ペルー・ボリビア旅行記の第3回です。
初日はペルーの首都リマを観光します。
古代アンデス文明やモチェ文化の文物を展示するラファエル・ラルコ・エレラ博物館を見学しました。
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■ 2日目 2018年1月26日 リマ
ペルー・ボリビア旅行の2日目はリマ観光。
アンデス文明の土器や金細工など様々な文物を展示するラファエル・ラルコ・エレラ博物館を見学します。
かつてのスペイン貴族の邸宅を改修した博物館は広く、立派な建物です。
博物館を造ったのはイタリア系移民の実業家ラファエル・ラルコ・ホイレです。
自ら発掘調査を行い、アンデス文明の解明に一生を捧げました。
古代アンデス文明の様々な土器が展示されています。
動物をモチーフにしたユーモラスなデザインですね。
トーテムポール。
この壺は何でしょう。豚?
人間の像。シャーマンでしょうか。
ガッツポーズをしているように見えます。
神官の像。カラフルです。
人物をかたどったお酒を入れる壺。
左はアフリカ系の黒人のような顔ですね。
アラスカ経由ではるばる歩いてきたのでしょうか。
素朴でありながらも、独特の色遣いが印象的です。
お祭りでもしているのでしょうか。
動物と家をあしらった壺。
ナスカ時代の壺。
動物を連れた男。
ナスカ時代のデザインは「アンデスのピカソ」と呼ばれています。
ピカソがこの時代のデザインに何らかのインスピレーションを得たのではないかという説もあるそうです。
歯医者かな?
これはナスカ文化時代のシャチの像です。1200〜2000年ほど前のものです。
確かにピカソの絵に出てきそうなシャチです。
ユーモラスな顔をした人物像。
色使いもいいです。
神官の像。
インカ帝国で使用されたキープと呼ばれる紐の束。
インカ帝国では文字や数字が無かったため、それぞれの紐の結び目の位置を変えることで文字の代わりとしました。
このキープはある物をどこにどれだけ運ぶのかを指示したものなのだそうです。
ここからはスペインによる侵略の記録です。
インカ帝国を侵略したスペイン人はキリスト教を広めました。
女王の絵。
インカ帝国の歴代皇帝を描いた絵。
インカ帝国最後の皇帝アタワルパの隣がスペイン国王カルロス1世(神聖ローマ帝国カール5世)になっています。
さらにスペイン王のフェリペ4世やカルロス2世の肖像も。
この絵画はインカ帝国最後の皇帝であるアタワルパの後継がスペイン王であると主張することで、スペインによるインカ支配を正当化するために描かれた絵なのだそうです。
スペインのおかげで、このような素晴らしい文化が失われたことは残念極まりないです。
日本は独立を維持できて本当によかったですね。秀吉や家康のおかげです。
再びアンデス文明の壺。
戦いのシーンが描かれています。
戦いに勝った側が負けた側の人間の首を切ろうとしているシーン。
生々しいです。
黄金の壺。
人間の顔がデザインされた黄金像。
笛を吹く人の像。
神官の衣装。
首飾り。
頭に穴が開いた頭蓋骨。これは2500年前の脳外科手術の跡なのだそうです。
神官の装飾。鼻ピアスをすることで口を隠し、神官の言葉をより神聖なものにしていたようです。
銀細工。
金の皿。
こちらも神官が纏った黄金の装飾品。
アクセサリーなど。
銀でできた神官の装飾具。口の部分を隠しています。
黄金の装飾具。
神官の冠。
平静な顔と怒りの顔を描くことで、神官に神が宿る過程を表しているのだそうです。
このほかにもアンデス文明の様々な壺がたくさん展示されていました。
アジア系やアフリカ系の顔もあり、様々な人種が古代アンデスの地で生活していたことがわかります。
様々な顔が並びちょっと不気味な展示棚。
でも面白い博物館でした。
次回はリマ中心部を巡ります。
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ペルー・ボリビア旅行の2日目はリマ観光。
アンデス文明の土器や金細工など様々な文物を展示するラファエル・ラルコ・エレラ博物館を見学します。
かつてのスペイン貴族の邸宅を改修した博物館は広く、立派な建物です。
博物館を造ったのはイタリア系移民の実業家ラファエル・ラルコ・ホイレです。
自ら発掘調査を行い、アンデス文明の解明に一生を捧げました。
古代アンデス文明の様々な土器が展示されています。
動物をモチーフにしたユーモラスなデザインですね。
トーテムポール。
この壺は何でしょう。豚?
人間の像。シャーマンでしょうか。
ガッツポーズをしているように見えます。
神官の像。カラフルです。
人物をかたどったお酒を入れる壺。
左はアフリカ系の黒人のような顔ですね。
アラスカ経由ではるばる歩いてきたのでしょうか。
素朴でありながらも、独特の色遣いが印象的です。
お祭りでもしているのでしょうか。
動物と家をあしらった壺。
ナスカ時代の壺。
動物を連れた男。
ナスカ時代のデザインは「アンデスのピカソ」と呼ばれています。
ピカソがこの時代のデザインに何らかのインスピレーションを得たのではないかという説もあるそうです。
歯医者かな?
これはナスカ文化時代のシャチの像です。1200〜2000年ほど前のものです。
確かにピカソの絵に出てきそうなシャチです。
ユーモラスな顔をした人物像。
色使いもいいです。
神官の像。
インカ帝国で使用されたキープと呼ばれる紐の束。
インカ帝国では文字や数字が無かったため、それぞれの紐の結び目の位置を変えることで文字の代わりとしました。
このキープはある物をどこにどれだけ運ぶのかを指示したものなのだそうです。
ここからはスペインによる侵略の記録です。
インカ帝国を侵略したスペイン人はキリスト教を広めました。
女王の絵。
インカ帝国の歴代皇帝を描いた絵。
インカ帝国最後の皇帝アタワルパの隣がスペイン国王カルロス1世(神聖ローマ帝国カール5世)になっています。
さらにスペイン王のフェリペ4世やカルロス2世の肖像も。
この絵画はインカ帝国最後の皇帝であるアタワルパの後継がスペイン王であると主張することで、スペインによるインカ支配を正当化するために描かれた絵なのだそうです。
スペインのおかげで、このような素晴らしい文化が失われたことは残念極まりないです。
日本は独立を維持できて本当によかったですね。秀吉や家康のおかげです。
再びアンデス文明の壺。
戦いのシーンが描かれています。
戦いに勝った側が負けた側の人間の首を切ろうとしているシーン。
生々しいです。
黄金の壺。
人間の顔がデザインされた黄金像。
笛を吹く人の像。
神官の衣装。
首飾り。
頭に穴が開いた頭蓋骨。これは2500年前の脳外科手術の跡なのだそうです。
神官の装飾。鼻ピアスをすることで口を隠し、神官の言葉をより神聖なものにしていたようです。
銀細工。
金の皿。
こちらも神官が纏った黄金の装飾品。
アクセサリーなど。
銀でできた神官の装飾具。口の部分を隠しています。
黄金の装飾具。
神官の冠。
平静な顔と怒りの顔を描くことで、神官に神が宿る過程を表しているのだそうです。
このほかにもアンデス文明の様々な壺がたくさん展示されていました。
アジア系やアフリカ系の顔もあり、様々な人種が古代アンデスの地で生活していたことがわかります。
様々な顔が並びちょっと不気味な展示棚。
でも面白い博物館でした。
次回はリマ中心部を巡ります。
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