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インドネシア旅行記の第12回です。
5日目はジョグジャカルタ観光。
プランバナン寺院群の敷地内にある博物館や、千の寺院ことセウ寺院を見学しました。

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■ 5日目 2015年9月21日 月曜日

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インドネシアが誇る世界遺産の一つ、ブランバナン寺院史跡公園に来ています。
ヒンドゥー教と仏教文化が交錯するロロ・ジョングラン寺院を見学した後は、史跡公園の北側にある寺院を目指しましょう。
広大な史跡公園にはこのような観光用のバスもありますが、私は歩いて移動することにしました。
9月のインドネシアは30度を超えて蒸し暑いです。

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背後を振り返ればロロ・ジョングラン寺院の立派な尖塔。

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史跡公園には子供用の遊具もあります。
これはアレですね。著作権的に大変まずいですね。

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小さな博物館があります。ちょうど博物館から出てきた日本人の団体客が「ここはおすすめですよ」と口々に言っています。入ってみましょう。

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博物館は無料です。宮殿のような立派な建物でした。

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伝統音楽に使用される楽器。

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美しい庭園です。

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展示室では遺跡から出土した土器などが展示されています。
ここがおすすめな理由が分かりましたよ。冷房が効いていて涼しい!

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ヒンドゥー教教の神々のレリーフ。

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金細工などもあります。

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これらの陶磁器は中国から輸入されたのでしょうか。
それにしても涼しい。暑い中歩き回った体が活力を取り戻しました。

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元気になったところ再び史跡公園を北へと歩き出します。

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しばらく歩くとルンブン寺院という小さな寺院がありました。

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建物に彫られた神々のレリーフ。

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木陰を歩きます。もう夕方なので、日陰ならだいぶ涼しくなりました。

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さらに北へと歩くとブブラ寺院の遺構がありました。

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土台しか残っていませんが、現在修復作業中です。

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さらに歩くと立派な寺院が見えてきました。プランバナン寺院史跡公園にある仏教寺院、セウ寺院です。

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セウ寺院とは「千の寺院」という意味です。
セウ寺院にはこんな伝説があります。
かつてボコ王の王子に見初められたプランバナンの王妃ロロ・ジョングランは、王子による執拗な求婚を拒否するため「一晩で千の寺院を作ったら結婚を認める」という条件を出しました。
しかし王子は精霊の力を借りて夜明けまでに999の寺院を作ってしまいました。
このままでは結婚させられる。困った王妃は考えました。
精霊たちは太陽の光を嫌います。そこで精霊たちに朝が来たと勘違いさせればいいのです。
ジャワでは明け方に米つきをする習慣があるので、王妃は侍女にコメを臼でつくように命じました。
米つきの音を聞いた鶏は朝が来たと勘違いして鳴き始め、鶏の鳴き声を聞いた精霊たちは最後の寺院を完成させることなく地中に帰っていきました。
王子との結婚を阻止できた王妃ですが、王子は激怒しました。
王子は呪文を唱え、王妃を石像へと変えてしまったのです。
その石像がロロ・ジョングラン寺院に安置されたドゥルガー像であり、王子が造った千の寺院が現在のセウ寺院なのだそうです。

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中央の祠堂の周囲には240ものペルワラと呼ばれる小さな寺院がありますが、そのほとんどは倒壊してしまっています。
瓦礫と化した小寺院。何とも言えない廃墟の雰囲気がします。

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夕暮れのセウ寺院。人もまばらで、神秘的な光景です。

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セウ寺院の入口に建つ2体の像は、まだ新しいです。最近作られたのでしょうか。

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夕日を背に受けるセウ寺院のシルエットは、まるで炎のようです。

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首から上が切り取られた無残な仏像。

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ここにも無残な仏像がありました。

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これは再建されたものでしょうか。

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セウ寺院の回廊。

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廃墟の寺院を探検しているようで、心が躍ります。

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壁面のレリーフも。

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再建途上の小寺院。白い石が無造作に差し込まれています。

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寺院中央の祠堂。立派に再建されています。

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祠堂の階段を登りました。

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がれきの山が取り囲んでいます。

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ひたすら石が並ぶ、不思議な光景です。

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セウ寺院の中央祠堂を歩きましょう。

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復元された見事なレリーフ。

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かつてはこのような小寺院が中央祠堂の周りに林立していました。すべてが再建される日は来るのでしょうか。

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柔和な顔のレリーフ。

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夕暮れの廃墟の寺院。静かで神秘的です。

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天に向かってそびえたつ寺院。

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がれきの中で孤高の姿を見せています。

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角度を変えて、写真を撮りました。

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セウ寺院の中央祠堂を、正面から見据えます。

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廃墟となった寺院の入口を守る像。

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立派に再建された祠堂と周囲のがれきとの対比がとてもフォトジェニックなのです。

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もう日暮れなので誰も歩いていません。この素晴らしい遺跡を独り占めです。

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生と死、時の流れの無常を感じさせる寺院でした。

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まもなく18時。閉園時間になります。出口へと急ぎましょう。

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ロロ・ジョングラン遺跡の裏を回って出口へ。

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公園を出ると真っ暗になりました。10分ほど暗い道を歩きジョグジャカルタの中心に向かう路線バス、トランスジョグジャの乗り場へ。
それほど待つことなく1A系統のバスに乗り、30分ほどでホテルへと戻りました。
恐ろしく運転が荒いバスでしたね。右に左に車線を変え、前を走る乗用車をガンガン抜いていきました。

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時刻は19時半。これから町に出てレストランを探すのも面倒なので、ホテルのレストランで夕食にしました。

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12万ルピアでビュッフェが食べ放題。1200円です。期待はしていませんでしたが予想外においしかったです。特に麺類が気に入りました。
そしてビールの大びんが5万ルピア。イスラム教の国ですが、観光客はお酒を飲むことができます。
ビールを持ってきたおばさんは愛想がとてもよく、「どこから来ましたか?日本?アリガトウゴザイマス」とお礼を言われました。
トータルで23万ルピア。サービス料として6万ルピア取られたのですね。

夕食後はホテルの隣の銀行でキャッシング。ここはちゃんと10万ルピア札が出てきました。
現地通貨を増やした後は洗濯して就寝。明日は早朝からボロブドゥール遺跡に行きます。
現在曇っていますが、朝日は拝めるでしょうか。

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