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マリーンズ球団が今オフFAの目玉とされる広島・丸佳浩の獲得に名乗りを上げました。
なんと4年20億円もの大金を用意しているそうです。

ロッテ FA広島・丸獲得調査 4年20億円用意、球団初の黒字見通しが“追い風”に(スポニチ)
 ロッテが今季、国内フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした広島・丸佳浩外野手(29)の獲得調査を進めていることが12日、分かった。長打力不足が深刻なチームにとって、地元・千葉県出身の大砲は最大の補強ポイントと合致する。今季は創設50年目で初の球団経営が黒字となる見通し。4年20億円規模の資金を投入できる態勢を整えていく。

 来季への課題は明白だ。井口監督就任1年目は1試合を残し、5位が確定している。他球団との力の差を一番感じたのは長打力だった。井上は24本塁打と気を吐いたが、2桁本塁打は一人のみ。12球団ワーストの78本塁打では、打ち勝つことは到底不可能だ。

 指揮官は「来季への課題ははっきりしたし、球団は(資金を)出してくれると思います」と2年目へ向けたオフの大型補強を示唆するが、その目玉の一つが丸だった。

 今季は打率・306、39本塁打、97打点と広島のリーグ3連覇に貢献。ゴールデングラブ賞5度など攻守の両面で軸になり得る。ZOZOマリンは右翼方向へ吹く「浜風」で左打者が有利。来季は最大で外野フェンスを4メートルせり出してホームランラグーンが設置され、本塁打量産も期待できる。

 ゆかりも大きい。丸は千葉県勝浦市出身。千葉経大付では06年夏、07年春の甲子園に出場した。球団は地域密着を掲げており、地元出身では今季、福浦が92年の移転後初となる生え抜きの通算2000安打を達成。13年オフには松戸市出身の涌井を西武からFAで獲得している。

 丸の今季年俸は2億1000万円。一番の不安となる資金面もクリアできそうだ。今季はここまでの観客動員数が、過去最高の164万人を超えており、球団経営は創設50年目で初めて黒字となる見通しとなった。争奪戦になった場合でも、広島や他球団とも十分に戦える4年20億円規模の資金を用意できる。今後は丸本人の動向を注視しつつ、参戦の準備を進めていく。

 ◆丸 佳浩(まる・よしひろ)1989年(平元)4月11日生まれ、千葉県勝浦市出身の29歳。千葉経大付2年夏、3年春はエースとして甲子園出場。07年高校生ドラフト3巡目で広島へ入団した。13年に盗塁王、17年には最多安打でリーグMVPにも輝いた。ベストナイン3度(14、16、17年)、ゴールデングラブ賞5度。1メートル77、90キロ。右投げ左打ち。



【ロッテ】丸佳浩に4年20億円用意へ 千葉県出身FA権取得(報知)
ロッテが、国内フリーエージェント(FA)権を取得している広島・丸佳浩外野手(29)の本格的な調査に乗り出したことが12日、分かった。2年連続Bクラスからの巻き返しへ、手薄な「外野」と「主軸候補」という2つの補強ポイントと合致しており、丸がFA宣言した場合には4年総額20億円の好条件を用意し、獲得に名乗りを上げる公算が大きくなった。

 井口政権1年目の今季は1試合を残して59勝80敗3分けの5位。主軸には中村、井上が定着した一方でチャンスに強い打者が少なく、得点圏であと1本が出ないという場面が何度も見られた。チームは12球団最少の78本塁打と長打力不足が顕著。今季39本塁打、97打点のコイの大砲は来季で30歳と若い点も大きな魅力だ。

 丸は千葉・勝浦市出身。高校は千葉経大付と、地域密着を掲げる球団にとってはノドから手が出るほど欲しい人材だ。球団は06年に千葉出身の日本ハム・小笠原(現中日2軍監督)の獲得を目指したが、断念した。しかし、当時とは違い今季は球団の経営も好調。球団単体では初の黒字化も見込まれており、その利益分を補強費に充てる計画もある。

 球界を代表する左の強打者がFA権を行使すれば争奪戦になるのは間違いない。


各社が一斉に報じているので事実なのでしょう。
今年は選手枠を5人も余らせ、新たに獲得した外国人選手が3人不振でそのうち1人が途中退団しているのに全く新外国人の獲得に動きませんでした。
それが「球団経営が初の黒字になる」というのがわかったせいか驚きの方向転換。
ロッテは選手補強についてはかなりの気まぐれで、ケチケチしているかと思えば突然大金をはたいてバレンタイン監督を呼んだりズレータを獲ったりする傾向があります。
今回はどんな気まぐれなのかわかりませんが、丸が来てくれるのなら大きな戦力になります。

ただ、丸は巨人ファンで、広島カープへの愛着もあります。
もともと房総のあたりは巨人ファンが多く、マリーンズはあまり浸透していないんですよね。
丸自身も巨人に行きたいという希望があるのだとか。
ソフトバンクも黙っていないでしょうし、そもそも丸がマリーンズに魅力を感じていなければ厳しい戦いになるでしょう。
もし争奪戦に参加するなら、金銭面だけでないマリーンズの魅力を十分にアピールしたいところです。


巨人が総力を挙げてFA強奪するV3広島カープ・丸佳浩(週刊実話)
巨人はリーグ3連覇を果たした広島カープ相手に「借金10」。辞任を決断した高橋由伸監督(43)だが、囁かれるように“経験、実績”のある原辰徳前監督(60)が再々登板となったとしても、今のままの戦力では覇権奪回は厳しいと言わざるを得ない。そこで舵を切るのが「カープ焦土作戦」だ。国内FA権を獲得した広島の主砲・丸佳浩(29)の強奪で「タナキクマル」解体を目指す――。

 下馬評通り、セ・リーグは広島が球団史上初のセ・リーグ3連覇で優勝した。一方、4年ぶりの覇権奪回を目指した巨人は12年ぶりのシーズン負け越し。

 今季が3年契約最終年の高橋由伸監督は山口壽一オーナーから「続投」要請を示されていたが、就任から3年間、一度もリーグ優勝できずの責任を取り、公式戦終了を待たずに異例の発表となった。
「今季の成績を見れば、契約満了という形での解任が避けられませんでした。それでも続投の流れがあったのは、本命の松井秀喜氏が受諾をためらっていたからです。今のカープが相手では、誰が指揮しても優勝は難しい…。それを最も実感しているのが高橋監督で、自ら身を引くという形を取らざるを得ませんでした」(ベテラン巨人担当記者)

 巨人の対広島戦の成績は昨年が7勝18敗。今年はさらにひどく7勝17敗1分(10月4日現在、以下同)。この分ではクライマックスシリーズに進出できたとしても広島の壁はぶ厚く、日本シリーズ進出は絶望的だ。

 そこで巨人が画策しているのが、広島の「焦土作戦」。カープの主軸で同学年トリオの「タナキクマル(1番ショート・田中広輔、2番セカンド・菊池涼介、3番センター・丸佳浩)」の戦力を削ぎ取ることで混乱させ、来季こそ優勝を勝ち取ろうという戦略だ。

 ターゲットは、今季国内FA権を取得した不動の3番打者・丸佳浩。安打製造機の異名通り、打率3割0分7厘、39本塁打、97打点。2年連続のMVPが最有力視されている。

 巨人打線は坂本勇人、岡本和真、長野久義、ゲレーロ、マギー、陽岱鋼と「右打者」ばかりで「左打者」の人材に乏しい。左の長距離砲・丸は是が非でも欲しいところ。獲得に成功すれば広島の戦力が大きくダウンし、巨人は一気にアップ。行って来い効果が期待できる。

 主砲流出の危機に、広島の松田元オーナーは「当然、慰留する」と明言。「3年12億円」の空手形を示唆しているが、額面通りに受け取る球界関係者は少ない。理由は、昨年の契約更改交渉で一悶着あったからだ。

 MVPを獲得し、カープの連覇を牽引したにもかかわらず、丸のアップ額は7000万円増の2億1000万円。本来ならゴネて当然の場面だが、丸は約20分で一発サインした。番記者の多くはこの契約更改交渉を取材して、丸の来季FA移籍を感じ取ったという。

「球団から複数年契約のオファーが出なかったからです。丸クラスの選手になれば、翌シーズンに国内FA資格を取得する場合、複数年契約を結び、囲い込むのが一般的。しかし、資金力で劣る広島はそうしなかった。2連覇したことで選手の年俸が一斉に上がり、総年俸は12球団全体の6位に跳ね上がったからです。3連覇の今年は、もっと上がる。丸にはチームに残って欲しいが、『もう限界』というのが実情。丸は複数年のオファーがなかったことで、FA移籍を念頭に入れたのです」(スポーツ紙デスク)

 それも想定内なのだろう。V3達成後のインタビューで松田オーナーは「これからは鈴木誠也を中心とした世代で野手の塊を作らないといけない」と話し、カープには田中、菊池、鈴木のほか、安部友裕、野間峻祥といった俊足で守備にも定評のある選手がいることを強調。これまで通り、ドラフトで無名の好素材野手を獲り、磨き上げて育成する方針を改めて示した。

 その一方で、広島では新たな潮流ができつつある。

 以前はFAで巨人に移籍した江藤智を「裏切り者」扱いするなど、他球団に移籍した選手をバッシングしてきたのだが、近年は違う。かつて広島からメジャー転身した黒田博樹を快く迎え入れ、阪神にFA移籍した新井貴浩もカムバックさせた。もっとも新井の歓迎会は『どの面下げて帰ってきたんですか会』の名称だった。そんな新井も9月26日の優勝決定試合で胴上げされ、現役引退を祝福された。

 一方、巨人はこれまで三顧の礼を尽くして迎えた江藤(←西武・豊田清)、工藤公康(←横浜・門倉健)、藤井秀悟(←DeNA・村田修一)を、新たなFA選手の人的補償で他球団に放出している。今度もまた丸をFAで獲得した場合、広島からFAで獲得した大竹寛投手を人的補償で古巣へ戻すことも想定している。

 広島では今年、丸とともに松山竜平もFA資格を獲得。来年は菊池涼介、野村祐輔、今村猛、會澤翼。再来年は田中広輔が国内FA権を得る。「焦土化」の不安材料はゴマンとある。

 先陣を切る丸は本人、夫人とも千葉県の出身だ。ZOZOの前澤友作社長が球団買収を目指す千葉ロッテも狙っていると噂されるが、丸は子供の頃からの巨人ファンで知られ、よほどのマネーゲームにならない限り勝機はある。

 丸がFA宣言した場合、巨人は「5年20億円」の大型契約を用意し“新監督”を支えようと躍起だ。しかし、この焦土作戦が不発に終われば、いよいよもって来季監督の受け手が不在となる。


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