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マリーンズが新外国人投手を獲得しました。しかも、2人です。

ロッテ新外国人 ボルシンガー、オルモス両投手発表(ニッカン)
ロッテは13日、新外国人投手2人の獲得を発表した。なお、両投手とも背番号は未定。

 マイク・ボルシンガー投手(29)は右腕。今季はブルージェイズでプレーし、11試合、0勝3敗、防御率6・31。メジャー通算48試合、8勝19敗、防御率4・92。今季マイナーでは、3Aバッファローで16試合に投げ、4勝2敗、防御率1・70だった。推定年俸は80万ドル。

 エドガー・オルモス投手(27)は左腕。メジャー通算11試合で1勝1敗、防御率5・21。今季はレッドソックス傘下3Aポータケットで29試合に投げ、9勝3敗、防御率2・68。推定年俸は60万ドル。

 ともに、米国出身。

 球団を通じ、それぞれ次の通り意気込みを語った。

 マイク・ボルシンガー投手(29) 千葉ロッテマリーンズという最高のチームで野球ができる機会をいただき、大変感謝しています。私はアメリカでさまざまな街や環境でプレーをしてきましたが、最も重要なのはその経験の中で出会った人々と長期的な関係を築くことでした。その素晴らしい機会によって私は野球を続けられています。私は新たな野球界で新しい文化について学ぶことにとても興奮しています。日本一のファンの前でプレーできることをとてもうれしく思います。そして、千葉ロッテマリーンズを優勝に導くために、全力を尽くします。ファンの皆様とお会いできるのを楽しみにしています。

 エドガー・オルモス投手(27) この数年間、私は日本でプレーすることを熱望してきました。日本でプレーしたことのある私の仲間たちからは、「日本でプレーできる機会があれば、是非やるべきだ」と言われてきました。彼らはいつも日本の組織や国、食べ物、人々、そしてスポーツを愛するファンについて称賛していました。千葉ロッテマリーンズの一員になれることを誇りに思っています。そして、チームの勝利のためにベストを尽くします。熱狂的と言われるファンの皆様とお会いできるのが今から楽しみです。


ボルシンガーは2015年にメジャー昇格を果たし、ロサンゼルス・ドジャースの先発4番手として21試合に登板。6勝5敗、防御率3.62という成績を残しています。
他の選手との兼ね合いもあり2016年と2017年はメジャーで活躍できていませんが、実力があるのは確かです。
2016年8月1日にドジャースからトロント・ブルージェイズにトレードされたものの、この年はブルージェイズでの登板はありませんでした。
2017年はブルージェイズで11試合(うち先発5試合)に登板し0勝3敗。防御率6.31に終わりました。
傘下の3Aバッファロー・バイソンズでは16試合に登板し4勝2敗。防御率1.70と安定した成績を残しました。
バッファロー・バイソンズと言えば2010年〜2012年にヴァル・パスクチが所属したチームとして日本でも広く知られているチームです。川崎宗則も一時期在籍していました。
パスクチが活躍したチームですから安心できますよこれは。

ボルシンガーは速球派ではなく変化球主体のピッチャーですが、メジャーでの4年間で230と2/3イニングに登板し210個の三振を奪っています。ほぼ1イニングに1三振を奪っている計算になりますね。
メジャーでの四球は4年間で98、これもイニング数から考えると少ないです。コントロールもよさそうです。
先発の一角として開幕からローテーションに入ってくれることを期待しましょう。

オルモスは長身の左腕。中継ぎとしての登板が多いです。
2008年にルーキーリーグでデビューして以来メジャー経験は2年、わずか11試合の登板です。
ただ、193cmの長身から投げ下ろす140キロ台後半のストレートは威力十分。ストライクさえ入ればなんとかなりそうです。

オルモスは日本でのプレー経験がある同僚から「日本でプレーできる機会があれば、是非やるべきだ」と言われていたそうですね。誰でしょう。
2017年は3Aポータケット・レッドソックスに所属していましたが、同僚には元オリックスのブライアン・ボグセビックがいます。ボグセビックから色々聞いたのかもしれませんね。ちなみにNPB10万号ホームランを放ったオリックスのクリス・マレーロの従兄弟であるデベン・マレーロもいます。
また、オルモスは2016年に3Aのノーフォーク・タイズでプレーしており、期間は短いですがあのジミー・パラデスと同僚だったこともあります。
オルモスは日本との縁が深いですし、何よりも本人が日本でのプレーをポジティブにとらえているのがいいですね。
現状マリーンズの左腕は壊滅しており、あの松永に頼らざるを得ません。
藤岡も信用できませんし、チェンも来年はわかりません。
オルモスには左腕のリリーフとしてフル回転してほしいです。

チェンといえば来年どうなるのでしょう。
スタンリッジが外国人枠を外れたとはいえ、新外国人投手を2人獲得したため投手3人とペーニャとなりました。
まさか外国人野手がペーニャだけ、ということはありませんよね。
大砲を獲得しなければ貧打の解消は夢のまた夢です。
ただ、外国人野手が2人になるとチェンは2軍スタートになってしまいます。
なかなか難しいところです。

ともあれ、来年に向け戦う体制が整いつつあります。
ボルシンガーとオルモスの活躍を期待しましょう。


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