マリーンズ 6 - 5 バファローズ 10/19(木) 18:00 京セラD大阪
ニッカン式スコア
先発 マリーンズ:メルセデス バファローズ:田嶋
マリーンズスタメン
1番: 荻野 (右)、2番: 藤岡 (遊)、3番: 石川慎 (左)、4番: ポランコ (指)、5番: 岡 (中)、6番: 安田 (三)、7番: 茶谷 (一)、8番: 田村 (捕)、9番: 中村奨 (二)
バファローズスタメン
1番: 荻野 (右)、2番: 藤岡 (遊)、3番: 石川慎 (左)、4番: ポランコ (指)、5番: 岡 (中)、6番: 安田 (三)、7番: 茶谷 (一)、8番: 田村 (捕)、9番: 中村奨 (二)
クライマックスシリーズファイナルステージ第2戦。
今日バファローズが勝つと日本シリーズ進出に王手がかかります。
奇しくも今日は10月19日。1988年に逆転優勝をかけた近鉄バファローズとロッテオリオンズが激戦を繰り広げた、伝説の10・19の日です。
近鉄が逆転優勝するためにはこの日のダブルヘッダーに連勝するしかありませんでした。
第1試合は近鉄が勝ったものの、第2試合はロッテお得意の上位いじめが炸裂し、延長の末引き分け。
近鉄はあと一歩で優勝を逃し、西武が優勝を決めたのです。
それから35年。
残念ながら近鉄バファローズはオリックスに吸収合併されて無くなってしまいましたが、バファローズの歴史はまだ続いています。
そして伝説の10・19で近鉄バファローズのピッチャーとして投げていた吉井が、ロッテの監督としてオリックス・バファローズに挑みます。
1回表。
荻野四球、藤岡三振、石川ライト前ヒットで1死2,3塁。
ここでポランコがセカンドゴロ放ち3塁ランナーホームイン。
1−0。マリーンズが1点を先制しました。
1回裏。
中川センターフライ、宗ライト前ヒット、森ライト前ヒットで1死1,2塁。
ここでセデーニョにライトへのタイムリーヒットを打たれて1−1。
さらに杉本にもライトへのタイムリーヒットを打たれて1−2。
紅林ライト前ヒットで1死満塁。
ゴンザレスに犠牲フライを打たれて1−3。2死2,3塁。
福田ショートゴロでチェンジ。
ようやく終わりました。
うーん、メルセデスは今季オリックス戦で2戦2敗7失点と相性が悪いんですよね。
今日はもうダメなんでしょうか。
と思ったらメルセデスが立ち直りました。
2回裏は三者凡退、3回以降もバファローズ打線を抑え、1−3のまま試合が進みました。
6回表。
荻野ショートフライ、藤岡ライトフライ、石川四球、ポランコ四球で2死1,2塁。
簡単に2アウトを取ったはずの田嶋が、急に乱れ始めました。
ここで岡がレフトにタイムリーツーベースヒットを放ち2−3。
さらに2死2,3塁で安田がライトにタイムリーヒットを放ち4−3。
安田は2塁でアウトになりましたが、マリーンズが見事逆転しました。
2連続四球を与えたところで田嶋が降板していたらどうなったでしょうか。
バファローズの投手交代の遅れが幸いしました。
6回裏は西村が抑え、7回裏。
マリーンズのピッチャーは澤田。
2アウトを取るのですが、2死1塁でセデーニョにツーランホームランを打たれて4−5。逆転を許しました。
キャッチャーは高めのボールゾーンに構えていたのですが、ストライクゾーンに入ってしまいましたね。
甘いコースではなかったので、打ったセデーニョがすごいのです。
8回表。
宇田川にあっさり抑えられます。
8回裏。
マリーンズのピッチャーは東條。
1死からゴンザレスにツーベースヒットを打たれますが、福田を三振、代打頓宮をファーストライナーに打ち取りチェンジ。
何とか抑えました。
9回表。
バファローズのピッチャーは山岡。
1点差なのに山岡?
今日のバファローズは山崎颯も平野もベンチに入れていないのです。しかしその余裕が命取りとなりました。
代打角中は四球。代走に和田が登場します。
和田は厳しい警戒をものともせずに2塁に盗塁を決めると、安田が1塁線を破るタイムリーツーベースヒットを放ち5−5。
起死回生の同点打です。
すごいぞ安田!もはやスーパー安田じゃない!
イオンモール安田新都心だ!
なおも無死2塁のチャンス。
代走に小川が出てきました。
茶谷はしっかりと送りバントを決めて1死3塁。
ここで代打山口がセンターに犠牲フライを放ち6−5。
なんとしてもバットに当てるんだという気迫の一振りでした。
マリーンズ、逆転です。
9回裏。
マリーンズのピッチャーは益田。
中川空振り三振、宗レフトフライ、森四球、セデーニョ三振でチェンジ。
今日の益田は気迫が違いました。
見事なリリーフで試合終了。
6−5でマリーンズが逆転勝利です。
アドバンテージを含め、バファローズ2勝、マリーンズ1勝となりました。
先制されてもあきらめず、食らいついていきましたね。
メルセデスも2回以降はよくねばってくれました。
これでマリーンズはCSファイナルステージでの連敗を10で止めました。
2013年の楽天との第2戦に勝って以来、引き分けを挟んで10連敗だったそうで、ファイナルステージ突破は厚い壁なのです。
投手陣の人数不足は否めませんが、謎の勢いに乗って2010年以来の突破となるよう、応援しましょう。
【ロッテ】吉井監督「もう延長になると絶対無理。決めなきゃ」冴えた9回の選手起用/一問一答(ニッカン)
【ロッテ】若き主砲2人が土壇場でドラマ!「スーパー安田」が9回同点二塁打、代打山口がV犠飛(ニッカン)
【オリックス】伝説の10・19で無念V逸「バファローズ」が「ロッテ」と35年ぶり因縁の再戦(ニッカン)
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先発 マリーンズ:メルセデス バファローズ:田嶋
マリーンズスタメン
1番: 荻野 (右)、2番: 藤岡 (遊)、3番: 石川慎 (左)、4番: ポランコ (指)、5番: 岡 (中)、6番: 安田 (三)、7番: 茶谷 (一)、8番: 田村 (捕)、9番: 中村奨 (二)
バファローズスタメン
1番: 荻野 (右)、2番: 藤岡 (遊)、3番: 石川慎 (左)、4番: ポランコ (指)、5番: 岡 (中)、6番: 安田 (三)、7番: 茶谷 (一)、8番: 田村 (捕)、9番: 中村奨 (二)
クライマックスシリーズファイナルステージ第2戦。
今日バファローズが勝つと日本シリーズ進出に王手がかかります。
奇しくも今日は10月19日。1988年に逆転優勝をかけた近鉄バファローズとロッテオリオンズが激戦を繰り広げた、伝説の10・19の日です。
近鉄が逆転優勝するためにはこの日のダブルヘッダーに連勝するしかありませんでした。
第1試合は近鉄が勝ったものの、第2試合はロッテお得意の上位いじめが炸裂し、延長の末引き分け。
近鉄はあと一歩で優勝を逃し、西武が優勝を決めたのです。
それから35年。
残念ながら近鉄バファローズはオリックスに吸収合併されて無くなってしまいましたが、バファローズの歴史はまだ続いています。
そして伝説の10・19で近鉄バファローズのピッチャーとして投げていた吉井が、ロッテの監督としてオリックス・バファローズに挑みます。
1回表。
荻野四球、藤岡三振、石川ライト前ヒットで1死2,3塁。
ここでポランコがセカンドゴロ放ち3塁ランナーホームイン。
1−0。マリーンズが1点を先制しました。
1回裏。
中川センターフライ、宗ライト前ヒット、森ライト前ヒットで1死1,2塁。
ここでセデーニョにライトへのタイムリーヒットを打たれて1−1。
さらに杉本にもライトへのタイムリーヒットを打たれて1−2。
紅林ライト前ヒットで1死満塁。
ゴンザレスに犠牲フライを打たれて1−3。2死2,3塁。
福田ショートゴロでチェンジ。
ようやく終わりました。
うーん、メルセデスは今季オリックス戦で2戦2敗7失点と相性が悪いんですよね。
今日はもうダメなんでしょうか。
と思ったらメルセデスが立ち直りました。
2回裏は三者凡退、3回以降もバファローズ打線を抑え、1−3のまま試合が進みました。
6回表。
荻野ショートフライ、藤岡ライトフライ、石川四球、ポランコ四球で2死1,2塁。
簡単に2アウトを取ったはずの田嶋が、急に乱れ始めました。
ここで岡がレフトにタイムリーツーベースヒットを放ち2−3。
さらに2死2,3塁で安田がライトにタイムリーヒットを放ち4−3。
安田は2塁でアウトになりましたが、マリーンズが見事逆転しました。
2連続四球を与えたところで田嶋が降板していたらどうなったでしょうか。
バファローズの投手交代の遅れが幸いしました。
6回裏は西村が抑え、7回裏。
マリーンズのピッチャーは澤田。
2アウトを取るのですが、2死1塁でセデーニョにツーランホームランを打たれて4−5。逆転を許しました。
キャッチャーは高めのボールゾーンに構えていたのですが、ストライクゾーンに入ってしまいましたね。
甘いコースではなかったので、打ったセデーニョがすごいのです。
8回表。
宇田川にあっさり抑えられます。
8回裏。
マリーンズのピッチャーは東條。
1死からゴンザレスにツーベースヒットを打たれますが、福田を三振、代打頓宮をファーストライナーに打ち取りチェンジ。
何とか抑えました。
9回表。
バファローズのピッチャーは山岡。
1点差なのに山岡?
今日のバファローズは山崎颯も平野もベンチに入れていないのです。しかしその余裕が命取りとなりました。
代打角中は四球。代走に和田が登場します。
和田は厳しい警戒をものともせずに2塁に盗塁を決めると、安田が1塁線を破るタイムリーツーベースヒットを放ち5−5。
起死回生の同点打です。
すごいぞ安田!もはやスーパー安田じゃない!
イオンモール安田新都心だ!
なおも無死2塁のチャンス。
代走に小川が出てきました。
茶谷はしっかりと送りバントを決めて1死3塁。
ここで代打山口がセンターに犠牲フライを放ち6−5。
なんとしてもバットに当てるんだという気迫の一振りでした。
マリーンズ、逆転です。
9回裏。
マリーンズのピッチャーは益田。
中川空振り三振、宗レフトフライ、森四球、セデーニョ三振でチェンジ。
今日の益田は気迫が違いました。
見事なリリーフで試合終了。
6−5でマリーンズが逆転勝利です。
アドバンテージを含め、バファローズ2勝、マリーンズ1勝となりました。
先制されてもあきらめず、食らいついていきましたね。
メルセデスも2回以降はよくねばってくれました。
これでマリーンズはCSファイナルステージでの連敗を10で止めました。
2013年の楽天との第2戦に勝って以来、引き分けを挟んで10連敗だったそうで、ファイナルステージ突破は厚い壁なのです。
投手陣の人数不足は否めませんが、謎の勢いに乗って2010年以来の突破となるよう、応援しましょう。
【ロッテ】吉井監督「もう延長になると絶対無理。決めなきゃ」冴えた9回の選手起用/一問一答(ニッカン)
崖っぷちのロッテが、また試合をひっくり返した。1点を追う9回、安田尚憲内野手(24)の一塁線を破る右翼線適時二塁打で同点に追いつくと、さらに1死三塁で代打・山口航輝外野手(23)が決勝中犠飛。延長戦で3点差を逆転勝利したファーストステージ第3戦同様、土壇場でドラマを作り、対戦成績を1勝2敗(オリックスのアドバンテージ含む)とした。
−安田選手が6回と9回に適時打を放った
「いいところで本当、回ってくるので、そこで結果出してくれて良かったです」
−CSファーストステージを終わった後に声出し役を指名したが、彼にかける思いは?
「特にないんですけども、あの、やっぱ若い子に頑張ってもらいたいんで、今日は良かったです。山口も、いいところで犠牲フライ打ったんで良かったと思っています」
−9回に同点打を放った安田に、延長戦も想定される中で代走を起用
「ウチの今の投手事情を考えると、もう延長になると絶対無理なんで、あそこで決めなきゃっていう感じでしたね」
−9回に和田が二盗成功。シーズン中はあまり盗塁を積極的にサインとして出していなかったが、やっぱり後がないっていうところでの選択?
「あれはでもディスボールの盗塁じゃなくて、グリーンライトなんで。彼が確率よく行けると思ったら行けのサインだったんで。まあ、よく走ってくれました」
−和田はCSでスタメン起用がないが、勝負どころの切り札にしたかった?
「そうですね。あの終盤の和田のスピードっていうのは相手にとって脅威になるんで。スタメンよりも、そういう大事なところで使いたいなっていうふうに考えていました」
−試合全体としてフォアボールを生かして少ないチャンスをものにするなど、全体的に粘りが出てきたと思うが
「CSファーストの最終戦ぐらいから、すごい野手たちが集中力が高くなってきて。たぶんシーズン中でもやろうと思えば出来たと思うんですけれども、そのやり方が彼らは分からなかったのかな。ということで、チームは少し前に進んだんじゃないかなっていうふうに思います」
−リーグ終盤に厳しい戦いを経たことが、そういう結果につながってきている?
「そうですね。でも、これが来年につながらないと意味はないんですけどもね」
−明日はブルペンデー
「みんな、その場面で、自分のピッチングしてくれたら。ピッチャーの方はですね。野手は引き続き高い集中力で積極的にハッスルプレーしてほしいと思っています」
−10月19日は88年にロッテとバファローズで伝説のダブルヘッダーを戦った日。今日も熱戦だったが、何か思うところは?
「いやぁ特にないです。もう自分にとっては…まあ、あの頃はこれ以上の興奮ないなと思ったんですけども、今となれば、もう若気の至りで、もっと真面目にやれば良かったなっていうふうに、そういう反省でしかないんで。特に、特別な日っていう思いはないです」
−今の選手たちが、そういう試合をしてくれたほうがという、監督としても思うものがある
「そうですね。日本の、このシステム上、CSっていうのが、アメリカのポストシーズン、プレーオフのような重みが、あんまり感じられないんですけども、でも実はすごく大事な…。ここでプレーするために春から頑張っているっていうところがあるんでね。そういうのを、みんな本当分かった上で、しかもそういう重みを感じながらプレーしてくれたらいいなっていうふうに。当時の自分はもう本当若かったんで、日本シリーズも、もうおまけみたいなつもりで投げて3連勝、4連敗したんですけども。そういうことにならないように。また今度いつ来るか分からないチャンスなんで、こういうのはね。楽しんでプレーしてほしいなと思います」
【ロッテ】若き主砲2人が土壇場でドラマ!「スーパー安田」が9回同点二塁打、代打山口がV犠飛(ニッカン)
ロッテが崖っぷちから、また試合をひっくり返した。パ・リーグCSファイナルステージ第2戦は、1点を追う9回、安田尚憲内野手(24)の右翼線適時二塁打で同点に追いつくと、さらに1死三塁で代打・山口航輝外野手(23)が決勝中犠飛。延長戦で3点差を逆転サヨナラ勝ちしたファーストステージ第3戦同様、土壇場でドラマを作り、対戦成績を1勝2敗(オリックスのアドバンテージ含む)とした。
◇ ◇ ◇
ファーストステージ突破を決めるサヨナラ打を放った“スーパー安田”が、再び難敵に一撃を見舞った。4−5で迎えたロッテのラストバトル。9回無死二塁。ファウルで6球。ボール球にも手を出さない。オリックス山岡の10球目。決め球の縦スライダーを力強く捉えた。打球は一塁ベースに当たって大きく跳ね、右翼線へ。「最後まで粘って粘って勝ち抜けた試合。良いところで打てて良かった」。喜び以上に、戦い続ける鋭い表情のままだった。
二走・和田の本塁生還を見届けると、力強くガッツポーズ。小川を代走に送られ、お役御免。「チーム一丸で、こういう試合が出来ることを自信に。まだリードされている立場は変わらない。明日勝って五分に」。ベンチに戻り、仲間の手荒い祝福を浴びた。
茶谷の犠打で1死三塁。スタメンを外れ、用意周到に剣を磨いていた山口が登場だ。今季は30本塁打を目標に掲げたが、14発。「シーズンはしょうもない成績」と強い責任感から悩みに悩み中。追い込まれてもスライダーに食らい付き決勝の中犠飛。「自分のやるべきことは出来た」と安堵(あんど)した。
ロッテの未来も担う2人。期待に応えようと必死にもがいた努力が結実した。安田は10月に入り、福浦ヘッド兼打撃コーチの助言で腕と体にゴムチューブを巻いて打撃練習。“スーパー安田”養成ギプスだ。「上半身の力を抜いて振れるようになった」と手応えを得つつある。山口も村田打撃コーチから「遊び心で」と助言を受け、この日はフリー打撃の1セット5スイング中、最初の4スイングは脱力で振り、体も心も力みを消した。
山口は「若手がしっかり勢いつけていかないと。厳しい戦いは乗り越えてきたと思うので、そういう力はロッテのほうがあるんじゃないかと思う。ずっと1つになって戦っている」。若き主砲2人が、オリックスにまだまだ食らい付く。【鎌田直秀】
▼ロッテがシーソーゲームを制した。リードを奪った回数はロッテが3度、オリックスが2度。逆転劇が4度ある形勢5転(先制を1転とする)の試合はプレーオフ、CSで史上初。日本シリーズでも形勢5転以上は92年ヤクルトが対西武<6>戦で逆転5度の形勢6転試合に勝った1度だけだ。
▼ロッテがアドバンテージの1敗を含め1勝2敗とした。日本シリーズ出場をかけたプレーオフ、CSで、0勝2敗(81年ロッテの●△●を含む)の劣勢から1勝したのは、17年DeNA(対広島)以来10度目。過去9度のうち、17年DeNAだけが突破している。05年ソフトバンク、08年日本ハム、11年ヤクルト、14年日本ハム、17年DeNAは2勝2敗のタイに持ち込んだが、ロッテはどうか。
▽ロッテ村田打撃コーチ(2安打3打点と大活躍の安田に)「そのまま続けていってほしいし、来年は開幕戦から“よろしく”って言っている」
▽ロッテ益田(1点差の9回を締め)「いつも通り先頭だけをしっかり取っていこうと思ったので、初球から良い球を投げられた。ソフトバンク戦の逆転から勢いがついてきている」
▽ロッテ岡(6回2死一、二塁、左前への当たりで二塁打にした走塁について)「(送球が)二塁直送だったら戻る、中継だったらそのまま行くというイメージだった。(判断は)弾む球場なのでワンバウンドしてヒットになった瞬間です」
【オリックス】伝説の10・19で無念V逸「バファローズ」が「ロッテ」と35年ぶり因縁の再戦(ニッカン)
伝説の10・19に「バファローズ」と「ロッテ」が再戦する。この日にこのチーム名の両球団が対戦するのは1988年(昭63)以来、35年ぶりだ。
この年の近鉄バファローズはシーズン最終日の10月19日を2位で迎えた。首位西武とのゲーム差は0・5。逆転優勝は、川崎でのロッテ戦ダブルヘッダー連勝のみという厳しい条件だった。
第1試合は3−3の同点で迎えた9回、既に引退を決めていた代打の梨田昌孝が決勝タイムリーを放ち4−3で辛勝。優勝へ夢をつないだ。
第2試合は8回表にブライアントが勝ち越しソロを放ち、Vへ大きく前進。ところが救援の阿波野秀幸が8回裏、高沢秀昭に同点ソロを浴び、試合は振り出しに戻った。
9回裏ロッテの攻撃で、阿波野の二塁へのけん制でのタッチプレーを巡り、ロッテ有藤監督が9分間の猛抗議。当時は試合時間が4時間を過ぎると新しいイニングに入らない規定があったため、これが遠因となり試合は延長10回4−4の引き分け。近鉄は目前にしていた逆転優勝を逃した。
試合を中継していたテレビ朝日は、報道番組「ニュースステーション」の枠内でも急きょ放送を続けるなど、異例の対応を取った。当時のパ・リーグの中継では異例の視聴率38・6%を記録。「昭和プロ野球最後の名勝負」として、ファンに語り継がれている。
近鉄は04年限りでオリックス・ブルーウェーブと合併し消滅したが、新球団「オリックス・バファローズ」としてその名を残す。一方のロッテは92年に千葉へ移転し、愛称を「マリーンズ」と改めて現在に至る。
平成を経て令和となり、日本シリーズ出場を懸けてのリターンマッチだ。バファローズが昭和の敵討ちを遂げ、王手をかけるか。あるいはロッテが返り討ちを果たし、1勝をあげるのか。【記録室=高野勲】(22年3月のテレビ東京系「なんでもクイズスタジアム プロ野球王決定戦」準優勝)
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