マリーンズ 0 - 7 ホークス 4/1(土)14:00 PayPayドーム
ニッカン式スコア



先発 マリーンズ:種市 ホークス:藤井

マリーンズスタメン
1番: 荻野 (右)、2番: 中村奨 (二)、3番: 山口 (左)、4番: ポランコ (指)、5番: 安田 (三)、6番: 井上 (一)、7番: 田村 (捕)、8番: 藤岡 (遊)、9番: 藤原 (中)

ホークススタメン
1番: 周東 (中)、2番: 近藤 (左)、3番: 柳田 (指)、4番: 栗原 (三)、5番: 牧原大 (二)、6番: 中村晃 (一)、7番: 正木 (右)、8番: 今宮 (遊)、9番: 甲斐 (捕)

開幕戦を1点も取れずに落としたマリーンズ。
今日こそ初勝利と行きたいところですが、世の中はそこまで甘くありません。

先発の種市は素晴らしかったです。

1回裏。
周東空振り三振、近藤見逃し三振、柳田空振り三振でチェンジ。
なんと立ち上がりは3者連続三振です。

2回裏。
栗原空振り三振、牧原空振り三振。なんと試合開始から5者連続三振。
ロッテキラー中村晃ツーベースヒット、正木四球、今宮四球で2死満塁。
ピンチでしたが甲斐を空振り三振に仕留めてチェンジ。なんとアウトはすべて三振です。

3回裏。
周東セカンドゴロ、近藤空振り三振、柳田センターフライでチェンジ。

4回裏。
栗原が2試合連続となるホームランを放ち0−1。今日も打たれました。
誰も栗原を止められません。今の栗原は西鉄特急大牟田行きです。
その後牧原ツーベース、正木三振、今宮四球で1死満塁のピンチを招きますが、甲斐三振、周東三振でチェンジ。
種市は結局4回1失点で降板。
何回かピンチを招いたせいか89球と球数が多めだったので、もう少し減らしたいところですね。
ですが4回10奪三振は素晴らしいですストレートもフォークも切れまくり。
次回登板にも期待大です。

試合としてたのしめたのはここまで。
5回以降はマリーンズバッティングセンターがホークス打線を一方的に接待する展開となりました。

5回裏。
2番手廣畑が無死満塁のピンチを招き、牧原にタイムリーヒットを打たれて0−2。
さらにロッテキラー中村晃に犠牲フライを打たれて0−3。

6回裏。
3番手ペルドモが2死1,3塁で栗原にタイムリーヒットを打たれて0−5。

7回裏。
4番手佐々木千隼が1死2,3塁で甲斐にタイムリーヒットを打たれて0−7。
2番手以降のピッチャーがことごとく打たれました。

一方のマリーンズ打線はプロ初先発の藤井の前に完全沈黙。
7回までヒット2本しか打てませんでした。8回以降も当然打てず試合終了。
0−7。わずか3安打しか打てず2試合連続の完封負けとなりました。

ロッテが開幕から2試合連続完封負けを喫したのは1967年以来56年ぶり。当時は東京オリオンズでした。南千住の東京スタジアムを本拠としていた時代ですね。
なお、1967年の東京オリオンズは開幕から3試合完封負けですので、日曜も完封負けすればNPBタイ記録、本拠地開幕戦も完封負けすれば新記録となります。
広島も2試合連続完封負けとお付き合いしてくれていますが、あちらの方が打線の質は上。いつまで付き合ってくれるのかはわかりません。

無安打に終わった山口が試合後ベンチで悔しがっていましたが、それよりも打てそうにないポランコの起用が気になります。

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相手先発の藤井から嘉弥真に代わった8回は、代打攻勢で茶谷が右安、ドラフト2位ルーキー友杉が四球とチャンスはつくった。指揮官も「やることは変わらない。初球から来た球をしっかり捉えられるように日々改善していくだけ。点は入らなかったですけれども、あのように積極的にいってほしい」と期待した。

1安打も8回の好機で併殺に終わった1番荻野は「まずは僕が塁に出ないといけない。もう2試合終わったので、切り替えて明日から始まるくらいの気持ちでいきます」。安田も「積極的なスイングを継続して、野手が頑張って点を取らないといけない」と巻き返しを期した。【鎌田直秀】

▽ロッテ友杉(ドラフト2位ルーキーが代打で四球を選び1軍デビュー)「思っていたより早く出番がきてうれしかった。積極的にいこうと思っていたので3−1からでも手を出せればもっと良かった」

▽ロッテ種市(試合開始から5者連続含む4回89球10奪三振で1失点)「まず最少失点に抑えられたことは良かったです。球数が多くなるのが僕の課題なので、もう少し長いイニングを投げられるように次回は意識して試合に臨みたい」


【ロッテ】種市篤暉、ソフトバンク侍4人全員から三振含む4回10K1失点好投「球数が課題」(ニッカン)
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内容は上々だった。初回からソフトバンク1番周東への空振り三振を皮切りに5者連続三振でスタートした。2回は2死から二塁打と2四球で満塁のピンチを背負ったが、9番甲斐を空振り三振で退けた。4回先頭の4番栗原に2試合連続となり右越えソロ本塁打を喫し、さらに1死満塁としたが、再び連続三振で最少失点。周東、近藤、牧原大、甲斐とWBCで世界一に貢献した侍ジャパンメンバー全員から三振を奪った。

150キロを超える直球、フォークともに、キレ味は19年に8勝を挙げて日本人最多タイ23イニング連続三振を記録した19年の姿に戻っている印象だ。10奪三振をチームの勝利に結び付けるかが、次の先発登板への課題だ。


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