イタリア・シチリア島旅行記の第33回です。
8日目はシラクーサを観光します。
まずはネアポリス考古学公園の古代ギリシャ劇場と古代ローマの円形闘技場を見学しました。
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■8日目 2017年9月8日 金曜日
シチリアの古都シラクーサにあるネアポリス考古学公園を散策しています。
まずは古代ギリシャ・ローマ時代に石灰岩の石切り場だった「天国の石切り場」を見学し、階段を上がって古代ギリシャ劇場にやってきました。
見えてきました。シラクーサの古代ギリシャ劇場です。
紀元前5世紀に石灰岩の岩盤をくりぬいて建設され、紀元前3世紀に現在の半円形の劇場になりました。
直径は約140メートル。古代ギリシャでは最大級の大きさを誇り、1万5千人もの観客を収容することができます。
座席は階段状になっています。
一部は座席が無くなり、単なる丘になってしまっています。
16世紀ごろに要塞を作る目的で劇場の石灰岩が使われてしまったのです。
2019年現在は改修工事が行われ、新しく観客席が増設されたそうです。
最上層から舞台を見下ろします。
階段には手すりが設けられています。
2000年以上前に作られた劇場ですが、現在でも夏の間は演劇やコンサートなどが開かれる、現役の劇場なのです。
舞台の溝は排水施設なのでしょうか。
遠くには海が見えます。天気が良くありませんね。今は曇りですが、空気が重いです。
角度を変えると海が良く見えます。
洞窟のような穴がありました。特別室のようなものでしょうか。
なんと浴場もあったようです。お風呂につかりながら劇を見る。贅沢です。
最上階の小さな洞窟には小さな噴水があります。この水はローマ時代の水道橋から引かれているそうです。
噴水のある最上階の洞窟。かつては豪華な装飾が施されていたのでしょう。
円形の客席をぐるりと回ります。
遠くにはシラクーサの街中にある涙の聖母教会の特徴的なドームが見えました。
ぼちぼち舞台に降りてみましょう。
劇場を真横から。
階段を下りていきます。
劇場の最下層、舞台の近くまで降りてきました。
客席を見上げます。
傾斜はかなり急です。木製の階段もなんだか頼りない感じ。
舞台にある溝。おそらく水道関係だとは思います。
舞台から見上げる観客席。迫力がありますね。1万人以上収容できるだけはあります。
少し離れた場所から。
音響効果はきちんと計算されており、小さな声でも客席の最上段まで届きます。
多くの観光客が思い思いに見学しています。
劇場の見学はこれぐらいにして、ローマ闘技場跡へと向かいましょう。
少し道路を歩き、闘技場の入り口でチケットを見せて中に入ります。
闘技場の地図。
古代ローマの剣闘士たちがくぐったゲートなのでしょうか。
これが古代ローマの円形闘技場です。3〜4世紀ごろに建設されました。
ここで剣闘士たちが死闘を繰り広げたのです。
通路はきちんと整備されています。
しかし、先ほどの地図に示されていた黄色い通路の半分近くは通行止めでした。
改修工事中なのでしょうか。がっかりです。
草生した闘技場の遺跡。平和な雰囲気ですが、2000年前は殺し合いの場所でした。
地下から闘技場の舞台へと上がる入場口の跡のようです。
闘技場入口のアーチもそのままの形で残っています。
草を抜いてきれいに整備すればいいのに、と思いました。
観客席のレンガのアーチ。
階段。
闘技場中央部の低い場所は何に使われたのでしょう。
ギリシャ劇場に比べると地味ですが、これだけしっかりとした形で残る闘技場は珍しいです。
闘技場から見上げるギリシャ劇場。
残念ながら雨が強く降ってきました。
次は雨でも大丈夫な考古学博物館を見学しましょう。
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シチリアの古都シラクーサにあるネアポリス考古学公園を散策しています。
まずは古代ギリシャ・ローマ時代に石灰岩の石切り場だった「天国の石切り場」を見学し、階段を上がって古代ギリシャ劇場にやってきました。
見えてきました。シラクーサの古代ギリシャ劇場です。
紀元前5世紀に石灰岩の岩盤をくりぬいて建設され、紀元前3世紀に現在の半円形の劇場になりました。
直径は約140メートル。古代ギリシャでは最大級の大きさを誇り、1万5千人もの観客を収容することができます。
座席は階段状になっています。
一部は座席が無くなり、単なる丘になってしまっています。
16世紀ごろに要塞を作る目的で劇場の石灰岩が使われてしまったのです。
2019年現在は改修工事が行われ、新しく観客席が増設されたそうです。
最上層から舞台を見下ろします。
階段には手すりが設けられています。
2000年以上前に作られた劇場ですが、現在でも夏の間は演劇やコンサートなどが開かれる、現役の劇場なのです。
舞台の溝は排水施設なのでしょうか。
遠くには海が見えます。天気が良くありませんね。今は曇りですが、空気が重いです。
角度を変えると海が良く見えます。
洞窟のような穴がありました。特別室のようなものでしょうか。
なんと浴場もあったようです。お風呂につかりながら劇を見る。贅沢です。
最上階の小さな洞窟には小さな噴水があります。この水はローマ時代の水道橋から引かれているそうです。
噴水のある最上階の洞窟。かつては豪華な装飾が施されていたのでしょう。
円形の客席をぐるりと回ります。
遠くにはシラクーサの街中にある涙の聖母教会の特徴的なドームが見えました。
ぼちぼち舞台に降りてみましょう。
劇場を真横から。
階段を下りていきます。
劇場の最下層、舞台の近くまで降りてきました。
客席を見上げます。
傾斜はかなり急です。木製の階段もなんだか頼りない感じ。
舞台にある溝。おそらく水道関係だとは思います。
舞台から見上げる観客席。迫力がありますね。1万人以上収容できるだけはあります。
少し離れた場所から。
音響効果はきちんと計算されており、小さな声でも客席の最上段まで届きます。
多くの観光客が思い思いに見学しています。
劇場の見学はこれぐらいにして、ローマ闘技場跡へと向かいましょう。
少し道路を歩き、闘技場の入り口でチケットを見せて中に入ります。
闘技場の地図。
古代ローマの剣闘士たちがくぐったゲートなのでしょうか。
これが古代ローマの円形闘技場です。3〜4世紀ごろに建設されました。
ここで剣闘士たちが死闘を繰り広げたのです。
通路はきちんと整備されています。
しかし、先ほどの地図に示されていた黄色い通路の半分近くは通行止めでした。
改修工事中なのでしょうか。がっかりです。
草生した闘技場の遺跡。平和な雰囲気ですが、2000年前は殺し合いの場所でした。
地下から闘技場の舞台へと上がる入場口の跡のようです。
闘技場入口のアーチもそのままの形で残っています。
草を抜いてきれいに整備すればいいのに、と思いました。
観客席のレンガのアーチ。
階段。
闘技場中央部の低い場所は何に使われたのでしょう。
ギリシャ劇場に比べると地味ですが、これだけしっかりとした形で残る闘技場は珍しいです。
闘技場から見上げるギリシャ劇場。
残念ながら雨が強く降ってきました。
次は雨でも大丈夫な考古学博物館を見学しましょう。
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