ニュージーランド旅行記の第31回です。
11日目は南島南部の町ダニーデンへ。
クライストチャーチから飛行機でダニーデンへと移動しました。
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■11日目 2018年12月30日 日曜日
ニュージーランド旅行は今日が11日目。あと1泊したら帰国です。
今日はクライストチャーチから南島南部の町ダニーデンに飛行機で移動し、ダイナミックな景色で知られる保存鉄道の「タイエリ峡谷鉄道」に乗車する予定です。
人口12万の田舎町ダニーデンへのアクセスはあまりよくありません。
クライストチャーチから南にむかう旅客列車は2002年に廃止されてしまいました。
したがって、移動手段は長距離バスか飛行機しかありません。
長距離バスだとクライストチャーチからダニーデンまで6時間、飛行機なら1時間5分です。
所要時間だけ見れば飛行機の圧勝ですが、問題はダニーデンの空港が市街地から離れすぎているのに空港連絡バスが走っていないこと。
予約制の乗り合いタクシーか、空港で客待ちをしているタクシーを利用するのが一般的です。
乗り合いタクシーは乗客の降りる場所次第でルートが変わるので時間が読めません。
タクシーも田舎の空港ですからそもそも空港にいないという事態もあり得ます。
そこで、IS GLOBAL SERVICESという日本人が経営する現地旅行会社の空港送迎サービスを利用することにしました。
IS GLOBAL SERVICES
http://www.isglobalnz.com/chater.html
空港からダニーデン市内中心部まで80ドル。日本円で6200円程度と高いですが、なにせ空港から市内まで距離があるのでタクシーに乗っても同程度かかります。
だったら日本人のドライバーさんからダニーデンの現地情報を教わりつつホテルまで乗せてもらった方がいいです。
日本語でメール予約できるのも心強いですね。
日程が余裕がない以上、安心にお金をかけるのは海外旅行の鉄則です。
ちなみに、事前予約制の乗り合いタクシーは44ドル。
明日のダニーデンのホテルから空港までは時間に余裕があるので日本で乗り合いタクシーを予約しました。
ゆっくり朝寝坊して朝8時半に起床。朝ごはんは空港で食べることにし、すぐに着替えてホテルをチェックアウトしました。
ダニーデン行きの飛行機は11時半出発。日によってはもっと朝早い便があるのですが、日曜日は運航しないのです。
第1便が11時半なんて遅いですよ。おかげでダニーデンを観光する時間が取れません。
クライストチャーチの中心部を歩いてバスターミナルへと向かいます。
9時40分にバスターミナルに到着。
新しくて広い、便利なバスターミナルです。
バスターミナル内部。無料のトイレや売店などもあり、快適に過ごせます。
クライストチャーチの空港へは路線バスが2路線走っており、どちらも30分間隔です。
私は9:52発の29番系統のバスに乗車しました。空港までは所要30分で着きます。
空港までは現金だと8ドル。ICカードの場合は半額らしいです。
バスターミナルを出発。
クライストチャーチを走るレトロなトラムが見えました。乗りたかった。
町の中心を抜けると住宅地に入ります。
クライストチャーチのバスターミナルから乗車した客は私を入れて3人。
途中で2人乗りました。
10:15にクライストチャーチの空港に到着。予定より早いです。
空港前のロータリーは工事中で、歩きにくかったです。
スーツケースを引きずりながらターミナルビルへ。
英語と中国語の案内板。中国の勢いを感じます。
クライストチャーチ空港のターミナルビル内。
それほど広い空港ではありません。
ニュージーランド航空の自動チェックイン機を利用してチェックインし、スーツケースを預けました。
もろもろの手続きは10:35に終了。飛行機は11時半出発なのであと1時間あります。
朝食を探していたら韓国製のカップラーメンを発見しました。
あんまりおいしそうに見えません。
日本語の案内も書かれた看板。珍しいです。
ターミナルの2階にバーガーキングがあったので、11ドルのハンバーガーを買って朝食にしました。
1階に降りて案内に従って歩くとそこは出発ゲート。
保安検査を受けていないのに待合室にたどり着いてしまいました。
いいのでしょうか。
11時25分に案内放送があり、ダニーデン行きの飛行機に搭乗。小型のプロペラ機です。
手荷物検査も身体検査も受けずに飛行機に乗ったのは初めてです。大丈夫なのでしょうか。
離陸。プロペラ機なので雲の下を飛びます。
眼下には田園地帯。遠くにはサザンアルプスの山々が見えています。
ダニーデンまでは町がありません。ずっとこんな景色です。
12:35にダニーデン空港に到着。
朝のクライストチャーチは曇っていましたが、ダニーデンは晴れており、しかも暑いです。
ターンテーブルに行くと10分かからずスーツケースが出てきました。
1階に降りると地元で採れた果物が売られていました。
ダニーデンの空港は地方の道の駅のような雰囲気です。
空港の出口付近まで歩くと予約していた送迎サービスのドライバーさんから声をかけられました。
漫才コンビのナイツの土屋さんにとてもよく似ています。
なので、日本人ドライバーさんを土屋さんと呼ぶことにします。
さっそく車に乗り空港から移動開始。市内中心部までは車で30分ほどかかります。
土屋さんおすすめのレストランとしてシュパイツというエールハウスを教えてもらいました。
ビールの醸造所に併設したレストランで様々なビールが飲めるし、ご飯もおいしいとのことです。
夜はそこにしましょう。
13時過ぎにScenic Hotel Dunedin Cityというホテルにチェックイン。町の中心部にある、やや古めのホテルです。
まだ部屋には入れないそうなので、スーツケースを預かってもらいました。
そのまま町の中心のロータリーに向かい、ドライバーさんに駅の場所を聞き、お金を払って解散となりました。
ダニーデンは18世紀後半に金鉱が見つかったことで急速に発展した町です。
町の発展を担ったのはスコットランド系移民。そのため19世紀末ごろから建てられた重厚なスコットランド風の建物群が今も残り、観光名所となっています。
ダニーデンのメインストリート。
坂の上にセント・ポール大聖堂が建っていました。
セント・ポール大聖堂は1919年に完成したネオ・ゴシック様式の英国国教会です。
落ち着いた雰囲気の教会でした。
内装はリノベーションしたのか、新しめです。
ダニーデンは起伏が激しい街です。メインストリートを外れるとすぐに急坂となりました。
さすがにこの坂を上ろうとは思いません。
ダニーデン近郊にはボルドウィン・ストリートという世界で一番急な坂道があります。
坂の向こうに大聖堂の時計台が見えています。
重厚なつくりの市議会議事堂。
メインストリートは片側1車線ですが、道幅が広いので北海道のような雰囲気です。
道の両側には様々なお店が並びます。
スターバックスコーヒーのある交差点。
そろそろタイエリ峡谷鉄道の始発駅であるダニーデン駅に向かいましょう。
スーパーマーケットで飲み物とパンを買い、駅へと向かいます。
ダニーデンの中心部から5分ほど歩くとダニーデン駅です。
まるで宮殿のような建物ですね。ゴールドラッシュで栄えたころの栄華を今に伝えます。
いよいよ保存鉄道のタイエリ峡谷鉄道に乗車。楽しみです。
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ニュージーランド旅行は今日が11日目。あと1泊したら帰国です。
今日はクライストチャーチから南島南部の町ダニーデンに飛行機で移動し、ダイナミックな景色で知られる保存鉄道の「タイエリ峡谷鉄道」に乗車する予定です。
人口12万の田舎町ダニーデンへのアクセスはあまりよくありません。
クライストチャーチから南にむかう旅客列車は2002年に廃止されてしまいました。
したがって、移動手段は長距離バスか飛行機しかありません。
長距離バスだとクライストチャーチからダニーデンまで6時間、飛行機なら1時間5分です。
所要時間だけ見れば飛行機の圧勝ですが、問題はダニーデンの空港が市街地から離れすぎているのに空港連絡バスが走っていないこと。
予約制の乗り合いタクシーか、空港で客待ちをしているタクシーを利用するのが一般的です。
乗り合いタクシーは乗客の降りる場所次第でルートが変わるので時間が読めません。
タクシーも田舎の空港ですからそもそも空港にいないという事態もあり得ます。
そこで、IS GLOBAL SERVICESという日本人が経営する現地旅行会社の空港送迎サービスを利用することにしました。
IS GLOBAL SERVICES
http://www.isglobalnz.com/chater.html
空港からダニーデン市内中心部まで80ドル。日本円で6200円程度と高いですが、なにせ空港から市内まで距離があるのでタクシーに乗っても同程度かかります。
だったら日本人のドライバーさんからダニーデンの現地情報を教わりつつホテルまで乗せてもらった方がいいです。
日本語でメール予約できるのも心強いですね。
日程が余裕がない以上、安心にお金をかけるのは海外旅行の鉄則です。
ちなみに、事前予約制の乗り合いタクシーは44ドル。
明日のダニーデンのホテルから空港までは時間に余裕があるので日本で乗り合いタクシーを予約しました。
ゆっくり朝寝坊して朝8時半に起床。朝ごはんは空港で食べることにし、すぐに着替えてホテルをチェックアウトしました。
ダニーデン行きの飛行機は11時半出発。日によってはもっと朝早い便があるのですが、日曜日は運航しないのです。
第1便が11時半なんて遅いですよ。おかげでダニーデンを観光する時間が取れません。
クライストチャーチの中心部を歩いてバスターミナルへと向かいます。
9時40分にバスターミナルに到着。
新しくて広い、便利なバスターミナルです。
バスターミナル内部。無料のトイレや売店などもあり、快適に過ごせます。
クライストチャーチの空港へは路線バスが2路線走っており、どちらも30分間隔です。
私は9:52発の29番系統のバスに乗車しました。空港までは所要30分で着きます。
空港までは現金だと8ドル。ICカードの場合は半額らしいです。
バスターミナルを出発。
クライストチャーチを走るレトロなトラムが見えました。乗りたかった。
町の中心を抜けると住宅地に入ります。
クライストチャーチのバスターミナルから乗車した客は私を入れて3人。
途中で2人乗りました。
10:15にクライストチャーチの空港に到着。予定より早いです。
空港前のロータリーは工事中で、歩きにくかったです。
スーツケースを引きずりながらターミナルビルへ。
英語と中国語の案内板。中国の勢いを感じます。
クライストチャーチ空港のターミナルビル内。
それほど広い空港ではありません。
ニュージーランド航空の自動チェックイン機を利用してチェックインし、スーツケースを預けました。
もろもろの手続きは10:35に終了。飛行機は11時半出発なのであと1時間あります。
朝食を探していたら韓国製のカップラーメンを発見しました。
あんまりおいしそうに見えません。
日本語の案内も書かれた看板。珍しいです。
ターミナルの2階にバーガーキングがあったので、11ドルのハンバーガーを買って朝食にしました。
1階に降りて案内に従って歩くとそこは出発ゲート。
保安検査を受けていないのに待合室にたどり着いてしまいました。
いいのでしょうか。
11時25分に案内放送があり、ダニーデン行きの飛行機に搭乗。小型のプロペラ機です。
手荷物検査も身体検査も受けずに飛行機に乗ったのは初めてです。大丈夫なのでしょうか。
離陸。プロペラ機なので雲の下を飛びます。
眼下には田園地帯。遠くにはサザンアルプスの山々が見えています。
ダニーデンまでは町がありません。ずっとこんな景色です。
12:35にダニーデン空港に到着。
朝のクライストチャーチは曇っていましたが、ダニーデンは晴れており、しかも暑いです。
ターンテーブルに行くと10分かからずスーツケースが出てきました。
1階に降りると地元で採れた果物が売られていました。
ダニーデンの空港は地方の道の駅のような雰囲気です。
空港の出口付近まで歩くと予約していた送迎サービスのドライバーさんから声をかけられました。
漫才コンビのナイツの土屋さんにとてもよく似ています。
なので、日本人ドライバーさんを土屋さんと呼ぶことにします。
さっそく車に乗り空港から移動開始。市内中心部までは車で30分ほどかかります。
土屋さんおすすめのレストランとしてシュパイツというエールハウスを教えてもらいました。
ビールの醸造所に併設したレストランで様々なビールが飲めるし、ご飯もおいしいとのことです。
夜はそこにしましょう。
13時過ぎにScenic Hotel Dunedin Cityというホテルにチェックイン。町の中心部にある、やや古めのホテルです。
まだ部屋には入れないそうなので、スーツケースを預かってもらいました。
そのまま町の中心のロータリーに向かい、ドライバーさんに駅の場所を聞き、お金を払って解散となりました。
ダニーデンは18世紀後半に金鉱が見つかったことで急速に発展した町です。
町の発展を担ったのはスコットランド系移民。そのため19世紀末ごろから建てられた重厚なスコットランド風の建物群が今も残り、観光名所となっています。
ダニーデンのメインストリート。
坂の上にセント・ポール大聖堂が建っていました。
セント・ポール大聖堂は1919年に完成したネオ・ゴシック様式の英国国教会です。
落ち着いた雰囲気の教会でした。
内装はリノベーションしたのか、新しめです。
ダニーデンは起伏が激しい街です。メインストリートを外れるとすぐに急坂となりました。
さすがにこの坂を上ろうとは思いません。
ダニーデン近郊にはボルドウィン・ストリートという世界で一番急な坂道があります。
坂の向こうに大聖堂の時計台が見えています。
重厚なつくりの市議会議事堂。
メインストリートは片側1車線ですが、道幅が広いので北海道のような雰囲気です。
道の両側には様々なお店が並びます。
スターバックスコーヒーのある交差点。
そろそろタイエリ峡谷鉄道の始発駅であるダニーデン駅に向かいましょう。
スーパーマーケットで飲み物とパンを買い、駅へと向かいます。
ダニーデンの中心部から5分ほど歩くとダニーデン駅です。
まるで宮殿のような建物ですね。ゴールドラッシュで栄えたころの栄華を今に伝えます。
いよいよ保存鉄道のタイエリ峡谷鉄道に乗車。楽しみです。
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