インドネシア旅行記の第28回です。
9日目はジャカルタに戻り、帰国します。
元JRの103系に乗った後は、空港バスに乗りスカルノ・ハッタ空港へと向かいました。
にほんブログ村 千葉ロッテマリーンズ
プロ野球・人気blogランキング
■ 9日目 2015年9月24日 金曜日
インドネシア旅行の最終日。朝にバンドンを出発し、昼前にジャカルタに到着。
ジャカルタ発の帰国便は深夜ですから、ジャカルタを走る日本の中古電車に乗りたいと思います。
カンプンバンダン駅で電車を待っていたら元東急8000系が入線してきました。
動画でも撮影しました。
車窓には薄汚れたスラム街と高層ビル。ジャカルタ中心部の環状線に乗り、終点のジャティネガラ駅へと向かいます。
スラム街を走る元東急8000系。バイクが線路際に無造作に置かれています。日本ではありえません。
学校帰りの女子学生。線路の上を平気で歩いています。
車内の様子。広告がインドネシア仕様になったほかは日本時代と全く変わりません。
ヒジャブを巻いた女性がいなければ日本だと錯覚してしまいそうです。
ただ、インドネシアの人々は小柄なのか、日本の7人掛けの座席に8人座っています。
終点のジャティネガラ駅に到着。乗り換えます。
ジャカルタの地上駅には跨線橋も地下通路もありません。隣のホームに行くには線路に降りることになります。危ない!
電車が来ないうちに急いで渡りましょう。
先ほどまで乗車していた元東急8000系。
先頭車両は女性専用車両となっています。
とりあえず隣のマンガライというターミナル駅に向かいます。
元JR205系がやってきました。
今やジャカルタで最大勢力となった205系。前面窓の金網は投石対策です。
高架線をゆっくり走り、マンガライ駅へ。
幹線道路をまたぎます。
このあたりは低層住宅地です。
マンガライ駅に到着しました。
なんと元JR103系が停車しています。ホームがない場所に止まっていますが、人が群がっていますから乗れるのでしょう。
日本でも貴重となったこの車両。乗るしかありません。
なお、ジャカルタの103系は2016年に引退し、現在はすべて廃車されています。
線路を渡って103系へ。
最後尾は女性専用車両です。方向幕が破けて使えなくなっていました。
インドネシアに譲渡された103系の車内。
インドネシアに渡った103系ですが、扇風機にはJR東日本の文字が残っていました。
出発を待っていると元JR常磐線の203系がやってきました。松戸育ちの私にとってはとてもお世話になった車両でした。
東京メトロ6000系もそうですが、自分が乗り慣れた車両がインドネシアで活躍しているのはうれしいですね。
ラインカラーは変わっていますが、それ以外は日本時代と同じです。
最近は極力日本語を消そうとしているようですが、見えないところでは残っています。
203系の入線から出発までを動画で撮影しました。
マンガライ駅の別のホームには元都営地下鉄の6000系が停車しています。
さすがに旧式の車両ですから2016年に引退し、現在はすべて廃車されてしまいました。
今度は元東京メトロの5000系がやってきました。マンガライ駅には1日いても飽きませんね。
2015年現在、元JR103系はマンガライ駅とデュリ駅を結ぶ短距離運用となっていました。
マンガライ駅を出発すると電車はスラム街へ。線路沿いにはゴミが散乱しています。
沿線の風景を動画に収めました。止まってばかりでなかなか進まず、たった4駅の区間なのに30分かかりました。
デュリ駅に到着。時刻は16時を過ぎています。
そろそろ荷物を預けたジャカルタ中心部のガンビル駅に戻らなければなりません。
初日空港からホテルに向かう時、運転手さんから「21時55分の飛行機に乗るなら遅くとも18時、できれば17時にはジャカルタからタクシーに乗って空港に向かうべきですよ」と言われていたのです。
すぐにやってきた元東京メトロ東西線05系に乗ってマンガライ駅に戻りましょう。
元東西線の電車はガラガラでした。
マンガライ駅で乗り換え、ガンビル駅に最も近いジュアンダ駅へ。
長距離列車のターミナルであるガンビル駅はジュアンダ駅の隣にあるのですが、なぜかすべての通勤電車はガンビル駅を通過するため、隣の駅なのに電車では行けません。
時刻は17時。隣のガンビル駅まで1キロほどですから歩いたほうが早いです。独立を記念するモナスを横目に歩きました。
17:20にガンビル駅に到着。預けていたスーツケースを引き取ります。10000ルピアでした。100円です。
そして空港行きのバスの切符を買いました。40000ルピアです。空港まで1時間かかるそうですが、400円とは安いですね。
タクシーだとぼったくられる危険がありますし、バスなら安心です。それに15分おきに出ています。
17:40に発車。ジャカルタ中心部は夕方のラッシュ時間帯で、当然渋滞に巻き込まれました。
ジャカルタの渋滞はひどく、中心部から空港まで3時間かかることもあるそうです。バスはそこそこ新しくトイレもありますから安心ですが、遅れすぎて飛行機を逃すことのないよう、今は祈るのみです。
街中は渋滞しましたが、なんとか高速道路の入り口までたどり着きました。
高速道路に入ると今までの渋滞が嘘のように空いていました。バスは快調に飛ばし、19時に空港に到着。
1時間20分ほどで到着しました。飛行機は21:55発ですから余裕があります。
なお、2017年末にジャカルタ中心部から空港への鉄道が新たに開通し、空港へのアクセスが便利になりました。
カウンターでチェックインを済ませます。あまりお店がありません。
出発まで時間をつぶしましょう。ジャカルタのスカルノハッタ空港にはお金を払えばエコノミーの客でも利用できるラウンジがあります。
チケットを見せると「ペイ?」と聞かれました。
15万ルピア払えばエコノミーでも利用できるとのことです。約1500円で軽食食べ放題、ビール飲み放題ですから安いです。
ラウンジは混んでいました。安いから当然ですね。
ビールを飲みつつ、カレーやらやきそばやらを食べて時間を潰し、時間通り飛行機に乗り込みました。
成田空港には翌朝7時半に到着。
列車に乗ってばかりの旅でしたが、インドネシアのジャワ島を堪能した10日間でした。
前の旅行記へ インドネシア旅行記目次へ
インドネシア旅行の最終日。朝にバンドンを出発し、昼前にジャカルタに到着。
ジャカルタ発の帰国便は深夜ですから、ジャカルタを走る日本の中古電車に乗りたいと思います。
カンプンバンダン駅で電車を待っていたら元東急8000系が入線してきました。
動画でも撮影しました。
車窓には薄汚れたスラム街と高層ビル。ジャカルタ中心部の環状線に乗り、終点のジャティネガラ駅へと向かいます。
スラム街を走る元東急8000系。バイクが線路際に無造作に置かれています。日本ではありえません。
学校帰りの女子学生。線路の上を平気で歩いています。
車内の様子。広告がインドネシア仕様になったほかは日本時代と全く変わりません。
ヒジャブを巻いた女性がいなければ日本だと錯覚してしまいそうです。
ただ、インドネシアの人々は小柄なのか、日本の7人掛けの座席に8人座っています。
終点のジャティネガラ駅に到着。乗り換えます。
ジャカルタの地上駅には跨線橋も地下通路もありません。隣のホームに行くには線路に降りることになります。危ない!
電車が来ないうちに急いで渡りましょう。
先ほどまで乗車していた元東急8000系。
先頭車両は女性専用車両となっています。
とりあえず隣のマンガライというターミナル駅に向かいます。
元JR205系がやってきました。
今やジャカルタで最大勢力となった205系。前面窓の金網は投石対策です。
高架線をゆっくり走り、マンガライ駅へ。
幹線道路をまたぎます。
このあたりは低層住宅地です。
マンガライ駅に到着しました。
なんと元JR103系が停車しています。ホームがない場所に止まっていますが、人が群がっていますから乗れるのでしょう。
日本でも貴重となったこの車両。乗るしかありません。
なお、ジャカルタの103系は2016年に引退し、現在はすべて廃車されています。
線路を渡って103系へ。
最後尾は女性専用車両です。方向幕が破けて使えなくなっていました。
インドネシアに譲渡された103系の車内。
インドネシアに渡った103系ですが、扇風機にはJR東日本の文字が残っていました。
出発を待っていると元JR常磐線の203系がやってきました。松戸育ちの私にとってはとてもお世話になった車両でした。
東京メトロ6000系もそうですが、自分が乗り慣れた車両がインドネシアで活躍しているのはうれしいですね。
ラインカラーは変わっていますが、それ以外は日本時代と同じです。
最近は極力日本語を消そうとしているようですが、見えないところでは残っています。
203系の入線から出発までを動画で撮影しました。
マンガライ駅の別のホームには元都営地下鉄の6000系が停車しています。
さすがに旧式の車両ですから2016年に引退し、現在はすべて廃車されてしまいました。
今度は元東京メトロの5000系がやってきました。マンガライ駅には1日いても飽きませんね。
2015年現在、元JR103系はマンガライ駅とデュリ駅を結ぶ短距離運用となっていました。
マンガライ駅を出発すると電車はスラム街へ。線路沿いにはゴミが散乱しています。
沿線の風景を動画に収めました。止まってばかりでなかなか進まず、たった4駅の区間なのに30分かかりました。
デュリ駅に到着。時刻は16時を過ぎています。
そろそろ荷物を預けたジャカルタ中心部のガンビル駅に戻らなければなりません。
初日空港からホテルに向かう時、運転手さんから「21時55分の飛行機に乗るなら遅くとも18時、できれば17時にはジャカルタからタクシーに乗って空港に向かうべきですよ」と言われていたのです。
すぐにやってきた元東京メトロ東西線05系に乗ってマンガライ駅に戻りましょう。
元東西線の電車はガラガラでした。
マンガライ駅で乗り換え、ガンビル駅に最も近いジュアンダ駅へ。
長距離列車のターミナルであるガンビル駅はジュアンダ駅の隣にあるのですが、なぜかすべての通勤電車はガンビル駅を通過するため、隣の駅なのに電車では行けません。
時刻は17時。隣のガンビル駅まで1キロほどですから歩いたほうが早いです。独立を記念するモナスを横目に歩きました。
17:20にガンビル駅に到着。預けていたスーツケースを引き取ります。10000ルピアでした。100円です。
そして空港行きのバスの切符を買いました。40000ルピアです。空港まで1時間かかるそうですが、400円とは安いですね。
タクシーだとぼったくられる危険がありますし、バスなら安心です。それに15分おきに出ています。
17:40に発車。ジャカルタ中心部は夕方のラッシュ時間帯で、当然渋滞に巻き込まれました。
ジャカルタの渋滞はひどく、中心部から空港まで3時間かかることもあるそうです。バスはそこそこ新しくトイレもありますから安心ですが、遅れすぎて飛行機を逃すことのないよう、今は祈るのみです。
街中は渋滞しましたが、なんとか高速道路の入り口までたどり着きました。
高速道路に入ると今までの渋滞が嘘のように空いていました。バスは快調に飛ばし、19時に空港に到着。
1時間20分ほどで到着しました。飛行機は21:55発ですから余裕があります。
なお、2017年末にジャカルタ中心部から空港への鉄道が新たに開通し、空港へのアクセスが便利になりました。
カウンターでチェックインを済ませます。あまりお店がありません。
出発まで時間をつぶしましょう。ジャカルタのスカルノハッタ空港にはお金を払えばエコノミーの客でも利用できるラウンジがあります。
チケットを見せると「ペイ?」と聞かれました。
15万ルピア払えばエコノミーでも利用できるとのことです。約1500円で軽食食べ放題、ビール飲み放題ですから安いです。
ラウンジは混んでいました。安いから当然ですね。
ビールを飲みつつ、カレーやらやきそばやらを食べて時間を潰し、時間通り飛行機に乗り込みました。
成田空港には翌朝7時半に到着。
列車に乗ってばかりの旅でしたが、インドネシアのジャワ島を堪能した10日間でした。
前の旅行記へ インドネシア旅行記目次へ