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2017年の2月にイギリスに行ってきました。
旅の目的はリバプールでサッカーの試合を見ることと、グレートセントラル保存鉄道でSL列車に乗ること。
あとはロンドンの観光です。
まずは冬のロンドンに向けて飛び、ホテルへと向かいました。


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■1日目 2017年2月9日 木曜日

2017年の2月に4泊6日でイギリスに行ってきました。
旅の目的はリバプールでサッカーの試合を見ることと、グレートセントラル保存鉄道でSL列車に乗ること。
あとはロンドンの観光です。
今回は一人ではなく、友人と一緒です。友人がリバプールFCの大ファンで、一度生で試合が見たいということでこの旅が実現しました。

ロンドンのヒースロー空港まで直行便で往復21万4千円。直前に計画したため飛行機代が高くなってしまいました。
高いといえばリバプールFCのチケット。プレミアリーグ屈指の人気クラブなので、普通のチケットはファンクラブ会員向けでほぼ売り切れてしまいます。
我々外国から訪れる一見さん向けのチケットは試合前後にスタジアム近くのレストランでご飯が食べられるお食事券付チケットぐらいしかありません。
ホスピタリティーチケットと呼ばれる食事つき入場券のお値段は驚くほど高く、なんと1人3万8千円。入場券の座席はコーナーポストの裏側の1階席ですから、どう考えても食事代が2万円を超えています。
ぼったくりもいいところです。しかし、ほかに選択肢がないので仕方ありません。ダフ屋から買うのは禁止ですから、確実に試合を見るための出費と割り切りました。

あとはホテル。インターネットで交通の便が良いホテルを予約しました。
そして私にとってのもう一つの目的であるSL列車はリバプールからロンドンへの帰りに乗れることがわかりました。
岡崎選手がいるレスターの近くにグレートセントラル保存鉄道という路線があり、SL列車が冬場の土日に走っているというのです。
残念ながらインターネットでチケットを買うことはできなかったので、ロンドンで情報収集したいと思います。

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いよいよ出発当日。友人と羽田空港で落ち合い、11時半の飛行機でヒースローへ。
通常12時間半ほどかかりますが、30分ほど早い14時半に無事イギリス・ヒースロー空港に到着しました。
しかし、せっかく早着したのに入国審査の列がなかなか進みません。
男性職員の態度が悪く、質問事項も多いです。かわいい女の子にはナンパもしています。
幸い我々の順番が近づいてくるとムスリムの女性職員に交代し、テキパキとこなしてくれました。
大した質問もされず、無事入国です。

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ロンドン中心部へはいくつか交通手段があります。
まずはヒースローエキスプレスというぼったくり空港特急。パディントン駅まで15分と早いですが4000円も取られます。
続いてヒースローコネクト。パディントン駅まで25分で約2000円。料金が安いです。
2018年5月からは運営母体が地下鉄と同じグループになったので、交通系ICカードであるオイスターカードが使えるようになりました。
我々が選んだのは地下鉄。ロンドン中心部まで40分以上かかりますが、1000円程度で行けますし、オイスターカードも使えます。

ただし、今日のホテルはリバプール行の列車が出るユーストン駅の近くにあり、地下鉄だと乗り換えが必要となりますが、平日夕方のラッシュ時にスーツケースをもって階段を上り下りするのは大変です。
そこで、ロンドン中心部の手前にあるハマスミスという駅で地下鉄を降り、2階建ての路線バスに乗り換えることにしました。
幸いなことにハマスミス駅を始発とする10番系統のバスに乗れば、ホテルのあるユーストン駅まで乗り換えなしで行くことができます。
地下鉄と違いロンドンの景色をじっくり見ながら移動できるので楽しみです。

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というわけで、空港の駅でオイスターカードというICカードを買い、20ポンドをチャージ。ロンドンの交通機関は切符を買うよりオイスターカードを買った方が安くなるので、オイスターカードはロンドン観光の必須アイテムです。

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地下鉄ピカデリー線に乗りロンドン中心部のはずれにあるハマスミス駅へ。
ここからパディントン駅に向かう地下鉄ハマスミス&シティラインに乗り換えることができます。
東京でいうと中野のような町ですね。ショッピングモールもあり、活気のある駅でした。
我々はこの駅から10番系統のバスに乗り換えます。

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10番系統のバスは本数が多く、10分も待たずに乗れました。幸いなことに2階席の一番前です。

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10番系統のバスはハイドパークやオックスフォードサーカスといったロンドンの名所を経由し、50分ほどかけてロンドン中心部の北側にあるユーストン駅へと向かいます。

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バスに乗って景色を見ていると、ロンドンに来たという実感がわいてきます。
2016年は前年海外旅行に行き過ぎた反動で韓国しか行けませんでしたから、喜びもひとしお。
やはり海外旅行はヨーロッパです。

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ユーストン駅前でバスを降り、イビス ロンドン ユーストン ステーション - セント パンクラス インターナショナルへ。
イビスはヨーロッパを中心に世界中に展開する中級ホテルで、日本でいえば東横インです。
一等地なのに価格は1人8500円。ロンドンでは破格の安値です。
駅前の好立地で安いとあってロビーは混雑しており、10分ほど待ってようやく係員を捕まえてチェックインしました。
フロントのカウンターではなく、そのあたりを歩いているホテルのTシャツを着た兄ちゃんです。
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レストランで注文を取るような携帯端末で予約確認され、カードキーを渡されました。
しかし、指定された510号室に行ったのですが何度カードを挿してもドアが開きません。
フロントまで戻り、スタッフに「このカードキーが使えません」と声をかけ、スタッフを呼んでドアを開けてもらいました。
すると私が予約したはずの部屋の中には親子連れの先客が!
どういうことでしょう。まさかのダブルブッキングでしょうか。
スタッフは「すみません。ちょっと待っててね」とフロントに戻り、同じフロアの別の部屋のカードキーを持ってきました。
こんどはちゃんと空室でしたが、ダブルベッドです。
ちゃんとシングルベッド2つで予約したのに、男2人のダブルベッドは困ります。

スタッフに「シングルベッド2つのツインルームに変えてくれ」とお願いしたところ、敷布団を跳ね上げてベッドを移動させ始めました。
シングルベッドを2台並べてダブルベッドにしていたのですね。
やがてベッドメイキングの女性が現れてもうシングルベッド用のシーツと枕をセッティングしてくれてようやく準備完了。
初日からトラブルがありましたが、無事に到着できたので良しとしましょう。
明日は午前中ロンドンを観光し、午後の列車でリバプールへと向かいます。

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