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ニュージーランド旅行記の第8回です。
今日は北島観光。ロトルアにあるマオリの伝統文化を展示するテ・プイアと、大迫力のポフツ間欠泉を見学しました。

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■4日目 2018年12月23日 日曜日


今日はグローバルネットという現地旅行会社の「ワイトモ&ロトルア1日ツアー(日本語ガイド)」に参加し、ニュージーランド北島の中部を観光します。
https://www.globalnetnz.com/index.html
ロトルアのアグロドームで羊の毛刈りショーを見た後は町の中心部に向かいました。


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ロトルアは大地熱地帯にあり、街のいたるところから温泉の煙が立ち上っています。


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これだけ温泉の煙が上がっているわけですし、硫黄の香りもあちこちから漂ってきます。
日本なら温泉旅館が立ち並ぶ観光地になるのでしょうけど、ここはニュージーランド。日本のような浴場は少ないです。


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ロトルア湖畔。


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瀟洒な時計台は観光案内所になっていました。


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ガバメントガーデンが見えてきました。1900年代初頭にオープンした英国式庭園です。
博物館などもあるのですが、残念ながら建物は工事中で閉鎖されていました。


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次の目的地に到着。テ・プイアです。


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テ・プイアはマオリ語で間欠泉という意味。その名の通りド迫力の間欠泉と併設されたマオリ工芸美術学校が見どころです。


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施設内の見取り図。間欠泉以外にもウォーキングコースがあるようですが、時間の都合で園内をくまなく回るわけにはいかないでしょう。


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ポフツ間欠泉から噴煙が上がっています。間欠泉はだいたい30分〜1時間おきに吹き上がるそうなので、先にマオリ工芸美術学校を見学してから間欠泉に行ってみましょう。

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マラエというマオリ族の集会場を再現した施設。


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赤い柱が印象的です。


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これらの彫刻は様々な意味を持っています。


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マオリの倉庫。


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マオリ工芸学校内に入りました。マオリ文化の継承を目的としており、マオリ人の男性のみに入学資格があります。
3年かけて様々な彫刻技術を学ぶのですが、残念ながら入学者は少なく、毎年一桁なのだそうです。


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様々な装飾品が展示されています。


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彫刻の実習中です。


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マオリの伝統的な腰蓑です。


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様々な木製の伝統工芸品が展示されています。


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こちらは服飾や装飾品などを展示したアートギャラリー。


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外に出ました。大きな船が展示されています。


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船首には見事な彫刻が施されています。


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ポフツ間欠泉にやってきました。


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硫黄の香りがすごいです。まさに温泉。


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豪快に吹き上がっています。


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風向きによってはしぶきがまともにかかります。


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あの池は温泉なのでしょう。入りたい。


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まさにニュージーランドの地獄谷。


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間欠泉が吹き上がります。


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近くで見るとものすごい勢いです。


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間欠泉の周囲をぐるりと歩きます。


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地響きとともに吹き上がる間欠泉。タイミングばっちりでよかったです。


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すさまじい湯煙で上着やカメラが濡れてしまいました。


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左側の人間の大きさと比べればポフツ間欠泉の巨大さがわかるでしょう。
間欠泉を見学した後はキーウイハウスへ。ニュージーランドの国鳥であるキーウイが見られるとのことですが、ピクリとも動きませんでした。残念です。


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5時過ぎにテプイアを出発。現地ツアーの同行者である中年夫妻をロトルアで降ろし、私とドライバーさんはオークランドへと帰ります。
帰り道ではドライバーさんとクリスマスの注意事項について話を聞きました。
どうやらお祭り騒ぎの日本とはだいぶ様子が異なるようです。

「薫友さん、明日以降の予定はどうなってますか?」
「明日12月24日は観光列車で首都ウェリントンに移動し、明後日12月25日は1日中ウェリントン滞在です」
「クリスマスの25日は基本的にすべての店が休みです。観光施設、レストランはもちろん、スーパーやマクドナルドも休みです」
「ええっ?じゃあどこでご飯を食べればいいのですか?」
「ホテルのレストランならクリスマスも営業してますが、高額なクリスマス特別料金が取られますよ」
「なるほど」
「クリスマスイブの24日ならスーパーは開いています。部屋に電子レンジがあるなら24日のうちに25日の食料を買いだめすることをお勧めします」
「なるほど。25日は観光施設もお店も開いていないのなら、ホテルの部屋でゆっくりしたほうがよさそうですね」

やはり現地の方々による情報は貴重です。
ウェリントンは特に見るところのない町ですから本当は25日にフェリーで南島に渡り、次の目的地に向かいたかったのです。
ところが25日はフェリーのチケットが完売しており、やむなく26日朝の便のチケットを買わざるを得ませんでした。
まあいいです。25日はウェリントンの郊外電車や路線バスに乗るぐらいで、あとは休養ですね。
ゆっくり休みましょう。


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20時過ぎにオークランドに到着。運転手さんにお礼を言ってホテルに戻りました。
近くの21時過ぎにフェリー乗り場の近くのハーバーサイド・オーシャン・バー・グリルに行ってみたところ、もう終わりとのこと。
ガイドブックでは23時までと書いてありますが、クリスマス前だから早いのでしょうか。
しょうがないので夜景を見ながらぶらつくことにしました。
夕方から夜にかけて降った激しい雨は止んだものの、少し肌寒いです。


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ライトアップされた跳ね橋。


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昼と夜で違った顔を見せてくれます。


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海沿いにはいくつかレストランやバーがあるものの、クリスマスが近くでカップルだらけのバーに一人で入るのは気が引けます。
今日も1日動き回って疲れました。店を探す元気は消え失せ、もういいやとばかりにマクドナルドでハンバーガーを持ち帰り。
オークランド到着後3日連続でファーストフードの夕食です。
明日こそはまともな夕食にしましょう。

明日はニュージーランド北東を南北に縦断する観光列車、ノーザンエクスプローラー号に乗車。1日かけてオークランドから首都ウェリントンに向けて南下します。
いよいよニュージーランド鉄道の旅。楽しみです。

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