イタリア・シチリア島旅行記の第20回です。
5日目はギリシャ・ローマ時代の遺跡が残るアグリジェントを観光します。
ギリシャ神殿の最高傑作と呼ばれるコンコルディア神殿、丘の上に立つヘラ神殿を前にして、タイムスリップした気分を味わいました。
マリーンズ・日本ブログ村ランキング
プロ野球・人気blogランキング
■5日目 2017年9月5日 火曜日
シチリア南部のアグリジェントにある神殿の谷を散策しています。
神殿の谷は紀元前580年ごろ古代ギリシャ人によって建設された植民都市の遺跡で、古代ギリシャ時代の神殿やヘレニズム・ローマ時代の町の遺構が残っています。
東西に長い神殿の谷の中間地点までやってきました。遺跡見物はここからが本番。
緩やかな上り坂の向こうには古代ギリシャ時代のコンコルディア神殿がそびえています。
ギリシャ神殿建築の最高傑作として名高いコンコルディア神殿。
保存状態がとてもよい、ドーリス式の神殿です。
坂を上り、コンコルディア神殿に近づいていきます。
地面に埋もれる意思はかつて城壁の一部でした。
城壁などの防衛施設の遺構が残っています。
穴があったら入りたくなります。
コンコルディア神殿。
コンコルディアとは和解、平和、調和を象徴するローマの女神の名前です。
神殿付近から出土した石碑の断片に由来する名前だそうで、建設当時は別の名前で呼ばれていました。
もともとはディオスクロイ神にささげられた神殿であると言われています。
前面に6柱、側面に13柱。美しい形がそのまま残っています。
建設当時は鮮やかな色合いの彩色が施されていたようです。
太くて立派な柱ですね。
コンコルディア神殿を横から。巨大な神殿です。
内部に入ることはできません。
コンコルディア神殿からアグリジェントの海を眺めます。
かつてのアグリジェントは海洋貿易で栄えたのです。
コンコルディア神殿を反対側から。古代へのロマンが掻き立てられますね。
2000年の時の流れを感じます。
神殿内部をのぞき込みます。いろいろな部屋があったようですね。
神殿の前に置かれた謎の現代彫刻。腕の無い男性の天使です。
ここからさらに歩いてヘラ神殿を目指します。
丘の上に立つヘラ神殿が見えてきました。
が、9月初めのシチリアは真夏。直射日光の下を歩きづつけると疲れます。
そして昼ご飯をまだ食べていませんし、のども乾きました。
カフェで昼ご飯を食べながら一休みしましょう。
ビールとパニーニを注文。ビールは5ユーロもしましたが、誘惑には勝てませんでした。
椅子に座り、ビールをゴクリ。
うまい、うますぎる！
人生の中でこれほどおいしいビールはなかなかありません。
木陰でのんびり休みます。ただ、蜂がブンブン飛んでいるのが気になりました。
ビールを飲んで元気を取り戻し、遺跡散策を再開します。
このあたりは城壁の遺構です。
かなり頑丈な城壁だったようです。
穴の部分は兵士の詰め所だったのでしょうか。
城壁が続きます。
穴の向こうにアグリジェントの海が見えています。
日陰で野良犬が寝ています。
昼寝をする野良犬。
ヘラ神殿の近くには特設ステージがありました。
夜のライトアップされた神殿をバックに音楽を聴くのは最高でしょう。
残念ながら今日はイベント開催日ではありませんでした。
ヘラ神殿への階段を上がります。
階段から神殿の谷を見下ろします。
ヘラ神殿が近づいてきました。ジュノーネ・ラチニア神殿とも呼ばれています。
遠くにはコンコルディア神殿が見えます。
これがまた、いいんですよ。
丘の上にそびえるコンコルディア神殿。
素晴らしい光景です。古代ギリシャの人たちも同じような光景を眺めていたのだろうと思うと、気持ちが高ぶります。
ヘラ神殿は25本の柱と屋根の一部が残っています。
補修の跡。
カルタゴ軍の侵攻に遭い、破壊されてしまったのだそうです。
どれだけ立派な神殿だったのでしょうか。
夏のシチリアの日差しを浴びるヘラ神殿。
柱だけがそびえたつ、まさに孤高の神殿です。
基礎部分はしっかりと残っています。
ヘラ神殿の説明書き。イタリア語と英語で書かれています。
ヘラ神殿からの景色。シチリア島の丘陵地帯が広がり、その向こうは地中海です。
素晴らしい神殿です。
ヘラ神殿が建つ丘を下っていきます。
ヘラ神殿は神殿の谷の最も西にある部分です。
出入り口もありますが、路線バスが来ないので、個人旅行者がここから出入りすることはあまりないでしょう。
神殿の谷の北部にはヘレニズム・ローマ時代の町並みの遺構が残っています。
町並みの遺構へ向かう道はコンコルディア神殿付近から伸びているので、コンコルディア神殿まで戻りました。
コンコルディア神殿から階段を降り、移籍を北へと歩きます。
次回もアグリジェントの遺跡巡りです。
次の旅行記へ 前の旅行記へ 2017年イタリア・シチリア島旅行記目次へ
シチリア南部のアグリジェントにある神殿の谷を散策しています。
神殿の谷は紀元前580年ごろ古代ギリシャ人によって建設された植民都市の遺跡で、古代ギリシャ時代の神殿やヘレニズム・ローマ時代の町の遺構が残っています。
東西に長い神殿の谷の中間地点までやってきました。遺跡見物はここからが本番。
緩やかな上り坂の向こうには古代ギリシャ時代のコンコルディア神殿がそびえています。
ギリシャ神殿建築の最高傑作として名高いコンコルディア神殿。
保存状態がとてもよい、ドーリス式の神殿です。
坂を上り、コンコルディア神殿に近づいていきます。
地面に埋もれる意思はかつて城壁の一部でした。
城壁などの防衛施設の遺構が残っています。
穴があったら入りたくなります。
コンコルディア神殿。
コンコルディアとは和解、平和、調和を象徴するローマの女神の名前です。
神殿付近から出土した石碑の断片に由来する名前だそうで、建設当時は別の名前で呼ばれていました。
もともとはディオスクロイ神にささげられた神殿であると言われています。
前面に6柱、側面に13柱。美しい形がそのまま残っています。
建設当時は鮮やかな色合いの彩色が施されていたようです。
太くて立派な柱ですね。
コンコルディア神殿を横から。巨大な神殿です。
内部に入ることはできません。
コンコルディア神殿からアグリジェントの海を眺めます。
かつてのアグリジェントは海洋貿易で栄えたのです。
コンコルディア神殿を反対側から。古代へのロマンが掻き立てられますね。
2000年の時の流れを感じます。
神殿内部をのぞき込みます。いろいろな部屋があったようですね。
神殿の前に置かれた謎の現代彫刻。腕の無い男性の天使です。
ここからさらに歩いてヘラ神殿を目指します。
丘の上に立つヘラ神殿が見えてきました。
が、9月初めのシチリアは真夏。直射日光の下を歩きづつけると疲れます。
そして昼ご飯をまだ食べていませんし、のども乾きました。
カフェで昼ご飯を食べながら一休みしましょう。
ビールとパニーニを注文。ビールは5ユーロもしましたが、誘惑には勝てませんでした。
椅子に座り、ビールをゴクリ。
うまい、うますぎる！
人生の中でこれほどおいしいビールはなかなかありません。
木陰でのんびり休みます。ただ、蜂がブンブン飛んでいるのが気になりました。
ビールを飲んで元気を取り戻し、遺跡散策を再開します。
このあたりは城壁の遺構です。
かなり頑丈な城壁だったようです。
穴の部分は兵士の詰め所だったのでしょうか。
城壁が続きます。
穴の向こうにアグリジェントの海が見えています。
日陰で野良犬が寝ています。
昼寝をする野良犬。
ヘラ神殿の近くには特設ステージがありました。
夜のライトアップされた神殿をバックに音楽を聴くのは最高でしょう。
残念ながら今日はイベント開催日ではありませんでした。
ヘラ神殿への階段を上がります。
階段から神殿の谷を見下ろします。
ヘラ神殿が近づいてきました。ジュノーネ・ラチニア神殿とも呼ばれています。
遠くにはコンコルディア神殿が見えます。
これがまた、いいんですよ。
丘の上にそびえるコンコルディア神殿。
素晴らしい光景です。古代ギリシャの人たちも同じような光景を眺めていたのだろうと思うと、気持ちが高ぶります。
ヘラ神殿は25本の柱と屋根の一部が残っています。
補修の跡。
カルタゴ軍の侵攻に遭い、破壊されてしまったのだそうです。
どれだけ立派な神殿だったのでしょうか。
夏のシチリアの日差しを浴びるヘラ神殿。
柱だけがそびえたつ、まさに孤高の神殿です。
基礎部分はしっかりと残っています。
ヘラ神殿の説明書き。イタリア語と英語で書かれています。
ヘラ神殿からの景色。シチリア島の丘陵地帯が広がり、その向こうは地中海です。
素晴らしい神殿です。
ヘラ神殿が建つ丘を下っていきます。
ヘラ神殿は神殿の谷の最も西にある部分です。
出入り口もありますが、路線バスが来ないので、個人旅行者がここから出入りすることはあまりないでしょう。
神殿の谷の北部にはヘレニズム・ローマ時代の町並みの遺構が残っています。
町並みの遺構へ向かう道はコンコルディア神殿付近から伸びているので、コンコルディア神殿まで戻りました。
コンコルディア神殿から階段を降り、移籍を北へと歩きます。
次回もアグリジェントの遺跡巡りです。
次の旅行記へ 前の旅行記へ 2017年イタリア・シチリア島旅行記目次へ
