
最終戦セレモニーで井口監督は「課題ははっきりしている」と言いましたが、課題とは長打力とリリーフ陣のようです。
長打力が無いのは昔からですが、今年は井上が24本もホームランを打ちました。
物足りない?いやいや、相手のマークが井上一人に集中し、まともに勝負してもらえない状況も多い中で良く打ちましたよ。
井上の後ろにデスパイネや山川がいればマークが分散して30本以上打てたはずです。
中村も今シーズン大きく成長し、打率.284、38盗塁をマーク。立派な成績です。ミスが多いのが難点ですが、来年も期待できるバッターです。
問題はそれ以外。
力のないスイングで凡打を量産し、2点差以上つけられるともうお手上げ。パワーも技術も他球団に劣っているのが現状です。
そして救援陣。
内、益田が失点を重ねたのは疲労が原因でしょう。
松永も時折失敗しつつ1年間頑張ってくれましたが、疲労はあると思います。
大谷、西野の絶不調、南の離脱も痛かったですね。田中もシーズン中盤から打たれるようになりましたし・・・。
シーズン中盤はかなりの試合で先発投手を5回か6回で交代させていましたから、中継ぎの出番が増え、酷使による疲労がたまっていきました。
つまり、今シーズンの失速は貧打はもちろんですが投手起用のまずさが原因の一つになるでしょう。
井口監督の問題提起を受けたのか、球団側は早くも小林雅英コーチと金森コーチの退任を発表しました。
ロッテ 小林雅、金森両コーチの退団を発表 投打でリーグ5位と低迷(スポニチ)
ロッテは14日、小林雅英1軍投手コーチ(44)の今季限りでの退団を発表した。同コーチにはこの日、千葉市内の球団事務所で来季の契約を結ばないことを通達した。
小林コーチは今季、1軍のベンチ担当に就任。涌井、石川らエース級の不調や故障が続き、二木、酒居らの若手も伸び悩んだ。シーズン途中、先発に転向した有吉が6勝したが、救援陣も1年を通じて安定せず、チームの防御率はリーグ5位の4・04に終わっていた。
また、球団は金森栄治打撃コーチ(61)の退団も発表。ダイエー時代には井口監督を指導した恩師といえる存在で、就任に合わせ、コーチを務めていた秋田・ノースアジア大から招へいした。ただ体の軸回転で打球を飛ばす「金森理論」の浸透には時間がかかり、打線はリーグ5位の534得点と振るわなかった。
幕張の劇場王としていつもハラハラドキドキさせられたコバマサ。
オリックスでは2軍投手コーチを務め、松葉貴大や佐藤達也の育成を手掛けました。
オリックス在籍時の悪い評判は聞かなかったのですが、今年はブルペンからベンチ担当に配置転換され、投手起用を担当した、その結果がこれ。
残念ながら今シーズンの救援陣崩壊の責任の一端はコバマサにあるのでしょう。
誰もがコバマサのように鋼のメンタルと頑丈な体を持っているわけではないのです。
どうもコバマサはピッチャーの疲労の蓄積やメンタル面の消耗を考えていなかったように見えます。
内の心と体の弱さをコバマサはきちんと理解していたのでしょうか。
理解していれば、あれだけ救援失敗を繰り返すことはなかったでしょう。
先発投手の代え時といい、中継ぎの起用のタイミングと言い、コバマサの投手交代は首をかしげるものばかりでした。
残念ながらコバマサをブルペン担当からベンチ担当に配置換えしたのは人選ミスと言わざるを得ません。
金森コーチがマリーンズの貧打の責任を取るのは2回目。
荻野や中村や井上のように金森理論が合う選手は確かにいます。
しかし、金森コーチが始動した結果成績を落とす選手が多すぎると思います。
特定の選手の打撃だけ向上しても、チーム全体が貧打のままでは勝利にはつながりません。
結局金森の指導はマリーンズに合っていない(例外あり)ということなのでしょう。
もっとも、金森理論自体は球界内でも評価されているため、金森については楽天に引き抜かれるという話もあります。
【ロッテ】金森コーチ退団、来季・楽天入閣へ(報知)
ロッテ・金森栄治打撃コーチ(61)が今季限りで退団することが13日、分かった。
井口監督就任に際して6年ぶりに復帰し「ボディーターン」と呼ばれる、ボールを体にひきつけ、軸の回転で強い打球を打つ独自の理論で指導にあたった。今後は楽天に入閣予定。ダイエー時代には井口、城島らを育てた名伯楽が新天地へと旅立つ。
一方、引退した金澤が2軍バッテリーコーチに就任するそうです。
キャッチャーとしての才能はあまり無かった選手ですが、それでも16年も現役を続けられたのはコーチとしての能力が評価されたからなのでしょう。
若手キャッチャーの育成に期待です。
引退のロッテ金沢が来季2軍バッテリーコーチ就任へ(ニッカン)
今季限りで現役を引退したロッテ金沢岳捕手(34)が、来季2軍のバッテリーコーチに就任することが13日、分かった。今季も浦和球場ではプレーヤーとして練習するかたわら、兄貴分として後輩たちの育成に尽力。人格者で面倒見が良く、今岡2軍監督の評価も高かった。今季全試合でマスクをかぶった田村に次ぐ若手捕手陣の強化を、ロッテ一筋16年のベテランに委ねる。
また選手では、楽天を戦力外になった細川亨捕手(38)の獲得調査を進めていることも判明。08年と11年にベストナインとゴールデングラブ賞をダブル受賞。ソフトバンク時代は正捕手として3度の優勝と日本一に貢献した。楽天では2年間で1軍22試合の出場にとどまったが、現役続行を熱望している。
今季開花した井上ら、主力打者の指導に当たった金森栄治1軍打撃コーチ(61)は退団が決定した。
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選手の再就職には、こと最近、親切なロッテ球団なので、らしいなと思いますが、コーチになるには「良いコーチになる勉強」も必要かと思います。
岡田は古巣の栃木に派遣されるようですが、コーチ修行としては歓迎ですね。