レアードの残留が決まりました。
推定年俸3億2千万円。複数年契約かどうかについては報道がありません。

レアードがロッテ残留 年俸3億2000万円で合意(毎日)
 ロッテは22日、レアード内野手(34)と来季の契約に合意したと発表した。年俸は3億2000万円。来日7年目の今季は136試合に出場して打率2割6分2厘、ともにリーグ2位の29本塁打、95打点をマークし、シーズン終盤まで優勝を争ったチームを支えた。

 レアードは球団を通じ「来年もマリーンズに戻り、皆さんと一緒に優勝争いできることに興奮しています。またZOZOマリンスタジアムでお会いしましょう」とコメントした。(金額は推定)


ロッテ、レアードが契約延長「皆さんのために沢山すしを握りたい」(ニッカン)
ロッテは22日、ブランドン・レアード内野手(34)との来季契約が、この日までに合意に達したと発表した。

2年契約の2年目だった今季は136試合に出場して打率2割6分2厘、29本塁打、95打点で打線を支えた。22年はロッテで4度目のシーズンを迎える。レアードは球団を通じて「球団に携わる方々、ホームタウン千葉市に愛着があります。来年もマリーンズに戻り、皆さんと一緒に優勝争いができること、今から興奮しています。このような機会をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。ファンの皆様、また来季ZOZOマリンでお会いしましょう。そして一緒にリーグ優勝の喜びを分かち合いましょう。今年以上にチームに貢献し、皆さんのために沢山すしを握りたいと思っています」とコメントした。



レアードのマリーンズ愛を感じるコメントです。
マネーゲームになったら厳しいと思っていましたが、すんなりと決まってよかったです。
年俸3億2千万円は少々高いかもしれません。ただ、2億円払ってハズレ外国人選手をつかむよりはマシです。
いくらアメリカやメキシコでいい成績を残していても、日本で活躍できるとは限りません。
参考までに、今年のメキシカンリーグの打撃部門ベスト3を見てみましょう。

2021年メキシカンリーグ打撃成績

メキシカンリーグ 2021年本塁打ベスト3

1 ラニエル・ロサリオ 元広島  .323 20本塁打 54打点
2 サビエル・バティスタ 元広島 .296 19本塁打 57打点
3 ケニス・バルガス 元ロッテ  .310 18本塁打 54打点


メキシカンリーグ 2021年打点ベスト3

1 レアンドロ・カストロ 来日無  .378 14本塁打 72打点
2 ジャフェット・アマダー 元楽天 .314 15本塁打 57打点
3 サビエル・バティスタ 元広島  .296 19本塁打 57打点


メキシカンリーグ 2021年打率ベスト3
1 レオ・ヘラス .401 9本塁打 42打点
2 ニコ・バスケス .387 11本塁打 51打点
3 ヘンリー・ウルティア .385 12本塁打 52打点

今年のメキシカンリーグの本塁打ランキング上位3名はそろって日本野球経験者。
元広島のロサリオはあまり活躍できていませんでしたし、元広島のバティスタは薬物違反で解雇されていますから来日できません。
3位のバルガスは2019年に千葉ロッテマリーンズに所属。オープン戦での特大ホームランを放ちながらも、シーズンでは全く打てませんでした。
そう、メキシカンリーグでいくらホームランを打っても、日本で打てるとは限らないのです。
打点の上位3名は2位のアマダーが禁止薬物で解雇ですから、2位3位が来日不可。
1位のカストロには夢を感じますが、32歳でメジャー経験なしというのは何か理由があるんでしょうね。危険な香りがします。


そんなわけで、夢のあるバッターでも活躍できるとは限りません。
新外国人選手の獲得にはリスクが伴います。
特に今年は各球団とも外国人選手の補強に失敗していますから、確実に20本打ってくれる日本に慣れた外国人選手は貴重です。

レアードとマーティンの残留が決まりましたので、あとは計算できる外国人投手の獲得を目指してほしいですね。
ところで今年のメキシカンリーグの最多勝投手マサル・ナカムラという投手だそうです。

日系人かな?夢を感じますね。



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