このほど吉井新監督が就任会見を開きました。




【ロッテ】吉井理人新監督が就任会見、背番21「大変ワクワクしております。期待でいっぱい」(ニッカン)
ロッテ吉井理人新監督(57)が18日、ZOZOマリンで就任会見を行った。複数年契約で、背番号は「21」に決まった。「大変ワクワクしております。これから何が起こるのかという期待でいっぱいです」と、心境を明かした。

これまではコーチやピッチングコーディネーターとして接した佐々木朗について問われると、「今年は1年間どんな間隔でも1軍のマウンドで投げることが目標だったんですが、来季はその1個上、中6でしっかり25試合くらい、1週間に1回、マウンドに健康な体で上がれるというのが目標です。成績はその時その時なので、これくらいやってくれというのはありません。もちろんいっぱい勝ってくれたらうれしいです」と期待していた。



【ロッテ】吉井理人新監督、佐々木朗希は「中6でしっかり25試合くらい」/就任会見1(ニッカン)
ロッテ吉井理人新監督(57)が18日、ZOZOマリンで就任会見を行った。複数年契約で、背番号は「21」に決まった。

一問一答を3回に分けてお届けする。

 ◆   ◆    

−就任会見を迎えての感想

大変ワクワクしております。これから何が起こるのかという期待でいっぱいです。

−打診受けてからの心境

シーズン終わってすぐにオファーをいただいたんですが、その時はすごく驚きました。全く予想もしてなかったので、大変なことをお願いされたなと。返答するのにひと晩考えたんですけど、断る理由は本当にないので。この世界にいる以上、監督やるというのはみんながやりたいなと思っていることなので、本当にいい機会をもらったので、やりたいなと思って。

−どんなチームに

プロなので勝たないと意味がないので。本当に勝ちにこだわったプレーができる選手に、みんなを育てていきたいなというふうに考えています。

−期待する選手

フェニックスリーグで若い選手を見ているんですけども、すぐという感じではないと思うんですが、本当に期待できる選手はたくさんいるので。この場では誰という名前は挙げられませんが、みんなに期待して頑張ってもらいたいなと思っています。

−佐々木朗希への期待

勝負事なので勝ったり負けたりする時はあると思うんですけど、佐々木朗希には育成の計画として今年は1年間どんな間隔でも1軍のマウンドで投げることが目標だったんですが、来季はその1個上、中6でしっかり25試合くらい、1週間に1回、マウンドに健康な体で上がれるというのが目標です。成績はその時その時なので、これくらいやってくれというのはありません。もちろんいっぱい勝ってくれたらうれしいです。

−選手に伝えたいこと

先ほども言いましたけど、我々はプロ。プロ野球なので、みんなプロフェッショナルになってほしいなと思っていて。自分の頭でしっかり考えて、自分の責任のもとに行動して、それが勝利につながる。そういう選手になってほしいなと思います。

−侍ジャパンのコーチ活動との兼任は

まず自分自身の侍ジャパンのコーチの方はしっかりやりたいなと思います。マリーンズの監督の方もキャンプ前半は見れます。オープン戦の途中でいなくなるんですけど、その時も今は便利な世の中になっていますので、オンラインを使ってしっかりコーチ陣、選手とのコミュニケーションをとっていきたいと思います。それと優秀なスタッフを球団がそろえてくれていると思いますので、その人たちを信頼してやっていきたいなと思います。

−監督としての目標

目標ですか? 目的としては優勝なので、それに向かっていく目標なので。勝てるように。まずはマリーンズの選手の個性、それぞれのスタイルをしっかり見ていきたいと思っています。(つづく)



【ロッテ】吉井理人新監督「選手時代は東尾さんに憧れていつか21番つけたいなと」/就任会見2(ニッカン)
ロッテ吉井理人新監督(57)が18日、ZOZOマリンで就任会見を行った。複数年契約で、背番号は「21」に決まった。

一問一答を3回に分けてお届けする。

 ◆   ◆    

−背番号21への思い

正直言って今はあまりないんですけど、選手時代は入団した時に地元の先輩である東尾修さんに憧れて、いつか21番付けたいなとの思いでプレーしてました。その番号がたまたまマリーンズでは空いてまして、しかも誰も付けたがらないんで、1回私が付けて、今度入ってくる選手に、期待する選手に渡したいなという気持ちでいます。

−背番号21は自分で選んだのか

話せば長くなるんですけど、侍ジャパンと一緒の81番にしようと思ったんですけども、もう付けてる人がいるので、どうしようかなと思って空いてる番号を見ると空いてたので、自分で選びました。

−どう呼んでもらいたいか

まだ慣れてないところあるんですけども、監督と言われるのはすごくくすぐったいので、吉井さんの方がいいと思うんですけど、特にどう呼んでほしいというのはありません。監督と呼ばれても、呼んだ人は頭の中でカタカナで「カントク」って言ってる感じくらい親しみを込めて呼んでほしいなと思っています。

−ドラフト会議への気持ち

初体験なんですけど、やっぱりいい選手が取りたいので。クジは下手くそですけども、精いっぱい頑張りたいと思います。

−競合時はクジは吉井監督が引くのか

できれば違う人に引いてもらいたいんですけど、行けと言われれば全力で頑張りたいと思います。

−どういう選手を獲得したい

編成は本当に球団の方にお任せしていますので、そこで決めた選手を全力で取りに行きたいと思います。

−監督業でのベースや恩師は

たくさんおられます。まだ自分の中でも自分がどんな監督になっていくかという明確な目標やビジョンはできていないので、これからしっかり過去の監督たちのやってきたことをおさらいというか勉強しながら、自分がどうやっていくかというのを決めていきたいなと思います。

−権藤監督から受けた薫陶をどう還元したいか

権藤さんが言われたのは「お前たちはプロなんだから自分で考えてしっかりやりなさい!」ということで、そうだと思っているので、そのへんを前に出して選手たちと接していきたいなと思います。

−権藤監督は選手たちに「監督と呼ぶな」と

あまり考えてないです。指導者と選手は本当は対等じゃないといけないと思ってて、監督というと社会的勢力のところで出てしまうので、そういう意味では呼んでほしくないと思っているのですけども。権藤さんがそうだったから、というわけではありません。

−理想の野球は

これ、本当に理想なんですけど、試合の早い段階でビッグイニングを作って、後半はいい投手で守っていく。そういう野球ができれば最高のチームができるんじゃないかなと考えています。

−福浦ヘッドコーチとはどんなコミュニケーションを

ヘッドにはチームをしっかり、コーチ陣も含めてまとめてほしいなと思っています。コミュニケーションは、もともと選手の時も一緒にやっていたので、気軽に話せるのでコミュニケーションもしっかり取っていきたいなと思います。



【ロッテ】吉井理人新監督、メジャーでの学びを実践したいことは「あります」/就任会見3(ニッカン)
ロッテ吉井理人新監督(57)が18日、ZOZOマリンで就任会見を行った。複数年契約で、背番号は「21」に決まった。一問一答を3回に分けてお届けする。

 ◆   ◆    

−−豊富な経験はどう強みに

自分でじっくり今から考えようと思ってるんですけど、ただ自分は性格的に結構おっちょこちょいなところがあるので、そのへん気をつけていきたいなというふうに。例えばこういう会見で失言したり、必ずあると思うんでね(笑い)。監督とはいえチームの一員でみんなで戦っているので、監督室はいつも扉開けて、自分からもいきますし、そういうチームにしたいなと思っています。

−−現場から離れて見えたチーム

今シーズンはコーディネーターって名前をつけてもらってたんですけど、実際はコーディネーターの勉強の方が多くて、チームのことあまり見てなかったんですね。詳しいことは言えないんですけど。後半は若手がすごく伸びて勢いのあるチームになってきたので。以前敵のチームに私がいた時に思ったんですけど、マリーンズのチームカラーは、手が付けられない時は本当に手が付けられないくらい強いんですね。で、ダメな時は本当にダメなんですけども、その差をなくしたいというふうに思っています。安定した力で常勝軍団を作っていけるようにしたいと思います。

−−メジャーでの学びを実践したい部分は

あります。これはまだ、ここで公言できないんで申し訳ないんですけど、いくつか戦略戦術のところでもありますし、監督として選手との接し方という意味でもメジャーの監督さんのやり方を見て、これはやりたいなということをやっていきたいと思います。

−−若手に求めていること

若手選手たちはまだ自分の特長をよく知らない選手がたくさんいて、できもしないことを一生懸命やっている、それで実力を出せていない選手がたくさんいるので。自分の特長を知って、それを生かせるようにしてほしい。そしてそのように、こちらも指導していきたいなというふうに考えています。

−−機動力野球は継承するのか

これも今、アナリストの人たちが一生懸命分析してくれているので、それだけでいいのか、もっと別のやり方があるんじゃないか、今からしっかり話し合って決めていきたいなと思います。

−−フェニックスリーグでもベンチ入り。監督としてやりがいを感じた部分

もちろん、やりがいあります。全体をマネジメントしないといけないので、大変ではありますが、そのことによってチームが劇的に変わるというのが、他のチームとか見ててもこれまでたくさん例があったので、そういうのはすごく楽しみだなと。もちろんダメになる場合もありますけど、できるだけ良くしたいとは思っています。

−−指導の中で大事にしたい部分

選手には自分がどう感じているかをしっかりしゃべってもらいたいので、私を含めて指導者の方にはあまり答えを先に言わないで、選手がどうしていくかというのを選手にじゃんじゃんしゃべらせてほしいなと思ってて。その中でみんなが気付いていくと思うので。

−−日本一を狙うチーム作りについて

たくさんあると思うんですけど、野球は流れのスポーツだと思っているので、いい流れをいつも持っていけるようなチーム作りをしていきたいと考えています。特に終盤流れを持ってきたチームが優勝しているというのは分かっていると思うので、どうしたらできるかというのを。科学的に研究してもなかなか出ないと思うんですけど、我々は経験的に知っているところはあると思うので、そこをしっかり見つけてやっていきたいなと思います。

−−ファンへのメッセージ

一応私もマリーンズOBで、現役時代は全くチームの勝利に貢献できていなかったですが、今度はチームの勝利に貢献できるように精いっぱい頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。(以上)



とにもかくにも佐々木朗希の育成。これが第一ですね。
あとは選手たちが自ら考えて野球できるチーム作り。
これまでは「ロッテ野球」と言われる頭の悪い野球をすることが多かったですから、いいことだと思います。
まずは無事に来シーズンを過ごすこと。重光オーナーと喧嘩して退団、ということにならないよう祈りたいです。

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