ペルー・ボリビア旅行記の第6回です。
3日目はナスカの地上絵を見ます。
ピスコの空港からセスナ機に乗ってナスカの地上絵を見ました。
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■ 3日目 2018年1月27日
ペルー・ボリビア旅行の3日目はセスナ機に乗って空からナスカの地上絵を眺めます。
ピスコ空港から1時間半のフライト。ナスカまで往復30分ですから、地上絵を見るのは30分間ということになります。
地上絵のあるエリアに着くと上記の写真のようなルートをたどり、主だった地上絵を上空から見ます。機内のどちらの窓からも地上絵を見られるように旋回しながら見ていくのだそうです。
セスナ機は相当揺れるとのことで酔い止めを飲みましたが、大丈夫でしょうか。
11時44分。セスナ機に乗って出発です。
ナスカへの遊覧飛行機には我々の他中国人の観光客が乗っています。
14人ほど乗り込みました。機内は狭いです。そしてやはりというか、すべての座席にエチケット袋が用意されています。
セスナ機はピスコからナスカへと向かいます。
この地方は年間降水量が1mm以下とほとんど雨が降らないそうで、乾いた大地が広がっています。
だからこそ土を掘って描いただけの地上絵が2000年も保存されてきたのでしょう。
ピスコから30分。いよいよナスカの地上絵です。
思っていたよりも飛行高度が高いです。地面ははるか下。これで地上絵が見えるのでしょうか。
パイロットが「クジラ、クジラ、クジラ」と連呼しながら機体を大きく傾けて旋回を始めました。
第一の地上絵、クジラが見えているはずです。どこでしょう。
あった!翼の下!そして揺れる!気持ち悪い!
1眼レフカメラの16倍ズームでようやくちゃんと見えました。18-300の望遠レンズです。
肉眼で見るのはかなり大変ですよ。
眼下には台形の地上絵が見えています。これは大きいので余裕です。
続いては山のところに宇宙飛行士の地上絵が見えるはずです。
「宇宙飛行士」と言いながらパイロットが旋回を始めました。
どこだ?
山の端っこに見えているあれか?小さいぞ!
16倍望遠でようやくこの大きさです。
宇宙飛行士と言いますが、タコ人間にも見えます。
サルの地上絵。渦巻き型のしっぽが特徴的です。
サルの下に謎の幾何学模様があります。
翼の下には犬の地上絵が見えています。
犬の地上絵。しっぽがピンと立っています。
ハチドリの地上絵。この辺りは地上絵が固まっています。
ズームしないで撮影するとこの大きさです。中央にハチドリの地上絵がありますが、わかりますか?
望遠レンズでファインダーを凝視していると酔ってしまいます。
しばらく遠くを眺めて深呼吸をしました。
上にコンドル、下に木の地上絵が見えています。
コンドルの地上絵。芸術的な地上絵だと思います。
コンドル。
クモの地上絵。リアルですね。
なんだかよくわからない鳥の地上絵です。
色々なガイドブックや本を読みましたが、何の地上絵だかわかりません。
かなり大きな地上絵です。
下の方に見えているのがアルカトラスの地上絵。ジグザグのくちばしが特徴的です。
左側になんだかよくわからない鳥、右下にハチドリがあります。とても大きな地上絵です。
地上絵のある地帯にパンアメリカンハイウェイが建設されたおかげで、貴重な地上絵が破壊されてしまいました。
左側のトカゲの地上絵が見事にぶった切られています。
駐車場の下には木、その右には手の地上絵があります。
車の小ささをみていただければ我々がどれぐらいの高さから地上絵を眺めているのかがわかると思います。
そして、地上絵の大きさも。
ズームしないで肉眼で見るとこうなります。小さい!
テレビではもっと地面に近いところから見られますが、あれは取材用に特別な許可を得て低空飛行をしているのだそうです。一般人はこの高さからしか見られません。
オウムの地上絵。
地上絵を上空を飛んで30分。もう限界です。機体を恐ろしく傾けて旋回しますし、揺れも激しいので吐きそうです。実際に吐いている人もいました。
13時30分前にピスコ空港に着陸。一同ヘロヘロです。
ネットでは「ナスカの地上絵は小さくて面白くなかった。がっかりスポットだ」という感想が見られますね。
確かに小さくて見つけにくい地上絵もありました。飛行機が大揺れしてまるでジェットコースターの陽でしたし、二度と乗りたくありません。
ですがあのナスカの地上絵を肉眼で見ることができるというのはとても贅沢なこと。
感動します。間違いなく感動します。あのセスナ機にもう一度乗れと言われれば断りますけども、行ってよかったと思います。
14時前に近くのレストランで昼食となりました。
開放的な雰囲気です。
ペルー伝統のポテトサラダ。カウサと言います。
魚とご飯。気持ち悪くてあまり食べられませんでした。
デザート。
15時前に出発。バスでリマへと戻ります。
「フジモリ」と書かれています。大統領選挙のPRですね。ペルーは選挙ポスターではなく、壁に名前を書くことでアピールしています。
リマ近郊のスラム街。
ペルー中心部に入ると陽が暮れました。
夕食はホテルで。
牛肉と野菜の炒めもの。ペルーの定番料理でロサモルタードというそうです。
明日の朝は飛行機でインカ帝国の首都クスコに向かいクスコを半日観光。
午後はバスと鉄道を乗り継いでマチュピチュのホテルへと向かいます。
いよいよ高山地帯に乗り込みますから、体調を整えていきましょう。
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ペルー・ボリビア旅行の3日目はセスナ機に乗って空からナスカの地上絵を眺めます。
ピスコ空港から1時間半のフライト。ナスカまで往復30分ですから、地上絵を見るのは30分間ということになります。
地上絵のあるエリアに着くと上記の写真のようなルートをたどり、主だった地上絵を上空から見ます。機内のどちらの窓からも地上絵を見られるように旋回しながら見ていくのだそうです。
セスナ機は相当揺れるとのことで酔い止めを飲みましたが、大丈夫でしょうか。
11時44分。セスナ機に乗って出発です。
ナスカへの遊覧飛行機には我々の他中国人の観光客が乗っています。
14人ほど乗り込みました。機内は狭いです。そしてやはりというか、すべての座席にエチケット袋が用意されています。
セスナ機はピスコからナスカへと向かいます。
この地方は年間降水量が1mm以下とほとんど雨が降らないそうで、乾いた大地が広がっています。
だからこそ土を掘って描いただけの地上絵が2000年も保存されてきたのでしょう。
ピスコから30分。いよいよナスカの地上絵です。
思っていたよりも飛行高度が高いです。地面ははるか下。これで地上絵が見えるのでしょうか。
パイロットが「クジラ、クジラ、クジラ」と連呼しながら機体を大きく傾けて旋回を始めました。
第一の地上絵、クジラが見えているはずです。どこでしょう。
あった!翼の下!そして揺れる!気持ち悪い!
1眼レフカメラの16倍ズームでようやくちゃんと見えました。18-300の望遠レンズです。
肉眼で見るのはかなり大変ですよ。
眼下には台形の地上絵が見えています。これは大きいので余裕です。
続いては山のところに宇宙飛行士の地上絵が見えるはずです。
「宇宙飛行士」と言いながらパイロットが旋回を始めました。
どこだ?
山の端っこに見えているあれか?小さいぞ!
16倍望遠でようやくこの大きさです。
宇宙飛行士と言いますが、タコ人間にも見えます。
サルの地上絵。渦巻き型のしっぽが特徴的です。
サルの下に謎の幾何学模様があります。
翼の下には犬の地上絵が見えています。
犬の地上絵。しっぽがピンと立っています。
ハチドリの地上絵。この辺りは地上絵が固まっています。
ズームしないで撮影するとこの大きさです。中央にハチドリの地上絵がありますが、わかりますか?
望遠レンズでファインダーを凝視していると酔ってしまいます。
しばらく遠くを眺めて深呼吸をしました。
上にコンドル、下に木の地上絵が見えています。
コンドルの地上絵。芸術的な地上絵だと思います。
コンドル。
クモの地上絵。リアルですね。
なんだかよくわからない鳥の地上絵です。
色々なガイドブックや本を読みましたが、何の地上絵だかわかりません。
かなり大きな地上絵です。
下の方に見えているのがアルカトラスの地上絵。ジグザグのくちばしが特徴的です。
左側になんだかよくわからない鳥、右下にハチドリがあります。とても大きな地上絵です。
地上絵のある地帯にパンアメリカンハイウェイが建設されたおかげで、貴重な地上絵が破壊されてしまいました。
左側のトカゲの地上絵が見事にぶった切られています。
駐車場の下には木、その右には手の地上絵があります。
車の小ささをみていただければ我々がどれぐらいの高さから地上絵を眺めているのかがわかると思います。
そして、地上絵の大きさも。
ズームしないで肉眼で見るとこうなります。小さい!
テレビではもっと地面に近いところから見られますが、あれは取材用に特別な許可を得て低空飛行をしているのだそうです。一般人はこの高さからしか見られません。
オウムの地上絵。
地上絵を上空を飛んで30分。もう限界です。機体を恐ろしく傾けて旋回しますし、揺れも激しいので吐きそうです。実際に吐いている人もいました。
13時30分前にピスコ空港に着陸。一同ヘロヘロです。
ネットでは「ナスカの地上絵は小さくて面白くなかった。がっかりスポットだ」という感想が見られますね。
確かに小さくて見つけにくい地上絵もありました。飛行機が大揺れしてまるでジェットコースターの陽でしたし、二度と乗りたくありません。
ですがあのナスカの地上絵を肉眼で見ることができるというのはとても贅沢なこと。
感動します。間違いなく感動します。あのセスナ機にもう一度乗れと言われれば断りますけども、行ってよかったと思います。
14時前に近くのレストランで昼食となりました。
開放的な雰囲気です。
ペルー伝統のポテトサラダ。カウサと言います。
魚とご飯。気持ち悪くてあまり食べられませんでした。
デザート。
15時前に出発。バスでリマへと戻ります。
「フジモリ」と書かれています。大統領選挙のPRですね。ペルーは選挙ポスターではなく、壁に名前を書くことでアピールしています。
リマ近郊のスラム街。
ペルー中心部に入ると陽が暮れました。
夕食はホテルで。
牛肉と野菜の炒めもの。ペルーの定番料理でロサモルタードというそうです。
明日の朝は飛行機でインカ帝国の首都クスコに向かいクスコを半日観光。
午後はバスと鉄道を乗り継いでマチュピチュのホテルへと向かいます。
いよいよ高山地帯に乗り込みますから、体調を整えていきましょう。
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臨場感が迫ってきました。
これほど絵が多いのは今回初めて知りました。
モチーフになったものが現地の人にとってどういう存在なのかも知りたくなりました。