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ギリシャ旅行記の第51回です。
10日目はペロポネソス半島の登山鉄道乗車とと遺跡見学。
死者をも蘇らせるというギリシャ神話の名医アスクレピオスの聖地であるエピダウロス遺跡に向かいました。
まずは巨大な劇場と考古学博物館などを見学します。

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■ 10日目 2019年9月6日 金曜日 


ミケーネ遺跡を17:27に出発。日暮れまではあと3時間半です。
次の目的地であるエピダウロス遺跡へは1時間ほどかかります。
陸地を垂直に切り取ったコリントス運河を見たかったのですが、コリントス運河に立ち寄ると日が暮れるので、あきらめることにしました。


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田舎道を疾走し、エピダウロス遺跡を目指します。
エピダウロス遺跡は古代ギリシャ神話に登場する名医アスクレピオスが生まれた地です。
アスクレピオスは死者すら蘇生させる医療の神様として崇められ、聖地であるエピダウロスには立派な医療施設が建てられました。
医療施設とはいっても単なる病院ではありません。
古代ギリシャの人たちは、精神と肉体のバランスが崩れると病気になると考えていたため、治療の際は精神的な癒しが重要視されたのです。
そのため古代ギリシャの医療施設には劇場や浴場などの娯楽施設が併設されていました。


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18:22にエピダウロス遺跡に到着しました。
遺跡の見学時間は19時半まで。地球の歩き方には20時までと書いてありましたが、日没が早まったので閉館時刻を前倒ししたようです。
急がなければなりません。


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入口からしばらく歩くと古代ギリシャの円形劇場が見えてきました。


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エピダウロスの円形劇場は紀元前4世紀にアルゴスの建築家ポリュクレイトスによって建設されました。
ギリシャに残る劇場の中では最も保存状態が良く、現在もコンサートなどで使用されています。
円形に広がる客席は1万4千人を収容できるそうです。


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観客席脇の門。


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立派な門です。


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ステージから客席を眺めます。
声が反響するので不思議な感じです。


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客席の階段を登ります。


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円形劇場の客席。


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客席中央部の通路。


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座席。


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客席に座り、ステージを見下ろします。
角度があるので見やすいです。


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現代のスタジアムと比べても引けを取らない、立派な劇場です。



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夏の夜は古代ギリシャ演劇が上演されます。さぞかしロマンティックなのでしょう。


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劇場の次は考古学博物館にやってきました。
エピダウロス遺跡から出土した文物を展示しています。


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一級品の彫刻品が壁の両側に無造作に並べられていますね。


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首から上が無くなってしまった立像。


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屋根の上の装飾。雨どいでしょう。


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これだけ並ぶと壮観です。


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ギリシャ神話に登場する医術の神様アスクレピオスの像。
人間として生まれながら、医師としての偉業を称えられ、死後神になった人物です。
巻き付く蛇はアスクレピオスのシンボルであることから、現代でも医療のシンボルとなっています。


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小さ目の像。


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説明がないのでよくわかりませんが、ギリシャ神話ゆかりの像が多いのでしょうか。


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戦いの女神の像。


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蛇を巻き付けたアスクレピオスの像も多く出土しています。


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神殿の屋根の一部分。


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崩れてしまった神殿の一部が復元されています。


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立派な柱だったのでしょう。


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馬に乗る人物の像。


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大きな石板です。


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文字が彫られていますが、説明がないので内容はわかりません。


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考古学博物館を出ると、目の前に遺跡があります。
カタゴケイオンという、患者たちの宿泊施設です。


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カタゴケイオンは建物の土台しか残っていません。


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古代の宿泊所はかなり広いです。


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正方形の建物内に、数多くの部屋があったようです。


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左側で見学している人々の大きさと比べれば、この宿泊所の大きさがわかるでしょう。
古代ギリシャの医療施設であるエピダウロス遺跡には、数多くの人々が治療のために訪れていたのです。


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遺跡の向こうにはギリシャの山々。


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柱の一部が残っていました。


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カタゴケイオンと呼ばれる宿泊施設の跡を歩きます。


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緑あふれ、とても良い雰囲気です。


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カタゴケイオンを一回りして、古代ギリシャの浴場跡へ。


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この駐車場に近い一角は古代ギリシャの浴場跡です。
浴場と言えば古代ローマが有名ですが、古代ギリシャにおいても入浴文化があったのです。


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古代ギリシャ浴場の説明書き。


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古代ギリシャの洗面台ですね。
なんだか感動しました。
次回もエピダウロス遺跡の見学です。