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イタリア・シチリア島旅行記の第30回です。
7日目はバロック建築の町ラグーザをを歩きます。
下の町イブラ地区を歩き回り、イタリア料理界の巨匠チッチョ・スルターノ氏が手掛けるミシュラン二つ星の店「ドゥオモ」で豪華ランチを堪能しました。

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■7日目 2017年9月7日 木曜日

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ラグーザの旧市街、イブラ地区へやってきました。
昨日の夜一度訪れていますが、昼はまた違った味わいがあります。
15時19分発の列車に乗ってラグーザからシラクーサに向かう予定ですから、存分に街歩きを楽しんだ後はランチにしましょう。


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イブラ地区入口の広場にはバス停があり、スーペリオーレ地区にバスで行くことができます。本数は1時間に1本程度。あまり多くありません。


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広場にあった教会。入ってみましょう。


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白を基調とした落ち着いた雰囲気の教会です。


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でも柱の装飾が見事です。


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丘の上に広がるスーペリオーレ地区の町並みを見上げます。帰りはここを上ってホテルに向かわないといけません。


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イブラ地区を歩きます。


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大聖堂へと向かう道。緩やかにカーブしています。


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Y字路を左へ。


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後ろを振り返るとスーペリオーレ地区の町並みがみえます。


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イブラ地区の大聖堂、ディ・サン・ジョルジョ大聖堂のドームが見えてきました。
ここは夜の方が雰囲気があってステキです。

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ドーム。中に入れるのでしょうか。


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大聖堂に通じる道の途中に「ドゥオモ」というレストランがありました。
シチリア一の名店と呼ばれ、シチリアでも数少ないミシュラン二つ星のお店です。ミシュラン2つ星の店はイタリア全土でも41店しかありません。
そのうち2つがここラグーザにあるのです。田舎町と思いきや、実はラグーザは食の都でもあるのですね。
シェフのチッチョ・スルターノはイタリア料理界の巨匠として知られ、何度も日本に訪れています。
最近は日本橋三越や伊勢丹新宿店のイタリア展で来日しています。

ミシュラン2つ星、チッチョシェフが手がける本場のカンノーロ

トリップアドバイザーには12時開店と書いてあったので12時に行ったのですが、店内に入ると12時半開店だと言われました。
幸いウェイターさんから12時半の開店と同時刻に予約するか聞かれたので、お言葉に甘えて予約することにしました。
イタリア屈指の名店ですから、予約するに越したことはありません。


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イブラ地区の大聖堂、ディ・サン・ジョルジョ大聖堂です。
扉が閉まっており入れません。イタリア語で張り紙がしてあり、なにか書いてあります。
スマホで翻訳しようと頑張っていたところ、通りすがりのイタリア人女性から「今日は午前中お休みで、午後は4時からですよ」と言われました。
私は15時半の列車でシラクーサに向かわないといけないので大聖堂の見学はできないことになります。
残念。


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大聖堂周辺の細い路地をぶらぶら。鉢植えがたくさんあります。


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大聖堂のドームが正面に見える高台に登りました。


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遠くにはスーペリオーレ地区の町並みも見えます。
この高台には立派な邸宅が立っているのですが、「売り家」の看板が出ており中に入りません。
観光施設として整備すれば見学客でにぎわうと思うのですが、残念です。


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坂を下ります。


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大聖堂前の広場へ。


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このあたりは観光客でにぎわっています。


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小さな噴水。


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大聖堂の近くにあるサン・ジュセッペ教会に入ってみました。


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ここも白を基調とした教会です。しばらく座って休憩していると、近くに座っていたおじいさんから「ここには博物館がありますよ。ぜひ行きなさい」と言われました。


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博物館は教会の2階にあります。


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様々な文物が展示されていました。ラグーザの繁栄ぶりがわかります。


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イブラ地区の奥へと進みます。


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イブレオ庭園までやってきました。


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謎の門。かつては建物の一部だったのでしょうか。


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イブレオ庭園の内部。ヤシの木が整然と並んでいます。


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通路を歩いて庭園の奥へ。
公園内の公衆トイレは0.5ユーロでした。

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庭園内の小さな教会。


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壁は大理石で、天井が木製という不思議な教会でした。歴史がありそうです。


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レストランの予約は12時半なので、引き続きイブラ地区をぶらぶらします。


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ラグーザの特徴の一つ。テラスのユーモラスな装飾。


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なぜ人の顔なのでしょうか。


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売り家となっている大邸宅。


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ぼちぼちレストランに向かいましょうか。


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トンネルをくぐって大聖堂へ。


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予約していた12時半になったので、さっそくシチリアを代表するミシュラン二つ星レストラン、ドゥオモに入店しました。

Duomo(ミシュランガイド)

先にも書いたように、イタリア料理界の巨匠チッチョ・スルターノが経営するお店で、地元シチリアのローカル食材を使用した創作料理を堪能することができます。

ウェイターに案内され席へ。内装はシックで落ち着いておりました。
まずはカクテルを選べと言われ、シチリアンオレンジのカクテルを注文。12ユーロ。
駆け付け1杯が1000円越えですからさすが高級店です。
でもミシュラン二つ星とはいえ観光地にある店ですからドレスコードは緩く、普通の私服でも大丈夫。
全身ユニクロでも全身トップバリュでも問題ありません。ありがたいですね。


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ドゥオモのメニューにはいくつかコースがあり、お得なランチコースだと55ユーロです。
しかしせっかくの有名店です。ケチらずにディナーコースと同じ料理を食べましょう。
いちばん高いのは12皿とワイン込みで190ユーロ。3万円は高いです。これはパス。
そして料理の内容は同じでワインがつかないコースは135ユーロでした。
これにしましょう。シチリアワインを飲めないのは残念ですが、ワインを飲んでいたらおなか一杯になって料理が食べられなくなる恐れがありますし、酔っ払ってこれから乗る列車を逃したら大変です。

ウェイターを呼んで135ユーロのコースを注文すると、「このコースはワインがありませんが、いいですか?」と聞かれました。
「ワインを飲むとおなか一杯になって料理を楽しめないかもしれない。ワイン無しでしっかり味わいたい」と答えると、ウェイターに「パーフェクト」と返されました。

ドゥオモのウェイターはきびきび働いており、待つことも無く次々と一口サイズの料理が来ます。
まずは前菜。デザートのはずの甘いカンノーロにエビが乗っています。
甘いのとしょっぱいのが絶妙に混じり合い、とてもおいしいです。


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そしてエビやオリーブ。このお皿は木の切り株のようです。凝っていますね。


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アワビ。それみしても一品一品の味が濃厚です。パンチが効いていておいしいですね。


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これも白身魚とエビだったと思います。
ウェイターさんが一皿ごとに素材と食べ方について説明してくれるのですが、料理に集中しすぎて忘れてしまいました。
「一口で行っちゃってくださいね」と言われたので、そりゃ一口で食べますよ。
うまーい。


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ここで冷製パスタが登場。タラコ入りです。
パスタが太麺で、歯ごたえがあります。


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そしてお魚。みずみずしくしょっぱい。おいしい!


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マグロのからすみと爛織薀織伸瓮好僖殴奪謄。ニンジンのソースです。
「タラタタ」とは剣がぶつかり合う戦いの音だそうです。
一口食べるとカラスミとパスタと人参のソースそれぞれの濃厚な味が複雑に絡み合いました。
おおっと!口の中で食材同士が戦っているぞ。これはまさに味のバーリトゥード!
何でもありの総合格闘技であります。それでいてバラバラにならない。おいしいです。
不思議。


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私の口の中で総合格闘技を繰り広げた濃厚パスタが片付いた後は、アイスが出てきました。
たくさんの料理を食べてお腹一杯です。このデザートでいよいよ戦いも最終章でしょうか。
「これで終わりですか?」
「いえ、これはプレデザートです」
ウェイターさんに尋ねると衝撃の一言が!
そもそもプレデザートって何よ。
要するに最後にもう一品メインがあるらしく、このアイスは濃厚パスタからの口直しだったのです。
口直しと言う割にはトリュフが乗っていて滅茶苦茶おいしいアイスでした。
最高。


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さあ来ました。黒仔豚キアラモンテ風。やわらかいお肉でしっかりとした味です。


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そしてシチリアの代表的スイーツ、カンノーロが最後のデザートに登場。アイスと一緒にいただきます。
甘いリコッタチーズにアーモンドが入っていておいしいです。
そして完全に満腹となりました。それぞれの料理が個性を主張し合い、とても濃厚な料理でした。
大満足です。
でも高い。飲み物も含めてお会計が165ユーロになりました。2万円近いです。
ランチに出す金額じゃないなぁ。

でもいいんです。
2度は訪れないであろう土地の美味しい料理。
ここでケチってどうなるものか。
迷わず食えよ、食えばわかるさ。
ありがとー!

猪木になった気分で会計を済ませてお店を出ると、一目散にホテルのあるスーペリオーレ地区を目指しました。
豪華ランチに2時間以上かけたため、時刻が14時30分になってしまったのです。
ラグーザ駅15時19分出発の列車まであと1時間ありません。
ラグーザ駅へはスーペリオーレ地区への階段を駆け上がってトータル2.2キロ。
歩いて40分はかかるでしょう。急がなくては。


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