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ギリシャ旅行記の第46回です。
10日目はペロポネソス半島の登山鉄道乗車とと遺跡見学。
まずはチャーターした車に乗って、登山鉄道の始発駅であるディアコプト駅に向かいました。

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■ 10日目 2019年9月6日 金曜日 

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エーゲ海に浮かぶサントリーニ島から夜行のフェリーに乗り、朝9時前にアテネのピレウス港に到着しました。
今日はギリシャ南西部のペロポネソス半島を観光します。
広大なペロポネソス半島には紀元前2000年前に栄えた古代都市であるミケーネ遺跡、オリンピック発祥の地であるオリンピア遺跡、国民皆兵でアテネと争ったスパルタの遺跡、円形劇場で有名なエピダウロスの遺跡など、大小さまざまな遺跡があります。
また、ギリシャ唯一のアプト式登山鉄道であるオドンドトスも、鉄道ファンとしてぜひ乗りたい鉄道です。
しかし、ペロポネソス半島は交通の便が悪く、各遺跡を結ぶバスは1日数本しかありません。
かつてペロポネソス半島を走っていた狭軌鉄道の路線網は国鉄の財政難のため10年ほど前にほとんど廃止されてしまいました。

つまり、個人が公共交通機関を使ってペロポネソス半島の遺跡を回るのは困難です。
そこで、現地の日本人が経営するニャニャコスのホームページを見つけてドライバーを手配しました。
メールでの問い合わせは日本語が通じるので楽でしたね。
コースを伝え、日本の銀行口座に500ユーロ振り込み、出国前に準備を完了させました。

ピレウス港でチャーターしていた車を探し、無事運転手と合流。
ギリシャ人ですが英語が通じ、奥さんが日本人なので日本語も少しだけ通じるようです。
まず、車の中で今日の目的地を再確認しました。
第一の目的地はアプト式登山鉄道オドンドトスの始発駅であるディアコプト。
登山鉄道乗車後に、終点のカラブリタ駅で拾ってもらい、その後古代ギリシャ文明より前に栄えたミケーネ遺跡、円形劇場のエピダウロスに向かい、時間があればコリントス運河も見ようということになりました。
本当はオリンピック発祥の地オリンピアにも行きたかったのですが、時間の関係でとても無理でした。


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実は、これから向かう登山鉄道の始発駅ディアコプトへは郊外鉄道の建設が進められています。
2019年時点ではアテネ郊外鉄道の終点キアトからペロポネソス半島の北岸を経由してパトラに向かう鉄道代行バスが運行されていました。時刻表はこちらです。
本数が少ないうえに、登山鉄道の始発駅であるディアコプトを経由しない便があります。代行バスを使うとほかの遺跡の観光が不可能になってしまうので、私はバス利用を早々に諦めました。


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朝のアテネ市内は渋滞していました。


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案内標識がギリシャ語で読めません。


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市街地を抜け、高速道路を一路ペロポネソス半島へ。


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今日の天気は晴れ。気温は朝からかなり高いです。


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乾ききった禿山をトンネルで抜けます。


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開通したての郊外鉄道の駅が見えます。


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線路に沿って走ります。


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複線電化の立派な路線ですね。


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料金所を通過しました。


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ペロぽネス半島に入りました。
ペロポネソス半島の北岸を東西に走る路線は現在建設中で、工事用車両が見えました。
不況と財政難の影響で開通が遅れ、2020年になってようやく途中のアギオスという駅まで開業しました。
複線なのに6往復しか走っておらず、立派な設備が宝の持ち腐れになっています。


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ペロポネソス半島に入ると地形にやや起伏が出てきます。


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小高いはげ山が見えました。


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建設中の新路線。


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こちらは廃止された狭軌鉄道です。
今建設中の標準軌の新線とほぼ同じルートをたどっていました


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新線の駅が見えます。乗りたかったですね。


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新線の工事車両。


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高速道路を走ること2時間弱。
ディアコプトの出口が見えてきました。


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高速を降り、一般道を走ります。


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海沿いの景色がいい道です。


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新線の高架線をくぐります。


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廃止された旧線の踏切を渡ります。


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新線が電化複線なら、旧線は非電化単線です。


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10時55分。アプト式登山鉄道オドンドトスの始発駅ディアコプトに到着しました。


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駅構内にカフェがあり、コーヒーを飲んで一休みします。

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古いSLが静態保存されていました。


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私が乗る11時30発の列車はまだ入選していないようです。


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駅構内の小さな建物は、鉄道博物館になっていました。


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カラブリタからの列車が到着。


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ナローゲージなので、車体が小さいです。


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顔も細いですね。


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こちらは今は使われていない古い車両です。


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登山鉄道のディアコプトは廃止された旧線の駅舎を使っています。
今建設中の新線は半地下になっていました。


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旧駅のすぐそばです。


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カラブリタから来た列車は折り返しの前に一度車庫に入るようです。
次回はいよいよ登山鉄道に乗車します。