2月15日に行われたヤクルトとの練習試合は6−4で勝利。
先発の佐々木朗希が2回5奪三振無失点の好投を披露すれば、山口が2打席連続のツーランホームランを放つ大活躍でした。

【ロッテ】佐々木朗希2回5K!侍の村上宗隆斬り「普通に投げられたり握れている」WBC球操る(ニッカン)
<練習試合:ロッテ6−4ヤクルト>◇15日◇沖縄・糸満

WBC日本代表のロッテ佐々木朗希投手(21)が、練習試合ヤクルト戦に今季対外試合初登板し、2回29球を投げ1安打無失点と好投。2回で5三振を奪う圧巻の内容だった。

いきなり丸山和から145キロのフォークで空振り三振を奪うと、侍ジャパンの中村にも143キロのスライダーで空振り三振。内山には145キロのフォークで3者連続空振り三振でスタートした。

2回の先頭は侍ジャパンでも主軸を担う村上宗隆内野手(23)と対戦した。フォーク2球で追い込むと、最後はインコースに160キロの直球をズバッと決めて空振りを奪い、4者連続三振。「最後は良いところにいってくれて良かった。練習試合とはいえ、ホームランは打たれたくなかったので、抑えられて良かったなと思います」と納得の表情だった。

佐々木朗にとっては左打者の内角直球の勢いや制球を重要視し続けてきただけに「(バッターボックスの)ラインに投げられたのは良かったと思うし、継続していきたい」と直球への手応えをつかんだ1球でもあった。

右打者へのスライダー、左打者へのフォークもテーマの1つだったが、「軸として投げられるかなと思いました。空振りはとれたんですけれど、だから良しというわけではない。投げ続けて仕上げていくしかない」。滑りやすいとされるWBC使用球にも「いまは自分の中では普通に投げられたり、握れていると思う。変化球を含めてバランス良く投げられた」と強調した。

ともにWBCでも投打の軸として期待される2人だ。佐々木朗は村上の存在について「一緒に戦っていく中で頼りになりますし、たくさん頼っていく気持ちで思いきり投げられるかなと思います」。打席での印象は「すごく大きくて…。すごいなと思いました」と心強い味方となることに感謝した。

16日には沖縄・糸満を離れ、侍ジャパン投手コーチを兼務する吉井理人監督(57)と一緒に合宿地の宮崎入りする予定だ。「本番に向けて、これまで良い準備が出来ている」。17日から始まる合宿前の上々の準備を証明した29球だった。【鎌田直秀】


【圧巻一問一答】ロッテ・佐々木朗希が160キロで村上斬り「しっかりあそこのラインに投げられた」(サンスポ)
3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表のロッテ・佐々木朗希投手(21)が15日、沖縄・糸満キャンプで行われたヤクルトとの練習試合に先発し、2回1安打無失点と圧巻の投球を見せた。一問一答は以下の通り。

−−今季初実戦で2回無失点、5奪三振

「初実戦にしてはバランスよく、変化球も含めて、全体的にまとまりのある中で投げられたかなと思います」

−−変化球も多く投げていた。感覚は

「まだベストではないですけど、去年の強化試合よりもよくなっていますし、これから投げていけばもっとよくなる」

−−石垣島キャンプで念入りに練習してきたスライダーの感触は

「まだ改善しないといけない部分はあるけど、ストライクゾーンに投げたり、空振りを取れたりしたのは、よかった」

−−村上に対し、内角低めにいい直球を投げた(この日最速160キロで空振り三振に)

「たまたまだと思うんですけど、しっかりあそこのラインに投げられてよかった。これもしっかり継続していきたい」

−−変化球をさらにレベルアップするには

「投げ続けていくしかない。たくさん試合で投げていく中で、仕上がっていけばなと思う」

−−滑りやすいといわれるWBC使用球。力の入れ具合は変えているか

「最初は力が入るなどいろいろ違いがあったけど、今は自分の中で普通に投げられている」

−−楽天の松井裕はリリースの瞬間に力が入ると言っていた

「最初はそういう感じがあったけど、今は慣れてきて、そういう感じは減ってきた」

−−WBC使用球への対応は積み重ねが大事

「一番は慣れだと思います」


【ロッテ】山口航輝が場外弾含む2打席連発で佐々木朗希へエール「チームのみんなも応援」(ニッカン)
<練習試合:ロッテ6−4ヤクルト>◇15日◇沖縄・糸満

ロッテが「3番左翼」で先発出場した山口航輝外野手(22)の2打席連続2ランなどでヤクルトに快勝した。

山口は1回裏1死一塁から左中間に先制2点適時本塁打を放った。今季の対外試合チーム初弾に「みんながまだ打っていないのは分かっていたので、最初に打ちたいと思っていた。良かった」と笑顔を見せた。

2打席目は3回裏1死一塁。WBCの侍ジャパン左腕・高橋奎二投手(25)の直球をフルスイングし、中越え場外2ランで約4000人の観衆を驚かせた。「自分が理想としている、力だけでなく下半身を使ってバランス良く打てた。完璧に捉えました。球界を代表するピッチャーから打てたことは、今後の自信につながると思います」。16日のDeNA戦(宜野湾)などの練習試合やシーズンへの手応えにもなった。

2回5奪三振無失点でWBCに向けた上々の投球を披露した佐々木朗希投手(21)へのエール弾でもあった。「素晴らしいピストルのような球を投げていましたし、代表にいっても日本の力になってほしい。チームのみんなも応援している」と期待を寄せた。【鎌田直秀】


マリーンズ にほんブログ村
にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ にほんブログ村 旅行ブログへ
プロ野球・人気blogランキング