0691

インドネシア旅行記の第6回です。
4日目はローカル列車に乗り高原の避暑地マランへ。
のどかな景色を眺めながら客車列車に揺られました。

にほんブログ村 千葉ロッテマリーンズ
  
プロ野球・人気blogランキング

■ 4日目 2015年9月20日 日曜日


インドネシア旅行も4日目。ジャワ島東部にあるインドネシア第2の商業都市スラバヤにやってきました。天然の良港に恵まれ、多数の日本企業が進出する経済的にも活発な都市ですが、観光する場所はほとんどなく、治安も良くありません。
そこで、避暑地として知られるマランという町に日帰りで出かけることにしました。
マランはスラバヤの90キロ南にある高原都市で、オランダの植民地時代に避暑地として発展しました。
地球の歩き方には「町に見どころらしい見どころはない」と書かれてしまっていますが、スラバヤよりは歩きやすいでしょうし、コロニアル調の建物も多く残っているそうです。
スラバヤからマランに向かう列車は1等のエクセフティフ車両をつないだ特急列車が朝に2本。そのほか3等のエコノミ車のみの普通列車が5往復ほどあるようですが、エコノミ車のみの列車は時刻表がインターネットに出ておらず時間が分かりません。日本から予約できる朝6時20分発の特急列車ビマ号のエクセフティフ車両の切符を買いました。終点マラン着は8時10分で所要1時間50分。運賃は75000ルピア、約750円です。
ちなみにマランは人口80万を超す大都市ですから都市間の移動需要は多く、都市間バスが10分おきに走るほか、飛行機の便もあります。ですが今回は鉄道の旅ですから、もちろん鉄道で移動するのです。

DSC09743

朝5時半に起床。前日の夜ホテルのフロントにタクシーを頼んでおきました。
スラバヤにはターミナル駅が2つあり、ジャカルタ方面の列車が発着するのがスラバヤ・パサールトゥリ駅、マラン、ソロ方面の列車が発着するのがスラバヤ・グブン駅です。
町の中心部にあるホテル・スラバヤ・エルミからスラバヤ・グブン駅までは渋滞もなく順調でした。ジャワ島では信頼できるとされるブルーバードタクシーです。
10分ほどで駅に到着。メーターは18000ルピアと表示していますが、駅前ロータリーに入る時にゲートで発行された駐車券のようなものを見せられもう1万ルピア払えと言われました。どうやらジャカルタと同じように、駅構内に入ると10000ルピア余計に取られるようです。おとなしく30000ルピア払ってタクシーから降りました。
昨日はほとんど同じ距離のスラバヤ・パサールトゥリ駅からホテルまで70000ルピアも取られましたから、それに比べれば安いです。

DSC09744

時刻は朝6時過ぎ。朝ご飯を食べていないので駅のコンビニで水とパンを買います。インドネシアの駅には日本と同じようなコンビニがあり、水やパンを安く買うことができてありがたいです。
改札を抜けてホームに出るとすでにマラン行のビマ号が発車を待っていました。

DSC09747

スラバヤ・グブン駅。屋根もあり、立派な駅です。

DSC09748

昨日乗ったジャカルタからスラバヤまでの特急列車に比べてやや古い客車ですが、きちんと冷房はあるようです。早速乗車しましょう。

DSC09750

車内の様子。乗車率は7割程度でしょうか。座席間隔は広く快適で、車内はきちんと清掃されています。

DSC_0570

6時20分。定刻通りスラバヤ・グブン駅を発車しました。

DSC_0571

駅周辺の住宅密集地を走ります。

DSC_0572

カラフルな家ですね。

DSC_0574

踏切を渡ります。インドネシアの人たちはなぜわざわざ遮断機の内側で列車を待つのでしょうか。危ないです。

DSC_0575

5分ほど走ってウォノクロモ駅に到着。ソロ方面への路線が分岐する駅です。

DSC_0579

駅近くは人家が密集しています。

DSC_0582

スラバヤに向かう普通列車。朝のラッシュ時なので満員です。

DSC_0584

スラバヤ近郊はカラフルな家が多いように思います。

DSC_0587

シドアルジョ駅を発車。日本では見かけなくなった腕木式信号機が現役でした。

DSC_0592

立派な腕木式信号機ですね。


DSC_0596

踏切でもないのに自転車で線路を渡ろうとするおじさん。鉄道の安全に対する意識が日本と全く違います。

DSC_0602

道路を斜めに横断する踏切です。

DSC_0607

コンビニがありました。インドネシアを代表するコンビニであるインドマレットです。
インドネシア全体で8000店舗もあるそうです。コンビニ大国ですね。
しかし日本のセブンイレブンも一度は進出したものの、政府によるアルコール飲料の販売規制のため利益を上げられず撤退しています。
ファミリーマートは現在も進出しているようですが、全体としては日系のコンビニは苦戦しているようです。

DSC_0614

40分ほどでスラバヤの都市圏を抜けると景色がのどかになりました。マディソン郡の橋のような屋根付きの橋をお父さんが子供と奥さんを乗せてバイクで走っています。

DSC_0616

美しい田園風景です。

DSC_0632

ウォノケルト駅。マラン行のビマ号はスラバヤ近辺の通勤通学用の小さな駅こそ通過しましたが、都市圏を抜けるとほぼ各駅停車になりました。

DSC_0657

車窓に立派な山が見えてきました。標高3239メートルのアルジュナ山です。

DSC_0668

山のふもとには田んぼと住宅が広がります。

DSC_0683

田んぼの中に大きな石がそのままになっています。どかさないのでしょうか。

DSC_0688

インドネシアの田舎の原風景ですね。美しいです。

DSC_0691

小さな川を渡ります。

DSC_0693

木々が生い茂っています。

DSC_0698

沿線では比較的大きな町。ラワンに到着しました。車内の乗客の何割かが下車します。

DSC_0706

ラワン駅構内。標高491メートルだそうです。だいぶ登ってきました。

DSC_0712

木々に囲まれた田んぼと風にたなびく鳥よけ。

DSC_0713

カラフルな鳥よけが目にまぶしいです。

DSC_0717

すでにコメが実った田んぼもあれば、これから田植えの田んぼもある、常夏のインドネシアならではの不思議な光景です。

DSC_0721

マランの一つ手前にあるブリンビン駅に到着。時刻は8:10になりました。定時ならマランに到着しているはずですから、遅れているようです。、

DSC_0723

駅前の踏切を通過。青いミニバンはアンコタというミニバスです。

DSC_0724

AREMAと書かれた落書き。アレマはここマランに本拠を置くサッカークラブで、日本のコンサドーレ札幌と提携しています。

DSC_0725

列車は速度を落としマラン駅に進入していきます。

DSC_0728

8時16分。6分の遅れで終点のマランに到着しました。隣のホームには全車3等のエコノミ車両を連結した列車が止まっています。

DSC09754

駅構内には時刻表が掲示されていました。
スラバヤに戻る列車は11:45と14:25発の2本だけ。他はソロやジャカルタに向かう列車です。このほかにPenataran号という各駅停車もあるらしいのですがよくわかりません。
wikipediaを見ると4往復あるようですが、駅構内に時刻表はなかったように思います。特急列車と乗り場が違うのかもしれません。
https://id.wikipedia.org/wiki/Kereta_api_Penataran
https://aktual.web.id/jadwal-ka-penataran-terbaru/

DSC09756

駅構内に掲示されていた路線図。廃止された路線もかなりあります。

次回はマランの町を歩きます。

次の旅行記へ 前の旅行記へ インドネシア旅行記目次へ