
2020年の夏に会津若松の旅。
ご飯はホテルで食べ、人が少ないところを一人で黙って歩くだけなら新型コロナウイルスの感染リスクは低いです。
緊急事態宣言が明けたので、思い切って行ってきました。
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まずは小出から只見線で只見へ。

只見から会津川口までは台風で路盤が流されているため代行バスでの運行です。

現在復旧工事が行われています。

会津川口から会津若松までは新型ディーゼルカーによる運航でした。

会津若松に到着。さっそく会津若松のシンボルである鶴ヶ城に行きます。

鶴ヶ城の天守閣。第二次世界大戦後に再建されたお城で、内部は博物館になっています。

天守閣からは会津若松の街並みを一望できます。

きれいな街並みです。

鶴ヶ城は赤い瓦が美しく再建されていました。

鶴ヶ城の庭園内にある茶室。

千利休の子・少庵が建てたと言われています。

お城からバスに乗って江戸時代の大名庭園である御薬園にやってきました。
ルーツは600年前にさかのぼり、室町時代に葦名氏がこのちに別荘を建てたのが始まりです。

重陽閣。1928年(昭和三年)に昭和天皇の弟宮秩父宮雍仁親王殿下と婚約した松平節子姫の一家が東山温泉新滝旅館にて宿泊した建物です。1973年に現在の場所に移築されました。

趣のある建物ですが、残念ながら中に入れませんでした。

庭園内を歩いてみましょう。

会津藩の歴代藩主が愛した大名庭園。心字の池の中島には楽寿亭が建っています。
三代藩主正容によって命名され、藩主や藩重役等の納涼、茶席、密議等の場として使われました。

水のせせらぎが心地よいです。

おっさんになると日本庭園の良さがわかるようになる気がします。

楽寿亭。

説明書きがあります。

楽寿亭の室内。和室からの眺めが最高です。

歴史を感じます。

御茶屋御殿。17世紀末に建造されました。

心字の池のとお茶屋御殿。

いい長めです。
もう夕方なのでお茶屋御殿は営業終了していました。

水鳥が行儀よく並んでいます。

東山温泉に一泊し、翌日は会津鉄道で湯野上温泉駅にやってきました。

湯野上温泉駅からミニバス猿游号に乗り換えて大内宿に向かいます。
会津鉄道の西若松から会津田島までと、バスの往復がセットになった割引切符があり、会津鉄道の車内で購入することができます。お得です。
会津鉄道&レトロバス猿游号で行く大内宿共通割引きっぷ

バスに乗って20分。大内宿にやってきました。
大内宿は1643年に開かれた宿場町です。会津藩の参勤交代などでにぎわいましたが、日光街道の開通によりメインルートから外れたため時代から忘れされていきました。
しかしそのために江戸時代の宿場町の街並みが現在まで残ることとなり、今観光スポットとして注目を浴びています。

茅葺屋根の建物。

お蕎麦屋さんです。

いや、これはまさに江戸時代です。
日光江戸村よりも江戸時代です。

かやぶき屋根の民家が整然と並んでいます。

お土産屋やお蕎麦屋、お団子屋など、いろいろなお店があり、楽しめます。

小高い丘に登ると大内宿を一望できます。

江戸時代にタイムスリップしたかのようです。

おなかがすいたのでお蕎麦とお団子を食べました。

宿場の本陣を復元した建物です。

立派なお屋敷ですね。

江戸時代の本陣の雰囲気を今に伝えます。

囲炉裏。

茅葺屋根の修復が行われています。
大内宿は地元の方々の不断の努力によって美しい景観が保たれているのです。

湯野上温泉駅に戻ってきました。ここから会津田島に出て特急リバティに乗り換えれば北千住まですぐです。
大内宿は歴史好きなら感動すること間違いなしです。
世間が落ち着いたらぜひ。