残念ながらCSは終わってしまいました。
しかし千葉ロッテマリーンズの戦いは終わりません。
CSの次はKS。
舞台を法廷に移し、キヨタシリーズが行われているのです。
現在はファーストステージで係争中ですが、今後東京高裁セカンドステージ、最高裁ファイナルステージと進んでいきます。
ファイナルステージを突破した暁には「判例百選」に勝利者として名前を残す栄誉が与えられます。
第1回の口頭弁論が行われたのは11月4日。
その後の報道で原告の清田側が何を主張したのかがわかってきました。
「不倫報道で契約解除」清田育宏さんはなぜロッテを訴えたのか 背景に球団の労組軽視?(弁護士ドットコム)
弁護士ドットコムに清田の話題が掲載されるとは。
まさに法曹関係者も注目しているということです。
ただ、ちょっと記事の内容が上品ですね。
後述するように清田の契約解除は不倫が主たる理由ではありません。もちろん背景にあることは否定しませんが。
ただ、清田側が主張する不倫関係の主張には正直首をかしげてしまいます。
そのあたりは東スポが少々下世話に解説していますので、紹介しましょう。
ロッテ提訴の清田氏が2度目の不倫疑惑を否定 Bさんとはタレコミ確認の�猊�要な外出�瓩伴臘�(東スポ)
これはどうなんでしょうか。
B子さんが単なる情報提供者であれば、手をつないだり腕を組んだりする必要はありません。
フライデーの記者が突撃した時も否定すればいいのに、逆に球団をクビになると途方に暮れた様子だったようです。
清田が言う情報提供者B子さんとの密会を報じた当時のフライデーの記事はこちらです。
懲りない男…ロッテ・清田育宏が復帰早々の「不倫デート」!(フライデー)
今読んでも苦笑いするしかない記事です。
ただ、原告の清田側の訴えを詳しく読むと、清田さんサイドに問題があるのはもちろん、球団側にも落ち度があった可能性あります。
第1回の口頭弁論でどのような主張があったのかについては以下のNOTEが詳しいです。
清田育宏氏が提訴した内容と所感
筆者のARA氏が実際に東京地裁に行って口頭弁論の記録を閲覧したとのこと。
選手会が清田の味方として動いており、何度かロッテ球団と話し合いを行っているようです。
ただ、選手会の動きはあまり報じられておらず、5月に掲載されたサンスポの記事が目立つ程度でした。
【鬼筆のスポ魂】ロッテ・清田の謹慎処分解除は受け入れられるか 植村徹也(サンスポ)
選手会と球団のやり取りは上記のNOTEをお読みください。
双方とも不倫そのものを契約解除事由として扱っておらず、外出自粛違反と行動記録に係る虚偽報告がプロ野球統一契約書第26条(2)に規定された契約解除事由に該当するかどうかを争っています。
原告の清田側や選手会が主張するように、プロ野球選手が労働契約法上の労働者に当たるのであれば、労働契約法第16条の規定により、原則として球団による中途解除はできません。
どうしても解除したければ客観的かつ合理的で、社会通念上相当と認められる理由が必要です。
労働契約法の労働者ではなく個人事業主なのであれば役務・サービス提供契約契約となり、民法上の契約自由の原則が考慮されるでしょう。
ただ、やはりプロ野球選手の契約は特殊です。民法上の請負契約と同じではありません。
平成24年3月28日付公正取引委員会事務総長の会見記録にはこのように書かれています。
公取委の見解に従うと、プロ野球選手が労働契約法上の労働者では無いと言い切るのは難しいです。
とすると、契約の中途会議は相応の理由が必要となり、その理由を巡って争うことになるのでしょうか。
謹慎の解除に当たり、清田と球団がどのような覚書を交わしていたのかが気になります。
そして驚くべきことに球団は「そもそも清田とは複数年契約していない」と言い出しました。
確かに球団が主張する1年契約であれば19か月分の未払い報酬の支払い義務はありません。
清田と球団が複数年契約を結んだことはしっかりと報じられていたのですが・・・。
NPBの統一契約書には複数年契約に関する取り決めが存在しないため、あいまいな部分があります。
清田の主張が通るにせよ、通らないにせよ、これまでナアナアで済まされてきたプロ野球選手の複数年契約と契約解除の問題に一石を投じることとなるでしょう。
球界はおろか、法曹界からも注目を浴びることとなってしまった清田の裁判。
第2回以降の口頭弁論で球団が新たな主張をするはずですから、続報を待ちたいと思います。
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しかし千葉ロッテマリーンズの戦いは終わりません。
CSの次はKS。
舞台を法廷に移し、キヨタシリーズが行われているのです。
現在はファーストステージで係争中ですが、今後東京高裁セカンドステージ、最高裁ファイナルステージと進んでいきます。
ファイナルステージを突破した暁には「判例百選」に勝利者として名前を残す栄誉が与えられます。
第1回の口頭弁論が行われたのは11月4日。
その後の報道で原告の清田側が何を主張したのかがわかってきました。
「不倫報道で契約解除」清田育宏さんはなぜロッテを訴えたのか 背景に球団の労組軽視?(弁護士ドットコム)
元プロ野球選手の清田育宏さん(35)が不倫報道などを理由とした契約解除を不服として、千葉ロッテマリーンズを相手取り、東京地裁で争っています。提訴は9月30日付で、11月4日に第一回口頭弁論がありました。
(1)契約解除の無効、(2)既払い分を除く2年分の報酬約1億300万円、(3)慰謝料1100万円を求めています。球団側は争う姿勢を見せています。
弁護士ドットコムニュースが東京地裁で訴状などを閲覧したところ、清田さんの代理人は労働問題で実績のある法律事務所の弁護士たちでした。
提訴にいたった背景には、処分の重さだけでなく、処分にいたるまでの手続きへの不満もあったようです。球団側が清田さんの所属する労働組合「日本プロ野球選手会」との交渉に十分に応じなかったなどの主張がみられます。
●時系列:活動自粛明け直後に二度目の「不倫」報道
まずは時系列から確認しましょう。清田さんは2009年にドラフト4位で指名されたロッテの生え抜き選手。2020年シーズンでは、出場こそ70試合で規定打席には達しませんでしたが、打率.278、7本塁打、23打点などを記録。シーズン最終盤には4番も任されました。
契約更改では、前年度の年俸7000万円から1000万円ダウンの1年契約を提示されましたが、清田さんは査定の内容が明らかでないと保留。同年12月27日にあった2回目の交渉で年俸6500万円プラス出来高(最大3500万円)の2年契約を結びました。
【注:なお、清田さん側が提出した証拠によると、契約書には2年契約とある一方、球団側からは提訴前に「1年契約であると認識している」などとする書面が清田さん側に送付されている】
清田さんは1月6日から石垣島で自主トレを開始しましたが、翌7日、写真週刊誌「FRIDAY」で、女性Aさんとの不倫などを報じられました。これを受けて、球団から無期限謹慎処分を受けています。
処分は5月1日に解除されましたが、5月21日にまたもや「FRIDAY」で、別の女性Bさんとの不倫を報じられました。Bさん宅から手をつないで出てきた二人の写真などが掲載されています。
球団は2日後の5月23日、清田さんに契約解除を通告し、公表しました。解除の根拠として示されたのは、▼謹慎処分を解除した球団の社会的評価が低下し、批判の声が寄せられていること▼不要不急の外出自粛など、球団の「コロナルール」に違反するといった自己中心的な行為でチームとの信頼関係を傷つけたこと▼不倫などの不品行な行為を継続したこと――などです。
●争点は労働者性? 「不倫」は否定
一般にプロ野球選手は個人事業主とみられていますが、「労働組合法」の上では労働者とされています。清田さん側は、今回の裁判の争点のひとつが、自身が「労働契約法」の上でも労働者に当たるかどうかだとしています。
労働契約法17条は、契約期間中の解雇などについて、「やむを得ない事由がある場合でなければ、その契約期間が満了するまでの間において、労働者を解雇することができない」として、高いハードルを設定しています。
そして、清田さんは、契約書や監督・コーチの指示に従って、キャンプや練習、試合に参加することから、指揮監督下で労務を提供しているなどとして、自身には労働契約法上の労働者として同条が適用、あるいは準用されると主張します。
そのうえで、▼Bさんとは男女の関係はなく、不倫ではない▼清田さんの妻は現在、清田さんの元不倫相手Aさんを相手に慰謝料を請求する裁判をしており、清田さんがBさんに会ったのは、裁判で妻に有利となる証拠の提供を受けるためだったため、不要不急の外出には当たらない▼球団から示されたコロナルールでは外出自粛は求められていたものの、外出禁止とはされていなかった??――などとして球団側の示す契約解除の理由は「やむを得ない事由」には当たらないと主張しています。
労働者性はさまざまな要素から総合的に判断しますが、報酬の額もそのひとつです。プロ野球選手としては突出していないものの、世間一般的には高額と言える清田さんの年俸6500万円がどう評価されるか、という論点も今後出てきそうです。
●球団側に選手会軽視があったか?
清田さんは、自身が所属する「日本プロ野球選手会」に対する球団の対応も問題視しています。同選手会は、12球団に所属する日本人選手全員(一部の外国人選手を含む)が会員となっている労働組合です。
清田さんの問題での同選手会の動き出しは早く、1月7日に最初の「FRIDAY」報道があってから、団体交渉などを通じて、球団に対して清田さんへの処分の見直しなどを求めてきました。
たとえば、1回目の不倫報道があってすぐの団体交渉では、処分は一度出してしまうと大ごとになるため、事前に同選手会との話し合いを持ってほしいと要望していましたが、球団側はこれを受け入れず、無期限謹慎処分を発表しています。
契約解除の決め手になった2回目の「FRIDAY」報道についても、同選手会は、処分をする場合は事前に団体交渉をするよう申し入れをしていましたが、球団側は先に処分を公表しました。
契約解除を通告された日、清田さんは同選手会との協議を予定していたそうです。直接の関係があるかは不明ですが、清田さんがそのことを球団側に報告したところ、球団から呼び出しがかかり、その場で契約解除が告げられたとのことです。
清田さん側は、これらについて組合の関与を嫌った不当労働行為だと主張。「本来であれば、原告に保障されるべき手続の適正さを欠き、原告を一方的に排除した」などと指摘しています。
●一連の球団対応を問題視
また、1回目の「FRIDAY」報道後の無期限自粛期間中、清田さんは球団施設の使用が禁止される一方、夕方に元チームメイトと近隣の公園で練習したことを球団に報告したところ、練習は人目につかない朝か夜にやるよう指示されたといいます。
満足な練習ができないことは選手生命にかかわるため、清田さんは同選手会を通じて、自粛解除の期間や条件を提示するように求めましたが、球団側からはなかなか回答がなかったと主張しています。
清田さんはこうした球団側の一連の対応に問題があったとして、慰謝料を求めるとともに、ブランクなどから事実上選手生命が絶たれたとして、今後逸失利益を追加で請求する可能性があることも示唆しています。
●刑事処分でも契約解除にならなかった選手もいるが…
コロナ禍では、プロ野球の開催も危ぶまれており、関係者がコロナ対策に尽力する中、短期間に報じられた清田さんの2度の「不倫報道」には多くの批判が寄せられました。実際にロッテは2020年シーズン終盤、遠征中の選手の夜遊びが報じられ(「週刊新潮」2020年10月22日号)、関連は不明ながらチーム内のクラスター感染も起きています。
一方で、不倫が報じられた選手は他球団にもいますが、日本プロ野球選手会によると、「不倫などのプライベートの話でこれまで選手が処分された事例はなく、ましてや選手契約を解除された例などなかった」そうです。過去には、脱税や暴力事件で前科前歴がついても契約解除にならなかった選手もいます。
不倫などを理由とした、清田さんへの対応や処分が適切だったのか、裁判所の判断が注目されます。
弁護士ドットコムに清田の話題が掲載されるとは。
まさに法曹関係者も注目しているということです。
ただ、ちょっと記事の内容が上品ですね。
後述するように清田の契約解除は不倫が主たる理由ではありません。もちろん背景にあることは否定しませんが。
ただ、清田側が主張する不倫関係の主張には正直首をかしげてしまいます。
そのあたりは東スポが少々下世話に解説していますので、紹介しましょう。
ロッテ提訴の清田氏が2度目の不倫疑惑を否定 Bさんとはタレコミ確認の�猊�要な外出�瓩伴臘�(東スポ)
それでもオレはヤッてない――。プロ野球のCS開幕直前に、元ロッテの清田育宏氏(35)が契約解除したロッテを提訴したことが明らかになり、波紋を呼んでいる。追跡取材すると、清田氏は裁判で、今年5月に飛び出した2度目の不倫疑惑を否定し、仰天主張を展開していることが分かった。
清田氏は、コロナ禍で不要不急の外出をしたことなどを理由に、ロッテから契約解除されたのは違法で無効として東京地裁に提訴。選手としての地位確認や計9700万円の損害賠償を球団に求めた訴訟の第1回口頭弁論が今月4日、行われた。
清田氏側は、日本プロ野球選手会が清田氏の処遇などの協議を望んだが球団が応じず、一方的に契約解除したのは解雇権の乱用などと主張。球団側は清田氏側の請求棄却を求めた。
清田氏は昨年9月、札幌遠征中にアラサーで女優・桐谷美玲似の美女Aさんと密会したと今年1月7日に写真週刊誌「フライデー」に報じられた。感染経路は不明だが、札幌遠征後に清田も含めてチーム内で新型コロナのクラスター(感染者集団)が発生したのは周知の通りだ。
球団への虚偽報告も明らかになり、フライデーの報道を重く見た球団は1月15日、清田氏を無期限謹慎処分にした。
清田氏は5月1日に処分が解けた直後の同月12日、都内のマンションで、30代前半で女優・黒木メイサ似の美女Bさんと3時間半、密会したと同月21日にまたもフライデーに報じられた。
場所はBさんの自宅マンション。マンションを出た2人が手をつなぎ楽しそうな雰囲気を漂わせる姿も激写された。4日後の16日にBさんと再び密会した後、同誌の直撃を受け「もう終わりですよ。これで球団もクビ、家族にも迷惑がかかる…」などと答えた。
結果的にその言葉が現実となったが、裁判で清田氏は反論していることが判明。球団はコロナ禍で不要不急の外出をしたことを契約解除の根拠の一つに挙げているが、本人は�猊�要な外出だった�瓩箸靴討い襪里澄�
清田氏側の主張によれば、1月の不倫疑惑報道後、清田氏の妻はAさんを相手取り、慰謝料を請求する裁判を起こしたという。かたや清田氏の元には5月に入り、妻の裁判に関する情報のタレコミが舞い込んだ。タレこんだのはなんと、Bさんだったという。
清田氏は情報を確認すべくBさんと会うことにしたが、謹慎処分が解けた直後で、外で目立つ行動を避けるよう球団にクギを刺されていた。そのため、5月12日にBさんの自宅マンションで会うことに。これをフライデーに報じられたわけだ。
清田氏側は裁判で、Bさんとは交際しておらず、5月12、16日両日とも男女の関係になっていないと主張。また、Bさんのタレコミを確認するために�猊�要な外出だった�瓩箸靴討い襦�
ただ、関係者は「清田はなぜ、Bさんの自宅マンションで会ったのか。週刊誌に撮られれば不倫疑惑と報じられかねない。タレこんできた相手と手をつなぐのも不可解です」と疑問を呈す。 一方で清田氏への同情論もあり、別の関係者は「清田の主張が事実であれば、Bさんとの不倫疑惑には何かしら�爛Ε薛瓩�あることになります」と首をすくめた。
果たして、裁判の行方はいかに――。
これはどうなんでしょうか。
B子さんが単なる情報提供者であれば、手をつないだり腕を組んだりする必要はありません。
フライデーの記者が突撃した時も否定すればいいのに、逆に球団をクビになると途方に暮れた様子だったようです。
清田が言う情報提供者B子さんとの密会を報じた当時のフライデーの記事はこちらです。
懲りない男…ロッテ・清田育宏が復帰早々の「不倫デート」!(フライデー)
5番DHとして謹慎明け二軍公式戦初出場を果たした5月12日の夕方5時。試合を終えたロッテ・清田育宏(35)が向かったのは、妻子が待つ自宅……ではなく、目黒区内のマンションだった。近くの駐車場にSUVタイプのベンツを止め、足早にマンションに入っていく。
再び清田が姿を見せたのは、3時間以上が過ぎた夜8時半。隣にいるのは、女優の黒木メイサを思わせるスレンダー美女だ。手をつなぎ、女性が清田の顔に唇を寄せるなど、楽しそうな雰囲気である。仲良く寄り添って歩いて行った二人は、駐車場に停めてあった清田の愛車に乗り込んだのだった――。
今年1月8日発売号の本誌で桐谷美玲似の美女・A子さんとの3年に及ぶ不倫が発覚した清田。コロナ感染隠蔽と球団への虚偽報告も明らかになり、1月15日から無期限謹慎処分を受け、5月1日に処分が解除されていた。
もはや本業よりも女性関係のほうで有名な感すらある清田だが、復帰早々、またもやらかした。冒頭の女性はA子さんとは別の女性・B子さんで、彼女との関係も、約2年にわたるという。
「B子さんはモデル経験もある沖縄出身の女性です。年齢は30代前半。清田との出会いは`19年の石垣キャンプの頃だと聞いています。清田の知人が開いた飲み会にB子さんも呼ばれ、連絡を取り合うようになったそうです」(清田の知人)
その後清田は、B子さんの自宅に通ったり、遠征先に呼び出したりと、密会を重ねるようになったという。
「B子さんとA子さん、清田は二股不倫をしていたわけです。A子さんにB子さんのことがバレ、A子さんから詰問されたこともあるようですよ」(同前)
今年1月に謹慎処分を受けてからも、B子さんとの関係は続いていたようだ。
冒頭の場面に戻ろう。
二人が乗り込んだ車は、わずか100mほど先のB子さんのマンションの前で停車。車を降りた彼女に清田は何かプレゼントを手渡し、別れの挨拶を交わした。その後、高速に乗るや150�辧殖茲鯆兇┐詭團好圈璽匹杷�走を始め、自宅のある千葉県方面へと走り去った。
本誌はB子さんとの関係について聞くべく、5月16日、再び目黒区内のマンション近くに現れた清田を直撃した。この日も清田はB子さんとのデートを楽しんでいたようで、二人で仲良く帰ってきた。
――フライデーです。B子さんとの関係についてお伺いしたいのですが。
「あ、あ、全然知らない人です」
――いま一緒にいるじゃないですか。知らない人を車に乗せていたんですか。
「何も知らない人です」
――B子さんとは`19年から不倫関係にあると聞いています。
「いや、知らないです」
――先日は彼女のマンションに行き、手をつないで出てきていましたが。
「あー、あー、もう。あー」
この後、記者から逃げようとしたのか、清田はまったく関係のないマンションに入ろうとするなど、右往左往し始めた。しかし、何かを観念したのか、しばらくして記者に自ら話しかけてきた。
「これってフライデーに載るんですか? 勘弁してください」
――では、ちゃんと話してください。
「話しても意味ないですよ。復帰初日なんですよ。もう死にます」
――不倫という点に反論がある?
「反論とかじゃなくて……もう終わりですよ。これで球団もクビ、家族にも迷惑がかかる……」
そう語り姿を隠した清田。直撃から2日後には、清田の代理人弁護士を通じて次のような回答があった。
「(B子さんとは)数年前からの知人ですが、不倫関係にあったことは一切ありません。関係を疑われる軽率な行動をとってしまい、深く反省しています。(妻との婚姻関係は)継続しています」
数年来の仲の女性の自宅に行き、手をつないで外出……。「軽率な行動」というには無理があるような気がするが。
今読んでも苦笑いするしかない記事です。
ただ、原告の清田側の訴えを詳しく読むと、清田さんサイドに問題があるのはもちろん、球団側にも落ち度があった可能性あります。
第1回の口頭弁論でどのような主張があったのかについては以下のNOTEが詳しいです。
清田育宏氏が提訴した内容と所感
筆者のARA氏が実際に東京地裁に行って口頭弁論の記録を閲覧したとのこと。
選手会が清田の味方として動いており、何度かロッテ球団と話し合いを行っているようです。
ただ、選手会の動きはあまり報じられておらず、5月に掲載されたサンスポの記事が目立つ程度でした。
【鬼筆のスポ魂】ロッテ・清田の謹慎処分解除は受け入れられるか 植村徹也(サンスポ)
無期限がわずか4カ月で解除された舞台裏には何があったのか−。実は日本プロ野球選手会の弁護士団が、清田の無期限謹慎処分は「不当労働行為」に当たるとして、処分の解除を球団に求めていた。球団は清田の処分を発表する直前の1月12日に団体交渉を申し込まれ、その後も月に数回の交渉を継続していた。提訴なども脳裏にチラついたのか…。さまざまな状況も考慮し、無期限謹慎処分を撤回した。
選手会と球団のやり取りは上記のNOTEをお読みください。
双方とも不倫そのものを契約解除事由として扱っておらず、外出自粛違反と行動記録に係る虚偽報告がプロ野球統一契約書第26条(2)に規定された契約解除事由に該当するかどうかを争っています。
原告の清田側や選手会が主張するように、プロ野球選手が労働契約法上の労働者に当たるのであれば、労働契約法第16条の規定により、原則として球団による中途解除はできません。
どうしても解除したければ客観的かつ合理的で、社会通念上相当と認められる理由が必要です。
労働契約法の労働者ではなく個人事業主なのであれば役務・サービス提供契約契約となり、民法上の契約自由の原則が考慮されるでしょう。
ただ、やはりプロ野球選手の契約は特殊です。民法上の請負契約と同じではありません。
平成24年3月28日付公正取引委員会事務総長の会見記録にはこのように書かれています。
公正取引委員会は,平成6年に,プロ野球球団の団体から新人選手の契約金に上限を設けることについて相談を受けております。これに対しては,平成6年10月ですが,プロ野球選手の契約関係については,労働契約ないしは労働関係としての性格を備えているものとみられる点などを踏まえますと,独占禁止法に直ちに違反するものとの認識は現在有していない,契約金の性格等に関して当事者において確立した理解がされていない面があることから判断は困難であるものの,基本的な認識としては,今申し上げたとおり,労働契約としての性格を備えているものとみられる点などを踏まえますと,独占禁止法に直ちに違反するものとの認識は現在有していないということを口頭で回答しております。
選手と球団の,いわゆる野球選手契約については,これまでも,国会質問等でお答えしておりますが,野球選手契約につきましては,一種の雇用契約に類する契約と考えられるので,プロ野球における現行の契約慣行を前提として考える限り,独占禁止法上の取引に直ちに該当するものとは解されないので,独占禁止法上問題となるということは言い難いと従来から考えてきているところであります。
公取委の見解に従うと、プロ野球選手が労働契約法上の労働者では無いと言い切るのは難しいです。
とすると、契約の中途会議は相応の理由が必要となり、その理由を巡って争うことになるのでしょうか。
謹慎の解除に当たり、清田と球団がどのような覚書を交わしていたのかが気になります。
そして驚くべきことに球団は「そもそも清田とは複数年契約していない」と言い出しました。
確かに球団が主張する1年契約であれば19か月分の未払い報酬の支払い義務はありません。
清田と球団が複数年契約を結んだことはしっかりと報じられていたのですが・・・。
NPBの統一契約書には複数年契約に関する取り決めが存在しないため、あいまいな部分があります。
清田の主張が通るにせよ、通らないにせよ、これまでナアナアで済まされてきたプロ野球選手の複数年契約と契約解除の問題に一石を投じることとなるでしょう。
球界はおろか、法曹界からも注目を浴びることとなってしまった清田の裁判。
第2回以降の口頭弁論で球団が新たな主張をするはずですから、続報を待ちたいと思います。
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