2021年オフにマリーンズを自由契約になり、2022年は育成契約で中日に入団していた大嶺祐太投手が引退を表明しました。

元ロッテ大嶺祐太が現役引退決断 石垣島出身、八重山商工でも甲子園で活躍 通算29勝(ニッカン)
ロッテ、中日で通算129試合に登板した大嶺祐太投手(34)が現役引退を決断したことが27日、分かった。

大嶺は長くプレーしたロッテ退団時も含め、ファンにしっかり感謝の思いを伝えられていなかったことを後悔しており、早ければこの日のうちに自身のSNSで引退を正式発表する。

沖縄・石垣市出身で、八重山商工(沖縄)で甲子園でも活躍した大嶺は、06年高校生ドラフト1巡目でロッテに入団。右肘のトミー・ジョン手術なども経験しながら、ロッテで通算29勝を挙げた。21年オフに戦力外通告を受け、今季は中日で育成選手としてプレーしていたが、支配下登録はかなわず、再び戦力外通告を受けていた。

大嶺は日刊スポーツの取材にも「16年間ありがとうございました。16年間も野球ができると思っていなかったので、これまで支えてくれた人たちに感謝しています」とメッセージを寄せた。

役引退の大嶺祐太SNSで感謝の思い「ファンの声援はこれから先も忘れることはない」(ニッカン)
ロッテ、中日で通算129試合に登板した大嶺祐太投手(34)が27日、自身のSNSで現役引退を発表した。

大嶺は沖縄・石垣島出身で、八重山商工のエースとして甲子園でも活躍し、高校生ドラフト1巡目でロッテに入団。その後15年間プレーしたロッテ退団時も含め、ファンにしっかり感謝の思いを伝えられていなかったことを後悔していた。SNSではロッテ関係者、ファンに対し、以下のメッセージを寄せた。

「16年間、いつもどんな時もご声援ありがとうございました。今年をもって現役生活を引退します。千葉ロッテでは15年間お世話になり、たくさんの方と出会い、支えられ、野球することができました。そして石垣島でキャンプをすることで野球少年、少女に夢を与えていただき、感謝してます。入団セレモニー、プロ初登板のファンの声援はこれから先も忘れることはないと思います。本当にありがとうございます」

その後、1年間在籍した中日についても「馴染みやすく接してくれたことに感謝します。ドラゴンズの大半はリハビリ組で若い選手と過ごす日々が多くて、楽しかったです。リハビリ担当とトレーナーさんたちにはいつもいろいろしてもらって感謝しかありません。本当にありがとうございました」とつづった。

今後については「これからは家族と一緒に次のステージに向けて頑張りたいと思います、またどこかで会いましょう」とした。


2006年の高卒ドラフト1位で入団。
当初ソフトバンクと相思相愛と言われ、入団拒否の構えを見せていましたが、バレンタイン監督らの熱心な説得により入団。将来のエースとして期待されました。
2007年のデビュー戦では西武の中島裕之をストレートで三球三振に仕留めるなど可能性を感じさせましたが、その後は制球難やケガに泣き、思うように活躍することができませんでした。
24試合に登板し自己最多の8勝を挙げた2015年が一番輝いていましたね。
通算29勝。ケガさえなければもっとやれたと思います。
弟の大嶺翔太が2018年に借金トラブルで引退したことも心理的な負担となったのかもしれません。

石垣島キャンプはどうなるのでしょう。
石垣島からの熱心な誘致活動により、2008年から石垣島でキャンプを行っていますが、大嶺の引退により、完全に縁が切れたことになります。

千葉ロッテマリーンズ、「石垣島キャンプ」決定−大嶺投手参加へ(石垣経済新聞)
 千葉ロッテマリーンズ球団と石垣市の共同記者会見が6月28日、市内のホテルで行われ、同球団一軍が来春の1次キャンプを石垣島で行うことを発表した。

 八重山商工で甲子園を沸かせた大嶺裕太投手が同球団から1位指名を受けたのを機にキャンプ誘致に対する機運が盛り上がり、昨年11月27日にバレンタイン監督が来島した際、正式に文書で要請した。

 併せて、美崎町大通り会と八重山青年会議所、石垣市観光協会青年部が中心となり「千葉ロッテマリーンズを石垣島に呼ぼう会」を結成。球団への要請や署名活動を展開、多くの島民が署名に協力した。

 今月に入り同球団が昨年のキャンプ地、オーストラリア・ジーロングと鹿児島市に断りを入れ、今回の発表に至った。

 同球団の瀬戸山隆三社長は「島の皆さんの熱い気持ちにおこたえしてキャンプ地を決定した。石垣島でのキャンプによって、ますます強いチームになる」と話し、大嶺投手の参加については監督の決定権と断りながらも「100%に近い確率で参加するだろう」と答えた。

 大浜長照市長も「石垣島はもともと野球の盛んな地域。島の皆さんにぜひプロの野球を見て頂きたい。設備の問題はあるが、議会の協力も得ながら整備していきたい」と述べた。

 石垣島キャンプは2月1日からの3週間。少年野球チームとの交流会なども考えているという。まだまだ問題を残しつつも、キャンプ決定に市民は心を躍らせている。


気候は温暖ですが、キャンプが実施される2月上旬は雨が多いのが致命的な弱点でした。
沖縄本島から離れており練習試合が組みにくいこともあり、井口政権になってから2月中旬以降沖縄本島に移動して2次キャンプを行うこととなりました。
しかし、中途半端なキャンプ期間は練習不足の原因となり、投内連携や走塁ミスなど細かなプレーのミスが目立ちます。
石垣島は良いところですが、このまま石垣島でキャンプを続けていいのかどうか、考える時期が来たといえるでしょう。

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