が見えています。

だいぶ南に来たせいか、景色が穏やかになってきた気がします。

海沿いに工場が見えました。家が増えてきましたし、ファウスケまではもうすぐです。

また雨が降ってきました。

バスは主要道を外れ、住宅地に入りました。バス停で客を乗せ、ファウスケを目指します。

入り江のバス停で客を乗せ、座席がほとんど埋まりました。

穏やかな入り江です。

入り江をまたぐ橋を渡りファウスケへ。この辺りにはオートキャンプ場があります。

町中に入りました。いよいよファウスケ駅に到着です。

12:11。ほぼ定刻通りにファウスケ駅に到着しました。たくさんの客が降り、たくさんの客が乗車しました。
バスはここからさらに大西洋沿いの港町ボーデまで向かいますが、私は鉄道駅のあるここファウスケで下車します。
トロンヘイム行きの列車は13:11発で1時間ほどありますから、ここで昼ご飯にしましょう。
次回は列車に乗って南下します。
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涼しさ、見慣れぬ岩山含めた自然は寂しくもあり、詩人にしてくれそう。
ノスタルジア。
そんなことを思い起こさせる情景です。