素晴らしいストレートを投げると評判の中森がライブBPに登板し、好投したとのことです。
ライブBPとは聞きなれない言葉ですが、正式名称はLive Batting Practiceといい、アメリカ球界での練習方法です。
つまりは実戦形式の打撃練習。シート打撃に近いといえるでしょう。

ロッテ中森がライブBP登板“非常識なストレート”&“一番福”で3年目の飛躍目指す(スポニチ)
ロッテの沖縄・石垣島キャンプ第1クール最終日となった5日、初の実戦形式となるライブBPが行われ、高卒3年目で1軍デビューを目指す中森俊介投手(20)も登板。打者3人に15球を投げ、安打性2本とまずますの内容で試運転を終えた。
 「ブルペンでは調子が良くなくてヤバいかなと思ったけど、ある程度良い感じで投げられた。対バッターを意識せず、ピッチングの延長のつもりで投げました」


 20年ドラフト2位で入団し、1年目は体作りに専念。昨季は2軍では6試合に登板して1勝0敗、防御率0・90。吉井監督が「非常識なストレートを投げる」と期待する右腕だ。指揮官はこの日のライブBPで投げた投手を楽天モンキーズ戦に登板させる方針を示しており、中森は「まだまだ良い状態とは言えないけど、徐々に上げていけたら。(楽天モンキーズ戦に)投げられる準備はしている」と口元を引き締めた。

 今年の1月10日、兵庫・西宮市の西宮神社で3年ぶりに開催された「福男選び」で、明石商高時代の2学年先輩で大商大4年の植本亮太さん(22)が「一番福」となった。「亮太さんの弟が自分と同級生なので、同期のグループLINEで一番福を獲ったと知りました」という中森。縁起の良いニュースも今季の飛躍を後押しする?


また、高卒2年目の秋山が楽天モンキーズとの練習試合で先発することが決まりました。
ライブBPでも好投し、注目が集まっています。

【ロッテ】対外試合“開幕投手”に高卒2年目左腕の秋山正雲「見た目より強い球投げる」吉井監督(ニッカン)
ロッテ吉井理人監督(57)が5日、沖縄・石垣島キャンプで対外試合の“開幕投手”に高卒2年目左腕の秋山正雲投手(19)を抜てきすることを明かした。

この日行ったライブBP(シート打撃)に登板した投手を候補投手に挙げていた。初の実戦となる11日の台湾プロ野球・楽天モンキーズとの練習試合(石垣島)の先発に関し「秋山正雲です。高卒2年目で去年のシーズン途中から(2軍で)先発にまわって、しっかり良い投球をしてくれたので決めました。秋山に頑張ってもらおうと思います」。長所を「まっすぐがいい。見た目より強い球を投げるし、コントロールも自分の高卒2年目の時を考えると、すごくレベルが高い」と評価した。

二松学舎大付(東京)時代には高3夏の甲子園初戦で4安打9奪三振で完封勝利。21年ドラフト4位で入団した。昨季は1軍登板はなかったが、2軍で15試合(先発4)に登板し4勝1敗、防御率2・34と好投。最速146キロのキレ味鋭い直球だけでなく、変化球もチェンジアップ、スライダーなど多彩だ。

翌12日の同戦の先発には、21年12月に支配下登録され、昨季は1軍で先発2試合を含む3戦に登板した右腕・森遼大朗投手(23)を指名した。【鎌田直秀】


そして澤村がキャンプの練習に合流。頼もしいベテランが加わりました。

【ロッテ】沢村拓一が練習合流「イエスマンはいらない。周りの目を気にしてやることはやめよう」(ニッカン)
ロッテに3年ぶり復帰の沢村拓一投手(34=レッドソックス)が5日、沖縄・石垣島のキャンプでチーム練習に合流した。チーム便より先に早朝から練習会場に入る姿は、合流初日から“沢村流”だった。

「僕は朝6時くらいからやりたいのでお願いしています。基本的には技術練習する前にトレーニングを済ませたい。体が疲労したあとにトレーニングするのは、あまり効率的ではないと思っている。朝やることによって1日の時間を有効的にも使える。アメリカに行く前からそうだったし、そのスタンスは変えるつもりはないです」。

佐々木朗希投手(21)らと同じ第2球場でのアップ組となり、長髪を後ろで束ねるヘアスタイルで登場。練習前の円陣でスタッフから紹介され、仲間からの拍手を浴びた。

「和気あいあいとする中でも厳しさもあったりしながら、練習出来たんじゃないかと思います。比較的時間が合う時は日本のプロ野球を調べたり、見るようにアメリカでもしていた。全員の名前を覚えるのは時間がかかっちゃうかもしれない」。

柔軟運動では昨季まで同じメジャーリーガーだった新外国人ルイス・カスティーヨ投手(27=タイガース)とコンビを組んだ。スパイクに履き替えてキャッチボールを開始。中大の先輩でもある美馬学投手(36)とのペアで約80メートルの距離を伸ばした。

その後はサブグラウンドで投内連係練習。最初のプレーは一塁の守備でゴロを受け、ベースカバーに入った鈴木昭汰投手(24)にトス。自身が投ゴロを処理して二塁ベースカバーに入った佐々木朗に送球する場面もあった。好プレー後に、佐々木朗が帽子のつばを触ってあいさつすると、オレンジ色のグラブをつけたまま両手を上げてジャンプして返答するなど、空気を和ませた。加入したことによるチームへの効果、影響についても、こう言った。

「自分1人が入って劇的に変わることはないと思うんですけれど、しっかり地に足つけて取り組めたらいいなと思います。常に前向きに、短所を直すよりも長所を伸ばすことのほうがいいんじゃないかと思う部分もある。イエスマンはいらない。ハイハイ言って目上だったり、周りの目を気にしてやることはやめようと。自分の人生だし、自分の野球人生。だから自分のことは自分で考えないといけない。自分の経験していることしか身にならないと思う」。

佐々木朗希は日本のボールからWBC公式球(メジャーリーグ公式球)への対応を求められているが、沢村にとっては逆だ。ロッテ入りが決まってからはNPB公式球でキャッチボールなどをしてきたが、順応はまだまだの様子だ。

「2年間、マウンドの傾斜だったり、硬さだったり、ボールが違うところでやってきたので、ボール(の対応)にはもう少し時間がかかると思う。ブルペンの予定はめどは立てていないし、自分の体の反応だったり、いろいろなことを考慮しながら決めていきたい」。

テレビ局クルーの一員として取材で訪れた元メジャーリーガーでもある藤川球児氏(42)とあいさつを交わし、抱擁するなど、終始笑顔で復帰初日の練習を終えた。【鎌田直秀】


【ロッテ】吉井理人監督「デカイ。ウエートルームが狭く感じた」合流初日の沢村拓一へ称賛と笑い(ニッカン)
ロッテ吉井理人監督(57)が5日、合流初日の沢村拓一投手(34=レッドソックス)への期待を言葉にした。「注文はないんですけれど、プロとしてここまでやってきた自分のやり方をやってくれたら。選手がそれをどう感じるかは人それぞれ」。室内練習場のウエートルームでの姿には「デカイですね。体が。ウエートルームの部屋が狭く感じた。ビックリしました」とした一方、「彼は朝早く来てトレーニングしていたので、そういうのを若い選手が見てどう感じるかは、すごい楽しみ」と若手選手への好影響も感じていた。

長髪スタイルには「髪形、格好良いですよね」と笑顔を見せた。「自分も経験あるんですけれど、伸ばしたくなるんですよ。あの年頃。僕もやったことあります。僕はくせ毛だったので似合わなかったんですけれど、パフォーマンスに影響はないなら大丈夫です」。広報担当者に「マリーンズルールとか、あったっけ? 白髪はアカンとか…」と確認するなど、自身の髪を触りながら笑いも誘った。


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