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イタリア・シチリア島旅行記の第16回です。
4日目はパレルモとモンレアーレを観光します。
世界遺産となっているモンレアーレ大聖堂を見学しました。

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■4日目 2017年9月4日 月曜日


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パレルモの郊外にあるモンレアーレという町に来ています。
ここモンレアーレの観光の目玉は巨大な大聖堂。
初代シチリア王のグリエルモ2世によって1174年に建設されました。
パレルモから近いこの町になぜ巨大な大聖堂を建てた理由は、すでにローマ教皇の影響下にあったパレルモの大聖堂に対抗するためだったと言われています。

地球の歩き方によれば午後の見学時間は15:30からと書かれていますが、実際は14:30からでした。
地球の歩き方は個人旅行者にとってありがたいガイドブックではあるものの、間違いが多いのは玉に瑕です。


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モンレアーレ大聖堂の何か素晴らしいか。
それはこの黄金のモザイクです。


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壁一面に描かれた黄金のモザイクは聖書の物語が描かれています。


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ひたすらモザイクを見上げます。


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このモザイク画も東西の文化が融合したものです。
人物を描いたモザイクの制作はギリシャ人が担当し、下側の幾何学模様のモザイクはイスラム人が担当したと言われています。


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聖母マリアや聖人たちが描かれたモザイク画。

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大聖堂の後陣。


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正面には全知全能の神キリストが描かれています。


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天井の装飾も見事と言うほかありません。


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聖母マリアのモザイク。


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カメラを縦にしてみました。
迫力がありますね。


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聖書の物語。


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様々な場面が描かれています。


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有名なカインとアベル。


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立ちっぱなしだと疲れるので、椅子に座りながらモザイクを見上げます。


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このモザイクを見るために、交通の便が悪い田舎町にもかかわらず多くの観光客が訪れるのです。


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大きな棺がありました。シチリア王グリエルモ2世の棺です。


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巨大な人物画のモザイク。


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十字架に架かるキリスト像。


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モザイクを見上げます。


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アダムとイブがいます。


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イブにリンゴを食べさせようとする蛇。


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ノアの箱舟。


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モンレアーレ大聖堂はどこを見ても素晴らしいのですが、情報量が多すぎて頭が疲れます。


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柱の装飾も見事。


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大聖堂の見学は基本無料ですが、一部の礼拝堂と博物館と屋上は追加料金を払ってチケットを買う必要があります。主祭壇脇のチケットブースで追加料金がかかる部分のチケットを買いました。
博物館の公開が15時半で終わるので、まず博物館に行けとの指示を受け、博物館へと向かいます。


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窓からは先ほど見学した回廊が見えます。さきほど回廊から覗き込んだ窓がこちらです。


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豪華なタペストリー。


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様々な彫像、宗教画などが展示されています。


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モンレアーレ大聖堂の博物館は4フロアもあり、展示がかなり充実しています。


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大理石の彫刻。


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見事な細工です。


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地球儀がありました。


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黄金の聖具。


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大聖堂を模した箱。


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時計。


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片田舎の大聖堂とは思えない充実した展示物。
モンレアーレ大聖堂がかつてどれだけの権勢を誇ったかわかるというものです。


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こちらは17世紀に作られた聖具です


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説明書きがイタリア語だけなのでよくわかりませんが、17世紀に作られた偉い人の像です。


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これまた見事。


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すばらしい。モンレアーレ大聖堂は大聖堂内部だけでなく、博物館にも一見の価値がありました。
次回もモンレアーレ大聖堂を見学します。

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