
ペルー・ボリビア旅行記の第29回です。
8日目は午前中にチチカカ湖を見学し、その後バスに乗ってボリビアの首都ラパスへと移動します。
ティワナク遺跡からはバスでボリビアの首都ラパスへ。途中で見かける車には妙な日本語が書かれていました。
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■ 8日目 2018年2月1日 木曜日
ユーラシア旅行社のツアー8日目は陸路大移動です。
マチュピチュ湖畔の町デサグアデーロを経由し陸路ペルーからボリビアに入国。
バスに乗ってボリビアの首都ラパスを目指します。

ティワナク遺跡の見学を終え、ラパスに向け出発しました。

このあたりは標高3900メートル。富士山よりも高いです。
息苦しさはありますが、だいぶ体が慣れてきました。
朝食時にホテルのレストランでコカ茶のティーパックとお湯をもらい、持参した水筒に入れてきています。
高山病に効くというコカ茶をちびちび飲みながら車窓を眺めました。

時刻は17時。まだ明るいです。

線路が見えてきました。さきほどティワナクで見た駅から伸びている線路です。

踏切を渡ります。
頼りない線路ですが、チチカカ湖畔のグアキから首都ラパスの手前にあるエル・アルトまで毎月1回第2日曜日に観光列車は運行されています。
毎週どころかわずか月1回の運行。ボリビアの旅客鉄道は風前の灯火です。

アンデス山脈が見えてきました。

標高6000メートルを超えるイリマニ山の姿も見えています。

なんと日本語が書かれたトラックを見ました。
住まいの塗装と増改築と書かれています。

ボンネットバスです。
日本ではとっくに現役を引退したボンネットバスですが、ボリビアでは現役なのですね。

ラパスが近づくにつれて2階建て以上の建物が増えてきました。

ガソリンスタンド。乗り合いのミニバスがたくさん止まっています。バスターミナルを兼ねているのかもしれません。

また日本語が書かれた車を発見しました。
左側のバンは健康をお届けすると書いてありますが、ドアのところには「お届けする健康を」となっています。
逆ですよね・・・。

そして銀色のワゴン車のドアにはさらに謎の日本語が書かれていました。
休日 土 定価 定価 九 休日
なんでしょうこれは。
推測ですが、自分の車を日本車だとアピールするために、適当な日本語が書かれたシールを貼っているのではないでしょうか。
おそらくカー用品店なので謎の日本語シールが売られているのだと思われます。

お店などが並ぶ十字路を抜けます。

派手な色のビル。

乗り合いのミニバスにも日本語が書かれています。

(株)設建村木村(株)
回文じゃあるまいし・・・。
木村建設が大変なことになっています。

バスはラパスの手前にある都市、エル・アルトに入りました。

ボンネットバスが行き交っています。

ああ、乗ってみたい。乗る機会はおそらくないと思いますが、なんとも旅情をそそるボンネットバスです。

エル・アルトはボリビアの首都ラパスに隣接する人口84万人の大都市です。
ラパスがすり鉢状の盆地に位置するため低い場所では標高3300メートルほどですが、エル・アルトはアルティプラーノと呼ばれる高原地帯にあり、標高は4100メートルです。
富士山より300メートルも高い所に大都市があるなんて考えられませんが、近年はラパスの衛星都市として発展を続けています。
ボリビアの玄関口であるエル・アルト国際空港もこの町にあります。

またボンネットバスを見ました。あの形がボリビアの路線バスとしては一般的な形なのでしょう。

十字架のある広場がありました。

ボンネットバスを頻繁に見ます。

色は統一されていないようで、派手な塗装のバスも見かけました。

エル・アルト国際空港が見えてきました。
標高4100メートル。国際空港としては世界一高い場所にあります。

明日はこのエル・アルト国際空港からウユニ塩湖のあるウユニまで国内線に搭乗する予定です。
しかし、我々ツアー一行は高所に体を慣らしながら登ってきましたから大丈夫ですが、海抜ゼロメートルのリマからいきなり標高4100メートルのエル・アルト国際空港に着いたら即高山病になりますね。

エル・アルト国際空港からラパス市街地までは1時間かかりません。
周囲の風景も都市めいたものになってきました。

ロープウェイが見えます。モラレス大統領がラパスの渋滞緩和策の切り札として建設したものです。
ラパス市街地との高低差が500メートルもあるので鉄道や路面電車を建設するのが難しく、大量輸送手段としてはロープウェイが最も合理的だと考えられました。

ボリビアを縦横無尽に走るボンネットバス。

ほぼ地面に埋もれた線路。グアキからここエル・アルトまでは線路がつながっています。
首都ラパスまでの線路は廃止されてしまいました。日本では考えられない話ですが、ボリビアの鉄道は早くて便利なバスに乗客を奪われ、ほぼ貨物輸送に特化してしまっています。

ラパスの市街地が見えてきました。

ラパスの中心はすり鉢状の盆地の底にあり、バスは九十九折の坂を下っていきます。

住宅が密集しています。
日本などとは逆で、ラパスでは金持ちが低い場所に住み、貧乏人が高い場所に住みます。
先ほど経由した標高4100メートルのエル・アルトは貧困層が多く、治安も良くありません。

カーブしながら坂道を下ります。

ボンネットバスじゃない路線バスも走っているのですね。さすが首都です。
バスの塗装もアンデスの古代文化を模したもので大変ユニークです。

すり鉢状のラパスですが、本当にギリギリの高さまで家が密集しています。

ラパスが侵食されてできた谷間だというのがよくわかります。

侵食された地形がまるで月面だということで、ラパスには「月の谷」という観光スポットがあります。
最終日に訪れる予定です。

谷底が見えてきました。

モラレス大統領肝入りのロープウェイです。谷底のラパスと山の上を結ぶ交通機関としてフル回転しています。

ラパス市街地に入りました。19時前に今日のホテル「カサ・グランデスイーツホテル」に到着です。
全室がスイートルームという豪華なホテルです。
ラパス市中心部の標高は3600メートルですが、お金持ちが住まう南部地区は中心部より標高が低く、このホテルの標高は約3300メートルになっています。

夕食。ボリビアの食事はおいしくないという評判ですが、ちゃんとしたホテルだけにそのようなことはなく、美味しくいただきました。
昨日のプーノは3800メートルでしたから、昨日に比べれば息苦しくなく、頭痛もありません。
ですが、明日は標高3700メートルのウユニですから、油断は禁物です。

ひとりでは広すぎるスイートルームでゆっくりと休みます。
ファミリータイプらしく、寝室が2つ。トイレやバスルームも2つありました。
明日はラパスから空路ウユニに飛び、いよいよウユニ塩湖です。
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ユーラシア旅行社のツアー8日目は陸路大移動です。
マチュピチュ湖畔の町デサグアデーロを経由し陸路ペルーからボリビアに入国。
バスに乗ってボリビアの首都ラパスを目指します。

ティワナク遺跡の見学を終え、ラパスに向け出発しました。

このあたりは標高3900メートル。富士山よりも高いです。
息苦しさはありますが、だいぶ体が慣れてきました。
朝食時にホテルのレストランでコカ茶のティーパックとお湯をもらい、持参した水筒に入れてきています。
高山病に効くというコカ茶をちびちび飲みながら車窓を眺めました。

時刻は17時。まだ明るいです。

線路が見えてきました。さきほどティワナクで見た駅から伸びている線路です。

踏切を渡ります。
頼りない線路ですが、チチカカ湖畔のグアキから首都ラパスの手前にあるエル・アルトまで毎月1回第2日曜日に観光列車は運行されています。
毎週どころかわずか月1回の運行。ボリビアの旅客鉄道は風前の灯火です。

アンデス山脈が見えてきました。

標高6000メートルを超えるイリマニ山の姿も見えています。

なんと日本語が書かれたトラックを見ました。
住まいの塗装と増改築と書かれています。

ボンネットバスです。
日本ではとっくに現役を引退したボンネットバスですが、ボリビアでは現役なのですね。

ラパスが近づくにつれて2階建て以上の建物が増えてきました。

ガソリンスタンド。乗り合いのミニバスがたくさん止まっています。バスターミナルを兼ねているのかもしれません。

また日本語が書かれた車を発見しました。
左側のバンは健康をお届けすると書いてありますが、ドアのところには「お届けする健康を」となっています。
逆ですよね・・・。

そして銀色のワゴン車のドアにはさらに謎の日本語が書かれていました。
休日 土 定価 定価 九 休日
なんでしょうこれは。
推測ですが、自分の車を日本車だとアピールするために、適当な日本語が書かれたシールを貼っているのではないでしょうか。
おそらくカー用品店なので謎の日本語シールが売られているのだと思われます。

お店などが並ぶ十字路を抜けます。

派手な色のビル。

乗り合いのミニバスにも日本語が書かれています。

(株)設建村木村(株)
回文じゃあるまいし・・・。
木村建設が大変なことになっています。

バスはラパスの手前にある都市、エル・アルトに入りました。

ボンネットバスが行き交っています。

ああ、乗ってみたい。乗る機会はおそらくないと思いますが、なんとも旅情をそそるボンネットバスです。

エル・アルトはボリビアの首都ラパスに隣接する人口84万人の大都市です。
ラパスがすり鉢状の盆地に位置するため低い場所では標高3300メートルほどですが、エル・アルトはアルティプラーノと呼ばれる高原地帯にあり、標高は4100メートルです。
富士山より300メートルも高い所に大都市があるなんて考えられませんが、近年はラパスの衛星都市として発展を続けています。
ボリビアの玄関口であるエル・アルト国際空港もこの町にあります。

またボンネットバスを見ました。あの形がボリビアの路線バスとしては一般的な形なのでしょう。

十字架のある広場がありました。

ボンネットバスを頻繁に見ます。

色は統一されていないようで、派手な塗装のバスも見かけました。

エル・アルト国際空港が見えてきました。
標高4100メートル。国際空港としては世界一高い場所にあります。

明日はこのエル・アルト国際空港からウユニ塩湖のあるウユニまで国内線に搭乗する予定です。
しかし、我々ツアー一行は高所に体を慣らしながら登ってきましたから大丈夫ですが、海抜ゼロメートルのリマからいきなり標高4100メートルのエル・アルト国際空港に着いたら即高山病になりますね。

エル・アルト国際空港からラパス市街地までは1時間かかりません。
周囲の風景も都市めいたものになってきました。

ロープウェイが見えます。モラレス大統領がラパスの渋滞緩和策の切り札として建設したものです。
ラパス市街地との高低差が500メートルもあるので鉄道や路面電車を建設するのが難しく、大量輸送手段としてはロープウェイが最も合理的だと考えられました。

ボリビアを縦横無尽に走るボンネットバス。

ほぼ地面に埋もれた線路。グアキからここエル・アルトまでは線路がつながっています。
首都ラパスまでの線路は廃止されてしまいました。日本では考えられない話ですが、ボリビアの鉄道は早くて便利なバスに乗客を奪われ、ほぼ貨物輸送に特化してしまっています。

ラパスの市街地が見えてきました。

ラパスの中心はすり鉢状の盆地の底にあり、バスは九十九折の坂を下っていきます。

住宅が密集しています。
日本などとは逆で、ラパスでは金持ちが低い場所に住み、貧乏人が高い場所に住みます。
先ほど経由した標高4100メートルのエル・アルトは貧困層が多く、治安も良くありません。

カーブしながら坂道を下ります。

ボンネットバスじゃない路線バスも走っているのですね。さすが首都です。
バスの塗装もアンデスの古代文化を模したもので大変ユニークです。

すり鉢状のラパスですが、本当にギリギリの高さまで家が密集しています。

ラパスが侵食されてできた谷間だというのがよくわかります。

侵食された地形がまるで月面だということで、ラパスには「月の谷」という観光スポットがあります。
最終日に訪れる予定です。

谷底が見えてきました。

モラレス大統領肝入りのロープウェイです。谷底のラパスと山の上を結ぶ交通機関としてフル回転しています。

ラパス市街地に入りました。19時前に今日のホテル「カサ・グランデスイーツホテル」に到着です。
全室がスイートルームという豪華なホテルです。
ラパス市中心部の標高は3600メートルですが、お金持ちが住まう南部地区は中心部より標高が低く、このホテルの標高は約3300メートルになっています。

夕食。ボリビアの食事はおいしくないという評判ですが、ちゃんとしたホテルだけにそのようなことはなく、美味しくいただきました。
昨日のプーノは3800メートルでしたから、昨日に比べれば息苦しくなく、頭痛もありません。
ですが、明日は標高3700メートルのウユニですから、油断は禁物です。

ひとりでは広すぎるスイートルームでゆっくりと休みます。
ファミリータイプらしく、寝室が2つ。トイレやバスルームも2つありました。
明日はラパスから空路ウユニに飛び、いよいよウユニ塩湖です。
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