コロナウイルス感染拡大の影響により、1軍のオープン戦と2軍の教育リーグの全試合が無観客試合になることが決まりました。
26日に行われた12球団代表者会議での決定で、公式戦については今後の状況次第ということになりそうです。
サッカーのJリーグやバスケットボールのBリーグでは公式戦の開催延期が決まっており、他競技に足並みをそろえた形になります。
無観客試合は残念ですが、感染拡大を抑えるためにはやむを得ないでしょう。
例によって巨人が足並みを揃えずに先走った格好になりました。言っていることは正しいですが、他球団ファンとしては印象が悪いです。2011年の東日本震災の時も試合開催を強行しようとして株を下げたことを思い出しました。

巨人無観客オープン戦 他球団へも呼び掛けへ(ニッカン)
新型コロナウイルス感染拡大の影響が野球界にも波及した。巨人は25日、29日と3月1日に東京ドームで開催するヤクルトとのオープン戦を無観客試合として行うと発表した。政府の感染症対策本部の専門家会議が今後1〜2週間を感染拡大か収束かの「瀬戸際」と見解を示したことを重視。3月20日の開幕戦を通常通り開催するためにも、オープン戦期間は無観客試合とする取り組みを他球団にも呼び掛けていく方針を示した。また同12日に都内のホテルで開催予定だった激励会は中止とした。

26日の12球団代表者会議を前に、巨人が球団としての姿勢を明確にした。午後7時からのブリーフィングで「読売ジャイアンツにおけるオープン戦対応について」という書面を配布。24日に政府の専門家会議が「これから1〜2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際」と見解を示したことを重く受けとめ、感染拡大防止のための具体策を検討した。専門医とも相談し、球団独自の判断で同期間内の主催試合2試合を無観客で行うことを決めた。

東京ドームは屋内空間である一方、高い換気能力と広大な空間によって屋外と同様な環境が確保できるため、ドーム球場であることが無観客試合とする直接の理由ではない。2週間の期間内では、ヤクルト戦以降も札幌(日本ハム戦)、大阪(オリックス、阪神戦)と遠征が続く。星春海総務本部長は「主催の相手球団には当球団の判断をこれから丁寧に説明して、ご協力いただけないかお願いしていこうと思ってます」と、同じく無観客試合とすることを要望していく方針だ。

3月20日の開幕戦については、通常通りファンの前での開催を希望している。同本部長は「感染拡大の不安が世の中に広がるのは球団として本意ではありません」とした上で「多くのファンの方が心待ちにしている。その思いも非常に大切です。無観客でオープン戦をやろうと判断したのは、我々としては3月20日を予定通り迎えられるような環境を何とか整えていきたいから」と説明した。

26日の12球団代表者会議では、2週間経過以降も全球団にオープン戦期間の原則無観客を呼び掛けることも検討する。巨人主催のオープン戦で、無観客試合とするのは初。例年通りのシーズン開幕を迎えるためにも、感染拡大のリスク軽減へ最善策を探る。



プロ野球オープン戦残り72試合は無観客で開催(ニッカン)
日本野球機構(NPB)は26日、都内で臨時の12球団代表会議を開き、新型コロナウイルス拡大に伴い、2月29日から3月15日までのオープン戦全72試合を無観客で開催することとなった。また、2軍の春季教育リーグ(2月29日から3月12日まで)の全試合を無観客で行うことも発表された。

21日時点ではオープン戦の無観客試合や中止についてNPBは「考えていない」と示していたが、その後の専門家会議や政府基本方針で今後1〜2週間が急速な拡大か終息かの瀬戸際とされたことから再協議の必要性が出てきた。巨人は25日にいち早く、29日と3月1日のヤクルトとのオープン戦(東京ドーム)での無観客試合を決定。さらにこの日、安倍首相が「多数の方が集まる全国的なスポーツや文化イベントについて、今後2週間は中止や延期、規模縮小の対応を要請する」と表明したことで、自粛への流れが強まった。



オープン戦の無観客は史上初 11年は練習試合扱い(ニッカン)
野球が、ラグビーが、芸能界が…。日本のエンターテインメント界が、軒並み大打撃を受けることになった。新型コロナウイルスの感染拡大で、日本野球機構(NPB)は26日、都内で12球団代表者会議を臨時で開き、今後3月15日まで予定されている全72試合のオープン戦と、29日から開始する33試合の春季教育リーグ、練習試合も無観客で行うことを決めた。安倍晋三首相の発表した政府方針を受けての自粛。プロ野球は3月20日の開幕を予定通り迎えられるのか。列島の機能回復に向けて重要な2週間となる。

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オープン戦の無観客試合は史上初めての事態となる。11年の東日本大震災直後は一部のオープン戦が練習試合に切り替わり、無観客で行われたが、今回はオープン戦のまま公式記録としても残る。地方での試合を予定していた球団もあったが、中日は3月3、4日の岡崎、岐阜での西武戦を名古屋で、広島も8日の福山での西武戦をマツダスタジアムに変更することを検討している。中日加藤球団代表は「地方でお客さんが入らなければ、地方に行く必要がないので。持ち帰って検討します」と話した。



無観客は12球団一致 日程再編など最悪事態も想定(ニッカン)
野球が、ラグビーが、芸能界が…。日本のエンターテインメント界が、軒並み大打撃を受けることになった。新型コロナウイルスの感染拡大で、日本野球機構(NPB)は26日、都内で12球団代表者会議を臨時で開き、今後3月15日まで予定されている全72試合のオープン戦と、29日から開始する33試合の春季教育リーグ、練習試合も無観客で行うことを決めた。

安倍晋三首相の発表した政府方針を受けての自粛。プロ野球は3月20日の開幕を予定通り迎えられるのか。列島の機能回復に向けて重要な2週間となる。

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本来はファンと醸し出す開幕への機運は、無機質なスタンドに浮遊することになった。約2時間の会議で断腸の思いで無観客試合を決めた。斉藤コミッショナーは「コロナウイルスがこれ以上、拡大すると、まさに国難と言える事態に陥りかねない。今はプロ野球が感染拡大を防ぐためにできることは何かと考え、ファンのみなさまには大変申し訳なく思っていますが、苦渋の決断をした」と話した。オープン戦72試合、春季教育リーグ33試合、さらに練習試合も含め、12球団は一致して結論を出した。

21日の時点では無観客や中止はNPBは「考えていない」と示していた。だがその後の専門家会議、政府の基本方針、さらにこの日、安倍首相が「全国的なスポーツや文化イベントについて、今後2週間は中止や延期、規模縮小の対応を要請する」と表明したことで自粛への流れが一気に強まった。

開幕も通常実施できる保証はない。12球団代表者会議では選手、スタッフらに感染者が出た場合の話にも及んだ。阪神谷本球団副社長兼本部長は「考えないといけないという話は出ている。日程再編も含めて。すでにセ・リーグでは検討に入ってくれている」と最悪の事態も想定している。

斉藤コミッショナーは「3月20日は我々としてはできればやりたいという気持ちは強い」と意思を示した。今後は感染症の専門家も交えて、12球団で対策委員会を設けて慎重に協議していく方針。開幕まで世界を脅かすウイルスを注視する日々が続く。



ロッテOP戦4試合など無観客発表「安全を第一に」(ニッカン)
ロッテは26日、主催するオープン戦全4試合などを無観客試合で行うことを発表した。新型コロナウイルスなどの感染症予防に万全を期すため。

2月29日、3月1日、10日、11日の主催オープン戦4試合に加え、ロッテ浦和球場での教育リーグ3試合、練習試合2試合も無観客試合となる。球団広報は「観戦を楽しみにされていたファンの皆様には申し訳ありませんが、ファンの皆様、選手、スタッフなどの健康、安全を第一に考えての判断になりますので、何とぞご理解を賜りますよう、お願い申し上げます」とコメントした。

オープン戦前売り券の払い戻しについては別途、発表を行う。


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