
週刊文春にこんな記事が掲載されました。
ロッテ井口監督が極秘離婚&不倫相手の18歳下「元ミス沖縄」と極秘入籍!(文春オンライン)
2018年のシーズンから千葉ロッテマリーンズを率いる井口資仁監督(44)が、3年前に糟糠の妻・A子さんと離婚し、今年10月、18歳下で「元ミス沖縄」のB子さんと極秘入籍していたことがわかった。
5歳上のA子さんと井口はプロ入り前から交際をスタートし、井口はドラフト1位でダイエーホークスに入団。プロ1年目のシーズンが終わった1997年のオフに2人は入籍した。その後、福岡から米メジャー、千葉と活躍の舞台を変える井口に付いて、A子さんは陰日向になって20年近く、選手生活を支え続けた。
そんなA子さんと井口が離婚したのは2015年。離婚原因はB子さんとの不倫交際だった。井口は離婚の事実を現在に至るまで公表していないが、2017年9月24日、ZOZOマリンスタジアムに3万人のファンが詰め掛けた引退試合でも、離婚の事実が公にならぬよう、前妻であるA子さんを呼び、家族席に座らせ、家族のように振る舞わせるという“偽装工作”を謀っていた。
小誌取材班は、10月から正妻の座に収まったB子さんと井口が暮らす都内の自宅マンションを訪ね、携帯電話でもアプローチを試みたが、井口自身に話を聞くことはできなかった。
A子さんは小誌の直撃取材にこう答えた。
「辛い思いもしましたが、今は静かに暮らしています。私からお話することはありません」
12月13日(木)発売の「週刊文春」では、井口とB子さんの馴れ初めから、何度か家族で利用したことがある高級リゾートで3人が鉢合わせた修羅場での様子まで、詳しく報じている。
井口監督が不倫の末20年近く連れ添った前妻と3年前に離婚し、今年10月に不倫相手と再婚したこと。そして2017年の引退試合の際には離婚の事実が公にならないように前妻を家族席に座らせて家族のようにふるまわせるという偽装工作をしていたこと書かれていました。
そして13日発売の週刊文春には「ロッテ井口監督 元ミス沖縄と裏切りの不倫入籍 引退試合では前妻を家族席に座らせ“偽装工作”」という記事が掲載されました。
裏切りに偽装工作とは穏やかではありません。私は近所のコンビニで週刊文春の記事を立ち読みしましたが、拍子抜けするほど中身が薄い記事でした。
清田のように不倫相手に堕胎を迫り、パズドラのメッセージ機能で謝罪したというわけでもなければ、
サブローのように不倫相手に自分をご主人様と呼ばせたわけでもなく、
巨人の原監督のように不倫相手に堕胎を強要し、そのことを脅した元暴力団関係者に1億円を払ったというわけでもありませんでした。
目新しい内容は前妻と不倫相手と井口本人がリゾートホテルの駐車場で鉢合わせして、井口がゲスなセリフを吐いたという程度でしょうか。
ただその発言も本人や前妻から確認したわけではなく、自称関係者からの又聞き。はっきり言って信ぴょう性に欠けます。
記事の内容にパンチ力が全くありません。
確かに不倫は許されないことですし、そもそも私は井口監督を人格者だと思っていません。
ダイエー時代は球団と密約を交わしてメジャー挑戦。
2009年は反バレンタイン派の筆頭であり、バレンタイン監督の退任セレモニーも欠席。
西村・伊東政権下では定位置のセカンドを聖域化。打てず守れずでもスタメン起用され続けてチームの足を引っ張ったこともありました。
そして王貞治氏には開幕前に引退を伝えたのに、伊東監督には同年6月20日まで伝えませんでした。
真の人格者ならそのようなことはしないでしょう。
現役時代から、井口はあまり好きな選手ではありませんでした。
マリーンズのメンバーとして応援はしますが、ファンと言えるほどの思い入れはありません。
だがしかし、週刊文春のこの記事は気に食わない。
単なる不倫への批判なら問題ありません。
不倫はダメですが、清田よりはマシという結論で終わる話です。
文春のこの記事からは井口監督と千葉ロッテマリーンズに対する明確な悪意を感じます。
事実に嘘を織り交ぜつつ、その嘘を殊更に強調するのはプロパガンダの常套手段。
週刊文春の記事はジャーナリズムではありません。
井口監督とマリーンズへの誹謗中傷を目的とした、悪質な印象操作です。
何が嘘なのか。
それは「井口は離婚の事実を現在に至るまで公表していないが、2017年9月24日、ZOZOマリンスタジアムに3万人のファンが詰め掛けた引退試合でも、離婚の事実が公にならぬよう、前妻であるA子さんを呼び、家族席に座らせ、家族のように振る舞わせるという“偽装工作”を謀っていた」という部分です。
井口監督が離婚していたのは私も知りませんでしたが、そもそも私生活を切り売りする芸能人ではないのですから、離婚を公表する義務はありません。
逆の例ですが、里崎は結婚したことを引退まで2年間も公表していませんでした。
次に「偽装工作」の中身。
何をもって偽装工作としたのでしょうか。
文春の記事を読んでも出てくるのは前妻を家族席に座らせたという記載だけで、「家族のように振る舞わせる」という行為の具体的な内容については何も書かれていません。
そもそも前妻のA子さんは本当に妻として家族席に座ったのでしょうか。単なる関係者席ではありませんか?
文春は前妻の座った席が球団により「家族席」とカテゴライズされていたという証拠をつかんでいるのでしょうか。
井口監督の妻として座らせたという明白な証拠があるのでしょうか。
証拠があるなら書くはずです。ですが、文春の記事には一切書かれていません。
夫婦の形はそれぞれ。離婚をしたから二度と会わないとは限りません。
離婚したとはいえ20年間井口を支えたのは事実なのですから、前妻を関係者として球場に呼んでもおかしくはないでしょう。
ましてや引退セレモニーでは娘の琳王さんが始球式を務め、試合後には井口に花束を渡しているのです。
娘の母親として琳王さんの隣に座るのは当然で、むしろ親子を離して座らせる方が不自然でしょう。
ロッテ 井口の長女が引退試合の始球式務める(デイリー)
ロッテ・井口の引退試合で始球式を務めたのは長女・琳王(りお)さんだった。
「緊張しました。でも、友達とずっと練習をしてきたので、その成果は出たと思います」と振り返り、「父の引退試合での初めての始球式。とてもいい思い出になりました。うれしかったです」と感激していた。
逆に、井口監督が離婚を隠すための「偽装工作」をしていないことを証明する状況証拠ならいくつか存在します。
まずは長女である琳王(りお)さんのユニフォーム。
娘なのですから背中の文字は「IGUCHI」になるはずです。
ところが、この写真をご覧ください。
琳王(りお)さんのユニフォームの背中の文字は「IGUCHI」ではなく「RIO」です。
なぜ、「IGUCHI」ではないのか。それは両親の離婚で苗字が井口ではなくなったからではないでしょうか。
偽装工作をするのなら、娘に「IGUCHI」ユニを着せるはずです。ところが井口はそうしなかったのです。
そして2つ目は井口の引退スピーチ。
引退スピーチに必ず入るはずの、「家族への感謝」というフレーズがありません。
ロッテ井口「最高の野球人生」/引退スピーチ全文(ニッカン)
「このようなセレモニーを行っていただいた、ロッテマリーンズの関係者の皆様、最後まで残っていただいたファンの皆様、本当にありがとうございました。
ホークスで8年、アメリカで4年、マリーンズで9年、常にチャレンジを忘れず、挑み続けてきました。入団当初の目標だった2000本安打、メジャー挑戦、40歳まで現役。他の選手では経験できないことを多く経験させていただき、自分自身の宝になりました。そして、21年間、多くの皆様に応援していただき、今日の引退試合、そしてこのセレモニー、本当に最高の野球人生だったと思います。
小さい頃から夢だったプロ野球選手は今日で終わりますが、また明日から次の夢、目標に向かって、精いっぱい頑張ります。そして、ますますの野球発展、野球振興のために尽くすことが、皆様への恩返しだと思っております。
わがマリーンズですが、このような順位で終わるチームではありません。まだまだ、伸びしろのある中堅、若手選手がたくさんいます。ぜひ、皆さん、今以上に熱い声援をよろしくお願いします。そして、選手の皆様、来シーズンはこの悔しさをファンとともにぶつけて、このマリンスタジアムにチャンピオンフラッグを掲げて下さい。選手の皆さん、期待しています。
最後になりました。21年間、熱い声援をいただいたファンの皆様、チームの皆様、サポートしていただいた球団の皆様、全ての皆様方に感謝して、今日、ユニホームを脱ぎたいと思います。21年間、本当に、本当に、ご声援ありがとうございました」
偽装工作を行うのであれば奥さんへの感謝を口にするでしょう。しかし井口はそれを口にしませんでした。
サポートしてくれた前妻が離婚により「家族」ではなくなっているためでしょう。
そして決定的なのは、井口が離婚して独身になったことを隠していない、ということです。

ニッカンやスポニチが発行した2018年版の選手名鑑でははっきりと独身と書かれています。
井口の公式サイトでも発売前の12月12日時点で独身と書かれていました。
離婚したことを隠していないのですから、離婚を否定するような偽装工作を行う必要がないのです。
週刊文春の記事に対してはマリーンズファンから批判の声が殺到。
ネットメディアにはこのような記事が掲載されました。
“文春砲”がフェイクニュース? ロッテ井口監督の「極秘入籍」を巡ってネットから反論殺到(リアルライブ)
千葉ロッテマリーンズを率いる井口資仁監督の離婚と再婚を『週刊文春』(文藝春秋)12月20日号が報じた。
『週刊文春』の記事によると、井口監督は3年前の2015年に前妻と離婚し、今年10月に「元ミス沖縄」の18歳下の女性と極秘入籍していたという。前妻との離婚の原因は、現妻との不倫だったというが、井口監督はその事実を公表せず、昨年9月の自身の引退試合にも元妻を家族席に座らせ、あたかも家族であるように『偽装工作』を行っていたとのこと。
しかし、これについてネットからは、「いや、別に隠してないでしょ」「別に公表してるかどうかなんて些細なことだから」「コアなファンなら井口監督が独身だったって知ってる」といった声が殺到。『週刊文春』の報道を「フェイクニュース」だとする声が多々上がってしまっていた。
実は『スポニチプロ野球選手名鑑 2018』(毎日新聞出版)などに記載された井口監督のプロフィールには、「独身」と書かれており、報道以前に独身であることを隠していたわけではなかったことは明らか。それだけに、「名鑑に載せてるんだから公表してるじゃん」「世間からの評判が落ちるのは井口ではなく文春になりそうだね」といった指摘も見受けられた。
また、文春が指摘する「引退試合に元妻を家族席に座らせた『偽装工作』」についても、引退試合当日、井口監督の長女が始球式を務めたこともあり、「ただの付き添いじゃないの?」「娘が始球式やったんだから、家族席取るのはそこまで不自然じゃない」といった声も噴出していた。
『週刊文春』に対する呆れ声も多く集まっているが、一方、ネット上からはこの“極秘離婚”という報道で、井口監督のイメージは大きく下がってしまっている。『週刊文春』公式ツイッターに直接「誤報」を伝えるツイッターユーザーも出てきているが、13日時点で『週刊文春』は報道を訂正していない。
不倫を擁護するつもりはありません。
しかし、その不倫による離婚は3年前の話。文春はなぜ今頃になって記事にしたのでしょうか。
FA宣言した丸の巨人入りを千葉ロッテマリーンズが邪魔した形になりましたが、この記事はちょうどその直後に掲載されました。
タイミングとしては何かキナ臭いものを感じます。
何らかの理由があって千葉ロッテマリーンズと井口監督のイメージを落とす必要があったのでしょう。
しかしスポーツ選手の不倫などありふれた話であり、それだけでは記事になりません。
だからこそ、偽装工作というセンセーショナルな文言を入れて、印象操作を図ったのだと思われます。
千葉ロッテマリーンズ球団としては今後どのように対応するのでしょうか。
現在文春オンラインではマリーンズの梶原広報やマリーンズの選手たちが記事を書いていますが、もし今後文藝春秋社として記事の訂正も謝罪もしないのであれば、来年は文春オンラインへの寄稿を取りやめるべきでしょう。
このまま何事もなく梶原広報が文春オンラインに記事を書き続けるということは、マリーンズ球団が文春の記事の内容を事実だと認めることになるからです。
井口監督とマリーンズの名誉のためにも、黙って引き下がるべきではありません。
ロッテには企業としての毅然とした対応を期待します。
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不倫(?)やら離婚やらを擁護する気はありませんが、積極的に発表する義務など全くありませんし、ましてや「偽装工作」とは言いがかりにもほどがあります。
「しょせんはゴシップ週刊誌」と大目に見ていては、悪質なメディアを調子づかせるばかりです。
Numberなど別媒体まで広げて考えてみても、文藝春秋に媚びへつらう必要性やメリットは感じられません。毅然とした対応を望みたいところです。