インドネシア旅行記の第21回です。
7日目はローカル線の旅と不思議な寺院巡り。
ローカル線乗車の後は山奥にある寺院を目指し、車を飛ばしました。
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■ 7日目 2015年9月23日 水曜日
ジョグジャカルタから車をチャーターしてウォノギリという田舎町に向かい、ウォノギリ駅からローカル線に乗ってインドネシアの古都ソロのプルウォサリ駅にやってきました。
プルウォサリ駅からはチャーターした車と合流してソロの東にあるチュト寺院とスクー寺院という神秘的な二つの寺院に足を延ばします。
2つの寺院ともヒンドゥー教と土着の精霊信仰が融合した不思議な寺院で、寺院中央にそびえるピラミッドは古代マヤ文明のピラミッドにとても良く似ているのだそうです。
自力で行く場合はソロのバスターミナルからカランパンダンのバスターミナルまで路線バスに乗り、終点のカランパンダンからグロロッまでミニバスに乗り換え、最後はバイクタクシーに乗り継がなければなりません。
交通の便が良くないため、ソロでタクシーをチャーターするか、旅行会社の車をチャーターした方が身軽に動くことができます。
私がチャーターしたのはバグース・ビンタン・ツアー&トラベルの車で、運転手は日本語を話せます。
10時40分ごろにプルウォサリ駅前にチャーター車が到着し、車に乗り込みました。
運転するのはヨンキーさん。何年か前に川崎に住んでいたそうで、日本語が話せます。
なお今回は長距離の運転なので社長のアグスさんとの2人態勢で、ウォノギリからソロまではアグスさんが運転したのだそうです。
先ほどのローカル線の併用軌道を横目に見ながらソロの町を東へと進みます。
道路の片隅に埋もれるように線路が敷かれています。
廃線跡のようにも見えますが、ちゃんと1日2往復走っているのです。
「ウォノギリ駅の切符売り場の駅員のお姉さんがとても美人だった」という話で盛り上がります。
戦車とすれ違いました。
ソロの町を抜けて郊外へ。アグスさんがカーステレオから美空ひばりの歌を流し始めました。
「あーあー、川の流れのよーにー」と気持ちよく歌っています。インドネシア人なのですが、美空ひばりが好きなのでしょうか。
ソロからの路線バスの終点であるカランパンダンのバスターミナル。自力で行く場合はここで乗り換えです。
このようなミニバスに乗り換えて寺院を目指すことになるのですが、ちょっとわかりにくいですね。
我々もバスターミナル近くのコンビニで小休止。水を買いました。
車は山の中へと入っています。当たりは茶畑。ジャワティーの産地です。
かなりの田舎道です。
お客を待つバイクタクシー。オジェッと呼ばれています。
ピンクのミニバスとすれ違います。
12時。チュト寺院へ向かう道の途中にしゃれたレストランがありました。
Ndoro Donker Tea Houseと言う店で、コロニアル様式の建物です。
アグスさんがおすすめだというこの店で昼ご飯にします。
標高800メートル以上の高原地帯なので屋外でも涼しいです。運転手のアグスさんとヨンキーさんは車に残り、テラス席は私一人です。
お茶畑に囲まれたレストランだけあって、ハーブティーがとてもおいしいです。派手な赤色ですが甘くはなく、何とも不思議な味でした。
メインはカレー。あまり辛すぎず、とてもおしいです。
この辺りはレストランが数軒集まっており、観光客は屋外の席でご飯を食べています。
昼ご飯を食べて出発。社長のアグスさんが今度はスピッツのロビンソンを大音量で流しながら、日本語で歌っています。
チュト寺院方面からやってきたミニバス。そこそこの本数はあるようですね。
急な山道に差し掛かりました。
庶民の足はバイク。みんなノーヘル2人乗りです。
社長のアグスさんは話し好きで、女性が乗ったバイクを見ると窓を開けて話しかけています。
女性が乗るバイクの後姿を見て「あの子かわいいかな?かわいくないかな?」と盛り上がる男3人。
アグスさんが横に並んで話しかけてみたらなんと10代前半の女の子でした。
「若すぎてダメだよ。仲よくしたら捕まっちゃうよ」
アグスさんが大笑いしています。
私は別の意味でびっくりしていました。そんな子供がバイクに乗ってもいいのでしょうか。
「インドネシアでは何歳からバイクに乗れるのですか」
「7歳からだよ」
「本当ですか!?」
「冗談だよ」
「なんだ」
「でもインドネシアは免許なしでカブやスクーターに乗れるから、足がつけば子供でも乗れるんだよ」
なるほど、免許が要らないから誰でも乗れるのですね。
確かに小学生ぐらいの男の子も2人乗りしています。危なくないのでしょうか。
ひたすら山道を登ります。
山の急斜面に広がる茶畑。壮観ですね。
これから向かうチュト寺院は標高1500メートルほどの山の上。だいぶ登ってきました。
曲がりくねった山道を走ります。
インドネシアの山奥の光景。
急斜面に家や茶畑がひしめき合っていて、とてもいい景色です。
チュト寺院まではあと少し。カーブが急なので写真を撮るのに一苦労です。
狭い道ですがバイクと頻繁にすれ違います。
急に目の前が開けました。道の両側に住宅や家が並んでいます。
チュト寺院の門前町に入ったようです。
ソロの中心部から東へ約50キロ。山の上にあるチュト寺院に到着しました。
チャーター車の運転手であるアグスさんとヨンキーさんと別れ、寺院の見学へと向かいます。
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ジョグジャカルタから車をチャーターしてウォノギリという田舎町に向かい、ウォノギリ駅からローカル線に乗ってインドネシアの古都ソロのプルウォサリ駅にやってきました。
プルウォサリ駅からはチャーターした車と合流してソロの東にあるチュト寺院とスクー寺院という神秘的な二つの寺院に足を延ばします。
2つの寺院ともヒンドゥー教と土着の精霊信仰が融合した不思議な寺院で、寺院中央にそびえるピラミッドは古代マヤ文明のピラミッドにとても良く似ているのだそうです。
自力で行く場合はソロのバスターミナルからカランパンダンのバスターミナルまで路線バスに乗り、終点のカランパンダンからグロロッまでミニバスに乗り換え、最後はバイクタクシーに乗り継がなければなりません。
交通の便が良くないため、ソロでタクシーをチャーターするか、旅行会社の車をチャーターした方が身軽に動くことができます。
私がチャーターしたのはバグース・ビンタン・ツアー&トラベルの車で、運転手は日本語を話せます。
10時40分ごろにプルウォサリ駅前にチャーター車が到着し、車に乗り込みました。
運転するのはヨンキーさん。何年か前に川崎に住んでいたそうで、日本語が話せます。
なお今回は長距離の運転なので社長のアグスさんとの2人態勢で、ウォノギリからソロまではアグスさんが運転したのだそうです。
先ほどのローカル線の併用軌道を横目に見ながらソロの町を東へと進みます。
道路の片隅に埋もれるように線路が敷かれています。
廃線跡のようにも見えますが、ちゃんと1日2往復走っているのです。
「ウォノギリ駅の切符売り場の駅員のお姉さんがとても美人だった」という話で盛り上がります。
戦車とすれ違いました。
ソロの町を抜けて郊外へ。アグスさんがカーステレオから美空ひばりの歌を流し始めました。
「あーあー、川の流れのよーにー」と気持ちよく歌っています。インドネシア人なのですが、美空ひばりが好きなのでしょうか。
ソロからの路線バスの終点であるカランパンダンのバスターミナル。自力で行く場合はここで乗り換えです。
このようなミニバスに乗り換えて寺院を目指すことになるのですが、ちょっとわかりにくいですね。
我々もバスターミナル近くのコンビニで小休止。水を買いました。
車は山の中へと入っています。当たりは茶畑。ジャワティーの産地です。
かなりの田舎道です。
お客を待つバイクタクシー。オジェッと呼ばれています。
ピンクのミニバスとすれ違います。
12時。チュト寺院へ向かう道の途中にしゃれたレストランがありました。
Ndoro Donker Tea Houseと言う店で、コロニアル様式の建物です。
アグスさんがおすすめだというこの店で昼ご飯にします。
標高800メートル以上の高原地帯なので屋外でも涼しいです。運転手のアグスさんとヨンキーさんは車に残り、テラス席は私一人です。
お茶畑に囲まれたレストランだけあって、ハーブティーがとてもおいしいです。派手な赤色ですが甘くはなく、何とも不思議な味でした。
メインはカレー。あまり辛すぎず、とてもおしいです。
この辺りはレストランが数軒集まっており、観光客は屋外の席でご飯を食べています。
昼ご飯を食べて出発。社長のアグスさんが今度はスピッツのロビンソンを大音量で流しながら、日本語で歌っています。
チュト寺院方面からやってきたミニバス。そこそこの本数はあるようですね。
急な山道に差し掛かりました。
庶民の足はバイク。みんなノーヘル2人乗りです。
社長のアグスさんは話し好きで、女性が乗ったバイクを見ると窓を開けて話しかけています。
女性が乗るバイクの後姿を見て「あの子かわいいかな?かわいくないかな?」と盛り上がる男3人。
アグスさんが横に並んで話しかけてみたらなんと10代前半の女の子でした。
「若すぎてダメだよ。仲よくしたら捕まっちゃうよ」
アグスさんが大笑いしています。
私は別の意味でびっくりしていました。そんな子供がバイクに乗ってもいいのでしょうか。
「インドネシアでは何歳からバイクに乗れるのですか」
「7歳からだよ」
「本当ですか!?」
「冗談だよ」
「なんだ」
「でもインドネシアは免許なしでカブやスクーターに乗れるから、足がつけば子供でも乗れるんだよ」
なるほど、免許が要らないから誰でも乗れるのですね。
確かに小学生ぐらいの男の子も2人乗りしています。危なくないのでしょうか。
ひたすら山道を登ります。
山の急斜面に広がる茶畑。壮観ですね。
これから向かうチュト寺院は標高1500メートルほどの山の上。だいぶ登ってきました。
曲がりくねった山道を走ります。
インドネシアの山奥の光景。
急斜面に家や茶畑がひしめき合っていて、とてもいい景色です。
チュト寺院まではあと少し。カーブが急なので写真を撮るのに一苦労です。
狭い道ですがバイクと頻繁にすれ違います。
急に目の前が開けました。道の両側に住宅や家が並んでいます。
チュト寺院の門前町に入ったようです。
ソロの中心部から東へ約50キロ。山の上にあるチュト寺院に到着しました。
チャーター車の運転手であるアグスさんとヨンキーさんと別れ、寺院の見学へと向かいます。
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