
6月下旬に那覇で行われた西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズの試合観戦の合間に沖縄本島の東南にある離島、久高島に行ってきました。
久高島は琉球神話では創生神であるアマミキヨがこの島に降りて国造りを始めた聖地とされ、現在はパワースポットとして人気を集めています。
いったいどんな島なのでしょうか。まずは久高島へのフェリーが出る安座間港へと向かいました。
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朝8時に那覇バスターミナルへ。
久高島へのフェリーが出る安座間港へは、那覇バスターミナルから東陽バスの38番系統志喜屋行きに乗車し、安座間サンサンビーチ入口で下車します。所要約1時間。
ただし、那覇バスターミナルは現在工事中で、バス乗り場の位置が大幅に変わっていました。案内所で聞いたところ志喜屋行きのバスは一つ先の上泉バス停が始発とのことでした。急ぎましょう。

上泉バス停で待つこと10分。志喜屋行きのバスがやってきました。

途中の営業所でバスの乗り換えがあり、約1時間で安座間サンサンビーチ入口に到着。バスを降ります。

バス停から安座間港までは徒歩5分ほどです。

久高島へはフェリーと高速船があり、高速船は90円増し。全部で6往復です。
フェリーの往復券を買った場合でも、帰りの便が高速船であれば差額の90円を追加で払います。
港で切符を買い、10時出航の船に乗り込みます。

久高島に向け出港。

見えてきました。あの平坦な島が久高島です。

安座間港から30分弱で久高島に到着です。

安座間島の徳仁港に入港します。

ついに久高島に上陸しました。

平坦な島なので、島巡りは自転車が一番。フェリーの事務所に併設されたレンタサイクル屋で自転車を借ります。1日1000円です。

まずは島の南側の道へ。島を一周しましょう。

海が見えました。ピザ浜です。

青い海が見えてきましたよ。

白い、きれいな砂浜です。

天気にも恵まれました。暑いですが、気持ちがいいです。

しばし砂浜で海を見つめます。
平日ですから観光客の姿もまばら。いい時に来ました。

砂利道を東へ。久高島には川が無いので、雨水をためる水がめが各所に設置されています。

水が溜まっています。

ここはイシキ浜と呼ばれる場所です。

行ってみましょう。

イシキ浜はかつて沖縄の彼方にある異界「ニライカナイ」から訪れる神様が船を停泊させる神聖な浜です。
聖地なので遊泳は禁止。浜の砂も石も持って帰ってはいけないことになっています。

綺麗な砂浜ですね。
伝説ではここイシキ浜にニライカナイから五穀の種が入った壺が流れ着いたとされ、以来五穀発症にまつわる祭事が年中行事として行われています。

パワースポットでもあるイシキ浜。ただただ海を見つめるだけでも心が洗われます。

東側はごつごつとした岩場です。

花が咲いていました。

再び自転車で東へ。大きな木がありました。

細い道を歩いて海へ。

ウパーマと呼ばれる浜です。

どこまでも続く道。島の突端まであと少しです。

島の東端であるカベール岬につきました。

カベール岬は神話では琉球の創生神アマミキヨが白馬の姿で降り立った場所とされています。

岩場がありました。降りてみましょう。

打ち寄せる波を眺めます。

岩場の穴には小さな魚が泳いでいます。釣りスポットとしても有名とのことです。

それにしてもきれいな海です。海の底が肉眼でもよく見えます。

カベール岬から島の北側の道を西へと向かいます。

この辺りはロマンスロードと呼ばれ、とても景色がいい道です。

浜に降りる階段がありました。降りてみましょう。

ウチパーラと呼ばれる海岸です。

なんという綺麗な海でしょう。

青い空とコバルトブルーの海。水着を持ってこなかったことを後悔しました。

この浜は聖地ではないので泳いでいいのです。失敗した。

こんなきれいな海はなかなか見られません。

階段を登り、東屋で海を眺めながら休憩します。風が気持ちいいです。

2時間ほどで集落に戻ってきました。

島の西側にある集落。とてものどかです。

時刻は14時。次の船まで時間があるので食事処とくじんに入り、久高御膳をいただきました。
お刺身やもずくの天ぷらがおいしかったです。
景色と料理を堪能し、15時の高速船で安座間港へ戻りました。
高速船は久高島から15分で安座間港に到着。安座間サンサンビーチ入口から那覇に戻るバスは16:14発まで無いのですが、1本前の15:14発のバスが遅れているかもしれません。
沖縄ではバスがよく遅れますから、可能性に賭けてバス停まで走りました。
すると案の定バスはかなり遅れ、20分過ぎにやってきたので、1本前のバスで無事那覇に帰ることができました。
久高島は、海がとてもきれいでおすすめです。疲れた体と心をリフレッシュできますよ。
現在はバスの時刻が変わっているので、最新の時刻は東陽バスのホームページで確認してください。
久高島への船はこちらをご覧ください。
トキメキながらの自転車だったと思います。