ペルー・ボリビア旅行記の第19回です。
7日目は観光列車チチカカ・トレインに乗って鉄道の旅。クスコからプーノまでの383.7キロを10時間かけて移動します。
いよいよチチカカ湖が見えてきました。終点のプーノ駅に到着です。
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■ 7日目 2018年1月31日
クスコからチチカカ湖畔の町プーノまでの384キロを10時間かけて走るチチカカ・トレインの旅。
クスコを出発してから9時間が経過し、アンデスを照らす太陽も西へ傾いてきました。
アンデスの高原を巡る鉄道の旅もそろそろ終わりが近づいています。
時刻は16時過ぎ。終点プーノ到着は17時半ごろの予定です。
チチカカ・トレインは沿線髄いつの大都市フリアカの駅を出発し、プーノへと向かいます。
クスコ〜プーノ線はずいぶん前に一般向けの旅行列車の運行を取りやめ、観光列車のみの運行となってしまいました。
フリアカは観光列車が停車する唯一の途中駅です。標高3800メートル。富士山より高い場所にあります。
線路には幹線道路が並行し、住居やお店が並んでいます。
アフターヌーンティーの時間と言われ、最後尾の展望車から自分の席へ戻りました。
紅茶、サンドイッチ、一口ケーキと豪華。チチカカ・トレインは食事に力を入れていますね。とてもおいしいです。
幹線道路を走るバス。
沿線の風景もだいぶ変わってきました。
お茶を飲んで一服した後は再び最後尾の展望車に戻りました。
平坦な草地に牛が放牧されています。
チチカカ湖が近づいてきたせいか、心なしか周囲の土地が水けを多く含んでいるように感じます。
廃駅を通過。
オート三輪が砂利道を疾走しています。
交換設備のある廃駅を通過。
色とりどりの洗濯物が干された家が見えました。
終点が近づき、誰もいなくなった展望車のラウンジ。
だんだんと日が傾いてきました。
菜の花がきれいに咲いています。
チチカカ湖に注ぐ川。
平坦な地形が続きます。低地のような雰囲気ですが、標高は3800メートルあります。
列車は丘に沿ってカーブしながら進みます。
平坦な地形ですが、カーブしながら進みます。
この列車に乗って10時間旅をしてきたのだと思うと感慨深いです
線路の左手が丘、右手が平地です。かつてはこのあたりまでチチカカ湖だったのかもしれませんね。
やっぱりそうです。平地に船が放置されています。かつてはこのあたりも湖だったのでしょう
どう見ても桟橋の跡ですね。地球温暖化の影響なのでしょうか。チチカカ湖は縮小しつつあるようです。
地面に伸びる桟橋の上で子供たちが遊んでいます。
赤煉瓦の住宅が並ぶ小さな村を通過します。
原っぱに即席のネットを立ててバレーボールをしています。
標高3800メートルの高地でバレーボール。日本人にはまねできません。
ようやく水面が見えてきました。
チチカカ湖です。
チチカカ湖はペルーとボリビアの国境にまたがる大きな湖で、面積は8371平方キロメートル。琵琶湖の12倍もの大きさです。
湖面の60%がペルー領、40%がボリビア領となっており、ボリビア川にはボリビア海軍の基地があります。
内陸国のボリビアになぜ海軍が?それはチリとの戦争に負けて海岸沿いの領土を奪われたからです。
現在はチチカカ湖で訓練を行い、アマゾン川の支流で密輸や麻薬取引を防ぐためのパトロールを主な活動としています。
湖面まで長く伸びた桟橋。今は雨季ですからもっと手前まで水が来ていてもおかしくはないのですが。
またバレーボールをやっている人たちを見つけました。ボリビアの人たちはバレーボールが好きなのでしょうか。
少なくともボリビア国内で国際大会を行えば負けることは無いと思います。首都ラパスでも標高3400メートルありますから。
古い客車が留置されていました。
今は使われなくなった船が無造作に放置されています。
チチカカ湖の遊覧船。明日は遊覧船に乗ってウロス島というチチカカ湖の浮島を訪ねる予定です。
列車はチチカカ湖沿いの住宅地を走ります。
家やビルが増えてきました。そろそろ終点プーノ駅。
長い鉄道の旅が終わろうとしています。
工事中のサッカースタジアムが見えました。
プーノの市街地に入りました。
市街地に入りましたが線路沿いに柵は無く、線路自体も土に埋もれ枕木がありません。
保線状況はあまりよくないようです。
赤煉瓦の粗末な家が並んでいます。リマに比べると貧しい人々が多く住んでいるような印象です。
治安もあまりよくないと聞きます。
交差点をゆっくりと進みます。
丘の上にぎっしりと並ぶ住宅。
プーノ駅の敷地に入りました。
列車は速度を落とし、プーノ駅に到着。時刻は17:44。15分遅れの到着でした。
チチカカ・トレインのダイヤは乱れやすいそうで、ひどいときは2時間3時間遅れるそうです。
それに比べれば15分の遅れはほぼ定時運行と言っていいでしょう。
プーノ駅に着いた我々ユーラシア旅行社のツアー一行は駅前に停車したバスに乗り、チチカカ湖畔のホテルへと向かいます。
プーノ駅周辺の治安は悪く、荷物などを盗まれないよう添乗員さんから注意を受けました。
夕暮れのプーノの町をバスで移動します。
18:20にチチカカ湖畔のホセ・アントニオホテルに到着。市街地からは離れており湖が良く見える観光客向けのホテルです。
ホテルの夕食ではマスのグリルやトウモロコシのスープが出され、おいしくいただきました。
アンデスの伝統楽器の演奏もありましたが、客は我々ユーラシア旅行社のツアー組しかおらず、やや寂しい感じでした。
ホテルの部屋に戻り、チチカカ湖の夜景を眺めます。
プーノの街の明かりが湖面に反射してとてもきれいですね。
明日8日目はチチカカ湖に浮かぶ浮島のひとつウロス島に向かい、葦でできた浮島で暮らすウル族の暮らしを見学します。
その後はバスに乗ってボリビア国境を越え、プレインカ時代の遺跡ティワナク遺跡を見学、夕方にボリビアの首都ラパスに到着する予定です。
14日間の旅のいよいよ後半。楽しみです。
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クスコからチチカカ湖畔の町プーノまでの384キロを10時間かけて走るチチカカ・トレインの旅。
クスコを出発してから9時間が経過し、アンデスを照らす太陽も西へ傾いてきました。
アンデスの高原を巡る鉄道の旅もそろそろ終わりが近づいています。
時刻は16時過ぎ。終点プーノ到着は17時半ごろの予定です。
チチカカ・トレインは沿線髄いつの大都市フリアカの駅を出発し、プーノへと向かいます。
クスコ〜プーノ線はずいぶん前に一般向けの旅行列車の運行を取りやめ、観光列車のみの運行となってしまいました。
フリアカは観光列車が停車する唯一の途中駅です。標高3800メートル。富士山より高い場所にあります。
線路には幹線道路が並行し、住居やお店が並んでいます。
アフターヌーンティーの時間と言われ、最後尾の展望車から自分の席へ戻りました。
紅茶、サンドイッチ、一口ケーキと豪華。チチカカ・トレインは食事に力を入れていますね。とてもおいしいです。
幹線道路を走るバス。
沿線の風景もだいぶ変わってきました。
お茶を飲んで一服した後は再び最後尾の展望車に戻りました。
平坦な草地に牛が放牧されています。
チチカカ湖が近づいてきたせいか、心なしか周囲の土地が水けを多く含んでいるように感じます。
廃駅を通過。
オート三輪が砂利道を疾走しています。
交換設備のある廃駅を通過。
色とりどりの洗濯物が干された家が見えました。
終点が近づき、誰もいなくなった展望車のラウンジ。
だんだんと日が傾いてきました。
菜の花がきれいに咲いています。
チチカカ湖に注ぐ川。
平坦な地形が続きます。低地のような雰囲気ですが、標高は3800メートルあります。
列車は丘に沿ってカーブしながら進みます。
平坦な地形ですが、カーブしながら進みます。
この列車に乗って10時間旅をしてきたのだと思うと感慨深いです
線路の左手が丘、右手が平地です。かつてはこのあたりまでチチカカ湖だったのかもしれませんね。
やっぱりそうです。平地に船が放置されています。かつてはこのあたりも湖だったのでしょう
どう見ても桟橋の跡ですね。地球温暖化の影響なのでしょうか。チチカカ湖は縮小しつつあるようです。
地面に伸びる桟橋の上で子供たちが遊んでいます。
赤煉瓦の住宅が並ぶ小さな村を通過します。
原っぱに即席のネットを立ててバレーボールをしています。
標高3800メートルの高地でバレーボール。日本人にはまねできません。
ようやく水面が見えてきました。
チチカカ湖です。
チチカカ湖はペルーとボリビアの国境にまたがる大きな湖で、面積は8371平方キロメートル。琵琶湖の12倍もの大きさです。
湖面の60%がペルー領、40%がボリビア領となっており、ボリビア川にはボリビア海軍の基地があります。
内陸国のボリビアになぜ海軍が?それはチリとの戦争に負けて海岸沿いの領土を奪われたからです。
現在はチチカカ湖で訓練を行い、アマゾン川の支流で密輸や麻薬取引を防ぐためのパトロールを主な活動としています。
湖面まで長く伸びた桟橋。今は雨季ですからもっと手前まで水が来ていてもおかしくはないのですが。
またバレーボールをやっている人たちを見つけました。ボリビアの人たちはバレーボールが好きなのでしょうか。
少なくともボリビア国内で国際大会を行えば負けることは無いと思います。首都ラパスでも標高3400メートルありますから。
古い客車が留置されていました。
今は使われなくなった船が無造作に放置されています。
チチカカ湖の遊覧船。明日は遊覧船に乗ってウロス島というチチカカ湖の浮島を訪ねる予定です。
列車はチチカカ湖沿いの住宅地を走ります。
家やビルが増えてきました。そろそろ終点プーノ駅。
長い鉄道の旅が終わろうとしています。
工事中のサッカースタジアムが見えました。
プーノの市街地に入りました。
市街地に入りましたが線路沿いに柵は無く、線路自体も土に埋もれ枕木がありません。
保線状況はあまりよくないようです。
赤煉瓦の粗末な家が並んでいます。リマに比べると貧しい人々が多く住んでいるような印象です。
治安もあまりよくないと聞きます。
交差点をゆっくりと進みます。
丘の上にぎっしりと並ぶ住宅。
プーノ駅の敷地に入りました。
列車は速度を落とし、プーノ駅に到着。時刻は17:44。15分遅れの到着でした。
チチカカ・トレインのダイヤは乱れやすいそうで、ひどいときは2時間3時間遅れるそうです。
それに比べれば15分の遅れはほぼ定時運行と言っていいでしょう。
プーノ駅に着いた我々ユーラシア旅行社のツアー一行は駅前に停車したバスに乗り、チチカカ湖畔のホテルへと向かいます。
プーノ駅周辺の治安は悪く、荷物などを盗まれないよう添乗員さんから注意を受けました。
夕暮れのプーノの町をバスで移動します。
18:20にチチカカ湖畔のホセ・アントニオホテルに到着。市街地からは離れており湖が良く見える観光客向けのホテルです。
ホテルの夕食ではマスのグリルやトウモロコシのスープが出され、おいしくいただきました。
アンデスの伝統楽器の演奏もありましたが、客は我々ユーラシア旅行社のツアー組しかおらず、やや寂しい感じでした。
ホテルの部屋に戻り、チチカカ湖の夜景を眺めます。
プーノの街の明かりが湖面に反射してとてもきれいですね。
明日8日目はチチカカ湖に浮かぶ浮島のひとつウロス島に向かい、葦でできた浮島で暮らすウル族の暮らしを見学します。
その後はバスに乗ってボリビア国境を越え、プレインカ時代の遺跡ティワナク遺跡を見学、夕方にボリビアの首都ラパスに到着する予定です。
14日間の旅のいよいよ後半。楽しみです。
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