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ノルウェー旅行記の第27回です。
ファウスケ駅からノルウェー国鉄に乗車しトロンヘイムへ。
フォトジェニックなフィヨルドの美しさを堪能しつつ、夕暮れの中を列車は走ります。


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■ 7日目 2015年8月13日 木曜日


ノルウェー国鉄のファウスケという駅から大西洋沿岸のフィヨルド地方を南下し、トロンハイムという町に向かっています。

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終点まで9時間の長旅ですが、水と緑豊かな景色が続き、見ていて飽きません。

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ところどころに駅があり、かわいらしい駅舎があります。家があるようには見えませんが、利用客がいました。

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川を渡ります。

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普通列車とすれ違いました。

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列車はフィヨルドの海に沿って走ります。何と美しい景色でしょうか。
波が全くありません。どんよりとした曇り空と陸地の姿を鏡のように映し出しています。

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夜9時を過ぎ、日が傾いています。海の向こうの空が幻想的な輝きを見せ始めました。
斜めの線は車内の蛍光灯です。

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とても静かです。

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小舟と木々を鏡のように映す水面。素晴らしい景色です。こんな車窓がどこまでも続きます。

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列車はカーブして海岸から離れていきます。

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駅に停車しました。青い小さな駅舎です。

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再び海岸に沿って走ります。波一つない海に小船が2艘浮かんでいます。

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まるで風景画の世界です。

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日が暮れてきました。西の空と海がまぶしく輝いています。

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なんとも幻想的な、美しい景色です。車内にいながらこんな景色が撮れるのですから驚きですね。

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雲の形を鏡のように映す水面。

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黒い陸地と銀色の水面が美しいです。

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銀色の海に浮かぶ小船。まさに風景画です。パソコンの壁紙にしたいです。

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入り江に停泊するボート。

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海が広がりました。西日が当たり、陸地が明るく輝いています。

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22時。今日も長い1日でした。そして長い距離を移動しました。

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見晴らしがよくなりました。

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細長い岬には人家が点在しています。

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22時だというのにまだ明るいですね。

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貴族の邸宅のような駅舎がありました。

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小島が浮かぶ、複雑な海岸線です。

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まもなく日が暮れようとしています。

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フィヨルドの小さな島や岬の向こうに陽が沈もうとしています。

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小さな駅に止まりました。

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フィヨルドに沈む夕日。

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本当にきれいな景色です。こんな景色がずっと見られるのですから、ノルウェーに来てよかったです。

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陽が沈んでいきます。

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きれいな夕暮れですね。

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長い1日が終わろうとしています。1日の締めくくりには最高の景色ですね。

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22時5分に終点のトロンハイム駅に到着しました。
この駅から夜行列車に乗り換えれば明日の朝にオスロ到着となりますが、今日は無理せずトロンハイムで一泊します。

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駅舎はそれほど大きくありません。夜行列車を待つ人たちがベンチに座っています。

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駅の外に出ました。

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トロンハイムは大西洋岸の港町。駅前には運河が流れています。

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ホテルは町の中心部にあり、駅からは歩いて10分程度です。

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少し潮の香りがします。

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運河を渡り町へと歩きましょう。

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路線バスが橋を渡っていきます。

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洒落た建物が並びます。

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今日のホテルは「クラリオン コレクション ホテル バケリエット」といい、かつてパン工場だった建物を改装したそうです。
建物は古いですが、部屋が新しいようでした。しかし洗面所の掃除が甘く、ごみや髪の毛が結構落ちていました。
シャワーブースの敷居がカーテンだけで、しかも床と隙間があるので床が水びだしになってしまいます。
テーブルの上の照明が壊れていて動作しません。ベッドの上の照明もダメでしたが、これはこれはコンセントが外れていただけでした。あまり点検していないようですね。

ここで事件が起こりました。
荷ほどきをしようとしたら、スーツケースのカギがないのです。
貴重品入れに入れたはずなのですが見つかりません。
充電ケーブルや貴重品、パソコンなどはリュックに入れていましたから、スーツケースの中にあるのはほぼ着替えだけです。貴重品類を入れてなかったのが不幸中の幸いと言えるでしょう。
ともあれ残り2泊。着替えがありません。歯も磨けません。
街に繰り出して店を探しましょう。夕食もまだです。

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トロンハイムには大学があるので若者が多い印象です。皆夜遅くまでお酒を飲んで騒いでいました。
しかし残念ながら服関連の店はもう閉まっていました。
セブンイレブンに歯ブラシセットがありましたが、北欧人基準で私には大きすぎます。
しかたありません。私はケバブ屋で99クローネ。約1500円のケバブサンドを食べました。

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写真屋がありました。なぜかジャパン・フォトと書いてあります。夜遅いですし、ホテルに戻りましょう。

とりあえず明日は今日着ている服を着るしかありません。シャワーを浴びて全裸マンとなった私は、洗面台で今日着た服を洗いました。
翌朝までに乾くか心配でしたが、奇跡的なことに部屋にアイロンがありました。水を絞ったパンツにアイロンを当てて無理やり水気を飛ばすと、30分ほどで穿ける程度には乾きました。
シャツなどはデロンギに置き、朝まで最大出力にしておけば乾くでしょう。
ここは北欧ですから夏でも暖房設備が使えます。北欧でよかった。これなら大丈夫です。
歯磨きはスーツケースの中ですが、1日ぐらい磨かなくても死にはしません。明日の朝7時からスーパーが開きますから、手ごろな大きさのものを買いに行きましょう。

次回は鉄道の旅、トロンハイムから南下します。

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