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ペルー・ボリビア旅行記の第31回です。
9日目はボリビアでウユニ塩湖のあるウユニを観光。
コルチャニ村の製塩所を見学した後は、ウユニ塩湖の近くにある塩でできたホテルへと向かいました。


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■ 9日目 2018年2月2日 金曜日


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ユーラシア旅行社のツアー「ペルー・ボリビア・アンデス物語14日間」のツアーも9日目。ウユニへとやってきました。
列車墓場の見学を終え、ウユニ塩湖に面したコルチャニ村の製塩所を訪ねます。


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先日までかなりの大雨が降ったようで、未舗装の道が泥の川になっていました。


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30分ほどでコルチャニ村に到着。ツアーでは必ず立ち寄るコルチャニ村の製塩所とお土産ストリートです。


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時刻は11時半。まずは製塩所へ向かいました。


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塩が山積みです。
南米の内陸部にあるウユニ塩湖。
今でこそ標高3800メートルの高地ですが、太古の昔は海だったのです。
それが急激な地殻変動により隆起し、海水の塩が地層に残りました。
この製塩所の塩はウユニ塩湖の表層の塩をかき集めてきたもの。
これを売り物の塩として加工します。


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ウユニ塩湖で採取した塩を2〜3週間ほど外で天日干しし、鉄板の上に載せます。
40〜50度の熱で熱した後、粉砕機にかけて塩を細かくします。
そしてヨードを足して消毒してできあがりです。


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粉砕機にかける前の塩。粒が大きいです。
ですが先ほど触れたようにウユニ塩湖の塩は太古の海の塩なので、いわゆる岩塩とは異なります。


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西遊旅行のガイドさんが書いた日本語の案内。
250グラム入りは1ボリビアーノ。約16円です。
500グラム入りは2ボリビアーノです。
料理にも使えますし、500グラム入りの塩を2つ買いました。
みずみずしい味がしておいしい塩でした。


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製塩所の内部。


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外に出ました。


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小休憩があり、お土産屋を物色します。


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ですが、私はお土産屋よりも先ほど通った線路と駅が気になります。
靴を泥まみれにしながら駅のある方向に歩きました。


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駅へと向かう道。


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線路がありました。


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コルチャニ駅がありました。
オルーロからウユニを経由してアルゼンチン国境のビジャソンに向かう路線の駅です。


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踏切が泥に埋まりそうです。


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無人駅で、ホームはありません。交換設備はちゃんと生きています。


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週4便列車が走る割には、なんとも頼りない線路です。


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コルチャニ駅構内にポツンと1台放置されたタンク車。気になります。


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構内のポイント。ここはしっかりとメンテナンスされていますね。


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今にも崩れそうな駅舎。


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12時にコルチャニを出発。
そのまま今日と明日宿泊するホテルへと向かいます。


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ウユニ塩湖に面しており、周囲にはなにもありません。


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我々ユーラシア旅行社のツアー一行が宿泊するのはクリスタル・サマニャというホテルです。

ここでウユニ塩湖を散策するために必要な長靴をレンタルするため、小休止となりました。


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ホテルのフロント。


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フロントに展示されている先住民の伝統衣装。


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クリスタル・サマーニャホテルはなんと壁や家具が塩でできているという、とてもウユニ塩湖らしいホテルです。かわいらしいクマのモニュメントもありました。


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壁も床も塩でできています。


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通路の先にクマが座っています。


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ホテルの外。見事に何もありません。
標高3800メートルもあるので、雲が低い位置にあります。


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クリスタル・サマーニャホテルの外観。


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ホテルの2階のラウンジ。


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食堂。


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休憩所には卓球台があります。
ホテルで卓球をするのは日本だけじゃないのですね。


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休憩所のカウンターにはスターウォーズのキャラクターが立っています。


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遊び心溢れたホテルですね。


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クリスタル・サマーニャホテルの客室。
壁もベッドも椅子も塩でできており、時々壁から塩が落ちるパラパラという音がします。
ウユニ塩湖周辺は標高が高いため昼夜の寒暖の差が激しく、今は昼で25度あるのですが、夜は10度を下回ることもあるそうです。
なので部屋は暖房が効き、布団も分厚いです。


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部屋のバスルームの注意書き。
シャワーで服や靴下を洗ったら罰金100ドルと書いてあります。
ウユニ塩湖を散策すると塩まみれになっていますから、配管が傷んでしまうのですね。
ウユニ塩湖ならではの注意書きだと思います。

次回からはいよいよ鏡張りの湖がどこまでも広がるウユニ塩湖に入ります。


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