2017年の2月にイギリスに行ってきました。
旅の目的はリバプールでサッカーの試合を見ることと、グレートセントラル保存鉄道でSL列車に乗ること。
あとはロンドンの観光です。
第2回はロンドン観光。ウェストミンスター大聖堂、ウエストミンスター寺院、バッキンガム宮殿、トラファルガー広場などを回りました。
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■2日目 2017年2月10日 金曜日
イギリス旅行2日目。今日は午前中ロンドン市内を観光し、ユーストン駅14:07発の列車に乗ってリバプール・ライムストリート駅へと向かいます。
リバプールでは2泊してサッカーの試合を観戦するほか、歴史あるチェスターの街を観光する予定です。
まずは朝7時に起きてホテルで朝ご飯を食べました。別料金になっており、10ポンド、約1700円かかります。ソーセージはパサパサでしたが、味はまあまあでした。
昨日同様混雑したフロントでチェックアウト。初日からダブルブッキングされた時は焦りましたが、別の部屋を用意してもらえたので良かったです。今日はトラブルなく移動したいですね。
8時半にホテル「イビス・ロンドン・ユーストン・ステーション - セント・パンクラス・インターナショナル」の外に出ました。
2月のロンドンは真冬の寒さです。
しかし気温とは対照的に私の心は踊っています。
古いレンガ造りの建物が並ぶ道を二階建てバスが走り抜けていく。自分は今まさにロンドンにいます。
観光の前にスーツケースを駅に預けることにしました。
単純なリバプール往復だけなら預ける必要はありませんが、いろいろ寄り道をするので身軽になりたかったのです。
ロンドンは方面ごとにターミナル駅が分かれており、ロンドン中央駅というものがありません。
ヴィクトリア駅、チャリング・クロス駅、パディントン駅、キングス・クロス駅、ユーストン駅、セント・パンクラス駅など大小さまざまなターミナル駅が分立しています。
日本でいう山手線のような路線がなく、ターミナル駅間の移動は地下鉄かバスのみ。新宿から上野まで山手線以外で移動するようなものですから面倒です。
今日の目的地であるリバプール行きの列車が出るのはホテルの目の前にあるユーストン駅。ロンドンにはリバプール・ストリート駅というターミナルもありますが、リバプールストリート駅からリバプールには行けません。紛らわしいですね。
しかし、我々はリバプール行きの始発駅であるユーストン駅ではなく、さらに500メートルほど東に歩いてセント・パンクラス駅に向かいました。
リバプールからロンドンへの帰路がSL列車のグレートセントラル保存鉄道があるレスター近郊を経由するため路線が別となり、ロンドン到着がセント・パンクラス駅という別のターミナル駅になるためです。
ターミナル駅が別だと面倒ですね。
セント・パンクラス駅は1868年に開業した駅で、ヴィクトリア朝ネオ・ゴシック建築による宮殿のような駅舎が特徴です。
レスター、ノッティンガム方面の列車が発着するほか、2007年からはパリ方面へのユーロスターの始発駅にもなっています。
駅構内に入り、荷物預り所へ。駅舎の奥にあるので入り口から5分ほど歩きました。
X線検査を通し荷物を無事預けましたが、料金は2日で27ポンド。約4000円と高いです。料金は後払いとのことで引き換え票を渡されました。
荷物を預けたら観光を始めましょう。セント・パンクラス駅の向かいにある地下鉄駅から地下鉄に乗ってビクトリア駅へと向かいました。
地下鉄の移動はロンドンのICカードであるオイスターカードを買ってあるので切符を買う必要はありません。
ヴィクトリア駅から少し歩くと見えてきたのはウエストミンスター大聖堂。
ウエストミンスターと言えば国王の戴冠式などが行われるのはウエストミンスター寺院が有名ですが、こちらは1903年に完成したカトリック教会です。
イギリスにおけるキリスト教の主流はイングランド国教会。かつて16世紀のヘンリー8世の時代にカトリックから分離して以来激しく対立していましたが、19世紀になってから融和が進んだのです。
かつてはカトリック教会の再建が非合法とされた時代もあったのだそうです。
ウエストミンスター大聖堂に入ってみました。入場は無料です。
ビザンティン様式の建築家、ジョン・フランシス・ベントリーにより建設されました。
比較的新しい教会ですが、モザイクがきれいです。
教会内をゆっくり見て回ります。
朝早いせいか、見学客はそれほど多くありません。
なんというか、イギリスらしくない教会です。
立派な祭壇。
ウエストミンスター大聖堂の塔は展望台になっており、入場に6ポンドかかります。
登れるか聞いてみると「今日は霧で何も見えないからやめておいたほうがいいですよ」と言われたので断念しました。
ウエストミンスター大聖堂の見学を終え、朝のロンドンを歩きます。レンガ造りの家並みが並ぶ落ち着いた道でした。
近代的なビルに挟まれて、このような古い建物が残っています。
ウエストミンスター寺院に向かってブラブラと歩きました。
2階建てバス。ロンドンのバスと言えば赤ですが、赤くないバスも走っています。
見えてきました。ロンドンを代表する観光スポットの一つ、ウエストミンスター寺院です。
イングランド国教会の総本山にして、歴代の王や政治家などが多数埋葬されています。
歴代の王が戴冠式を行った政治的にも重要な教会です。
建設は11世紀。イングランドの歴史とともにあったこの教会は世界遺産にも指定されています。
見学料金は非常に高く20ポンド。3400円も取られます。
荷物検査もあり軽快が厳重で、しかも写真撮影禁止でした。
中はイギリス文化の粋を集めただけあって豪華絢爛。祭壇や聖歌隊席の装飾がすばらしかったです。
日本語のオーディオガイドを借り、解説を聞きながらじっくり見学しました。
ウエストミンスター寺院の外へ。ロンドンの象徴であるビックベンが見えます。
ビックベンとイギリス国会。初めての海外旅行が2006年、ここロンドンでした。
当時の興奮を思い出します。
ロンドンを縦横無尽に走るバス。1日中バスに乗って過ごすのもいいでしょう。
次はバッキンガム宮殿に歩いて向かいましょう。チャーチル博物館の前にはチャーチル像が立っていました。
セントジェームスパークを横切りバッキンガム宮殿へ。
鳥がいました。
11時20分ごろにバッキンガム宮殿の前に到着。
宮殿前には人だかりができています。
後ろから覗き込むともう衛兵の交代式が始まっていました。
最新の地球の歩き方には11時半開始と書かれていたのですが・・・。
地球の歩き方はこういう間違いがたまにあるので困ります。
なんとか覗けるポイントを確保。
交代式が終わると衛兵たちが出てきました。
騎馬隊が来ました。やはりロンドンに来たらこれを見ないといけません。
宮殿内部は見られないようなので、別の場所に行きましょう。
歩いてトラファルガー広場を目指しました。
みぞれ交じりの雨が降ってきました。寒いです。
広場につきました。
トラファルガー広場。寒いし雨だしで観光客もまばらです。
さらに歩いてピカデリーサーカスへ。商業の中心地です。
有名なエロスの像がありました。
ピカデリーサーカスからオックスフォードサーカスへ。
この絶妙にカーブした道がとても好きです。
ユニクロがありました。
しゃれた商店街がありました。
我々が向かったのはオックスフォードサーカスにあるリバティという古いデパート。
買い物するためではありません。
リバティーの4階にUCカードやセゾンカードのアシスタントデスクがあるのです。
ここではカードのホルダー向けにレストランやホテルの予約などのサービスを行っています。
日本語で対応してくれるので英語が怪しい我々には非常にありがたいサービスですね。
さっそく明後日乗る予定のグレートセントラル鉄道のSL列車の予約ができるかどうか窓口で聞いてみました。
ロンドンではないのですが親切にも鉄道会社の電話番号に電話して聞いてくれました。
残念ながら満席とのことでしたが、予約不要で乗れる列車があるのでそれに乗ってほしいとのことでした
しかし電話で教えてもらった列車の時刻がそれぞれ違っています。
1月にプリントアウトした時刻表を見せて質問すると、どうやら2月になってダイヤが変わったとのことでした。
危ない所でしたね。せっかく行ったのにダイヤ改正で乗れないなんてことになったら死んでも死に切れません。
聞いてよかったです。窓口の係の方に最新の時刻表をプリントアウトしてもらいました。
ついでに最終日に宿泊するパディントン付近の美味しいお店を聞くと、ビクトリアという歴史あるパブがありますよとの回答でした。
ビクトリアはパブですが食事もおいしく、我々が行く日曜はローストビーフも出るそうです。
さらに内装が素晴らしくてロンドンらしさを味わえるとのこと。
楽しみですね。
いろいろ聞けて良かったです。クレジットカードの海外サービスは無料なので積極的に利用したいですね。
そろそろ時間なのでユーストン駅へと向かいましょう。
地下鉄に乗りユーストン駅へ。ロンドンの地下鉄はどんどん新しい車両が入っています。
昔ながらの車両は少なくなってしまいました。
次回は列車に乗ってリバプールへと向かいます。
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イギリス旅行2日目。今日は午前中ロンドン市内を観光し、ユーストン駅14:07発の列車に乗ってリバプール・ライムストリート駅へと向かいます。
リバプールでは2泊してサッカーの試合を観戦するほか、歴史あるチェスターの街を観光する予定です。
まずは朝7時に起きてホテルで朝ご飯を食べました。別料金になっており、10ポンド、約1700円かかります。ソーセージはパサパサでしたが、味はまあまあでした。
昨日同様混雑したフロントでチェックアウト。初日からダブルブッキングされた時は焦りましたが、別の部屋を用意してもらえたので良かったです。今日はトラブルなく移動したいですね。
8時半にホテル「イビス・ロンドン・ユーストン・ステーション - セント・パンクラス・インターナショナル」の外に出ました。
2月のロンドンは真冬の寒さです。
しかし気温とは対照的に私の心は踊っています。
古いレンガ造りの建物が並ぶ道を二階建てバスが走り抜けていく。自分は今まさにロンドンにいます。
観光の前にスーツケースを駅に預けることにしました。
単純なリバプール往復だけなら預ける必要はありませんが、いろいろ寄り道をするので身軽になりたかったのです。
ロンドンは方面ごとにターミナル駅が分かれており、ロンドン中央駅というものがありません。
ヴィクトリア駅、チャリング・クロス駅、パディントン駅、キングス・クロス駅、ユーストン駅、セント・パンクラス駅など大小さまざまなターミナル駅が分立しています。
日本でいう山手線のような路線がなく、ターミナル駅間の移動は地下鉄かバスのみ。新宿から上野まで山手線以外で移動するようなものですから面倒です。
今日の目的地であるリバプール行きの列車が出るのはホテルの目の前にあるユーストン駅。ロンドンにはリバプール・ストリート駅というターミナルもありますが、リバプールストリート駅からリバプールには行けません。紛らわしいですね。
しかし、我々はリバプール行きの始発駅であるユーストン駅ではなく、さらに500メートルほど東に歩いてセント・パンクラス駅に向かいました。
リバプールからロンドンへの帰路がSL列車のグレートセントラル保存鉄道があるレスター近郊を経由するため路線が別となり、ロンドン到着がセント・パンクラス駅という別のターミナル駅になるためです。
ターミナル駅が別だと面倒ですね。
セント・パンクラス駅は1868年に開業した駅で、ヴィクトリア朝ネオ・ゴシック建築による宮殿のような駅舎が特徴です。
レスター、ノッティンガム方面の列車が発着するほか、2007年からはパリ方面へのユーロスターの始発駅にもなっています。
駅構内に入り、荷物預り所へ。駅舎の奥にあるので入り口から5分ほど歩きました。
X線検査を通し荷物を無事預けましたが、料金は2日で27ポンド。約4000円と高いです。料金は後払いとのことで引き換え票を渡されました。
荷物を預けたら観光を始めましょう。セント・パンクラス駅の向かいにある地下鉄駅から地下鉄に乗ってビクトリア駅へと向かいました。
地下鉄の移動はロンドンのICカードであるオイスターカードを買ってあるので切符を買う必要はありません。
ヴィクトリア駅から少し歩くと見えてきたのはウエストミンスター大聖堂。
ウエストミンスターと言えば国王の戴冠式などが行われるのはウエストミンスター寺院が有名ですが、こちらは1903年に完成したカトリック教会です。
イギリスにおけるキリスト教の主流はイングランド国教会。かつて16世紀のヘンリー8世の時代にカトリックから分離して以来激しく対立していましたが、19世紀になってから融和が進んだのです。
かつてはカトリック教会の再建が非合法とされた時代もあったのだそうです。
ウエストミンスター大聖堂に入ってみました。入場は無料です。
ビザンティン様式の建築家、ジョン・フランシス・ベントリーにより建設されました。
比較的新しい教会ですが、モザイクがきれいです。
教会内をゆっくり見て回ります。
朝早いせいか、見学客はそれほど多くありません。
なんというか、イギリスらしくない教会です。
立派な祭壇。
ウエストミンスター大聖堂の塔は展望台になっており、入場に6ポンドかかります。
登れるか聞いてみると「今日は霧で何も見えないからやめておいたほうがいいですよ」と言われたので断念しました。
ウエストミンスター大聖堂の見学を終え、朝のロンドンを歩きます。レンガ造りの家並みが並ぶ落ち着いた道でした。
近代的なビルに挟まれて、このような古い建物が残っています。
ウエストミンスター寺院に向かってブラブラと歩きました。
2階建てバス。ロンドンのバスと言えば赤ですが、赤くないバスも走っています。
見えてきました。ロンドンを代表する観光スポットの一つ、ウエストミンスター寺院です。
イングランド国教会の総本山にして、歴代の王や政治家などが多数埋葬されています。
歴代の王が戴冠式を行った政治的にも重要な教会です。
建設は11世紀。イングランドの歴史とともにあったこの教会は世界遺産にも指定されています。
見学料金は非常に高く20ポンド。3400円も取られます。
荷物検査もあり軽快が厳重で、しかも写真撮影禁止でした。
中はイギリス文化の粋を集めただけあって豪華絢爛。祭壇や聖歌隊席の装飾がすばらしかったです。
日本語のオーディオガイドを借り、解説を聞きながらじっくり見学しました。
ウエストミンスター寺院の外へ。ロンドンの象徴であるビックベンが見えます。
ビックベンとイギリス国会。初めての海外旅行が2006年、ここロンドンでした。
当時の興奮を思い出します。
ロンドンを縦横無尽に走るバス。1日中バスに乗って過ごすのもいいでしょう。
次はバッキンガム宮殿に歩いて向かいましょう。チャーチル博物館の前にはチャーチル像が立っていました。
セントジェームスパークを横切りバッキンガム宮殿へ。
鳥がいました。
11時20分ごろにバッキンガム宮殿の前に到着。
宮殿前には人だかりができています。
後ろから覗き込むともう衛兵の交代式が始まっていました。
最新の地球の歩き方には11時半開始と書かれていたのですが・・・。
地球の歩き方はこういう間違いがたまにあるので困ります。
なんとか覗けるポイントを確保。
交代式が終わると衛兵たちが出てきました。
騎馬隊が来ました。やはりロンドンに来たらこれを見ないといけません。
宮殿内部は見られないようなので、別の場所に行きましょう。
歩いてトラファルガー広場を目指しました。
みぞれ交じりの雨が降ってきました。寒いです。
広場につきました。
トラファルガー広場。寒いし雨だしで観光客もまばらです。
さらに歩いてピカデリーサーカスへ。商業の中心地です。
有名なエロスの像がありました。
ピカデリーサーカスからオックスフォードサーカスへ。
この絶妙にカーブした道がとても好きです。
ユニクロがありました。
しゃれた商店街がありました。
我々が向かったのはオックスフォードサーカスにあるリバティという古いデパート。
買い物するためではありません。
リバティーの4階にUCカードやセゾンカードのアシスタントデスクがあるのです。
ここではカードのホルダー向けにレストランやホテルの予約などのサービスを行っています。
日本語で対応してくれるので英語が怪しい我々には非常にありがたいサービスですね。
さっそく明後日乗る予定のグレートセントラル鉄道のSL列車の予約ができるかどうか窓口で聞いてみました。
ロンドンではないのですが親切にも鉄道会社の電話番号に電話して聞いてくれました。
残念ながら満席とのことでしたが、予約不要で乗れる列車があるのでそれに乗ってほしいとのことでした
しかし電話で教えてもらった列車の時刻がそれぞれ違っています。
1月にプリントアウトした時刻表を見せて質問すると、どうやら2月になってダイヤが変わったとのことでした。
危ない所でしたね。せっかく行ったのにダイヤ改正で乗れないなんてことになったら死んでも死に切れません。
聞いてよかったです。窓口の係の方に最新の時刻表をプリントアウトしてもらいました。
ついでに最終日に宿泊するパディントン付近の美味しいお店を聞くと、ビクトリアという歴史あるパブがありますよとの回答でした。
ビクトリアはパブですが食事もおいしく、我々が行く日曜はローストビーフも出るそうです。
さらに内装が素晴らしくてロンドンらしさを味わえるとのこと。
楽しみですね。
いろいろ聞けて良かったです。クレジットカードの海外サービスは無料なので積極的に利用したいですね。
そろそろ時間なのでユーストン駅へと向かいましょう。
地下鉄に乗りユーストン駅へ。ロンドンの地下鉄はどんどん新しい車両が入っています。
昔ながらの車両は少なくなってしまいました。
次回は列車に乗ってリバプールへと向かいます。
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