ペルー・ボリビア旅行記の第38回です。
ウユニからボリビアの首都ラパスに移動。
高低差が激しいラパスならではの公共交通機関。ロープウェイに乗って谷底へと向かいました。
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■ 11日目 2018年2月4日 日曜日
ユーラシア旅行社の「ペルー・ボリビア・アンデス物語14日間」のツアーは今日が11日目。いよいよ終盤です。
今日は朝ウユニを出発して空路ボリビアの首都ラパスへと向かい、昼からはラパスの観光となります。
明日12日目の朝にはラパスを出発して帰国となりますから、観光するのが今日が最後です。
それにしても帰りは日付変更線のおかげで日本まで3日もかかってしまうのですね。改めて南米の遠さを感じます。
朝6時に起床。ウユニ塩湖のそばの塩のホテルの部屋からウユニ塩湖を眺めます。
今日も晴天に恵まれました。
東の空から朝日が昇ります。ウユニ塩湖から登る朝日はとてもきれいなのでしょう。
見たかったですが、前日深夜まで星空を眺め、また早朝暗いうちにウユニ塩湖に向かうのはあまりにもハードです。
ホテルからの朝日も十分きれいですし、これで満足です。
朝食後、朝7時半にホテルを出発。ウユニ空港へと向かいます。
途中線路を渡りました。ラパスの南にあるオルーロという街からアルゼンチン国境のビシャソンまでを結ぶ鉄道路線です。ここウユニにも駅があり、週何便か夜行列車が運行されています。
ようやく舗装道路になりました。ボリビアは主要道路以外あまり舗装されていないようです。
飛行機が見えました。間もなく空港です。
朝8時。ウユニ空港に到着しました。田舎町のバスターミナルのような古くて小さな建物です。
飛行機の到着案内。ほとんどがラパスからの便です。
我々が乗るラパス行きの便は9時半に出発します。
待合室にて。お土産にピッタリのチョコレートがあったので購入しました。
搭乗時刻になったので、歩いて飛行機へと向かいます。
時間通りに出発。広大なウユニ塩湖の上空を飛びます。
ウユニ塩湖はとても神秘的で、一生の思い出になりました。
何もない平原の上空を飛びます。
空港のあるエルアルト上空。標高4000メートルの高地ながら住宅地が広がります。
10:15。ボリビアの玄関口であるエル・アルト国際空港に到着しました。
標高4100メートルの空港なんて尋常じゃありません。少し歩いただけで息が切れます。
空港の待合室にはボリビアの独裁者であるエボ・モラレス大統領(当時)の写真が大きく飾られていました。
空港からラパスへと移動します。
青い猫の乗り物。福と買いてあります。中国から流れてきたのでしょうか。
サッカー場がありました。普通の人間なら標高4000メートルの地で90分間走り回るなんて無理です。
まさしくホームアドバンテージ。
廃止されているのかいないのかよくわからない線路。
一応グアキなどの都市からエルアルトまでは定期列車の運行があります。
かつてはラパスまで運行していたようですが、エルアルト〜ラパス間は廃止されたようです。
我々が向かっているのはミ・テレフェリコと呼ばれるロープウェイの乗り場です。
首都ラパスと衛星都市エルアルトは高低差が500メートル以上あり、鉄道による高速輸送は困難でした。
そこで、高低差を克服する大量輸送手段としてロープウェイが選ばれたのです。
エボ・モラレス大統領による目玉政策の一つとして整備が進められ、2014年に最初の路線が開業。
2019年3月現在で10路線が運行され、全長30.2キロの世界最長かつ世界最高地点のロープウェイ路線網となっています。
また、標高4100メートルのエルアルトから標高3600メートルのラパスまで一気に下るロープウェイの景色は素晴らしく、アンデス山脈を望みながら首都ラパスを空中散歩できる人気観光名所ともなっています。
エルアルトにあるロープウェイ駅、ミラドール駅にやってきました。
ここでバスを降り、ロープウェイに乗り換えです。
ロープウェイの切符売り場。運賃は1路線1乗車で3ボリビアーノだったと思います。約50円程度。
路線の終点で他の路線に乗り換えると運賃が上がります。
さあ、ロープウェイに乗り込んでラパスまで空中散歩です。
まず乗車するのはイエローライン。標高4000メートルの町エル・アルトから首都ラパスまでの4キロを13分かけて一気に下ります。
あいにくの空模様。雨が降っています。
数日前ペルーから陸路ラパスに入った際にバスで走った坂道が見えています。
車だと九十九折で遠回りとなるこの下り坂を、ロープウェイは一直線に下ります。
おかげで同じ距離を移動するのに30分近い時間短縮が可能となりました。
ロープウェイとはいえ4キロもあるので途中駅があります。
ドアが自動で開き、お客の乗り降りがありました。
標高3700メートルのサッカー場。こんなところで90分走り回ったらどんな名選手だろうと倒れてしまいます。
全く平気なのは地元の選手のみ。まさしくホームアドバンテージです。
雨がやみ、晴れてきました。
斜面にべったり張り付くようにレンガ造りの家が密集しています。
ロープウェイと言えば山登りという印象がありますから、こうして都市の上空を走るロープウェイはかなり珍しいです。
高低差が激しいラパスならではの交通機関ですね。
ビルやマンションが建っています。
駅が見えてきました。
ラパスの市街地上空を行きます。
長年の侵食によって形成されたであろう険しい地形です。
よくこんなところに大都市を造ったと思います。
Del Libertador駅に到着。イエローラインの終点です。ここでラパスの中心に向かうグリーンラインに乗り換えます。
すでに首都ラパスに入りました。まずはいったん上りになります。
ビルが増えてきましたね。
マンションが目立つエリアです。
住宅地の上空を行きます。
またサッカー場がありました。
晴れてきました。青空がのぞきます。このあたりは標高3600メートル。
だいぶ高地になれましたから、息苦しくはありません。
赤茶けた山岳地帯が見えます。
ラパスの町は普通と逆で、高い場所には貧困層が、低い場所には富裕層が住んでいます。
標高が下がるにつれ、立派な邸宅が増えてきているのがよくわかります。
グリーンラインの終点が見えてきました。
Del Libertadorから約17分でグリーンラインの終点Irpaviに到着しました。
ここからは我々を追ってきたバスに乗り換えます。
次はラパスの観光スポットの一つ、「月の谷」へと向かいます。
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ユーラシア旅行社の「ペルー・ボリビア・アンデス物語14日間」のツアーは今日が11日目。いよいよ終盤です。
今日は朝ウユニを出発して空路ボリビアの首都ラパスへと向かい、昼からはラパスの観光となります。
明日12日目の朝にはラパスを出発して帰国となりますから、観光するのが今日が最後です。
それにしても帰りは日付変更線のおかげで日本まで3日もかかってしまうのですね。改めて南米の遠さを感じます。
朝6時に起床。ウユニ塩湖のそばの塩のホテルの部屋からウユニ塩湖を眺めます。
今日も晴天に恵まれました。
東の空から朝日が昇ります。ウユニ塩湖から登る朝日はとてもきれいなのでしょう。
見たかったですが、前日深夜まで星空を眺め、また早朝暗いうちにウユニ塩湖に向かうのはあまりにもハードです。
ホテルからの朝日も十分きれいですし、これで満足です。
朝食後、朝7時半にホテルを出発。ウユニ空港へと向かいます。
途中線路を渡りました。ラパスの南にあるオルーロという街からアルゼンチン国境のビシャソンまでを結ぶ鉄道路線です。ここウユニにも駅があり、週何便か夜行列車が運行されています。
ようやく舗装道路になりました。ボリビアは主要道路以外あまり舗装されていないようです。
飛行機が見えました。間もなく空港です。
朝8時。ウユニ空港に到着しました。田舎町のバスターミナルのような古くて小さな建物です。
飛行機の到着案内。ほとんどがラパスからの便です。
我々が乗るラパス行きの便は9時半に出発します。
待合室にて。お土産にピッタリのチョコレートがあったので購入しました。
搭乗時刻になったので、歩いて飛行機へと向かいます。
時間通りに出発。広大なウユニ塩湖の上空を飛びます。
ウユニ塩湖はとても神秘的で、一生の思い出になりました。
何もない平原の上空を飛びます。
空港のあるエルアルト上空。標高4000メートルの高地ながら住宅地が広がります。
10:15。ボリビアの玄関口であるエル・アルト国際空港に到着しました。
標高4100メートルの空港なんて尋常じゃありません。少し歩いただけで息が切れます。
空港の待合室にはボリビアの独裁者であるエボ・モラレス大統領(当時)の写真が大きく飾られていました。
空港からラパスへと移動します。
青い猫の乗り物。福と買いてあります。中国から流れてきたのでしょうか。
サッカー場がありました。普通の人間なら標高4000メートルの地で90分間走り回るなんて無理です。
まさしくホームアドバンテージ。
廃止されているのかいないのかよくわからない線路。
一応グアキなどの都市からエルアルトまでは定期列車の運行があります。
かつてはラパスまで運行していたようですが、エルアルト〜ラパス間は廃止されたようです。
我々が向かっているのはミ・テレフェリコと呼ばれるロープウェイの乗り場です。
首都ラパスと衛星都市エルアルトは高低差が500メートル以上あり、鉄道による高速輸送は困難でした。
そこで、高低差を克服する大量輸送手段としてロープウェイが選ばれたのです。
エボ・モラレス大統領による目玉政策の一つとして整備が進められ、2014年に最初の路線が開業。
2019年3月現在で10路線が運行され、全長30.2キロの世界最長かつ世界最高地点のロープウェイ路線網となっています。
また、標高4100メートルのエルアルトから標高3600メートルのラパスまで一気に下るロープウェイの景色は素晴らしく、アンデス山脈を望みながら首都ラパスを空中散歩できる人気観光名所ともなっています。
エルアルトにあるロープウェイ駅、ミラドール駅にやってきました。
ここでバスを降り、ロープウェイに乗り換えです。
ロープウェイの切符売り場。運賃は1路線1乗車で3ボリビアーノだったと思います。約50円程度。
路線の終点で他の路線に乗り換えると運賃が上がります。
さあ、ロープウェイに乗り込んでラパスまで空中散歩です。
まず乗車するのはイエローライン。標高4000メートルの町エル・アルトから首都ラパスまでの4キロを13分かけて一気に下ります。
あいにくの空模様。雨が降っています。
数日前ペルーから陸路ラパスに入った際にバスで走った坂道が見えています。
車だと九十九折で遠回りとなるこの下り坂を、ロープウェイは一直線に下ります。
おかげで同じ距離を移動するのに30分近い時間短縮が可能となりました。
ロープウェイとはいえ4キロもあるので途中駅があります。
ドアが自動で開き、お客の乗り降りがありました。
標高3700メートルのサッカー場。こんなところで90分走り回ったらどんな名選手だろうと倒れてしまいます。
全く平気なのは地元の選手のみ。まさしくホームアドバンテージです。
雨がやみ、晴れてきました。
斜面にべったり張り付くようにレンガ造りの家が密集しています。
ロープウェイと言えば山登りという印象がありますから、こうして都市の上空を走るロープウェイはかなり珍しいです。
高低差が激しいラパスならではの交通機関ですね。
ビルやマンションが建っています。
駅が見えてきました。
ラパスの市街地上空を行きます。
長年の侵食によって形成されたであろう険しい地形です。
よくこんなところに大都市を造ったと思います。
Del Libertador駅に到着。イエローラインの終点です。ここでラパスの中心に向かうグリーンラインに乗り換えます。
すでに首都ラパスに入りました。まずはいったん上りになります。
ビルが増えてきましたね。
マンションが目立つエリアです。
住宅地の上空を行きます。
またサッカー場がありました。
晴れてきました。青空がのぞきます。このあたりは標高3600メートル。
だいぶ高地になれましたから、息苦しくはありません。
赤茶けた山岳地帯が見えます。
ラパスの町は普通と逆で、高い場所には貧困層が、低い場所には富裕層が住んでいます。
標高が下がるにつれ、立派な邸宅が増えてきているのがよくわかります。
グリーンラインの終点が見えてきました。
Del Libertadorから約17分でグリーンラインの終点Irpaviに到着しました。
ここからは我々を追ってきたバスに乗り換えます。
次はラパスの観光スポットの一つ、「月の谷」へと向かいます。
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