ペルー・ボリビア旅行記の第10回です。
5日目はマチュピチュ遺跡を見学します。
早朝目が覚めた私はふもとのマチュピチュ村を散策し、マチュピチュ遺跡へと向かいました。
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■ 5日目 2018年1月29日
ペルー・ボリビア旅行の5日目。待ちに待ったマチュピチュ遺跡を見学できる時がやってきました。
マチュピチュ遺跡観光の拠点となるマチュピチュ村に宿を取り、今日と明日の2日間にわたってじっくりと観光します。
早く起きたので朝のマチュピチュ村を散策することにしました。
ホテル「エル・マピ」から村の中心の広場へと向かいます。
マチュピチュ村は遺跡のある山のふもとにあり、標高約2000メートル。標高3300メートルのクスコに比べるとずいぶんと低い場所にあるため、息苦しくなることはありません。
広場にあるインカ皇帝の像。
線路がありました。
クスコやオリャンタイタンボからの観光列車はマチュピチュが終点ですが、地元民向けの列車はマチュピチュからさらに谷間の奥へと分け入っていくのです。
マチュピチュ遺跡へのバス乗り場。
日本の温泉街を思い起こさせる雰囲気です。
マチュピチュ村を囲む山々は雲に覆われていますが、マチュピチュ遺跡は山の上。
遺跡周辺の視界はどうなっているのでしょうか。霧の中ではマチュピチュ遺跡の魅力が半減してしまいます。
天気が心配になってきました。
川を渡る線路。線路脇は生活道路になっていました。
コンドルを肩に乗せたインカ皇帝の像。
作業用車両が通り抜けていきました。
街中にあるマチュピチュの地元民向けの駅。ここからウルバンバ川の奥地にある水力発電所までを結ぶローカル列車が発着します。
時刻表です。
ホテルに戻り朝食を食べ、朝8時に遺跡観光へと出発。遺跡へ行くバスの乗り場にやってきました。
遺跡は山の上にあるため、マチュピチュ村から遺跡に行くには30分ほどバスに乗らなければなりません。
バス乗り場に並びます。バスは次々やってくるので、列はどんどん進みます。
マチュピチュ遺跡に向け出発です。
バスは川を渡り、九十九折の山道を登ります。
マチュピチュ遺跡への唯一のアクセス道路であるこの砂利道は遺跡の発見者の名前を取り、「ハイラム・ビンガム道路」と呼ばれています。
大雨が降ると土砂崩れを起こして通行止めとなることもあります。
遺跡を目指しどんどん登ります。
あっという間に川がはるか下になりました。遺跡とふもとの村との高低差は400メートルもあります。
9時前に遺跡の玄関口に到着しました。遺跡の入場ゲートとレストランがあります。
またトイレがマチュピチュ遺跡内に無いため、遺跡入り口にある唯一のトイレで用を済ませる必要があります。
そんなわけでトイレは大混雑。
朝9時。いよいよマチュピチュ遺跡へ入場します。
マチュピチュ遺跡は「空中都市」、「失われた都市」と呼ばれ、インカ帝国第9代皇帝のパチャクティの時代である1450年ごろに作られました。
インカ帝国は1533年に征服者ピサロによって皇帝アタワルパが処刑され弱体化し、その後スペイン人侵略者たちに次々と征服されていきました。
しかし2400メートルの山の上にあるマチュピチュはスペイン人に発見されることなく無傷のまま残され、廃墟となったまま年月を重ねました。
1911年、アメリカの歴史学者であるハイラム・ビンガムがマチュピチュ遺跡を発見。スペイン人による破壊を免れたインカの都市として世界遺産に登録され、現在に至っています。
なぜこのような山の上に都市ができたのか。宗教都市だったのか、軍事的な拠点だったのか。
インカ文明は文字を持たないため、マチュピチュ建設の目的は今も謎に包まれています。
遺跡から見下ろすウルバンバ川。
遺跡に向かう山道を登ると見張り小屋が見えてきました。
マチュピチュ遺跡の見学ルートは決められており、一方通行になっています。
ついにマチュピチュ遺跡が見えてきました。
これがあの、マチュピチュ遺跡・・・。
良かったです。厚く垂れこめていた雲が晴れました。
550年前に作られたインカ帝国時代の石造りの町並みが残っています。
遺跡の下部には段々畑。
日時計のある丘。
記念撮影スポットにて写真を撮ります。
マチュピチュ遺跡の市街地入口へと向かいます。
リャマがうろうろしています。とても臭いつばを吐きかけられることがあるため、あまり近づかないほうがいいです。
リャマは放し飼いされており、のんびり草を食べていました。
遺跡に雲がかかってきました。なんと神秘的なのでしょう。
雲が切れ、再びマチュピチュ遺跡が全容を現しました。
マチュピチュ遺跡を見下ろすようにそびえるワイナピチュ山。
人数制限があるため、登山には事前登録が必要です。
マチュピチュ遺跡を見下ろしながら先へと進みます。
葬儀の石と呼ばれる石。宗教儀式に使われたと思われます。
遺跡を見下ろす見張り小屋。
素晴らしい眺めです。
マチュピチュ遺跡の内部をこれから見学することになります。興奮してきました。
存在自体が奇跡としか思えない、そんなマチュピチュ遺跡です。
遺跡に向けて段々畑の通路を降りていきます。
市街地の入り口の門が見えてきました。
この門をくぐればマチュピチュの市街地です。
次回もマチュピチュ遺跡を見学します。
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ペルー・ボリビア旅行の5日目。待ちに待ったマチュピチュ遺跡を見学できる時がやってきました。
マチュピチュ遺跡観光の拠点となるマチュピチュ村に宿を取り、今日と明日の2日間にわたってじっくりと観光します。
早く起きたので朝のマチュピチュ村を散策することにしました。
ホテル「エル・マピ」から村の中心の広場へと向かいます。
マチュピチュ村は遺跡のある山のふもとにあり、標高約2000メートル。標高3300メートルのクスコに比べるとずいぶんと低い場所にあるため、息苦しくなることはありません。
広場にあるインカ皇帝の像。
線路がありました。
クスコやオリャンタイタンボからの観光列車はマチュピチュが終点ですが、地元民向けの列車はマチュピチュからさらに谷間の奥へと分け入っていくのです。
マチュピチュ遺跡へのバス乗り場。
日本の温泉街を思い起こさせる雰囲気です。
マチュピチュ村を囲む山々は雲に覆われていますが、マチュピチュ遺跡は山の上。
遺跡周辺の視界はどうなっているのでしょうか。霧の中ではマチュピチュ遺跡の魅力が半減してしまいます。
天気が心配になってきました。
川を渡る線路。線路脇は生活道路になっていました。
コンドルを肩に乗せたインカ皇帝の像。
作業用車両が通り抜けていきました。
街中にあるマチュピチュの地元民向けの駅。ここからウルバンバ川の奥地にある水力発電所までを結ぶローカル列車が発着します。
時刻表です。
ホテルに戻り朝食を食べ、朝8時に遺跡観光へと出発。遺跡へ行くバスの乗り場にやってきました。
遺跡は山の上にあるため、マチュピチュ村から遺跡に行くには30分ほどバスに乗らなければなりません。
バス乗り場に並びます。バスは次々やってくるので、列はどんどん進みます。
マチュピチュ遺跡に向け出発です。
バスは川を渡り、九十九折の山道を登ります。
マチュピチュ遺跡への唯一のアクセス道路であるこの砂利道は遺跡の発見者の名前を取り、「ハイラム・ビンガム道路」と呼ばれています。
大雨が降ると土砂崩れを起こして通行止めとなることもあります。
遺跡を目指しどんどん登ります。
あっという間に川がはるか下になりました。遺跡とふもとの村との高低差は400メートルもあります。
9時前に遺跡の玄関口に到着しました。遺跡の入場ゲートとレストランがあります。
またトイレがマチュピチュ遺跡内に無いため、遺跡入り口にある唯一のトイレで用を済ませる必要があります。
そんなわけでトイレは大混雑。
朝9時。いよいよマチュピチュ遺跡へ入場します。
マチュピチュ遺跡は「空中都市」、「失われた都市」と呼ばれ、インカ帝国第9代皇帝のパチャクティの時代である1450年ごろに作られました。
インカ帝国は1533年に征服者ピサロによって皇帝アタワルパが処刑され弱体化し、その後スペイン人侵略者たちに次々と征服されていきました。
しかし2400メートルの山の上にあるマチュピチュはスペイン人に発見されることなく無傷のまま残され、廃墟となったまま年月を重ねました。
1911年、アメリカの歴史学者であるハイラム・ビンガムがマチュピチュ遺跡を発見。スペイン人による破壊を免れたインカの都市として世界遺産に登録され、現在に至っています。
なぜこのような山の上に都市ができたのか。宗教都市だったのか、軍事的な拠点だったのか。
インカ文明は文字を持たないため、マチュピチュ建設の目的は今も謎に包まれています。
遺跡から見下ろすウルバンバ川。
遺跡に向かう山道を登ると見張り小屋が見えてきました。
マチュピチュ遺跡の見学ルートは決められており、一方通行になっています。
ついにマチュピチュ遺跡が見えてきました。
これがあの、マチュピチュ遺跡・・・。
良かったです。厚く垂れこめていた雲が晴れました。
550年前に作られたインカ帝国時代の石造りの町並みが残っています。
遺跡の下部には段々畑。
日時計のある丘。
記念撮影スポットにて写真を撮ります。
マチュピチュ遺跡の市街地入口へと向かいます。
リャマがうろうろしています。とても臭いつばを吐きかけられることがあるため、あまり近づかないほうがいいです。
リャマは放し飼いされており、のんびり草を食べていました。
遺跡に雲がかかってきました。なんと神秘的なのでしょう。
雲が切れ、再びマチュピチュ遺跡が全容を現しました。
マチュピチュ遺跡を見下ろすようにそびえるワイナピチュ山。
人数制限があるため、登山には事前登録が必要です。
マチュピチュ遺跡を見下ろしながら先へと進みます。
葬儀の石と呼ばれる石。宗教儀式に使われたと思われます。
遺跡を見下ろす見張り小屋。
素晴らしい眺めです。
マチュピチュ遺跡の内部をこれから見学することになります。興奮してきました。
存在自体が奇跡としか思えない、そんなマチュピチュ遺跡です。
遺跡に向けて段々畑の通路を降りていきます。
市街地の入り口の門が見えてきました。
この門をくぐればマチュピチュの市街地です。
次回もマチュピチュ遺跡を見学します。
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