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ファイターズ 3 - 4× マリーンズ
ニッカン式スコア
ダイジェスト映像

ファイターズ
1番: 淺間 (中)、2番: 杉谷 (二)、3番: 西川 (左)、4番: 近藤 (指)、5番: 矍 (一)、6番: 万波 (右)、7番: 細川 (遊)、8番: 宇佐見 (捕)、9番: 谷内 (三)

マリーンズ
1番: 荻野 (左)、2番: 中村奨 (二)、3番: マーティン (指)、4番: レアード (一)、5番: 山口 (右)、6番: エチェバリア (遊)、7番: 岡 (中)、8番: 藤岡 (三)、9番: 加藤 (捕)

21日のオリックス西武戦はひどかったですね。
レフト山野辺がレフトフライをまさかの落球で先制を許し、その後追い上げるも及ばずオリックス勝利。
最近は出勤しないで自宅で仕事をするリモートワークが増えていますが、まさかロッテ戦に出場していないにもかかわらずロッテに嫌がらせをする選手がいるとは思いませんでした。
これぞリモートロッテキラーです。IT革命の時代とは言え、恐ろしい。

というわけでオリックスは残り1試合。マリーンズは残り6試合。
10月25日に行われるオリックスの最終楽天戦は山本が先発ですから、負ける可能性は低いです。
となると、マリーンズは残り6試合を6勝0敗、5勝1敗、5勝1分、4勝1敗1分け、4勝2分、3勝3分のどれかでいかなければなりません。
10月25日のホークス戦の先発は千賀が予想されるだけに、それ以外の5試合で負けないことが最低条件になりそうです。

さあ、負けられない今日の日ハム戦。
先発はマリーンズが佐々木朗希、ファイターズが河野です。

1回表。
淺間空振り三振、杉谷空振り三振、西川ファーストゴロでチェンジ。
157キロのストレートが外角低めにずばりと決まります。これはすごい!

2回表。
近藤空振り三振、高濱サードゴロ、万波見逃し三振でチェンジ。
すごすぎる。

2回裏。
レアードサードフライ、山口粘って四球。1死1塁。
しかしエチェバリアがセカンドゴロゲッツーに倒れてチェンジ。
ランナーを活かせませんでした。
エチェバリアは何を考えて打席に立っているのでしょうか。
日本の野球に慣れていないという言い訳はそろそろ通用しなくなります。

3回表。
細川にセンター前ヒットを打たれ、宇佐美送りバントで1死2塁。
初めて得点圏にランナーを背負いましたが、佐々木朗希は動じません。
谷内をサードゴロ、淺間空振り三振でチェンジ。
すごい。佐々木朗希がマリーンズにいる幸せを感じます。

3回裏。
岡レフト前ヒット。さあ、ここで得点したい。
藤岡はバントの構えからバスターエンドランを仕掛けたり、バントの構えからバットを引いたりとゆさぶりをかけます。
結果はファーストゴロでしたが、結果としてランナーを送った形になりました。
続いて登場するのは100打数9安打の男加藤匠馬。
打率.090と書いても印象に残りませんが、ヒット率9%の男と書くと一気に打てない感が増します。
誰もが送りバントを確信する場面でしたが、藤岡の揺さぶりで河野が動揺したのかストライクが入りません。
もったいなくもボール先行で3ボール。その後ストライクを2球見逃し、最後は四球。
なんと四球で出塁しました。1死1,2塁。
加藤が出塁すると何かが起こるのが世の習い。
荻野センターフライで2死1,3塁。
中村はライトにタイムリーツーベースヒットを放ち0−2。
さらにマーティンもライトにタイムリーツーベースヒットを放ち0−3。
河野の乱調を捉え、マリーンズが3点を先制しました。

4回表。
杉谷三球三振、西川空振り三振、近藤見逃し三振でチェンジ。
佐々木朗希が止まりません。

5回表。
高濱セカンドゴロも、中村が後逸。しょうもないエラーが出ました。
万波サードゴロ。1死2塁。
細川空振り三振、宇佐美四球、谷内センターフライでチェンジ。
ちょっと雲行きが怪しくなってきました。

6回表。
淺間空振り三振。
佐々木朗希がプロ入り初の10奪三振を記録しました。
ルーキーなのにすごすぎる。しかし、ここから佐々木がつかまります。
杉谷にライト前ヒットを打たれて無死1塁。杉谷はこれでオフの自慢ネタができました。
西川ライト前ヒットで1死1,2塁。
続く近藤の打席で加藤がパスボール。1死2,3塁。
近藤はセカンドゴロも、3塁ランナーがホームインし1−3。2死3塁。
高濱にライトへのタイムリーヒットを打たれて2−3。
万波三振でチェンジ。
加藤のパスボールのせいでランナーが進み、余計な失点をしてしまいました。
打てないのですから、加藤は守備で貢献しなければなりません。

6回裏。
ファイターズのピッチャーはこの回から玉井。
レアードサードゴロ、山口四球、代走に藤原が出てきます。
しかしエチェバリアはファーストファールフライ。
状況を考えたバッティングをしてほしいですし、いっそのこと藤原に走ってほしかったのですが。
最後は岡ライトフライでチェンジ。ランナーを活かせませんでした。

7回表。
マリーンズのピッチャーはこの回から国吉。
佐々木朗希は6回2失点11奪三振で降板しました。
細川ファーストゴロ、宇佐美四球、谷内四球で1死1,2塁。
ピンチとなりましたが淺間サードフライ、杉谷三振でチェンジ。
国吉が踏ん張りました。

7回裏。
ファイターズのピッチャーは井口。
2アウトから荻野ヒット、中村四球でチャンスを作りますが、マーティンサードフライでチェンジ。
追加点が奪えません。

8回表。
マリーンズのピッチャーは佐々木千隼。
西川ライトフライ。岡がギリギリのところでナイスキャッチしました。
代打の王はライトへのツーベース。これもギリギリのところに飛び、惜しくも岡が捕れずヒットとなってしまいました。
高濱サードゴロで2死2塁。
そして万波はファーストフライ。
チェンジかと思いきや、フライが風に乗って流され、レアードが落球してしまいます。
2アウトなのでスタートを切っていた2塁ランナーがホームイン。3−3。
あってはならないミスで同点に追いつかれてしまいました。
細川三振でチェンジとなりますが、スタジアムに重苦しい空気が漂います。

8回裏はB.ロドリゲスの前にあっさり三者凡退。
9回表は益田が三人で抑え、9回裏。

ファイターズのピッチャーは杉浦。
そう、岡がサヨナラホームランを打ったあの杉浦です。奇跡よ再び!
杉浦はどうも本調子ではないらしく、ストライクが入りません。
岡四球。藤岡は送りバントも、サード谷内が2塁に悪送球。オールセーフとなります。
無死1,2塁。続くバッターは加藤の代打佐藤の予定でしたが、無死1,2塁なら送りバントということで加藤がそのまま打席に入ります。
100%送りバントを警戒する場面。内野手が猛烈にチャージしてきます。
ここで加藤が打球の勢いを完全に殺した素晴らしすぎる送りバントをかまします。
素晴らしすぎて高濱がボールを捕れず、オールセーフ。まさかの無死満塁です。
ここまで乱れてしまうと日ハムにはなすすべありません。
荻野がしっかりとライト前にサヨナラヒットを放ち試合終了。
3−4でマリーンズが勝利。マジックを4に減らしました。

まさに「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というべき試合。
レアードが落球したときは、「こんなミスをしたら勝てるわけがない」と落胆しましたが、9回裏に日ハムがミスの連鎖で満塁にしてくれたので、勝ってしまいました。
佐々木朗希の勝ち星が消えてしまったのは残念ですが、勝ちは勝ち。
ありがたくもらっておきましょう。

マリーンズはこれで2年連続の2位以内が確定。
実はこれがすごい記録で、1984年と1985年以来なのです。
マリーンズになってからは2年連続3位こそありましたが、2位は初めてです。
でも、まだまだですよ。
2位じゃダメなんでしょうか?
ダメです!
勝ちましょう。


では、今日の写真をご覧ください。
サヨナラのシーンが多めです。

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