12月8日に2回目となる現役ドラフトが行われ、埼玉西武ライオンズの愛斗がマリーンズに入団することとなりました。
また、佐々木千隼がDeNAベイスターズに移籍することとなりました。
【現役ドラフト】阪神はオリックス漆原大晟、日本ハムはソフトバンク水谷瞬を指名/一覧(ニッカン)
【現役ドラフト】ロッテからDeNA移籍の佐々木千隼「自分にとってはプラス」新天地で活躍誓う(ニッカン)
【現役ドラフト】西武愛斗はロッテへ「新たに頑張ろうという気持ち」渡辺GM「まだまだ伸びる」(ニッカン)
【こんな人】現役ドラフトでロッテ移籍の西武愛斗 群抜く右翼守備と誰かのために動ける青年(ニッカン)
佐々木千隼は2016年ドラフト1位。都立高校出身ということで注目されました。
ルーキーイヤーの2017年こそ15試合に登板しましたが、2018年に肘の手術を受けてから出番が減ってしまいました。
2021年は中継ぎとして突如開花し54試合に登板して防御率1.26。2年連続の2位に大きく貢献しました。
しかし2022年はコンディション不良で防御率6.39、2023年はわずか2試合の1軍登板で終わってしまいました。
佐々木千隼の不調はメンタル的なものかもしれませんので、環境を変えれば復活できる可能性はあります。新天地での活躍を祈りましょう。
一方西武から入団した愛斗は期待大。なんといってもライトの守備は一級品ですし、打撃もパンチ力があります。
2023年は通算打率.214ながら、ZOZOマリンスタジアムでは打率.385と打ちまくりました。
2022年以前は数字上ロッテ戦でとりわけ打ったわけではないものの、どうも愛斗には苦手意識がありますね。
ロッテのファンの意識の深層に刷り込まれたロッテキラーです。
そのロッテと対戦できない2024年はどうなるかわかりませんが、守備固めや代打で使える選手は貴重ですよ。期待しましょう。
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また、佐々木千隼がDeNAベイスターズに移籍することとなりました。
【現役ドラフト】阪神はオリックス漆原大晟、日本ハムはソフトバンク水谷瞬を指名/一覧(ニッカン)
NPBは8日、この日行われた現役ドラフトの結果を発表した。
各球団の指名は次の通り。括弧内は現所属球団。
【第1巡目】
阪神:漆原大晟投手(オリックス)
広島:内間拓馬投手(楽天)
DeNA:佐々木千隼投手(ロッテ)
巨人:馬場皐輔投手(阪神)
ヤクルト:北村拓己内野手(巨人)
中日:梅野雄吾投手(ヤクルト)
オリックス:鈴木博志投手(中日)
ロッテ:愛斗外野手(西武)
ソフトバンク:長谷川威展投手(日本ハム)
楽天:桜井周斗投手(DeNA)
西武:中村祐太投手(広島)
日本ハム:水谷瞬外野手(ソフトバンク)
【第2巡目】
行われなかった。
出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化するための制度で、昨年から導入された。会議はオンラインによる非公開で実施された。
【現役ドラフト】ロッテからDeNA移籍の佐々木千隼「自分にとってはプラス」新天地で活躍誓う(ニッカン)
DeNAはロッテから佐々木千隼投手を現役ドラフトで獲得した。
16年ドラフトではドラフト1位で中日に入団した柳を外し、外れ1位で指名。ロッテ、巨人、日本ハム、広島との5球団競合の末にロッテに入団した。今季は2試合の登板に終わったが、21年には54試合に登板し、防御率1・26。通算では106試合に登板し、16勝12敗1セーブをマークする。ロッテ球団を通じ「ロッテを離れるのはとても寂しいです。ただ、自分にとってはプラスのことですので、新天地で精いっぱい頑張りたいと思います」とコメントした。
【現役ドラフト】西武愛斗はロッテへ「新たに頑張ろうという気持ち」渡辺GM「まだまだ伸びる」(ニッカン)
現役ドラフトが8日、非公開で行われ、西武愛斗外野手(26)のロッテへの移籍が決まった。また、広島から中村祐太投手(28)が入団することも発表された。
愛斗は花咲徳栄(埼玉)から15年ドラフト4位で入団。今季は73試合で打率2割1分4厘、4本塁打、15打点だった。球団を通じて「またイチから新たに頑張ろうという気持ちです。ライオンズには8年いましたが、後輩と過ごした時間は一番の思い出です。信頼を得ていくところからスタートになるので、1年目という気持ちで、自分のできることをやっていきたいと思います。8年間応援ありがとうございました」とコメントした。
渡辺久信GM(58)は「愛斗は8年間貴重な戦力としてすごくチームに貢献してくれて感謝しています。ここ数年はチャンスが少なかったのですが、環境を変えることで彼の野球人生はまだまだ伸びると思っています。ロッテに行っても頑張って欲しいです」と新天地での活躍を願った。
【こんな人】現役ドラフトでロッテ移籍の西武愛斗 群抜く右翼守備と誰かのために動ける青年(ニッカン)
<こんな人>
現役ドラフトが8日、行われた。西武の愛斗外野手(26)はロッテへの移籍が決まった。
プロ8年目は開幕戦で本塁打を放った。春先は1番打者としてチームを引っ張ったものの、調子を落としたこともあり6月以降は出場機会が減っていった。
得意とする右翼守備では「投手の人生を背負って守ってるって気持ちを1球も忘れずにやりたい」と一瞬たりとも気を抜かず、集中力を研ぎ澄ます。打球をこぼさないよう、重めのグラブを徹底して仕込む。
時に野性的なチカラの魅力は、仲間も知っている。“源田たまらん”でおなじみの名手、源田壮亮内野手(30)も認める。
「うまいです。反応がいいし、投手が納得するっすよね。あいつが届かなくてポテンになっても、最後まで全力でボールを追うし、みんなが納得する」
あいつのために、あの人のために−。相手から自分への思いを意気に感じ、強い力に変えられる青年だ。8年前の“初めてのドラフト”の時もそうだった。
大阪出身で花咲徳栄(埼玉)の門をくぐった。「僕は岩井先生に作り上げられました」というほど今でも感謝を欠かさない。
ドラフト会議の日、野球部寮の監督室で1人、テレビを見た。西武4位指名。後輩への練習指導を切り上げてきてくれた恩師が男泣きする姿に「それだけ命かけて育ててくれたんだなって。よっしゃやってやるぞ!!って思いましたね」とたかぶったという。
普段はもの静かで、ベンチで声を張り上げるようなタイプではない。職人気質ながら中は熱く、強い。恩師の岩井監督も「あんなハングリーなやつ、今どきはなかなかいない」とたたえる。今季も「愛斗じゃないと追いつけない」と周囲から言われた後方への大飛球に追いついたものの、最後にグラブからこぼれ、グラブを地面にたたきつけた。強烈なプロ意識ゆえわずかな乱れが悔しい。
新天地でもきっと、最初からぐいぐいと輪に入り込んでいくタイプではない。ゆっくり、じっくり。熱くひたむきに仲間を支えようとする姿には必ず、信頼が集まっていく。新天地のZOZOマリンはもともと、本塁打や好プレーを見せてきた球場。愛斗が旅立つ。【金子真仁】
佐々木千隼は2016年ドラフト1位。都立高校出身ということで注目されました。
ルーキーイヤーの2017年こそ15試合に登板しましたが、2018年に肘の手術を受けてから出番が減ってしまいました。
2021年は中継ぎとして突如開花し54試合に登板して防御率1.26。2年連続の2位に大きく貢献しました。
しかし2022年はコンディション不良で防御率6.39、2023年はわずか2試合の1軍登板で終わってしまいました。
佐々木千隼の不調はメンタル的なものかもしれませんので、環境を変えれば復活できる可能性はあります。新天地での活躍を祈りましょう。
一方西武から入団した愛斗は期待大。なんといってもライトの守備は一級品ですし、打撃もパンチ力があります。
2023年は通算打率.214ながら、ZOZOマリンスタジアムでは打率.385と打ちまくりました。
2022年以前は数字上ロッテ戦でとりわけ打ったわけではないものの、どうも愛斗には苦手意識がありますね。
ロッテのファンの意識の深層に刷り込まれたロッテキラーです。
そのロッテと対戦できない2024年はどうなるかわかりませんが、守備固めや代打で使える選手は貴重ですよ。期待しましょう。
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