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パラデス、ダフィー、サントスの退団が決まりました。

走り打ちロッテ・サントス 走り去るように1年退団(ニッカン)

ロッテは28日、マット・ダフィー内野手(28)、ジミー・パラデス内野手(29)、ロエル・サントス外野手(30)と来季契約を結ばないと発表した。

 3選手とも来日1年で退団することになった。

 サントスは今春WBCキューバ代表で、今年5月にロッテ入り。俊足を生かした「走り打ち」で話題となった。66試合で打率2割5分、3本塁打、8打点、5盗塁だった。

 先月の帰国時には球団を通じ「シーズン途中からの加入ではありましたが、日本のマリーンズでプレーが出来たことは、とても充実感にあふれていて幸せなことでした。ただ、チームの上位進出に貢献することが出来なかったのはとても残念です。来年もぜひ千葉に戻って、今度は最初からチームの一員として頑張りたいと思っています。マリーンズファンはいつもどんな時も応援してくれて、本当に感謝をしています。私の誇りです。1、2、サントス!」とコメントしていた。


パラデスはとにかく三振が多すぎました。今年のプロ野球で3打席未満に1回の割合で三振したのはパラデスだけです。
当たれば飛ぶんですよね。ハマスタで打った場外ホームランは見事でしたし、最終戦で放った同点アーチはファンに鮮烈な印象を与えました。
本人はナイスガイですし真面目に野球をやっていましたが、変化球が打てないのが最後まで響きましたね。

ダフィーもまじめな外人ですが迫力不足。補強ポイントに合致しておらず、そもそも獲得自体が疑問でしたね。
もうちょっと長打を打てないと困ります。守備がうまいわけでもなく、顔が大嶺佑太に似ているだけでした。

走り打ちのサントスも的外れ補強の極致。
ガッツはありますし打撃センスもありますが、走塁のセンスが皆無で守備も雑。特に返球がひどかったです。
日本の選手が身に着けている基本的な動きや知識がまるでない。残念ながらNPBのレベルには達していなかったということです。

で、そのパラデスは早くも再就職先が決まりました。
韓国の斗山ベアーズです。


韓国・斗山が前ロッテのパラデスと契約…今季10本塁打(報知)

韓国・斗山は1日、今季までロッテでプレーしたジミー・パラデス内野手(29)と1年契約を結んだことを発表した。球団の公式サイトによると、年俸は総額80万ドル。

 ドミニカ共和国出身のパラデスは、メジャー332試合に出場し、オリオールズ時代の15年の10本塁打を含む通算20発、100打点をマーク。ロッテ入りした今季は89試合で打率2割1分9厘、10本塁打、26打点に終わり、28日に退団が発表されていた。



前ロッテ・パラデス、韓国・斗山と契約合意「経験豊富で韓国球界にも適応できるだろう」(ベースボールチャンネル)
韓国・斗山ベアーズは1日、今季は千葉ロッテマリーンズでプレーしたジミー・パラデス内野手と契約合意に至ったと発表した。

 球団公式サイトによると、契約金10万ドル(約1126万円)、年俸70万ドル(約7882万円)の総額80万ドルで契約に至ったようだ。

 スイッチヒッターの長距離砲として期待されたパラデスだが、ロッテでは89試合出場で打率.219、10本塁打、26打点という成績に終わり、11月28日にはロッテから来季の契約を結ばないことが発表されていたが、異例のスピードで新天地との契約に至った。

 また、同サイトでは「今季はNPBでプレーするなど、経験豊富で韓国球界にも適応できると考えている。今回のパラデスの加入で、斗山が破壊力溢れる打線を構築できると期待している」と活躍を期待するコメントを寄せている。


あのパラデスに8000万円?ずいぶんと高いですね。
韓国は打高投低でストレート主体のピッチャーが多いです。先発はともかく中継ぎ2番手3番手クラスになると日本よりだいぶ劣るでしょう。
マリーンズで10本しかホームランを打てなかったナバーロがシーズン48本打てるリーグです。

一方の斗山ベアーズは2016年にホームラン24本、2017年に27本を打ったニック・エバンスが退団し代わりの長距離砲を探していたようです。
ニック・エバンスは2011年にメッツ傘下の3Aバッファロー・バイソンズに所属。ヴァル・パスクチの同僚として活躍しました。
2014年にはシーズン途中7月30日に楽天イーグルスと契約。5試合に出場しましたが18打数2安打と活躍できず、シーズン終了後に退団しています。
楽天で活躍できなかったエバンスが2年で51本も打ったのですから、日本と韓国では活躍できるバッターのタイプが違うということでしょう。
パラデスは曲がりなりにも日本で10本打ちましたしサードやファーストや外野が守れるので、斗山ベアーズ側はチームの主力として期待しているのだと思います。

ところで、2011年にマリーンズでプレーしたホセ・カスティーヨですが、2017年はイタリアのプロ野球チームであるパルマでプレーしていたそうです。

横浜、ロッテでプレーしたホセ・カスティーヨがイタリアリーグのパルマに加入!(世界の野球)


ただ、パルマの公式ホームページを見るとあまり活躍できなかったようです。

2017年のカスティーヨの成績は18試合に出場し63打数15安打10打点、ホームラン0、打率.238
来年はどうするのでしょうか。こちらも気になります。

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