2017年の2月にイギリスに行ってきました。
3日目は中世の雰囲気を残すチェスターの街を観光し、夕方はリバプールでサッカー観戦です。
第5回はリバプールから電車に揺られてチェスターを目指しました。
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■3日目 2017年2月11日 土曜日
イギリス旅行3日目。今日の夕方はアンフィールドでサッカー観戦です。リバプールFC対トッテナム・ホットスパーFCというプレミアリーグ名門同士の一戦はとても楽しみです。
試合まで時間があるので午前中はリバプールから電車に乗ってチェスターという町を観光することにしました。
チェスターはイングランド西部にある都市で、ローマ時代から商業都市として栄えました。
旧市街には歴史的建造物が並び、イングランドで最も中世の面影を残す町と言われています。
チェスターへはリバプールから写真の路線図にあるウィラールラインという緑色の路線に乗って終点で降ります。
しかし昨日駅で情報収集したところ、リバプール中心部のループ線からマージー川をトンネルで渡った先までの区間が工事のため運休らしいのです。
列車代行バスが走っているようですが、乗り方がよくわかりません。
とりあえずリバプールの中心駅であるリバプール・ライムストリート駅まで行くことにしましょう。
朝7時に起きて、昨夜スーパーで買ったピザを食べました。部屋にはキッチンと電子レンジがあり、簡単な調理ができるのです。
ピザの味は薄味で、おいしくはありませんが、食べられないほどでもありません。
朝食を食べてホテル「ザ ナドラー リバプール」を出発し、駅へと向かいます。
2月のイギリスは肌寒く、小雨がぱらついています。
関東地方の冬はいつも晴れていますが、イギリスの冬は毎日こんな天気なのですね。
洗濯物が乾きませんし、暗い気分になりそうです。
リバプール・ライムストリート駅にやってきました。
国鉄駅は地上ですが、チェスターへと向かうマージーレイルのウィラールラインは地下にホームがあります。
工事中で運休しているため、駅構内はがらんとしていました。
リバプール周辺の地下区間が工事のため運休していることを知らせる看板がありました。
切符を買ってから代行バスに乗れと書いてあります。
代行バスの運行を知らせる看板。
ブリッケンヘッドセントラル駅とブリッケンヘッドノース駅とで行き先が2つあります。
路線図を見るとチェスター方面はブリッケンヘッドセントラル駅まで行くのが正解のようです。
自動券売機でチェスターまでの切符を購入。往復で約10ポンドでした。
地下通路を歩いてバス乗り場へと向かいます。
地上に出てバス停を探します。表示が分かりにくいですが、これで間違いないでしょう。
どうやら15分間隔でバスが出ているようですが、運休前のウィラールラインも15分間隔でした。
2階建てバスとはいえ列車よりもだいぶ輸送力が落ちると思うのですが、同じ本数で大丈夫なのでしょうか。
しばらく待つと代行バスがやってきました。路線バスと同じ緑色の塗装です。
切符を見せてバスに乗り込みました。
もう一つの行き先のバス。間違いないようにしないといけません。
行き先表示には代行バスである旨と、行き先の駅が表示され、電車のマークも描かれています。
これはわかりやすいです。
バスはリバプールの中心部を走り、地下トンネルを抜けてマージー川の対岸に向かいます。
大型の2階建てバスなのにこんな狭い道を通ります。
住宅地を走るバス。
リバプール・ライムストリート駅から15分ほどで代行バスの終点であるブリッケンヘッド・セントラル駅に着きました。
レンガ造りの小さな駅です。
角を曲がって駅舎内へと歩きます。
ブリッケンヘッド・セントラル駅の駅構内。切符を買わずに、そのままホームへと降ります。
ホームに降りました。まだチェスター行の列車は来ていません。
しばらく待っていると列車がやってきました。3両編成の黄色い電車です。
ホームに到着したチェスター行電車。色は派手ですが、かなり古いです。
後で調べたところ1979年から1980年にかけて導入された車齢40年の年代物で、釣り掛け駆動です。
日本では絶滅危惧種となった釣り掛け駆動の電車がヨーロッパではまだまだ現役で走っています。
車内の様子。向かい合わせのシートが並んでいます。思っていたよりも清潔ですね。
最近塗りなおされたのでしょう。古い電車ですが、かなりきれいな外観です。
ブリッケンヘッド・セントラル駅の駅名標。
チェスターに向けて出発。釣り掛け音はあまり大きくありませんが、鉄道ファンにはたまらないサウンドです。
対向列車とすれ違いました。
リバプール近郊の住宅地を走ります。
木々に囲まれた芝生の公園。ウィラールラインの駅間の距離は短めで、小さな駅にこまめに止まりながらゆっくりと走りました。
車窓を動画で撮影しました。(帰りの乗車時ですが)
釣り掛け音をご堪能下さい。
ブリッケンヘッド・セントラル駅から約40分。まもなく終点のチェスターです。
旧国鉄の線路が合流してきました。
ロンドンからチェスターを結ぶ長距離列車が停車しています。
10時20分。終点のチェスター駅に到着しました。
電車を降りた客がぞろぞろとホームを歩きます。
ホームの間にレンガ造りの事務所があります。
ハリー・ポッターの世界に迷い込んだようですね。
ホームから階段を登り、出口へと歩きます。
チェスター駅はレンガ造りの立派な駅舎でした。
チェスターの旧市街はここから歩いて20分ほど。幸い雨は上がっています。ゆっくりと歩いていきましょう。
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イギリス旅行3日目。今日の夕方はアンフィールドでサッカー観戦です。リバプールFC対トッテナム・ホットスパーFCというプレミアリーグ名門同士の一戦はとても楽しみです。
試合まで時間があるので午前中はリバプールから電車に乗ってチェスターという町を観光することにしました。
チェスターはイングランド西部にある都市で、ローマ時代から商業都市として栄えました。
旧市街には歴史的建造物が並び、イングランドで最も中世の面影を残す町と言われています。
チェスターへはリバプールから写真の路線図にあるウィラールラインという緑色の路線に乗って終点で降ります。
しかし昨日駅で情報収集したところ、リバプール中心部のループ線からマージー川をトンネルで渡った先までの区間が工事のため運休らしいのです。
列車代行バスが走っているようですが、乗り方がよくわかりません。
とりあえずリバプールの中心駅であるリバプール・ライムストリート駅まで行くことにしましょう。
朝7時に起きて、昨夜スーパーで買ったピザを食べました。部屋にはキッチンと電子レンジがあり、簡単な調理ができるのです。
ピザの味は薄味で、おいしくはありませんが、食べられないほどでもありません。
朝食を食べてホテル「ザ ナドラー リバプール」を出発し、駅へと向かいます。
2月のイギリスは肌寒く、小雨がぱらついています。
関東地方の冬はいつも晴れていますが、イギリスの冬は毎日こんな天気なのですね。
洗濯物が乾きませんし、暗い気分になりそうです。
リバプール・ライムストリート駅にやってきました。
国鉄駅は地上ですが、チェスターへと向かうマージーレイルのウィラールラインは地下にホームがあります。
工事中で運休しているため、駅構内はがらんとしていました。
リバプール周辺の地下区間が工事のため運休していることを知らせる看板がありました。
切符を買ってから代行バスに乗れと書いてあります。
代行バスの運行を知らせる看板。
ブリッケンヘッドセントラル駅とブリッケンヘッドノース駅とで行き先が2つあります。
路線図を見るとチェスター方面はブリッケンヘッドセントラル駅まで行くのが正解のようです。
自動券売機でチェスターまでの切符を購入。往復で約10ポンドでした。
地下通路を歩いてバス乗り場へと向かいます。
地上に出てバス停を探します。表示が分かりにくいですが、これで間違いないでしょう。
どうやら15分間隔でバスが出ているようですが、運休前のウィラールラインも15分間隔でした。
2階建てバスとはいえ列車よりもだいぶ輸送力が落ちると思うのですが、同じ本数で大丈夫なのでしょうか。
しばらく待つと代行バスがやってきました。路線バスと同じ緑色の塗装です。
切符を見せてバスに乗り込みました。
もう一つの行き先のバス。間違いないようにしないといけません。
行き先表示には代行バスである旨と、行き先の駅が表示され、電車のマークも描かれています。
これはわかりやすいです。
バスはリバプールの中心部を走り、地下トンネルを抜けてマージー川の対岸に向かいます。
大型の2階建てバスなのにこんな狭い道を通ります。
住宅地を走るバス。
リバプール・ライムストリート駅から15分ほどで代行バスの終点であるブリッケンヘッド・セントラル駅に着きました。
レンガ造りの小さな駅です。
角を曲がって駅舎内へと歩きます。
ブリッケンヘッド・セントラル駅の駅構内。切符を買わずに、そのままホームへと降ります。
ホームに降りました。まだチェスター行の列車は来ていません。
しばらく待っていると列車がやってきました。3両編成の黄色い電車です。
ホームに到着したチェスター行電車。色は派手ですが、かなり古いです。
後で調べたところ1979年から1980年にかけて導入された車齢40年の年代物で、釣り掛け駆動です。
日本では絶滅危惧種となった釣り掛け駆動の電車がヨーロッパではまだまだ現役で走っています。
車内の様子。向かい合わせのシートが並んでいます。思っていたよりも清潔ですね。
最近塗りなおされたのでしょう。古い電車ですが、かなりきれいな外観です。
ブリッケンヘッド・セントラル駅の駅名標。
チェスターに向けて出発。釣り掛け音はあまり大きくありませんが、鉄道ファンにはたまらないサウンドです。
対向列車とすれ違いました。
リバプール近郊の住宅地を走ります。
木々に囲まれた芝生の公園。ウィラールラインの駅間の距離は短めで、小さな駅にこまめに止まりながらゆっくりと走りました。
車窓を動画で撮影しました。(帰りの乗車時ですが)
釣り掛け音をご堪能下さい。
ブリッケンヘッド・セントラル駅から約40分。まもなく終点のチェスターです。
旧国鉄の線路が合流してきました。
ロンドンからチェスターを結ぶ長距離列車が停車しています。
10時20分。終点のチェスター駅に到着しました。
電車を降りた客がぞろぞろとホームを歩きます。
ホームの間にレンガ造りの事務所があります。
ハリー・ポッターの世界に迷い込んだようですね。
ホームから階段を登り、出口へと歩きます。
チェスター駅はレンガ造りの立派な駅舎でした。
チェスターの旧市街はここから歩いて20分ほど。幸い雨は上がっています。ゆっくりと歩いていきましょう。
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(麻布のコーヒー店等で回想されるのもいいかもしれません)