佐賀県に新たな球団が誕生しました。
球団名は「佐賀インドネシアドリームズ」です。
野球独立リーグのヤマエグループ九州アジアリーグに2024年から準加盟し、なんとインドネシア人選手が主体となるそうです。
インドネシア人主体の野球チーム「佐賀インドネシアドリームズ」始動…独立リーグに準加盟(読売)
野球独立リーグのヤマエグループ九州アジアリーグに来季から準加盟するインドネシア人主体の新球団が、佐賀県武雄市と同県嬉野市をホームタウンとして始動することになった。球団名は「佐賀インドネシアドリームズ」。選手たちは日本で力を試そうと意気込んでおり、両市の関係者は活躍を期待している。(江崎宰)
球団は今年4月に設立。現在、インドネシア14人、フィリピン4人、パキスタンとスリランカ各2人の計22選手(19〜38歳)が所属している。監督には、福岡県久留米市出身で、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの元投手、香月 良仁りょうじ さん(39)が就任している。
手を合わせる小松市長(左)や香月監督(左から2人目)ら
2日に武雄市で行われた記者会見で、球団幹部は、ホームタウンを選んだ決め手として、ゼネラルマネジャーの山下翔一さん(39)が佐賀出身であることや、インドネシア人らが好きな食事や陶器、温泉、茶などが豊富なことなどを挙げた。
香月監督は「勝利を目指しながらも、育成を主にして野球を盛り上げていきたい」などと強調。オンラインで参加したラマダハン・リスキー主将(37)は「厳しい練習をしてきた。その成果を日本で試したい。非常にワクワクしている」と力強く語った。
ヤマエグループ九州アジアリーグは現在、計4チームで構成している。来シーズンは3〜9月開催の予定。新球団の試合は他球団より少ない24試合ほどで、武雄、嬉野両市の球場ではその半分程度が見込まれている。
選手たちは来年2月から武雄市に住み、地域のイベントへの参加なども予定しており、同市の小松政市長は「市民に愛される球団を目指して我々も頑張って取り組んでいきたい」と話している。
佐賀に異色のプロ野球“新球団”が登場、野球の盛んでない国で編成しインドネシア人キャプテンは「成果を見せる、ワクワクしている」(RKB)
このチームの母体は2023年にインドネシアで活動を開始した「アジアゴールデンラークス」です。
プロ野球チームを名乗っていますが、インドネシア国内にはプロリーグが無いため、日本の独立リーグへの参入を目指していました。
インドネシア初プロ野球チーム『アジア ゴールデン ラークス』とは(ジョグジャラン)
東南・西アジア選手らによる新球団が九州アジアリーグ参入へ 佐賀拠点にアジア野球底上げ狙う(ニッカン)
資金面など様々な課題があるでしょうけど、東南アジア諸国に野球人気の拡大を図る考えは面白いです。
今やyoutubeなどで各国の野球リーグの試合を視聴できる時代になりましたから、自国の選手が活躍すれば、中継を見ようと思うインドネシア人も増えるはずです。
九州アジアリーグには元ロッテの西岡剛が監督を務める北九州下関フェニックスも所属していますから、元ロッテ同士の対決も見られそうです。
野球のすそ野拡大へ、どんな役割を果たしていくのか。
新球団に期待しましょう。
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球団名は「佐賀インドネシアドリームズ」です。
野球独立リーグのヤマエグループ九州アジアリーグに2024年から準加盟し、なんとインドネシア人選手が主体となるそうです。
インドネシア人主体の野球チーム「佐賀インドネシアドリームズ」始動…独立リーグに準加盟(読売)
野球独立リーグのヤマエグループ九州アジアリーグに来季から準加盟するインドネシア人主体の新球団が、佐賀県武雄市と同県嬉野市をホームタウンとして始動することになった。球団名は「佐賀インドネシアドリームズ」。選手たちは日本で力を試そうと意気込んでおり、両市の関係者は活躍を期待している。(江崎宰)
球団は今年4月に設立。現在、インドネシア14人、フィリピン4人、パキスタンとスリランカ各2人の計22選手(19〜38歳)が所属している。監督には、福岡県久留米市出身で、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの元投手、香月 良仁りょうじ さん(39)が就任している。
手を合わせる小松市長(左)や香月監督(左から2人目)ら
2日に武雄市で行われた記者会見で、球団幹部は、ホームタウンを選んだ決め手として、ゼネラルマネジャーの山下翔一さん(39)が佐賀出身であることや、インドネシア人らが好きな食事や陶器、温泉、茶などが豊富なことなどを挙げた。
香月監督は「勝利を目指しながらも、育成を主にして野球を盛り上げていきたい」などと強調。オンラインで参加したラマダハン・リスキー主将(37)は「厳しい練習をしてきた。その成果を日本で試したい。非常にワクワクしている」と力強く語った。
ヤマエグループ九州アジアリーグは現在、計4チームで構成している。来シーズンは3〜9月開催の予定。新球団の試合は他球団より少ない24試合ほどで、武雄、嬉野両市の球場ではその半分程度が見込まれている。
選手たちは来年2月から武雄市に住み、地域のイベントへの参加なども予定しており、同市の小松政市長は「市民に愛される球団を目指して我々も頑張って取り組んでいきたい」と話している。
佐賀に異色のプロ野球“新球団”が登場、野球の盛んでない国で編成しインドネシア人キャプテンは「成果を見せる、ワクワクしている」(RKB)
佐賀県を本拠地とする新たなプロ野球チームが来シーズンから活動を開始します。インドネシアなどアジア出身選手が中心の異色のチームで九州アジアリーグに参戦します。
佐賀県武雄市と嬉野市を本拠地として来シーズンから活動を開始するのはプロ野球チーム「佐賀インドネシアドリームズ」です。新たなチームは、インドネシアやフィリピン、パキスタンなど野球が盛んではない国々の代表選手たちを中心に日本人選手を加えた30人で編成されます。来シーズンから九州アジアリーグに準加盟し2025年のシーズンから本加盟をすることを目指しています。
2日に開かれた会見で、インドネシア人のキャプテン・ラマダハン・リスキー選手が新チームでの意気込みを語りました。
ラマダハン・リスキー選手「4月から厳しい練習をやってきました、その成果を見せたい、非常にワクワクしています」
「佐賀インドネシアドリームズ」と武雄市・嬉野市とのホームタウン協定の調印式も開かれ武雄市の小松市長が新チームへの期待を示しました。
武雄市・小松政市長「ホームタウンとして市民に愛される球団を目指して頑張っていきたい。インドネシア、東南アジアとのインバウンドや交流がさらに深まることを期待している」
チームのメンバーは、現在、インドネシアで練習を行っていて、来年2月の来日後は武雄市のマンションで生活するということです。アジア各国から来日する選手たちは、野球に専念できる報酬と環境が用意される予定でホームタウンの魅力を発信する活動にも積極的に参加するということです。
このチームの母体は2023年にインドネシアで活動を開始した「アジアゴールデンラークス」です。
プロ野球チームを名乗っていますが、インドネシア国内にはプロリーグが無いため、日本の独立リーグへの参入を目指していました。
インドネシア初プロ野球チーム『アジア ゴールデン ラークス』とは(ジョグジャラン)
東南・西アジア選手らによる新球団が九州アジアリーグ参入へ 佐賀拠点にアジア野球底上げ狙う(ニッカン)
東南・西アジアの選手たちによる新球団が独立リーグの九州アジアリーグ参入を目指す。インドネシアやスリランカで代表監督を歴任した野中寿人氏(61)らが21日、熊本市内で会見。佐賀を本拠地に、24年シーズンからの参入を目指すことを表明した。20日に加盟申請済み。
インドネシア代表14人を主体に、スリランカ、フィリピン、パキスタンの代表選手と合わせ計24人。チーム名、監督は未定。今季はインドネシアで強化練習を重ねる。現在はNEOアジアプロ野球機構代表理事を務める野中氏は「5年後、10年後、アジアで4番目の中国を打ち破る国が出てこないと」と、アジアにおける野球の底上げにつなげたい考えを示した。
○…新球団の副代表は元ロッテ投手の香月良仁氏が務める。代表の福原佑二氏とは社会人野球・熊本ゴールデンラークスの第1期同期生。現在は熊本でスポーツ振興や町おこし事業を手がける。もう1人の球団取締役の山下翔一氏は株式会社ペライチの創業者。地方盛り上げ事業やアスリートのセカンドキャリア支援にも取り組んできた。佐賀出身で、地元球団誕生へ向けペライチを退職。転身した。
◆野中寿人(のなか・かずと)1961年(昭36)6月6日生まれ。東京・大田区出身。日大三の捕手として79年夏の甲子園出場。日大卒業後、フィリピン、サイパンなどで働き、01年インドネシア・バリ島移住。04年から子どもたちに野球を教え、06年バリ州代表監督。07年以降インドネシア代表監督を2度務める。09年アジアカップ優勝。18年には日イ友好親善の功績などに対し、インドネシアの日本大使館から表彰される。19年にはスリランカ代表監督を務め、西アジアカップ優勝。
資金面など様々な課題があるでしょうけど、東南アジア諸国に野球人気の拡大を図る考えは面白いです。
今やyoutubeなどで各国の野球リーグの試合を視聴できる時代になりましたから、自国の選手が活躍すれば、中継を見ようと思うインドネシア人も増えるはずです。
九州アジアリーグには元ロッテの西岡剛が監督を務める北九州下関フェニックスも所属していますから、元ロッテ同士の対決も見られそうです。
野球のすそ野拡大へ、どんな役割を果たしていくのか。
新球団に期待しましょう。
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