
ニュージーランド旅行記の第16回です。
7日目は首都ウェリントンからフェリーで南島に渡り、長距離列車「コースタルパシフィック号に乗ってクライストチャーチに移動します。
コースタルパシフィック号はピクトンを発車し、ゆっくりと南へ向け走り出しました。
にほんブログ村 千葉ロッテマリーンズ
プロ野球・人気blogランキング
■7日目 2018年12月26日 水曜日
いよいよ南島北部の港町ピクトンから長距離列車コースタルパシフィック号に乗車し、南島最大の都市クライストチャーチに向けて出発します。
ピクトン発14:15、終点のクライストチャーチ着は20:35。6時間ほどの長旅です。
コースタルパシフィック号は2016年11月14日に発生したマグニチュード7.8のカイクラ大地震により路盤が流出するなど大きな被害を受けて運休していましたが、長期にわたる復旧作業を終えて2018年12月1日より運行を再開しました。
当面は夏の観光シーズンのみ、週3便運行されます。
季節運行で、しかも隔日運行というのは寂しい限りですが、南島を走るこの鉄道路線の沿線には大きな都市がないので、利用者が少ないのです。
にもかかわらずバス転換されず復旧工事が行われたのはこの路線のメインが貨物輸送だったからでしょう。日本と違い高速道路網が整備されていないので、鉄道貨物輸送が果たす役割は非常に大きいのです。

ともあれ、無事に運行再開できたのは大変目出度いです。早速乗りましょう。
駅構内のサブウェイでサンドウィッチを買い、駅の窓口でインターネットの予約票を切符に引き換えました。引き換えた切符はなんと手書き。指定された号車に乗車します。
ただ、運行再開からまだ1か月経っていないのですが、あまり祝賀ムードは感じられませんね。
日本なら沿線の皆様が大漁旗と和太鼓で発車を見送ってくれるはずです。

最後尾に連結されている荷物車。私のスーツケースを終点のクライストチャーチまで運んでくれます。

コースタルパシフィック号の客車の仕様は北島にて運行されているノーザンエクスプローラー号と同じでした。喜ばしいことに満席です。
ただ日本と同じ線路幅の1067mmなので、巨大な欧米人の体格からするとずいぶん狭く感じます。
私の席は向かい合わせの4人掛けシートの真ん中にテーブルがあり、非常に窮屈でした。
幸い窓際ですが進行方向と逆側ですし、苦労して購入したサブウェイのサンドウィッチを食べ終えたら例によって展望車に移動することにしましょう。

コースタルパシフィック号は14:15の定刻に発車。
すぐに車掌がやってきて手書きの切符を回収されました。座席番号を忘れたら戻の席に戻れません。
写真を撮っておいてよかったです。

コースタルパシフィック号はしばらく内陸を走ります。

進行方向左側には湿地帯が広がります。

沼地に生える枯れ木の群れ。

しばらく走ると丘陵地帯を抜け、畑や牧草地帯が広がる平地に出ました。
大きな川を渡ります。

のどかな景色が広がります。

街中に入ると列車はスピードを落とし、最初の駅ブレナムに到着。
14:42着で14:49発ですから7分ほど停車しました。

ブレナムを出てしばらくすると遠くに海が見えてきました。

風が強いのか、あまり木が生えていません。

列車はしばらく丘陵地帯を走ります。

セドン駅を通過。ピクトン駅から年に何度か運行されるSL列車はここセドン駅まで走るようです。

サンドウィッチを食べ終わったので一番前の窓無し展望車に移動しましょう。
立ち見となりますが、席が狭すぎて居心地が悪いのです。
進行方向左側には塩田があります。

あの白いのは塩でしょう。

雲が厚く垂れこめています。

列車を見た羊たちが逃げ出していきます。

強風に耐えるかの如く斜めに立つ木。

牛も放牧されています。
あ、クライストチャーチに着いたらステーキ食べなくちゃ。

川を渡ります。川の水が白いのは氷河から溶け出した水だからでしょうか。

このあたりから列車は海沿いを走ります。

信号場を通過。かつては駅だったのかもしれません。

海沿いにポツンと低い木が一本。

山側の景色。海のすぐそばまで山が迫っています。

コースタルパシフィック号から見るニュージーランドの海。
12月は初夏のはずですが、暑くはなく、むしろ寒いぐらいに思えます。
南極が近いからなのか、風が冷たいです。

どこまでも続く人気のない砂浜。

久々に人の気配を感じます。人口希薄な海沿いを走るので、建物自体が珍しいです。

道路に沿ってカーブします。

青い花が咲いています。

晴れていればもっと美しい景色だったことでしょう。

山岳地帯から流れ落ちる川を渡ります。

豪快に山が崩れています。
2016年に発生したマグニチュード7.8のカイクラ大地震の爪痕なのでしょう。

16:14にピネス信号場に停車。ブレナムを出てから1時間半かかっていますが、駅はありません。
線路と枕木が新しいです。2016年のカイクラ大地震で路盤などの鉄道施設も大きな被害を受けたため、このあたりも敷設しなおされたのでしょうか。

対向列車との行き違いは無く、16:20に発車しました。

ごつごつとした岩場が広がります。

このあたりからがカイクラ大地震で路盤が流出するなど大きな被害を受けた区間です。
現に線路沿いの崖が崩れてしまっています。

コースタルパシフィック号は2年近い工事を終えて2018年の12月1日に復旧したばかり。
まだ運行再開から1か月たっていません。沿線ではまだ工事が続いており、左側では斜面の補強工事が行われています。

踏切を通過。

なぞのロブスターのオブジェ。

カイクラ大地震の際は1メートルほどの津波が押し寄せたそうです。

ワイパパベイを通過。いくつかの家やペンションが建っています。

あの山も崩れています。ひどい大地震だったのでしょう。

まだ工事が終わっていないせいか列車が徐行運転を始めました。
30キロも出ていません。

列車はひたすら海岸線を走ります。

線路に並行する道路。街路灯が無いので夜は怖いですね。

ニュージーランドの海と大震災の爪痕を見つつ、コースタルパシフィック号の旅は続きます。
次の旅行記へ 前の旅行記へ 2018年ニュージーランド旅行記目次へ
いよいよ南島北部の港町ピクトンから長距離列車コースタルパシフィック号に乗車し、南島最大の都市クライストチャーチに向けて出発します。
ピクトン発14:15、終点のクライストチャーチ着は20:35。6時間ほどの長旅です。
コースタルパシフィック号は2016年11月14日に発生したマグニチュード7.8のカイクラ大地震により路盤が流出するなど大きな被害を受けて運休していましたが、長期にわたる復旧作業を終えて2018年12月1日より運行を再開しました。
当面は夏の観光シーズンのみ、週3便運行されます。
季節運行で、しかも隔日運行というのは寂しい限りですが、南島を走るこの鉄道路線の沿線には大きな都市がないので、利用者が少ないのです。
にもかかわらずバス転換されず復旧工事が行われたのはこの路線のメインが貨物輸送だったからでしょう。日本と違い高速道路網が整備されていないので、鉄道貨物輸送が果たす役割は非常に大きいのです。

ともあれ、無事に運行再開できたのは大変目出度いです。早速乗りましょう。
駅構内のサブウェイでサンドウィッチを買い、駅の窓口でインターネットの予約票を切符に引き換えました。引き換えた切符はなんと手書き。指定された号車に乗車します。
ただ、運行再開からまだ1か月経っていないのですが、あまり祝賀ムードは感じられませんね。
日本なら沿線の皆様が大漁旗と和太鼓で発車を見送ってくれるはずです。

最後尾に連結されている荷物車。私のスーツケースを終点のクライストチャーチまで運んでくれます。

コースタルパシフィック号の客車の仕様は北島にて運行されているノーザンエクスプローラー号と同じでした。喜ばしいことに満席です。
ただ日本と同じ線路幅の1067mmなので、巨大な欧米人の体格からするとずいぶん狭く感じます。
私の席は向かい合わせの4人掛けシートの真ん中にテーブルがあり、非常に窮屈でした。
幸い窓際ですが進行方向と逆側ですし、苦労して購入したサブウェイのサンドウィッチを食べ終えたら例によって展望車に移動することにしましょう。

コースタルパシフィック号は14:15の定刻に発車。
すぐに車掌がやってきて手書きの切符を回収されました。座席番号を忘れたら戻の席に戻れません。
写真を撮っておいてよかったです。

コースタルパシフィック号はしばらく内陸を走ります。

進行方向左側には湿地帯が広がります。

沼地に生える枯れ木の群れ。

しばらく走ると丘陵地帯を抜け、畑や牧草地帯が広がる平地に出ました。
大きな川を渡ります。

のどかな景色が広がります。

街中に入ると列車はスピードを落とし、最初の駅ブレナムに到着。
14:42着で14:49発ですから7分ほど停車しました。

ブレナムを出てしばらくすると遠くに海が見えてきました。

風が強いのか、あまり木が生えていません。

列車はしばらく丘陵地帯を走ります。

セドン駅を通過。ピクトン駅から年に何度か運行されるSL列車はここセドン駅まで走るようです。

サンドウィッチを食べ終わったので一番前の窓無し展望車に移動しましょう。
立ち見となりますが、席が狭すぎて居心地が悪いのです。
進行方向左側には塩田があります。

あの白いのは塩でしょう。

雲が厚く垂れこめています。

列車を見た羊たちが逃げ出していきます。

強風に耐えるかの如く斜めに立つ木。

牛も放牧されています。
あ、クライストチャーチに着いたらステーキ食べなくちゃ。

川を渡ります。川の水が白いのは氷河から溶け出した水だからでしょうか。

このあたりから列車は海沿いを走ります。

信号場を通過。かつては駅だったのかもしれません。

海沿いにポツンと低い木が一本。

山側の景色。海のすぐそばまで山が迫っています。

コースタルパシフィック号から見るニュージーランドの海。
12月は初夏のはずですが、暑くはなく、むしろ寒いぐらいに思えます。
南極が近いからなのか、風が冷たいです。

どこまでも続く人気のない砂浜。

久々に人の気配を感じます。人口希薄な海沿いを走るので、建物自体が珍しいです。

道路に沿ってカーブします。

青い花が咲いています。

晴れていればもっと美しい景色だったことでしょう。

山岳地帯から流れ落ちる川を渡ります。

豪快に山が崩れています。
2016年に発生したマグニチュード7.8のカイクラ大地震の爪痕なのでしょう。

16:14にピネス信号場に停車。ブレナムを出てから1時間半かかっていますが、駅はありません。
線路と枕木が新しいです。2016年のカイクラ大地震で路盤などの鉄道施設も大きな被害を受けたため、このあたりも敷設しなおされたのでしょうか。

対向列車との行き違いは無く、16:20に発車しました。

ごつごつとした岩場が広がります。

このあたりからがカイクラ大地震で路盤が流出するなど大きな被害を受けた区間です。
現に線路沿いの崖が崩れてしまっています。

コースタルパシフィック号は2年近い工事を終えて2018年の12月1日に復旧したばかり。
まだ運行再開から1か月たっていません。沿線ではまだ工事が続いており、左側では斜面の補強工事が行われています。

踏切を通過。

なぞのロブスターのオブジェ。

カイクラ大地震の際は1メートルほどの津波が押し寄せたそうです。

ワイパパベイを通過。いくつかの家やペンションが建っています。

あの山も崩れています。ひどい大地震だったのでしょう。

まだ工事が終わっていないせいか列車が徐行運転を始めました。
30キロも出ていません。

列車はひたすら海岸線を走ります。

線路に並行する道路。街路灯が無いので夜は怖いですね。

ニュージーランドの海と大震災の爪痕を見つつ、コースタルパシフィック号の旅は続きます。
次の旅行記へ 前の旅行記へ 2018年ニュージーランド旅行記目次へ




人の気配がなさすぎ(笑)
退屈すぎるから日本に来たって言ってたALTの気持ちがよくわかります。景色の綺麗さだけでは人は飽きるんですね。