
インドネシア旅行記の第2回です。
2日目は首都ジャカルタを走る通勤電車に乗車します。
まずはジャカルタ・コタ駅から旧南武線205系電車に乗ってボゴールへと向かいました。
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■ 2日目 2015年9月18日 金曜日
今日は日本の中古電車が走るジャカルタの通勤電車に乗車します。

これがジャカルタの通勤電車の路線図です。
メインターミナルはジャカルタの北部にあるジャカルタ・コタ駅。
ジャカルタ・コタ〜ボゴール線とジャカルタ・コタ〜ブカシ線がメインで、他にはマンガライからジャティネガラまでぐるりと回る環状線や、タナアバン〜ランカスビトゥン線、デュリ〜タンゲラン線などがあります。
デュリ〜タンゲラン線の終点タンゲラン付近にはスカルノ・ハッタ空港があり。2017年12月にようやく空港への乗り入れを開始して便利になりました。

まずはジャカルタの中心部にあるジュアンダ駅にやってきました。立派な高架線は日本の円借款で建設されたのだそうです。心なしか日本の通勤路線の雰囲気に似ています。
ここからまずは通勤電車の始発駅であるジャカルタ・コタ駅に行き、ボゴールまで乗ってみようと思います。
ボゴールはジャカルタの南にある都市で、植民地時代の18世紀にオランダによって整備された町です。
オランダ総督の夏の宮殿は現在インドネシア大統領の夏の宮殿となっています。

ジュアンダ駅の構内には飲食店が多く、コンビニやダンキンドーナツ、日本語で弁当スタンドと書かれた店もありました。
敬虔なイスラム教徒が多い国だけに礼拝堂もあり、トイレは無料です。
切符売り場で「ジャカルタ・コタまで」というと窓口で料金を告げられ、支払いを済ませるとその額をチャージしたICカードを渡されます。
ジャカルタの通勤電車は紙の切符が全廃され、スイカのようなICカード方式になっているのです。
ただ日本と違い、好きな金額をチャージするのではなく、窓口で行先を告げて運賃額をその都度チャージする方式になっていました。
窓口で表示されたのは10000ルピア。まずデポジットとして10000ルピアチャージし、ジャカルタ・コタ駅までの運賃2000ルピアを別途チャージしました。
2000ルピアは約20円。ジャカルタの通勤電車の運賃はものすごく安いですね。
ホームに向かいます。
反対側のホームに見慣れた電車がやってきました。

元JR埼京線で使用されていた205系です。

6扉車もそのまま使われています。

日本語の行先表示などはなくなっていますが、雰囲気は日本時代のままです。
今度は元東京メトロ千代田線の6000系がやってきました。

派手な色になっていますが、元東京メトロ千代田線です。

反対側のホームには頻繁に列車が到着しますが、ジャカルタ・コタ行の列車はなかなか到着しません。

10分ほど待ち、11時半を回ったところでようやくジャカルタ・コタ行の電車がやってきました。元JR埼京線の205系です。

車内は驚いたことに日本時代のまま。座席の色が全く同じです。日本語の表示が無くなり、広告がインドネシア語になっていますが、それ以外は変わっていません。

6扉車の車内も日本時代と同じです。

列車は高架線をゆっくりと走り、12時前に終点のジャカルタ・コタ駅に到着しました。
ホームが低いので降りるのに一苦労です。

ホームがさらに低い場所は階段のようになっていました。

先頭車両は女性専用車となっています。

ジャカルタ・コタ駅で発車を待つ元埼京線205系。正面窓の金網は投石対策です。
インドネシアだけでなく、発展途上国には列車めがけて石を投げつける不届き者がいるのです。

日本製ばかりのジャカルタ通勤電車ですが、インドネシア国産車も走っています。
この車両がそうなのですが、不具合が多すぎて本線系統では走行できず、ジャカルタ・コタとカンプン・バンタン駅の一駅間を行ったり来たりしています。(現在はジャカルタコタ〜カンプン・バンタン〜タンジュン・プリオク間の運行です)

ホームが低いので入口に階段が置いてあります。

乗ってみました。オレンジのドアが印象的です。

ジャカルタ・コタ駅の駅前。車がひっきりなしに行きかっており、空気が悪いです。

これでは道を渡れません。早々にボゴールへと向かうことにしましょう。

ジャカルタ・コタ駅は行き止まり式の立派なターミナル駅で、長距離列車も数本やってきます。
待合スペースには大きな荷物を抱えた人たちの姿もありました。

切符売り場でボゴールまでの運賃5000ルピアをカードにチャージしました。1時間ほど乗るのですが運賃は50円と激安です。
改札にカードタッチしてホームへ。長距離列車の客車列車が止まっていました。

エクセフティフと書かれた客車。インドネシアの長距離列車はエコノミ、ビスニス、エクセフティフと3等級あり、1等車に相当するエクセフティフ車はエアコン付きで座席も広く快適なのだそうです。明日はこのエクセフティフ車両に乗ってスラバヤへと向かう予定です。

ホームで列車を待ちます。
電車が入ってきました。元埼京線の205系で、ボゴール行ではないようです。

ボゴール行の列車がやってきました。元南武線の205系です。

車体側面の帯が南武線のままです。

6両編成を2つつないだ12両編成。先頭がホームからはみ出しています。

乗り込みました。座席の色も南武線時代と同じです。

優先席付近にある携帯電話OFFのマーク。なぜか残されたままになっていました。

インドネシア語で書かれた注意書き。

12:40ごろに出発。ジャカルタの中心部を縦断する高架線をゆっくり走ります。

ガンビル駅近くにある独立記念塔。長距離列車のターミナルガンビル駅には通勤電車が止まりません。
しかし国を代表するターミナルにもかかわらずホームはたった2面4線のみ。通勤電車も停車したら乗客をさばききれなくなりそうです。

電車は次第に混雑してきました。マンガライ駅を出ると座席はふさがり立ち客もちらほら。
昼間でも1時間に10本ほど運転されていますから、かなりの利用率です。
インドネシアの人は日本人よりも小さいのでしょうか。隙間があれば座ろうとするので日本なら7人掛けの席に8人座っています。
またお年寄りには積極的に席を譲っており、マナーは良いようです。

電車は郊外の住宅地を走ります。
先ほどからすれ違う電車は元JRの205系ばかりです。次の多いのは東京メトロ千代田線6000系、JR常磐線203系、たまに東急8500系、東急8000系、東京メトロ5000系でした。元東京メトロ東西線06系と都営三田線6000系は全く見ていません。103系も走っていないようです。
千代田線6000系は比較的よくすれ違いましたが、それより新しい東西線05系が無いのは意外ですね。メンテナンスが難しいのでしょうか。
抵抗制御でメンテナンスが楽な東西線5000系と東急8500系は現場で評判がいいそうです。
現在ジャカルタの通勤電車を運行するジャトボベックは205系の大量増備を進めており、JR東日本から技術者の派遣も受け入れているのだとか。
数年以内に205系に統一されるかもしれませんから、ジャカルタに行くなら早めが良いでしょう。

どこまでも続く家並み。大学などもあるようで、乗客には若い人が多いです。
駅と駅の間隔はやや広め。5分ほど走ると次の駅に止まります。

14時過ぎに終点のボゴール駅に到着しました。

歴史のある立派な駅舎ですが、飲食店や売店があるだけで改札がありません。

電車を降りた客は進行方向に向かってそのまま歩いています。ホームの無い側もドアを開けているのがインドネシア流です。

線路を渡りぞろぞろ。どうやら新しい駅舎は旧駅舎の南側にあり、やや歩かされるようです。
左側にはボゴールから環状線に入る電車が入線し、たくさんの客を降ろしていました。

自動改札でカードをタッチし、帰りの切符分をチャージしなおしていざ町中へ。
ボゴールの町を歩いてみようと思います。
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今日は日本の中古電車が走るジャカルタの通勤電車に乗車します。

これがジャカルタの通勤電車の路線図です。
メインターミナルはジャカルタの北部にあるジャカルタ・コタ駅。
ジャカルタ・コタ〜ボゴール線とジャカルタ・コタ〜ブカシ線がメインで、他にはマンガライからジャティネガラまでぐるりと回る環状線や、タナアバン〜ランカスビトゥン線、デュリ〜タンゲラン線などがあります。
デュリ〜タンゲラン線の終点タンゲラン付近にはスカルノ・ハッタ空港があり。2017年12月にようやく空港への乗り入れを開始して便利になりました。

まずはジャカルタの中心部にあるジュアンダ駅にやってきました。立派な高架線は日本の円借款で建設されたのだそうです。心なしか日本の通勤路線の雰囲気に似ています。
ここからまずは通勤電車の始発駅であるジャカルタ・コタ駅に行き、ボゴールまで乗ってみようと思います。
ボゴールはジャカルタの南にある都市で、植民地時代の18世紀にオランダによって整備された町です。
オランダ総督の夏の宮殿は現在インドネシア大統領の夏の宮殿となっています。

ジュアンダ駅の構内には飲食店が多く、コンビニやダンキンドーナツ、日本語で弁当スタンドと書かれた店もありました。
敬虔なイスラム教徒が多い国だけに礼拝堂もあり、トイレは無料です。
切符売り場で「ジャカルタ・コタまで」というと窓口で料金を告げられ、支払いを済ませるとその額をチャージしたICカードを渡されます。
ジャカルタの通勤電車は紙の切符が全廃され、スイカのようなICカード方式になっているのです。
ただ日本と違い、好きな金額をチャージするのではなく、窓口で行先を告げて運賃額をその都度チャージする方式になっていました。
窓口で表示されたのは10000ルピア。まずデポジットとして10000ルピアチャージし、ジャカルタ・コタ駅までの運賃2000ルピアを別途チャージしました。
2000ルピアは約20円。ジャカルタの通勤電車の運賃はものすごく安いですね。
ホームに向かいます。
反対側のホームに見慣れた電車がやってきました。

元JR埼京線で使用されていた205系です。

6扉車もそのまま使われています。

日本語の行先表示などはなくなっていますが、雰囲気は日本時代のままです。
今度は元東京メトロ千代田線の6000系がやってきました。

派手な色になっていますが、元東京メトロ千代田線です。

反対側のホームには頻繁に列車が到着しますが、ジャカルタ・コタ行の列車はなかなか到着しません。

10分ほど待ち、11時半を回ったところでようやくジャカルタ・コタ行の電車がやってきました。元JR埼京線の205系です。

車内は驚いたことに日本時代のまま。座席の色が全く同じです。日本語の表示が無くなり、広告がインドネシア語になっていますが、それ以外は変わっていません。

6扉車の車内も日本時代と同じです。

列車は高架線をゆっくりと走り、12時前に終点のジャカルタ・コタ駅に到着しました。
ホームが低いので降りるのに一苦労です。

ホームがさらに低い場所は階段のようになっていました。

先頭車両は女性専用車となっています。

ジャカルタ・コタ駅で発車を待つ元埼京線205系。正面窓の金網は投石対策です。
インドネシアだけでなく、発展途上国には列車めがけて石を投げつける不届き者がいるのです。

日本製ばかりのジャカルタ通勤電車ですが、インドネシア国産車も走っています。
この車両がそうなのですが、不具合が多すぎて本線系統では走行できず、ジャカルタ・コタとカンプン・バンタン駅の一駅間を行ったり来たりしています。(現在はジャカルタコタ〜カンプン・バンタン〜タンジュン・プリオク間の運行です)

ホームが低いので入口に階段が置いてあります。

乗ってみました。オレンジのドアが印象的です。

ジャカルタ・コタ駅の駅前。車がひっきりなしに行きかっており、空気が悪いです。

これでは道を渡れません。早々にボゴールへと向かうことにしましょう。

ジャカルタ・コタ駅は行き止まり式の立派なターミナル駅で、長距離列車も数本やってきます。
待合スペースには大きな荷物を抱えた人たちの姿もありました。

切符売り場でボゴールまでの運賃5000ルピアをカードにチャージしました。1時間ほど乗るのですが運賃は50円と激安です。
改札にカードタッチしてホームへ。長距離列車の客車列車が止まっていました。

エクセフティフと書かれた客車。インドネシアの長距離列車はエコノミ、ビスニス、エクセフティフと3等級あり、1等車に相当するエクセフティフ車はエアコン付きで座席も広く快適なのだそうです。明日はこのエクセフティフ車両に乗ってスラバヤへと向かう予定です。

ホームで列車を待ちます。
電車が入ってきました。元埼京線の205系で、ボゴール行ではないようです。

ボゴール行の列車がやってきました。元南武線の205系です。

車体側面の帯が南武線のままです。

6両編成を2つつないだ12両編成。先頭がホームからはみ出しています。

乗り込みました。座席の色も南武線時代と同じです。

優先席付近にある携帯電話OFFのマーク。なぜか残されたままになっていました。

インドネシア語で書かれた注意書き。

12:40ごろに出発。ジャカルタの中心部を縦断する高架線をゆっくり走ります。

ガンビル駅近くにある独立記念塔。長距離列車のターミナルガンビル駅には通勤電車が止まりません。
しかし国を代表するターミナルにもかかわらずホームはたった2面4線のみ。通勤電車も停車したら乗客をさばききれなくなりそうです。

電車は次第に混雑してきました。マンガライ駅を出ると座席はふさがり立ち客もちらほら。
昼間でも1時間に10本ほど運転されていますから、かなりの利用率です。
インドネシアの人は日本人よりも小さいのでしょうか。隙間があれば座ろうとするので日本なら7人掛けの席に8人座っています。
またお年寄りには積極的に席を譲っており、マナーは良いようです。

電車は郊外の住宅地を走ります。
先ほどからすれ違う電車は元JRの205系ばかりです。次の多いのは東京メトロ千代田線6000系、JR常磐線203系、たまに東急8500系、東急8000系、東京メトロ5000系でした。元東京メトロ東西線06系と都営三田線6000系は全く見ていません。103系も走っていないようです。
千代田線6000系は比較的よくすれ違いましたが、それより新しい東西線05系が無いのは意外ですね。メンテナンスが難しいのでしょうか。
抵抗制御でメンテナンスが楽な東西線5000系と東急8500系は現場で評判がいいそうです。
現在ジャカルタの通勤電車を運行するジャトボベックは205系の大量増備を進めており、JR東日本から技術者の派遣も受け入れているのだとか。
数年以内に205系に統一されるかもしれませんから、ジャカルタに行くなら早めが良いでしょう。

どこまでも続く家並み。大学などもあるようで、乗客には若い人が多いです。
駅と駅の間隔はやや広め。5分ほど走ると次の駅に止まります。

14時過ぎに終点のボゴール駅に到着しました。

歴史のある立派な駅舎ですが、飲食店や売店があるだけで改札がありません。

電車を降りた客は進行方向に向かってそのまま歩いています。ホームの無い側もドアを開けているのがインドネシア流です。

線路を渡りぞろぞろ。どうやら新しい駅舎は旧駅舎の南側にあり、やや歩かされるようです。
左側にはボゴールから環状線に入る電車が入線し、たくさんの客を降ろしていました。

自動改札でカードをタッチし、帰りの切符分をチャージしなおしていざ町中へ。
ボゴールの町を歩いてみようと思います。
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お行儀良さそうですね。
ホームがこれほどまで低いとは !
独特な椅子が用意されていないと、緊張しますね。