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イタリア・シチリア島旅行記の第14回です。
4日目はパレルモとモンレアーレを観光します。
世界遺産となっている黄金の教会、マルトラーナ教会などを見学し、バスでモンレアーレへと向かいました。

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■4日目 2017年9月4日 月曜日

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パレルモ観光も佳境。午前中はノルマン王宮と大聖堂を見学し、旧市街の中心にあるクアトロ・カンティという十字路まで歩いてきました。


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観光客でにぎわう円形の交差点。3層の彫刻が十字路を見下ろしています。


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プレトーリア広場。この周辺は教会が集まっています。
昨日は時間の関係で見学できなかった教会がありますので、行ってみましょう。


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赤いドームが印象的なサン・カタルド教会。イスラム文化の香りがします。


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サン・カタルド教会は昨日見学しましたが、隣のマルトラーナ教会は見学時間外でした。
今日の午前中なら開いています。


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マルトラーナ教会に入りました。金色に輝くモザイク装飾が見事です。


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マルトラーナ教会は1143年に建設され、当時のノルマン文化の象徴として世界遺産に指定されています。


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天井のモザイクはビザンチン様式。シチリア最古の様式だそうです。


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輝くモザイクの美しさ。首が痛くなるのも忘れて見入ってしまいます。


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見事な彫刻に覆われた祭壇。


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祭壇の上には聖母被昇天の絵が飾られています。


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再び天井の金モザイクを見上げます。


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小さな教会ですが、見ごたえは十分です。


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素晴らしいモザイクですね。


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教会内にはたくさんの椅子が置かれているので、座りながらじっくりと天井のモザイクを眺めることができます。


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天使や聖人たちが描かれています。


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祝福するキリストと4人の大天使のモザイク。


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祭壇。


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天井のドーム部分のフレスコ画。


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細かな彫刻。


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天井ばかりに目が行ってしまいますが、床の幾何学模様のモザイクも素晴らしいです。


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床のモザイクはイスラムの香りがします。やはりパレルモは様々な文化が混ざり合った町です。


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柱も美しいですね。


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天井のフレスコ画はバロック時代に描かれたのだそうです。


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椅子に座って体力回復を図ります。
素晴らしい教会ですが、モザイクなどの芸術作品をずっと見ていると脳が疲れます。


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面白いモザイク画がありました。
聖母マリアのもとのジョルジョ・ダンティオキアと言う絵で、マルトラーナ教会を作ったダンティオキアが聖母マリアに平伏しています。カメのような姿をしていますね。


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マルトラーナ教会を出て、クアトロ・カンティに面したサン・ジュゼッペ・ディ・テアティーニ教会に入ってみました。


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天井の装飾が素晴らしいですね。絵かと思ったら彫刻でした。


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ガイドブックには載っていませんが、見ごたえのある教会だと思います。


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そろそろモンレアーレに行く時間です。モンレアーレ行きのバスはノルマン王宮からインディペンデンツァ広場を挟んで反対側のバス停から出発します。
12時半出発で、所要30分ほど。昨日購入した市内バス2日間乗り放題チケットで乗車することができます。
始発のバス停では座席に余裕がありましたが、次に停車したノルマン王宮前のバス停で大量の観光客が乗り込み満員となりました。
すぐ目の前に始発停留所があるのに、なぜ混雑した王宮前停留所から乗車するのでしょう。

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モンレアーレへの道のりは一本道ですが、かなり渋滞していました。
信号も無ければ秩序もなく、人とバイクと車が入り乱れる道を進むこと約30分。
やがて道は上り坂となりました。間もなくモンレアーレです。

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住宅地を見下ろしつつ坂を上っていきます。

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遠くには海が見えています。

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13時10分ごろにモンレアーレのバス停に到着。
金モザイクで知られる大聖堂を見に行きましょう。


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