2017年のイギリス旅行記第10回です。
4日目はSL列車が走るグレートセントラル保存鉄道に乗車します。
19世紀の雰囲気を残すラフボロー・セントラル駅を見学し、走行するSL列車を撮影しました。
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■4日目 2017年2月12日 日曜日
レスター郊外の町ラフボローの駅から徒歩15分。グレートセントラル保存鉄道の始発駅、ラフボロー・セントラル駅にやってきました。
グレートセントラル保存鉄道は1897年から1969年まで営業していたグレートセントラル線の廃線跡を活用した保存鉄道で、ボランティアの手によって運営されています。
現在保存鉄道として復活した区間はラフボローセントラル駅とレスター・ノース駅間の13.3キロ。週末を中心にSL列車や古いディーゼルカーが往復しています。
グレートセントラル保存鉄道ホームページ
この駅舎は線路をまたぐ道路の橋の上にあり、とても小さな建物です。中に入ると切符売り場があり、往復切符を32ポンドで購入しました。
特に列車の指定はなく、乗りたい列車に乗ればいいようです。
時刻は12時前。13時発の列車もありますが、走行中のSL列車も撮影したいので次の13時50分発のSL列車に乗りたいと思います。
ホームに降りると蒸気機関車が連結作業を行っていました。
古めかしい客車とレンガ造りの駅舎。まるで19世紀にタイムスリップしたかのようです。
グレートセントラル保存鉄道は様々な映画やテレビの撮影に使用され、有名どころではアガサ・クリスティーの「パディントン発4時50分」の撮影にも使われたそうです。
ホームの端まで歩いてみました。
気温は氷点下。客車からは蒸気が上がっています。
昔の雰囲気を再現するために置かれた乳母車。少し不気味です。
荷物の重さをはかる秤。
廃止前のグレートセントラル鉄道の時刻表を復元したもの。特急列車はロンドンからレスターまで2時間程度で走破していたのですね。相当早いです。
さて、せっかくのSL列車です。SLに乗るだけではなく、SLが走る姿も撮影しなければなりません。
ラフボロー・セントラルえきから1キロほど離れた線路沿いに芝生の公園があり、ここからならSL列車を撮影できそうです。
ちょうど12時15分にSL列車が出発しますから、急げば間に合うでしょう。
我々は駅舎を出て、線路沿いの公園に向かって急ぎ足で歩きました。
住宅地を歩き、線路沿いの公園へ。氷点下の寒さですが、寒いなどと言っている場合ではありません。
しばらく待っているとSL列車が汽笛を鳴らしながらやってきました。
さらには反対方向から3両編成のディーゼルカーもやってきました。なんとすれ違いです。
グレートセントラル保存鉄道は世界的にも珍しい、複線区間がある保存鉄道なのです。
ディーゼルカーとすれ違うSL列車。ディーゼルカーの方は1960年ごろに製造された車両です。
汽笛を鳴らしながらすれ違います。
古めかしい客車をつないでいます。これに乗れるのかと思うとワクワクします。
いやー、この景色を見るためにイギリスにやってきた、と言っても過言ではありません。
サッカーとSL列車。目的を果たせてよかったです。
小雨がぱらつく中、ラフボロー・セントラル駅に戻ってきました。
さすがに寒いです。休憩所で温まりましょう。
ホームにある時刻表。DMUというのがディーゼルカーです。我々が乗るのは1時50分発。しばらく駅を見学しましょう。
レスターが近いだけあって、岡崎慎司が所属するレスター・シティの優勝をほめたたえる紙が誇らしげに掲示されていました。
休憩室にはグッズショップも併設されていました。様々な本が売られているようですね。
グッズショップの中に入りました。
ボランティアによる運営ですから、少しでも売り上げに貢献したいものです。
マウスパッドや本、ボールペンなどを買いました。
休憩室内のカフェ。この部屋は19世紀末の開業当時の面影を残しています。
暖炉。冷え切った体が温まります。
カフェでサンドイッチと紅茶を頼み、昼ごはんにしました。
サンドイッチは普通の味ですが、紅茶は体に染み渡るおいしさでした。
カフェのカウンター。お酒も出しているようです。
ホームに停車する1時発の列車。この列車はレストランカー付きですが、レストランカーは予約が必要です。
発車を待つ蒸気機関車。運転士が談笑しています。
煙に包まれるプラットホーム。古き良き英国の鉄道の情景です。
レストランカーの様子。おしゃれな雰囲気ですね。
階段を上がり駅舎外へ。1時発のSL列車が出発していきました。
煙に巻かれながらSL列車を見送ります。
1960年製のディーゼルカー。15時の列車です。
ドアの位置が特徴的ですね。
降りるときは窓を開けて、車外の取っ手を回すタイプのドアです。
時刻は1時半。我々が乗車する1時50分発のSL列車が入線してきました。蒸気機関車がお尻を向けています。
SL列車を降りる客。
SLの機回し作業が始まりました。
客車から切り離されたSLが動き出します。
こんな近くでSLが見られるのは贅沢ですね。
先頭へと向かうSL。
機回しの模様を撮影しました。
客車の様子。木製の古めかしい客車です。
客車によって内装が若干違うようです。
コンパートメント車両。一人で乗ると結構気まずいです。
さあ、次回はいよいよSL列車が動き出します。
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レスター郊外の町ラフボローの駅から徒歩15分。グレートセントラル保存鉄道の始発駅、ラフボロー・セントラル駅にやってきました。
グレートセントラル保存鉄道は1897年から1969年まで営業していたグレートセントラル線の廃線跡を活用した保存鉄道で、ボランティアの手によって運営されています。
現在保存鉄道として復活した区間はラフボローセントラル駅とレスター・ノース駅間の13.3キロ。週末を中心にSL列車や古いディーゼルカーが往復しています。
グレートセントラル保存鉄道ホームページ
この駅舎は線路をまたぐ道路の橋の上にあり、とても小さな建物です。中に入ると切符売り場があり、往復切符を32ポンドで購入しました。
特に列車の指定はなく、乗りたい列車に乗ればいいようです。
時刻は12時前。13時発の列車もありますが、走行中のSL列車も撮影したいので次の13時50分発のSL列車に乗りたいと思います。
ホームに降りると蒸気機関車が連結作業を行っていました。
古めかしい客車とレンガ造りの駅舎。まるで19世紀にタイムスリップしたかのようです。
グレートセントラル保存鉄道は様々な映画やテレビの撮影に使用され、有名どころではアガサ・クリスティーの「パディントン発4時50分」の撮影にも使われたそうです。
ホームの端まで歩いてみました。
気温は氷点下。客車からは蒸気が上がっています。
昔の雰囲気を再現するために置かれた乳母車。少し不気味です。
荷物の重さをはかる秤。
廃止前のグレートセントラル鉄道の時刻表を復元したもの。特急列車はロンドンからレスターまで2時間程度で走破していたのですね。相当早いです。
さて、せっかくのSL列車です。SLに乗るだけではなく、SLが走る姿も撮影しなければなりません。
ラフボロー・セントラルえきから1キロほど離れた線路沿いに芝生の公園があり、ここからならSL列車を撮影できそうです。
ちょうど12時15分にSL列車が出発しますから、急げば間に合うでしょう。
我々は駅舎を出て、線路沿いの公園に向かって急ぎ足で歩きました。
住宅地を歩き、線路沿いの公園へ。氷点下の寒さですが、寒いなどと言っている場合ではありません。
しばらく待っているとSL列車が汽笛を鳴らしながらやってきました。
さらには反対方向から3両編成のディーゼルカーもやってきました。なんとすれ違いです。
グレートセントラル保存鉄道は世界的にも珍しい、複線区間がある保存鉄道なのです。
ディーゼルカーとすれ違うSL列車。ディーゼルカーの方は1960年ごろに製造された車両です。
汽笛を鳴らしながらすれ違います。
古めかしい客車をつないでいます。これに乗れるのかと思うとワクワクします。
いやー、この景色を見るためにイギリスにやってきた、と言っても過言ではありません。
サッカーとSL列車。目的を果たせてよかったです。
小雨がぱらつく中、ラフボロー・セントラル駅に戻ってきました。
さすがに寒いです。休憩所で温まりましょう。
ホームにある時刻表。DMUというのがディーゼルカーです。我々が乗るのは1時50分発。しばらく駅を見学しましょう。
レスターが近いだけあって、岡崎慎司が所属するレスター・シティの優勝をほめたたえる紙が誇らしげに掲示されていました。
休憩室にはグッズショップも併設されていました。様々な本が売られているようですね。
グッズショップの中に入りました。
ボランティアによる運営ですから、少しでも売り上げに貢献したいものです。
マウスパッドや本、ボールペンなどを買いました。
休憩室内のカフェ。この部屋は19世紀末の開業当時の面影を残しています。
暖炉。冷え切った体が温まります。
カフェでサンドイッチと紅茶を頼み、昼ごはんにしました。
サンドイッチは普通の味ですが、紅茶は体に染み渡るおいしさでした。
カフェのカウンター。お酒も出しているようです。
ホームに停車する1時発の列車。この列車はレストランカー付きですが、レストランカーは予約が必要です。
発車を待つ蒸気機関車。運転士が談笑しています。
煙に包まれるプラットホーム。古き良き英国の鉄道の情景です。
レストランカーの様子。おしゃれな雰囲気ですね。
階段を上がり駅舎外へ。1時発のSL列車が出発していきました。
煙に巻かれながらSL列車を見送ります。
1960年製のディーゼルカー。15時の列車です。
ドアの位置が特徴的ですね。
降りるときは窓を開けて、車外の取っ手を回すタイプのドアです。
時刻は1時半。我々が乗車する1時50分発のSL列車が入線してきました。蒸気機関車がお尻を向けています。
SL列車を降りる客。
SLの機回し作業が始まりました。
客車から切り離されたSLが動き出します。
こんな近くでSLが見られるのは贅沢ですね。
先頭へと向かうSL。
機回しの模様を撮影しました。
客車の様子。木製の古めかしい客車です。
客車によって内装が若干違うようです。
コンパートメント車両。一人で乗ると結構気まずいです。
さあ、次回はいよいよSL列車が動き出します。
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